パラパラ度、具材の大きさ、コスパ…徹底比較!

最近の冷凍チャーハンがウマい! フードアナリストが人気商品を食べ比べてみた

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いま、家庭用冷凍食品がアツい! 国内生産額は3,000億円を突破するなど、非常に盛り上がりを見せているカテゴリです。

その大きな理由のひとつが、味の進化。冷凍食品といえば餃子、パスタなどいろいろありますが、なかでも各メーカーがガチンコのクオリティ勝負を繰り広げているのがチャーハンなんです。そこで各社の代表的な商品をピックアップし、さまざまな角度から比較してみました。

今回比較する商品は全部で4つ

今回比較する商品は全部で4つ

・ニチレイ 本格炒め炒飯(写真右下)
・味の素 ザ★チャーハン(同右上)
・マルハニチロ あおり炒めの焼豚炒飯(同左上)
・味の素 香炒飯(同左下)

もともと「香炒飯」以外の3つでやろうと思ったのですが、これまでにないスタイリッシュな白いパッケージと、八角・生姜というトガった素材使いに興味が湧いたため、参戦させることにしました。ではさっそく、それぞれを食べ比べてみましょう!

(1)ニチレイ 本格炒め炒飯

まずは「16年連続売り上げNo.1」というものすごい販売実績を誇るニチレイから。卵をご飯にコーティングする「一次炒め」と、高温で強く混ぜ合わせる「仕上げの炒め」を行う新・本格炒め製法が特徴。パラパラ食感の香ばしいチャーハンです。

ニチレイ 本格炒め炒飯 450g

ニチレイ 本格炒め炒飯 450g

加熱前の冷凍状態

加熱前の冷凍状態

レンジで加熱したあとの状態

レンジで加熱したあとの状態

具は焼豚、卵、ねぎ

具は焼豚、卵、ねぎ

食べてみると、さすがのパラパラ感! 今回はレンジでチンしたのですが、フライパンで調理すれば、さらに香ばしく仕上がります。具や味のほうは、まさに王道といった感じ。万人に好まれるタイプですね。次に出てくる「ザ★チャーハン」よりも、こっちのほうがネーミング的には「ザ」ではないでしょうか。1gあたりの値段は今回の中で一番安く、人気なのも頷けます。

パラパラ度 ★★★★☆
具材の大きさ ★★★☆☆
大衆⇔本格度 ★☆☆☆☆
コスパ ★★★★☆

参考価格278円〜 (1gあたり約0.62円)

(2)味の素 ザ★チャーハン

お次は味の素の「ザ★チャーハン」。パッケージに書かれた「焦がしにんにくのマー油と…」というのも商品名かと思ったのですが、それはキャッチコピーだったようです。マー油とねぎ油の香ばしさ、そして焼豚のうま味が食欲をそそるチャーハンです。

味の素 ザ★チャーハン 600g

味の素 ザ★チャーハン 600g

加熱前の冷凍状態

加熱前の冷凍状態

レンジで加熱したあとの状態

レンジで加熱したあとの状態

具は焼豚、卵、ねぎ

具は焼豚、卵、ねぎ

味は確かに濃厚。でも、個人的に筆者が評価したいのは具のデカさ。焼豚はもちろん、ねぎや卵もデカい。4つのなかで最もインパクト大の具が、全体のガッツリ感をよりアップさせています。公式サイトの「ガツンと食らう! これぞ、チャーハン。」という文句はダテじゃありません。ただ、食べ進めると味に慣れてしまうのか、もっと濃厚にしたくなる自分が。個人的にはマー油やねぎ油感はもっと強いほうが、より個性が際立ってイイのでは? と思いました。

パラパラ度 ★★★☆☆
具材の大きさ ★★★★★
大衆⇔本格度 ★★☆☆☆
コスパ ★★★☆☆

参考価格429円〜 (1gあたり約0.72円)

