メガネは、視力矯正器具としての用途に加え、ファッション小物としても強い存在感を誇るアイテム。数多のブランドから膨大なラインアップが展開される中から、大人が持つにふさわしいおすすめの一本を厳選して紹介します。
出典:楽天市場
メガネは、第一印象を大きく左右するアイテム。誠実・知的といったイメージはもちろん、洒落感やセンスのよさをアピールするうえでも効果的な小物と言えます。着こなしにおけるメガネの重要度が年々高まるばかりなのは、数多のブランドがしのぎを削る群雄割拠のシーンを見ても明らかでしょう。
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大人が手にするなら、装着感にこだわってストレスなくかけられる一本であることは大前提。そのうえで、大人の威厳を保つことができ、素材・作りのよさに支えられたエレガントさやカルチャーの香りが漂うものならなおよいでしょう。
メガネがファッション小物として広く認知された今なら、やはり大人が志向するコーディネートにすんなり溶け込むアイテムが好ましいと言えます。大人の雰囲気を醸し、スタイルをブラッシュアップさせる要素を携えたおすすめブランドの一本を厳選ピックアップしました。この中から、お気に入りの相棒をぜひ見つけてください!
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モスコットは100年以上の歴史を持つ、アメリカ・ニューヨーク生まれの老舗アイウェアブランド。ブランドの中で最も知られる代表的モデルが、1950年代に産声を上げた「レムトッシュ」です。丸みを帯びた小ぶりなウェリントンフレームやキーホール型のブリッジなど、そのクラシカルなルックスは時代を経ても色褪せることはありません。サイドにはダイヤ型の鋲が配され、さりげないアクセントとして効いています。
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“着るメガネ”をコンセプトとして1972年に生まれたアイヴァンは、日本初のファッションアイウェアブランドとして名高い存在。2003年に1度休止したものの、2018年に復活を果たしています。こちらの「E-514」は、1980年代に展開されていた「E-500」番台シリーズの復刻コレクションのひとつ。メタルパーツがすべてチタンにアップグレードされている点に要注目です。ウェリントンとボストンを融合したシェイプがモダンな印象。
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1959年に公開されたアルフレッド・ヒッチコック監督のスパイ映画「北北西に進路を取れ」の劇中にて、主演のケーリー・グラントが着用していたアイウェアを、アメリカン・ビンテージスタイルを得意とするオリバーピープルズが復刻。クラシカルで丸みを帯びたセルフレームが与える重厚感は、彼のスタイルに似合うようにデザインされたものだそう。ビジネスシーンからデイリーなカジュアルコーデまで幅広く活躍する優等生的な一本です。
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日本のメガネ職人たちの情熱やこだわりのストーリーとともに、世界に向けて上質な鯖江メイドのアイウェアを発信するカネコオプティカル。セレクトショップとの協業も多く、こちらのウェリントンモデル「フレンチ」もユナイテッドアローズとのコラボレーションから生まれたものです。シンプルなデザインながらも、太めのフレームなので存在感は抜群。スタイルの主張度を高めてくれます。
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オリバーゴールドスミスの歴史は古く、1920年代から英国にてメガネの製造をスタート。ファッションとしてメガネが普及した1950〜60年代には、多くのアイコン的人物が着用したことで現在の不動の地位を築きました。定番モデルである「コンスル」は、正統派のウェリントンシェイプを厚いセルフレームで仕上げた人気作。掛けるだけであなたのアイコンとなってくれること請け合いです。
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アメリカンオプティカルは、アメリカのメガネの歴史そのものとも言える老舗ブランド。1833年からアメリカ最古の眼鏡製造会社として、時代を映すモデルを生み出してきました。近年再登場した、力強いセルとメタルを組み合わせた「サーモント」は、黒人解放運動の指導者であるマルコムXが着用していた歴史あるモデル。今もなお、着用者に知的な印象を生んでくれるでしょう。
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世界トップクラスの技術力を誇り、素材開発から最終仕上げまでの一貫生産にこだわり続ける増永眼鏡。日本におけるメガネ業界の祖とも称されるブランドが作る本作は、1970年に開催された「日本万国博覧会」のタイプカプセルに収納され、歴史に名を刻んだ名作「カスタム72」の後継モデルをベースにした一本。フロントとテンプルをつなぐ蝶番(ちょうつがい)に7枚蝶番を使った堅牢な作りからも、歴史の重みが感じられます。
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グッチやイヴサンローランのクリエイティブ・ディレクターを歴任した世界的デザイナー、トム・フォードのアイウェアコレクションからピックアップ。定番として愛される正統派ウェリントンモデル「FT5178F」は、鼻が低めな日本人の顔型でもかけやすいアジアンフィットモデルなのでおすすめです。Tマークのアイコンが存在感を主張してくれます。
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ジョニー・デップが愛用することで知られる名作を、1950年代のディテールワークで忠実に再現。無骨で肉厚なフレーム、かけ心地も考慮された盛り高設計のノーズパッド、さらに7枚駒蝶番といった当時と同様の仕様が、モノ好きの大人の興味をそそります。しかも、見た目はクラシカルながらUVカットレンズが標準装備されているなど、現代でも快適に着用できる機能性を備えている点も実に心憎い。
