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ホンダ 新型「ステップワゴン」発売は5月!価格はAirが299万円、SPADAが325万円から

2022年1月7日に、ホンダ 新型「ステップワゴン」の内外装やパワーユニットなどが初公開されたが、今回は独自調査によって各グレードの価格や装備、発表日や発売日などの詳細が判明したので、ひと足先に購入ガイドをお届けしたい。

ホンダ 新型「ステップワゴン」Air

ホンダ 新型「ステップワゴン」Air

ホンダ 新型「ステップワゴン」SPADA

ホンダ 新型「ステップワゴン」SPADA

なお、居住性や使い勝手などについては、2022年1月7日に解説記事を別途掲載しているので、そちらを参照していただきたい。

(参考記事)ホンダ 新型「ステップワゴン」エクステリアを初公開!発売は2022年5月!?

■ホンダ 新型「ステップワゴン」のグレードラインアップと価格(販売店調べ)
※価格はすべて税込み
※記載価格はすべて2WD(FF)のみ
-1.5Lターボエンジン搭載モデル-
Air:2,998,600円(7人乗り)/3,020,600円(8人乗り)
SPADA:3,257,100円(7人乗り)/3,279,100円(8人乗り)
SPADA PremiumLine:3,462,800円(7人乗り)
-e:HEV搭載モデル-
Air:3,382,500円(7人乗り)/3,404,500円(8人乗り)
SPADA:3,641,000円(7人乗り)/3,663,000円(8人乗り)
SPADA PremiumLine: 3,846,700円(7人乗り)

ステップワゴンの製品画像
ホンダ
3.00
(レビュー333人・クチコミ25551件)
新車価格:299〜340万円 (中古車:9〜399万円
ステップワゴン スパーダの製品画像
ホンダ
4.40
(レビュー486人・クチコミ24072件)
新車価格:325〜384万円 (中古車:12〜439万円

まず、新型ステップワゴンのグレード構成は「Air(エアー)」と上級の「SPADA(スパーダ)」、さらに装備を充実させた最上級の「SPADA Premium Line(スパーダプレミアムライン)」の3種類になる。パワーユニットは、1.5L直列4気筒ターボエンジンと、2L直列4気筒エンジンをベースにしたハイブリッド「e:HEV」の2種類だ。駆動方式は、前輪駆動(FF)の2WDが基本で、ターボには4WDも設定されている。

■ホンダ 新型「ステップワゴン」のグレードごとの主な装備(販売店調べ)
- Air -
HondaSENSING(後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキ、トラフィックジャムアシストなど)/フルLEDヘッドランプ/オートハイビーム/電動両側スライドドア/16インチアルミホイール
など
- SPADA -
※Airの装備に加えて
ブラインドスポットインフォメーション/パワー(電動開閉式)テールゲート/2列目シートのオットマン(7人乗りのみ)/運転席&助手席シートヒーター/トリプルゾーンエアコン/コンビシート/パドルシフト(1.5Lターボエンジン搭載モデルのみ)
など
- SPADA PremiumLine -
※SPADAの装備に加えて
アダプティブドライビングビーム/2列目シートヒーター/17インチアルミホイール/プレミアム専用シート&インテリア/マルチビューカメラシステム(他グレードでは88,000円のオプション)
など

ホンダ 新型「ステップワゴン」Airのエクステリア

ホンダ 新型「ステップワゴン」Airのエクステリア

ホンダ 新型「ステップワゴン」SPADAのエクステリア

ホンダ 新型「ステップワゴン」SPADAのエクステリア

各グレードの価格を比べると、SPADAはAirよりも258,500円高く、SPADA PremiumLineはさらに205,700円上乗せされている。パワーユニットについては、e:HEV搭載モデルの価格は1.5Lターボエンジン搭載モデルを383,900円上回っている。

ホンダ 新型「ステップワゴン」SPADAの7人乗り2列目シートに採用されている「オットマン」

ホンダ 新型「ステップワゴン」SPADAの7人乗り2列目シートに採用されている「オットマン」

新型ステップワゴンのグレードを選ぶ時には、まずはAirか、SPADAか、SPADA PremiumLineかを選ぼう。装備内容は、安いAirでも充実しているが、SPADAには安全性を高める「ブラインドスポットインフォメーション」や、セパレートタイプの2列目シートに装着される「オットマン」、「運転席・助手席シートヒーター」などの人気の装備が採用されている。また、現時点の情報ではあるものの、これらの装備をAirにはオプション装着できないようなので、それを考えるとAirの装備はやや物足りないという印象を受ける。さらに、外観の変更も含めれば、258,500円の価格差であればSPADAには割安感がともなう。

また、予算に余裕があるなら、SPADA PremiumLineも買い得だ。SPADAに比べて、205,700円高いが、「アダプティブドライビングビーム」や「17インチアルミホイール」のほか、他グレードでは88,000円でオプション設定されている「マルチビューカメラシステム」が標準装備となっている。そうなると、価格差の205,700円から88,000円を差し引いた117,700円で、アダプティブドライビングビームや17インチアルミホイールなどが加わることになる。もっとも推奨できるグレードはSPADAで、次がSPADA PremiumLineだ。

