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シンプルなスクエア型にエクステリアを一新!

ホンダ 新型「ステップワゴン」エクステリアを初公開!発売は2022年5月!?

ホンダのミドルサイズミニバン「ステップワゴン」が、2022年春にフルモデルチェンジされる。

ホンダ「ステップワゴン」が、2022年春に6代目へとフルモデルチェンジされる。新型ステップワゴンは、2代目のようにスクエアなエクステリアデザインが採用されており、視界の向上によって運転のしやすさや開放感がアップしているほか、シートアレンジ機能の追加や3列目シートにおける座り心地の改善などが図られている

ホンダ「ステップワゴン」が、2022年春に6代目へとフルモデルチェンジされる。新型ステップワゴンは、2代目のようにスクエアなエクステリアデザインが採用されており、視界の向上によって運転のしやすさや開放感がアップしているほか、シートアレンジ機能の追加や3列目シートにおける座り心地の改善などが図られている。画像は、左が「Air(エアー)」で右が「SPADA(スパーダ)」

ステップワゴンの製品画像
ホンダ
4.35
(レビュー328人・クチコミ25339件)
新車価格:271〜444万円 (中古車:3〜363万円
ステップワゴン スパーダの製品画像
ホンダ
4.62
(レビュー474人・クチコミ22874件)
新車価格:292〜364万円 (中古車:9〜1141万円

ホンダは、2021年12月10日に新型ステップワゴンのティザーサイトを公開し、外観のシルエットや内装の一部などを掲載した。そして、2022年1月7日には内外装デザインの全貌を初公開するとともに、新型モデルにおける特徴などを明らかにした。

当記事では、公開された新型ステップワゴンの情報に加えて、実車に触れた印象や独自調査による今後の発売スケジュール、装備内容などまだ公開されていない情報などもあわせてお伝えしよう。

まず、新型ステップワゴンの今後の発売スケジュールについてだが、販売店では以下のように説明している。「2022年2月から予約受注を開始して、納車などをともなう発売は5月になる予定だ。販売店で試乗が可能になるのも5月以降になる。2022年1月13日にトヨタの新型『ヴォクシー』『ノア』が登場するので、ティザーキャンペーンや内外装などのデザインを前倒しで公開した」。

新型「ステップワゴン Air(エアー)」のフロントエクステリア

新型「ステップワゴン Air(エアー)」のフロントエクステリア

新型「ステップワゴン Air(エアー)」のリアエクステリア

新型「ステップワゴン Air(エアー)」のリアエクステリア

新型「ステップワゴン SPADA(スパーダ)」のフロントエクステリア

新型「ステップワゴン SPADA(スパーダ)」のフロントエクステリア

新型「ステップワゴン SPADA(スパーダ)」のリアエクステリア

新型「ステップワゴン SPADA(スパーダ)」のリアエクステリア

新型ステップワゴンのボディサイズは、記事掲載時点ではカタログスペックが明らかにされていないため正式には不明なものの、独自に調べた限りではプラットフォームは先代と共通で、ホイールベースの値も2,890mmで等しいという。そうなると、ボディサイズの数値は先代と同程度になると思われるが、新型の全長は先代の「ステップワゴンスパーダ」の4,760mmに近くなるとのこと。また、全幅は1,750mm前後へと拡大される模様だ。新型「ヴォクシー」「ノア」の全幅は1,730mmなので、新型ステップワゴンのほうが若干ワイドになる。また、先代ステップワゴンの標準ボディは5ナンバー車(エアロボディは3ナンバー車)だったのだが、新型では全グレードが3ナンバー車になる。

新型「ステップワゴン Air」のサイドイメージ

新型「ステップワゴン Air」のサイドイメージ

新型ステップワゴンのボディスタイルは、先代に比べてシンプルなフォルムが採用されており、ベルトラインが引き上げられることによってボディの分厚さが強調されるとともに、水平基調が強められている。

新型「ステップワゴン」のインテリア。サイドウィンドウの下端から、前方のフロントウィンドウへ向かって直線的なデザインが施されるなどによって、視界を向上させている

新型「ステップワゴン」のインテリア。サイドウィンドウの下端から、前方のフロントウィンドウへ向かって直線的なデザインが施されるなどによって、視界を向上させている

新型「ステップワゴン」のAピラーは先代よりも70mm後退しているほか、三角窓の下側が広げられ、装飾物が取り払われることなどによってななめ前方の視界を向上させている