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1865年創業、アメリカン・アイウェアの三大老舗のひとつに数えられるシュロンのベストセラーといえば、1950年代に流行したブロータイプの「ロンサー」です。米軍への納入実績があるだけに、むだのないシンプルかつ硬派なディテールが散見。ビジネスシーンではスーツに、デイリーではアメカジコーデと相性抜群で、年齢を重ねるごとによりいっそうなじんできます。
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「Rock On The Eyewear.」をコンセプトに2005年にスタートしたエフェクターは、骨太なフレームを特徴とする国産アイウェアブランド。なかでもとりわけ印象深いのが、8mm厚フレームで顔周りにインパクトを残すウェリントン型の名作「ファズ」です。アーティストの愛用者が多く、いつもの着こなしもこれ一本で個性的な装いへと変えてくれるのが人気の理由。
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山本泰八郎がハンドメイドで作り出す泰八郎謹製は、メガネ職人ブームの先駆け的存在。素材には、3年以上寝かせた硬質なセルロイドのみを用い、同氏が丹念に磨きを掛けています。また、テンプルに金属芯を使用しない「ノー芯」という伝統的製法で製作されているのもポイント。写真は人気シリーズ「プレミア1」のもので、すっきりしたスクエア型ゆえにどんな人でも掛けやすいでしょう。
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イエローズプラスは、2001年に設立されたドメスティックブランドで、時代を問わない普遍的な美しさを備えたアイウェアを展開。海外での人気も高く、エルトン・ジョンやポール・ウェラーなど、名だたる有名アーティストも愛用しています。この「ドリス」は、昨今人気の高いフォックスシェイプ。とはいえ極端に吊り上がった形ではないため、キツい印象は感じさせません。フロントがアセテート、サイドがメタルという素材のコンビネーションも特徴。
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実力派メガネ工房として多くのOEM生産を手掛けてきたボストンクラブ社が、自社の名を冠して2013年に発表したオリジナルブランド。1980年代の金型・図面をベースに現代的要素も融合した、新しい“ジャパニーズ・トラディショナル”を提唱しています。こちらの「モーリスV」は、2トーンのセルと光沢あるメタルパーツのコンビ仕様でこなれ感たっぷり。小ぶりのボストンで主張しすぎないため、使い勝手も抜群です。
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ジャポニズムは、上と同じくボストンクラブ社によるオリジナルブランドで、発表されたのは1996年のこと。シンプルなデザインと日本製ならではの高い品質を兼ね備え、幅広い層から支持を獲得しています。推奨の一本は、知的なスクエアフレームの「JN-653」。落ち着いたルックスながら、実は色と質感を巧みに塗り分けた3トーン仕様となっており、見る角度によって異なる印象を与えてくれます。チタンならではの軽快な掛け心地でも魅了。
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メガネにファッション要素が求められるようになった1980年代なかばにイタリアで誕生したポリス。ブルーミラーレンズを使ったサングラスでその名を世界に広め、現在もクールな大人のアイウェアとして選ばれています。写真の定番フレーム「VPLF54J」は、シャープな印象を与えてくれるスクエアフォルムで知的さをアピールできます。
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光学機器メーカーのボシュロム社が1937年にアメリカで創設したのがレイバン。1952年に誕生した「ウェイファーラー」が代表作として有名ですが、1986年に登場した写真の「クラブマスター」も屈指の人気作として君臨しています。そのデザインは1950年代のサーモントタイプに触発されており、クラシカルなムードを醸成。リムの下半分がメタルとなっていて、存在感がありつつもすっきりと着用できるのもポイントです。
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BJクラシックコレクションは2004年にスタートしたブランド。信頼の鯖江クオリティーにアメリカンクラシックなデザインを落とし込んだ、才色兼備なアイウェアを得意としています。なかでも人気が高いのが、写真のモデル「S-702」をはじめとしたブロウシリーズ。ブロー型メガネが誕生した当時のレトロなデザインを踏襲しつつ、日本人の顔型にフィットするようにブラッシュアップされている。
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岐阜県・中津川市を拠点とする恵那メガネ工業が手掛けるファクトリーブランドがエナロイド。すべての工程を自社工房で行っており、その品質の高さには定評があります。看板作として紹介したいのは、クラウンパント型の「アルドワン」。フレーム上部だけでなく下部にも直線的なラインを取り入れた、個性あるクラウンパントシェイプが最大のポイントです。トレンド感ある乳白色のフレームを用いている点もGOOD!
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ジュリアスタートオプティカルは、タート・オプティカル・エンタープライズ社の創立者であるジュリアス・タートの意思を継ぐブランドとして創立。こちらの「AR」は、前出の「アーネル」を細部まで忠実に再現した復刻モデルです。レンズ幅は42、44、46、48と4サイズ、ブリッジ幅も22mmと24mmの2サイズがラインアップされており、どんな人でも似合う一本が見つけやすいのもうれしいポイント。