レビュー
雪国では当たり前ですが…

冬タイヤを履いたなら、「雪用ワイパー」の備えもお忘れなく!

雪上ドライブが大好きな自動車ライター、マリオ高野です。

今回は「雪用ワイパー」の重要性について紹介します。

こちらが雪用ワイパー

こちらが雪用ワイパー

普通のワイパーでは雪がフロントガラス上で凍ってしまう

積雪に備えて雪用のスタッドレスタイヤを装着したならば、同時に忘れずワイパーも「雪用」に交換しましょう。普通のワイパーのまま極寒の豪雪エリアをドライブすると、フロントガラス面に氷が張るなどして視界が悪くなり、大変危険な状況に陥ります。

普通のワイパーは氷点下を下回るとゴムパーツ部分が固くなり、払拭性能が大幅にダウン。払拭性能が低下すると、ガラス面に水分が残りやすくなるので、やがて氷になって視界を遮ります。

氷点下数℃の積雪の中、普通のワイパーで走り続けると、やがてフロントガラスに氷が張ります。車内の暖房を全開にし、エアコンの風向きをフロントガラス側にしても、走り続けていると氷は溶けない場合が多く、大変危険です

氷点下数℃の積雪の中、普通のワイパーで走り続けると、やがてフロントガラスに氷が張ります。車内の暖房を全開にし、エアコンの風向きをフロントガラス側にしても、走り続けていると氷は溶けない場合が多く、大変危険です

走行中、もしフロントガラスに氷が張ったら、速やかに安全な場所で停車してガラス面の氷を排除してください。停車して車内を暖めればおおむね溶けますが、再び走り出すとすぐにまた凍るので、雪用ワイパーが必要なのです

走行中、もしフロントガラスに氷が張ったら、速やかに安全な場所で停車してガラス面の氷を排除してください。停車して車内を暖めればおおむね溶けますが、再び走り出すとすぐにまた凍るので、雪用ワイパーが必要なのです

低温に強いゴムを使用

さらに、普通のワイパーでは、ワイパーのゴムパーツやフロントガラス面が傷みやすくなるという問題もあります。関東や関西以西の降雪量の少ない都市部でたまに降る程度の雪ならいざ知らず、氷点下の気温が長時間続く状況では、普通のワイパーのゴムはカチカチになってしまうので、真冬に北国をドライブするなら、ワイパーは必ず雪用に交換しましょう。

今回試した雪用ワイパーは、「PIAA ワイパー ブレード 雪用 650mm シリコートスノー 特殊シリコンゴム 1本入 呼番82 WSC65W」

大手カー用品ブランドの「PIAA」は、昔から「クルマの視界を確保する」ための製品を数多く販売。モータースポーツシーンでも絶大な信頼と実績を重ねています。

今回試したPIAAの雪用ワイパーは、ガラス面を払拭(ふっしょく)するだけでなく、払拭するたびにガラス面に撥水コーティングを施し、雪や氷をつきにくく、凍りにくくする機能も備えています。
(約30分の使用で、フロントガラスに特殊な被膜が付くようです)

「PIAAブランドオリジナルのハイパフォーマンスデザイン」ということで、ビジュアル面の向上効果も得られます

「PIAAブランドオリジナルのハイパフォーマンスデザイン」ということで、ビジュアル面の向上効果も得られます

フレームは錆びにくい高純度ステンレス製。替えゴムのみの交換も可能です

フレームは錆びにくい高純度ステンレス製。替えゴムのみの交換も可能です

低温下での払拭性能が極めて高い

独自の特殊シリコンゴムにより、極寒の低温化でもゴムは柔軟性を保ち、ガラス面にフィット。低温化での払拭性能が極めて高いことを実感しました。

交換の手順は一般的なワイパーと同じなので、誰にでも簡単に作業可能。購入する際は愛車との適合を間違えないようご注意ください。

交換作業は、かなりの不器用さんでも問題なく行えるでしょう。サイズ間違いだけはくれぐれもご注意

交換作業は、かなりの不器用さんでも問題なく行えるでしょう。サイズ間違いだけはくれぐれもご注意

低温環境下で比べると、普通のワイパー(上)との違いは誰の目にも明らか。手触りひとつとっても、雪用ワイパーのほうがはるかにしなやかです

低温環境下で比べると、普通のワイパー(上)との違いは誰の目にも明らか。手触りひとつとっても、雪用ワイパーのほうがはるかにしなやかです

極寒の積雪路では、より一層クリアな視界を確保することが重要なので、北国ドライブに雪用ワイパーは欠かせません。
北海道や東北、甲信越エリアにお住いの皆さまにとっては常識のことながら、それ以外のエリアで暮らしていると、「ワイパーぐらいノーマルでも大丈夫だろう」などと思ってしまいがち。極寒エリアでのドライブを甘くみてはいけません。タイヤをスタッドレスタイヤに履き替えたら、ワイパーも同時に交換することを忘れないようにしましょう。

備えあれば憂いなし。降雪地帯をドライブする際は、雪用ワイパーの準備をお忘れなく!

備えあれば憂いなし。降雪地帯をドライブする際は、雪用ワイパーの準備をお忘れなく!

マリオ高野

マリオ高野

1973年大阪生まれの自動車ライター。免許取得後に偶然買ったスバル車によりクルマの楽しさに目覚め、新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、自動車工場での期間工、自動車雑誌の編集部員などを経てフリーライターに。2台の愛車はいずれもスバル・インプレッサのMT車。

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