新型「ステップワゴン」のAピラーは先代よりも70mm後退しているほか、三角窓の下側が広げられ、装飾物が取り払われることなどによってななめ前方の視界を向上させている

新型ステップワゴンにおける特徴のひとつが、視界のよさだ。フロントピラーとフロントウィンドウは、運転席から見て手前に70mm引き寄せられることによって、ななめ前方の視界が見やすくなっている。さらに、インパネ上面は凹凸の少ない平らな形状になったので、先代に比べて正面の視界も良好だ。また、ミニバンではめずらしく運転席に座るとボンネットが視野に入るので、ボディの先端や車幅などもわかりやすい。ただし、外観の存在感を強めるためにサイドウィンドウの下端が最大で約50mm持ち上げられているので、側方視界についてはやや削がれている。

グレード構成は、従来の標準ボディに相当する「Air(エアー)」、外観が精悍な「SPADA(スパーダ)」、最上級の「SPADA Premium Line(スパーダ・プレミアムライン)」という3種類がラインアップされる。

新型「ステップワゴン Air」のフロントフェイス

新型「ステップワゴン Air」のフロントフェイス

新型「ステップワゴン SPADA」のフロントフェイス

新型「ステップワゴン SPADA」のフロントフェイス

フロントマスクは、エアーについては安心感や自由な雰囲気が重視されており、穏やかな表情のデザインに仕上げられている。いっぽう、スパーダは先代までと同様に力強さや品格の高さなどが重視されている。ただし、メッキを前面に押し出していた先代のスパーダに比べると、派手さはやや抑えられている。

ちなみに、近年のスパーダは最初に地味な顔立ちで登場して、マイナーチェンジによって派手なデザインに変更されるというパターンを繰り返している。先代のステップワゴンスパーダのフロントフェイスについて、開発者に尋ねたことがあるのだが、そのときには「ライバル車が派手なので、ステップワゴンは新型では個性を追求している」とのことであった。その後、先代のスパーダがマイナーチェンジによって派手になった理由を尋ねると「売れ行きが伸び悩んだから」との返答であった。果たして、今回の新型ではどうなるのだろうか。

新型「ステップワゴン Air」の1列目シート

新型「ステップワゴン Air」の1列目シート

座り心地について、1列目シートは少し柔軟だが、腰の近辺は硬めでしっかりと造り込まれている。背もたれを含めて、サイズに余裕があるので座りやすい。

新型「ステップワゴン Air」の2列目シート。左右スライドを外側に広げた状態

新型「ステップワゴン Air」の2列目シート。左右スライドを外側に広げた状態

新型「ステップワゴン Air」の2列目シート。左右スライドを内側に狭めた状態

新型「ステップワゴン Air」の2列目シート。左右スライドを内側に狭めた状態

2列目シートがキャプテンシートのグレードでは、前後方向に加えて左右のスライド機能が備わっているのが特徴的だ。左右スライドを外側にすれば、小さな子供であれば3列目シートへと移動できるくらいに中央のスペースを空けることができる。逆に、左右スライドを内側にすれば、2列目シートをぴったりとくっつけることができる。

新型「ステップワゴン Air」の2列目シート。3列目シートを床下にしまい、左右スライドを内側に狭めて後方へ下げると、広々とした空間を確保できる

新型「ステップワゴン Air」の2列目シート。3列目シートを床下にしまい、左右スライドを内側に狭めて後方へ下げると、広々とした空間を確保できる

さらに、左右スライドを内側にした場合には前後スライド量も伸びる。外側にセットした時の前後スライド量は610mmだが、内側に寄せると865mmも前後スライドさせることができるのだ。3列目シートを床下に格納し、2列目シートの左右スライドを内側にしてもっとも後方へと下げれば、広々とした空間が生まれる。

新型「ステップワゴン Air」の3列目シート。シート形状に厚みを持たせているため、座り心地がいい

新型「ステップワゴン Air」の3列目シート。シート形状に厚みを持たせているため、座り心地がいい

3列目シートは、先代と同様に座面の奥行寸法が短く、1列目シートと比べても約80mm下回っているので、座ると大腿部に少し違和感が生じるかもしれない。だが、3列目シートの座面は厚みが20mm増しており、短いものの着座感覚は柔軟になっている。先代では、深く座ると腰に構造物が当たったのだが、そういった欠点なども解消されている。座面は短いものの、座り心地は向上している。

