サントリー食品インターナショナルは、「クラフトボス」シリーズの新ラインアップとして、紅茶飲料「クラフトボスTEA ノンシュガー」を、2019年3月19日から全国で発売する。
500mlペットボトルタイプのメーカー希望小売価格は、172円(税込)。
無糖紅茶飲料「クラフトボスTEA ノンシュガー」
2017年に発売された「クラフトボス」シリーズは、すっきりと飲み続けやすい味わいやスタイリッシュなパッケージデザインが、若い世代や女性といったこれまで缶コーヒーになじみのなかった層から好評を得て、年間販売数量が2017年には1000万ケース、2018年には2700万ケースを超えるなど、発売から2年で急成長している。
もはやペットボトル飲料の定番となった「クラフトボス」のレギュラーラインアップ。現代のオフィスワーカーの働き方にフィットするように、時間をかけて少しずつ飲んでも快適に味わえる設計を追求している
そんな中、昨今の働き方の多様化に伴い、仕事中に飲む飲料にも多様な選択肢が求められるようになってきている。そこで同社は、現在好調の「クラフトボス」シリーズから無糖茶飲料を発売する。
仕事中に飲む飲料の構成比(同社推計)。水やコーヒーよりも無糖茶の割合は多く、5年でさらに34%も伸長している
「クラフトボスTEA ノンシュガー」は、紅茶の華やかな香りを贅沢に抽出しながら、渋みを最小限に抑えることで、無糖なのに満足感があり、すっきり飲み続けられる味わいを実現しているという。
「クラフトボス」シリーズ独自のクリアなボトルとラベルは踏襲。紅茶そのものの、明るく透き通った液色が楽しめる。また、グリーンのキャップと茶葉のイラストを採用し、清々しく軽やかな飲用気分をもたらすデザインに仕上げている
試飲してみた。
まずフタを開けたときに少し驚く。甘くてフルーティーで華やかな香りが鼻腔に広がるからだ。「香り高い」という宣伝文句は間違っていない。
この香りの第一印象を抱えたまま中身を口にしてみると、またビックリ。第一印象を覆すまろやかでさっぱりした味わいなのだ。渋みも少なく、ゴクゴク飲めてしまう。キレもいいので口の中もリフレッシュしてくれる。これは、飲みやすい。
同社は「クラフトボスTEA ノンシュガー」を、従来の「クラフトボス」シリーズのように、“仕事中の相棒”としてデスクの上に置いてチビチビダラダラ(同社はこの飲み方を「ちびだら」と表現)飲んでもらうことを想定している。しかしこの味わいであれば、「ジャスミンティー」のようにランチのおともとしても最適だと思った。どんな食べ物にも合いそうなのだ。
なお「BOSS」シリーズからは2019年5月に、家の中で手軽に飲める“プレミアムボトルコーヒー”が発売予定。詳細は後日発表される。
RTD(Ready To Drink)コーヒー市場をけん引する、「BOSS」シリーズの今後の展開にも期待