(3)マルハニチロ あおり炒めの焼豚炒飯

続いてはマルハニチロです。米、焼豚、卵、ねぎはすべて国産。中華料理の名店「赤坂璃宮」のオーナーシェフである譚 彦彬(たん ひこあき)さんが監修したこだわりのチャーハンです。譚さん直伝の「あおり炒め製法」でふっくら、香ばしく。コク深い特製ダレで焼きあげた焼豚にも注目です。

マルハニチロ あおり炒めの焼豚炒飯 450g

マルハニチロ あおり炒めの焼豚炒飯 450g

加熱前の冷凍状態

加熱前の冷凍状態

レンジで加熱したあとの状態

レンジで加熱したあとの状態

具は焼豚、卵、ねぎ

具は焼豚、卵、ねぎ

食べた印象は、エッジが立った「ザ★チャーハン」に比べると、バランスよくまとまっている印象。こだわりの焼豚と、オイスターソースを思わせる風味が本格的、そして上品。さすが巨匠・譚さんです。具の大きさは普通ですが味付けと香りに熟練の技が感じられ、個人的にはハマる味。オーソドックスながらも深い味わいは、ワンランク上を求めるオトナ向けといえるかもしれません。

パラパラ度 ★★★☆☆
具材の大きさ ★★★☆☆
大衆⇔本格度 ★★★★☆
コスパ ★★★★☆

参考価格300円〜(1gあたり約0.67円)

(4)味の素 香炒飯

最後は飛び入り参加のダークホース「香炒飯」。大ぶりの海老、八角をきかせた焼豚といった具材に、生姜やオイスターソース、たまり醤油のコクと風味。具と香りを楽しむチャーハンです。こちらは京王プラザホテルにある中国料理「南園」総料理長の李国超さんが監修。黄綬褒章受章の達人です。

味の素 香炒飯 400g

味の素 香炒飯 400g

加熱前の冷凍状態

加熱前の冷凍状態

レンジで加熱したあとの状態

レンジで加熱したあとの状態

具は海老、焼豚、卵、ねぎ

具は海老、焼豚、卵、ねぎ

ほかの3つとは、まず見た目が全然違います。米を中心に全体的に茶色っぽく、具の海老がかなりデカい。海老以外の具はそれほどでも、といった感じですが…。なのでこの商品の魅力は、あくまでも個性的な風味。八角と山椒がきいた、その名のとおり斬新な“香り”を楽しめます。個人的には大好きな味わいで、この振り切り感もうれしいところ。ただしほかの3つに比べると、やや割高感は否めません。何はともあれ、普通のチャーハンに飽きた方はお試しを!

パラパラ度 ★★★☆☆
具材の大きさ ★★☆☆☆
大衆⇔本格度 ★★★★★
コスパ ★★★☆☆

参考価格462円〜 (1gあたり約1.16円)

筆者の個人的No.1は「味の素 香炒飯」!

全4商品の実食が終わりました。食べ比べてみると、商品ごとに大きな違いがあることが明らかに。それぞれの特徴と、個人的なランキングをまとめると、以下のとおり。

チャーハン比較

1位:味の素 香炒飯
プリプリ海老と、中華系スパイスが香る変化球。日本式の王道に飽きた人に。

2位:マルハニチロ あおり炒めの焼豚炒飯
有名シェフ監修の、高次元なバランス派。本物を求めるオトナな舌にはこれ。

3位:味の素 ザ★チャーハン
香油とにんにくの風味が強く、具が大きいガッツリ系。男性っぽい味。

4位:ニチレイ 本格炒め炒飯
安定感があるのはこれ。アレンジもしやすく、お子様がいる家庭にもよさそう。

今回紹介した4商品は、すべて電子レンジでもフライパンでも調理OK。食べる人数にもよりますが、内容量は400〜600gの大満足ボリューム。ライフスタイルやお好みに合わせて、各メーカーが技術を結集した、こだわりのチャーハンをお楽しみください!

中山秀明

中山秀明

食の分野に詳しいライター兼フードアナリスト。雑誌とウェブメディアを中心に編集と撮影を伴う取材執筆を行うほか、TVや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活動中。

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2017.11.16 更新
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