新型「ステップワゴン」では、1、2列目シートのヘッドレストが低くなっていることなどから、3列目シートから前方が見やすくなっている

新型「ステップワゴン」では、1、2列目シートのヘッドレストが低くなっていることなどから、3列目シートから前方が見やすくなっている

さらに、新型ステップワゴンでは1、2列目シートのヘッドレスト形状が変更されて高さが低くなっていることや、着座位置が先代に比べて2列目シートで10mm、3列目シートで20mm増していることなどから、2、3列目シートの視界は向上している。

子供は、前方がよく見える助手席に座ると元気なのに、後席ではクルマ酔いをすることも多い。ホンダは、クルマ酔いの研究も行われていて、その成果を新型ステップワゴンの後席における視界の改善に反映させている。開発者は「子供は、とくに体がスッポリと収まる3列目シートが大好きなので、クルマ酔いなどの快適性に配慮した」と述べている。

新型「ステップワゴン」の3列目シートは、先代と同様に床下にしまうことができ、フラットな荷室にすることができる

新型「ステップワゴン」の3列目シートは、先代と同様に床下にしまうことができ、フラットな荷室にすることができる

また、3列目シートは、先代と同じく床下へと格納することで、フラットで広い荷室を作り出すことができる。荷室周りで先代と大きく変更されているのは、リアゲートが一般的な跳ね上げ式になったことだ。先代では、跳ね上げ式のリアゲートに横開きのサブドアを内蔵させることによって、狭い場所などでもサブドアを利用することで開閉できるようになっていた。サブドアは縦長なので、3列目シートの左側を床下に格納しておくと乗員の乗り降りもできたのだが、新型ではこの機能が廃止されている。

パワーユニットは、先代と同様に1.5L直列4気筒ターボと、2Lをベースにしたハイブリッドのe:HEVがラインアップされている。駆動方式も先代と同じで、FFの2WDに加えて、1.5Lターボでは4WDを選ぶことができる。e:HEVの動力性能と4WDの走破力は、先代に比べて向上するだろう。

装備については、安全面において充実する。先代にも、衝突被害軽減ブレーキなどを作動できる「HondaSENSING」が採用されていたのだが、新型ではスパーダに「ブラインドスポットインフォメーション」などが加えられる。ドライバーの死角に入る後方の並走車両を検知して、知らせてくれるものだ。そして、スパーダ・プレミアムラインには、ハイビームの状態を保ちながら対向車などの眩惑を抑えてくれる「アダプティブドライビングビーム」が採用される。先代は、安全装備の面でやや不足が見られたのだが、新型ではそれが補われている。

新型「ステップワゴン Air」の外観イメージ

新型「ステップワゴン Air」の外観イメージ

以上のように、新型ステップワゴンは先代の低床設計、1.5Lターボやe:HEVといった魅力的な動力性能、床下格納の3列目シートなどを継承させながら内外装の質感を高め、乗員の視界など快適性をさらに向上させる。新型は、より「ステップワゴンらしさ」が深まっていると言えそうだ。最後に、新型ステップワゴンの主要な標準装備をお伝えしたい。

■ホンダ 新型「ステップワゴン」の主要装備(販売店調べ)
- Air -
・フルLEDヘッドランプ
・後方誤発進抑制機能
・近距離衝突軽減ブレーキ
・オートハイビーム
・トラフィックジャムアシスト
・両側スライドドアの電動格納機能

- SPADA -
※Airに以下の装備を追加
・ブラインドスポットインフォメーション
・パワーテールゲート
・2列目キャプテンシート

- SPADA Premium Line -
※SPADAに以下の装備を追加
・アダプティブドライビングビーム
・17インチアルミホイール

- メーカーオプション -
・マルチビューカメラシステム

渡辺陽一郎

渡辺陽一郎

「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も大切と考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心掛けるモータージャーナリスト

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ステップワゴンの製品画像
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4.35
(レビュー328人・クチコミ25339件)
新車価格:271〜444万円 (中古車:3〜363万円
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新車価格:292〜364万円 (中古車:9〜1141万円
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