また、1.5Lターボエンジンとe:HEVのどちらを選べばいいのかについても考えたい。先代では、e:HEVの価格はターボに比べて約50万円高かったのだが、新型では383,900円に抑えられており、先代に比べてe:HEVが割安となっている。ちなみに、ライバルとなる、新型トヨタ「ヴォクシー」「ノア」も、NAエンジンとハイブリッドとの価格差は35万円と、新型ステップワゴンに近い価格差だ。また、WLTCモード燃費は現時点では不明だが、e:HEVは高度な制御が行われており、たとえば高速巡航時にはエンジンがホイールを直接駆動して燃料消費量を節約してくれる。e:HEVは制御が多彩なので、1.5Lターボエンジンに比べて38万円少々の価格アップであれば割安で、パワーユニットとしても推奨できるものだ。

ホンダ 新型「ステップワゴン」7人乗りの使用イメージ

ホンダ 新型「ステップワゴン」7人乗りの使用イメージ

シートについては、SPADA PremiumLineでは2列目シートがセパレートタイプの7人乗りのみだが、AirやSPADAでは2列目シートがベンチシートの8人乗りも選べる。だが、新型ステップワゴンでは7人乗りのほうが割安な価格に設定されている。ほかの大半のミニバンでは、2列目シートがセパレートシートになる7人乗りのほうが高いのだが(新型ヴォクシー、ノアは同価格)、新型ステップワゴンでは逆に安くなっている。しかもSPADAでは、前述の通り7人乗りの2列目シートにはオットマンが装着されているのだが、それでも8人乗りに比べて22,000円安くなっているなど、7人乗りが買い得な価格に設定されている。

結論としては、最も買い得な組み合わせはSPADA e:HEVの7人乗りだろう。ただし価格は、3,641,000円になる。もし、予算が超過する時は、1.5Lターボエンジン搭載車のSPADAも検討したい。新型ステップワゴンで注意すべき点は、AirにはSPADAに装着されるブラインドスポットインフォメーションや、2列目シートのオットマンなどが装着できないことだ。これらが欲しいなら、やはりSPADAを選ぼう。

SPADA の装備がAirにオプションでも装着できないという点は、新型ステップワゴンのコンセプトには少々反しているようにも思える。ホンダは、新型ステップワゴンのデザインについて、次のように説明していた。「今は、ミニバンを買うお客様の70%が存在感や高級感の強い外観を好み、残りの30%はシンプルで自然な感覚を大切にする。新型ステップワゴンは、30%のシンプルで自然な価値観に基づいてデザインされた」。

ホンダ 新型「ステップワゴン」Airのエクステリア

ホンダ 新型「ステップワゴン」Airのエクステリア

そのシンプルさを明確に表現しているグレードは、明るい雰囲気を備えたAirなのだが、新型車を購入する際に大事な先進安全装備のブラインドスポットインフォメーションが装着できず、乗員をリラックスさせてくれる2列目シートのオットマンもAirには採用されない。そうなると、注目グレードであったはずのAirは、先代の標準グレードと同様に価格の安いベーシックな仕様としてユーザーに位置付けられてしまわないだろうか。

ホンダ 新型「ステップワゴン」SPADAのフロントフェイス

ホンダ 新型「ステップワゴン」SPADAのフロントフェイス

価格と装備のバランスを考えると、売れ筋はやはりSPADAが中心になりそうで、Airはせっかく華やかなブルーパールの専用色まで用意されたのに、売れ行きを伸ばせないことになりかねない。その売れ方は、新型ヴォクシー、ノアや、日産「セレナ」などと同様で、そうなると次のマイナーチェンジでは、SPADAの顔立ちは、にらみのきいた、いわゆるオラオラ系に変更されるという可能性も生じてくる。従来のステップワゴンも、「ほかのミニバンとは違う個性を追求する」という理由から、初期モデルではSPADAはおとなしい顔立ちで発売された。だが、「売れ行きが伸び悩んだから」という理由によって、マイナーチェンジで派手に改められていた。新型ステップワゴンにも、同じことが繰り返されるのではないだろうか。

ホンダ車は、居住性、走行性能、乗り心地といった面はとてもすぐれている。だが、装備を含めたグレード構成や価格などで売れ行きが伸び悩むことも多い。SPADAの主要装備は、Airでもオプションで選べるようにすべきだろう。

最後に、今後の販売スケジュールだが、発表日が2022年5月26日、発売日は翌日の5月27日が予定されており、販売店の試乗車もその後に用意されるはずだ。販売店では、「2022年2月10日ごろからメーカーに注文を入れられるが、試乗してから契約すると納車は9月から11月になることも考えられる」とのこと。なお、ホンダの各ディーラーなどでは、2〜3月にかけて新型ステップワゴンの先行特別展示会が開催されている。同展示会では、試乗こそできないが、内外装の質感などを実際に確認することはできるようなので、もし購入を検討されているのであればこのような展示に出向くのもいいだろう。展示会の詳細については、ホンダ 新型ステップワゴンの先行情報Webサイトから確認してほしい。

渡辺陽一郎

渡辺陽一郎

「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も大切と考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心掛けるモータージャーナリスト

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ステップワゴンの製品画像
ホンダ
3.00
(レビュー333人・クチコミ25551件)
新車価格:299〜340万円 (中古車:9〜399万円
ステップワゴン スパーダの製品画像
ホンダ
4.40
(レビュー486人・クチコミ24072件)
新車価格:325〜384万円 (中古車:12〜439万円
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