「モンスターハンターワイルズ」を最高の環境で楽しむのにピッタリなゲーミングPCをグラフィック設定別に紹介! あなたはどのゲーミングPCで狩りをする?
まずは「モンスターハンターワイルズ」の推奨環境について公式情報を見ていこう。ちなみに公式情報や価格情報は記事執筆時点(※2025年2月25日)の情報なので、予告なく変更される場合がある。あらかじめご了承願いたい。
最低環境要件
推奨環境要件
高(画質)要件
ウルトラ要件
「モンスターハンターワイルズ」は最低・推奨・高・ウルトラの4つの要件に分かれて情報が公開されている。それぞれの要件におけるターゲットのグラフィックは以下のとおり。ちなみに、“アップスケール使用”および“フレーム生成使用”と記載されている場合はDLSSなどのAIによるグラフィック補完技術を使用した場合のグラフィックである。
⑴ 最低環境要件:画質が1080p(アップスケール使用、ネイティブ解像度720p)・フレームレート30FPSのゲームプレイが可能。
⑵ 推奨環境要件:画質が1080p(アップスケール使用)・フレームレート60FPS(フレーム生成使用)のゲームプレイが可能。
⑶ 高要件:画質が1440p(アップスケール使用)・フレームレート60 FPS (フレーム生成使用)のゲームプレイが可能。
⑷ ウルトラ要件:画質が2160p(アップスケール使用)・フレームレート60 FPS (フレーム生成使用)のゲームプレイが可能。
まず、「モンスターハンターワイルズ」をプレイする目的で最低環境要件のゲーミングPCを購入することは基本的におすすめできない。ネイティブ解像度720p、フレームレート30FPSというグラフィックは、「モンスターハンターワイルズ」に限らず最新ゲームをプレイするうえでお世辞にも良品質とは言えない。
最低環境要件はあくまでゲームが動作する最低の要件であり、開発者が想定するゲーム体験を味わうにはほど遠いだろう。プレイするゲームが「FORTNITE」「League of Legends」「Apex Legends」などの前世代機対応ゲームであれば大きな問題ではないが、「モンスターハンターワイルズ」をはじめとした今世代機対応ゲームをプレイする前提ならば、最低環境要件は避けたほうがいい。
そのため、「モンスターハンターワイルズ」を遊ぶのであれば、推奨環境要件以上のスペックのゲーミングPCを購入すべきだ。次章からはグラフィックボード(※以下GPU)を基準にした「推奨環境要件」「高要件」「ウルトラ要件」のそれぞれを満たすゲーミングPCを紹介していこう。
推奨環境要件を満たすゲーミングPCとしては、「モンスターハンターワイルズ」の推奨環境要件である「GeForce RTX 2060 Super(VRAM 8GB)」の生産が終了しているため、同じくVRAM 8GBの「GeForce RTX 4060」を搭載するゲーミングPCを紹介する。
価格.comのデスクトップパソコン、およびゲーミングPCの人気売れ筋ランキング1位(2025年2月25日時点)のゲーミングPCであり、「モンスターハンターワイルズ」ではメーカーが想定するゲーム体験をしっかり味わえるスペックの1台だ。
本製品のおすすめポイントはSSD容量が1TB、メモリーが32GB標準搭載されていること。「モンスターハンターワイルズ」の容量は75GBだが、最新ゲームは容量が100GB以上になることも珍しくない。「モンスターハンターワイルズ」以外のゲームや、動画編集などソフトウェアのインストールまで視野に入れるならば、SSD 1 TBはぜひとも積んでおきたい容量だ。
また、メモリーが32GB搭載されているため、「動作が重くなる」などの現象がかなり軽減できる点も見逃せない。メモリーの容量はゲームに限らず、PCの動作自体の快適さに影響するので、余裕があれば32GB以上搭載するのは賢い選択だと思う。
特にこれからゲーミングPCデビューをしようとしている人にはまさに価格的にもスペック的にも丁度いいモデルであり、人気売れ筋ランキング1位も納得のPCだ。
本機以外にも、GPUを基準にした「モンスターハンターワイルズ」の推奨環境要件を満たすゲーミングPCは選択肢が多い。紹介したモデルよりも安く購入したい人向けにメモリーを16GB、SSDを512GBに抑えたモデルもラインアップされているので、気になる人は以下のURLから確認していただきたい。
せっかくゲーミングPCを買うのであれば、推奨環境要件よりもさらに高品質なグラフィックで「モンスターハンターワイルズ」をプレイしたい人向けのゲーミングPCをピックアップした。
ツクモのゲーミングPC「G-GEAR GE7A-E243/B」は、「モンスターハンターワイルズ」の高要件を満たすGPU「GeForce RTX 4060Ti」を搭載するモデル。ターゲットとなるグラフィックは画質が1440p(アップスケール使用)、フレームレートが60FPS(フレーム生成使用)であるため、4Kかつ高フレームレートのゲーム体験を実現するには一歩及ばない。
しかし、「モンスターハンターワイルズ」に限らず最新ゲームの多くに対応できるスペックであり、推奨要件よりCPUとGPUの性能を上げたため、余裕を持って「モンスターハンターワイルズ」を遊べるだろう。
なお、CPUやメモリー、SSDのスペックを抑えれば、推奨要件で紹介したゲーミングPCとほぼ同額で、かつ、高要件の「GeForce RTX 4060Ti」を搭載するゲーミングPCもある。
詳しくは以下のURLに一覧でまとめているので、予算を抑えたい人はこちらも確認していただきたい。
「GeForce RTX 4060Ti」を搭載するゲーミングPCはコチラ!
最後はウルトラ要件を満たすゲーミングPCである。ちなみに公式情報では“高解像度テクスチャパック”を使用する場合はVRAM 16GB以上のGPUが必要とあるので、今回はVRAM 16GBのGPUを搭載したモデルを紹介する。
アークの「arkhive Gaming Custom GC-A7G47M」は、ウルトラ要件を満たすGPU「GeForce RTX 4070Ti SUPER」を搭載するモデル。ターゲットとなる画質は2160p(アップスケール使用)・フレームレート60FPS(フレーム生成使用)と、4K解像度で、かつ高フレームレートなゲーム体験を「モンスターハンターワイルズ」でも味わえるハイスペックマシンだ。
「モンスターハンターワイルズ」をプレイするうえでは、高解像度テクスチャパックをインストールするのにゲーム本編とは別に75GBの容量が必要になるため、ゲーム全体の容量は150GBとなる。1本のゲームでこれだけの容量を割かなければいけないのであれば、PCとしての便宜性を考えた場合にSSDの容量は1TB以上がほぼ必須だろう。
その点、本製品はSSD容量が2TBと、ほかのゲームやソフトウェアをインストールしてもたっぷりの容量。また、これだけ高性能なPCを購入するのであれば、複雑な処理をする際の動作速度を安定させるため、メモリーも16GBではなく32GB以上搭載されたモデルを購入するほうがおすすめである。
このほかにも「GeForce RTX 4070Ti SUPER」を搭載したモデルは多数ある。CPUのグレードを下げることで、若干だが「arkhive Gaming Custom GC-A7G47M」より低価格なモデルもピックアップしたので、以下のURLからご確認いただきたい。
「GeForce RTX 4070Ti SUPER」を搭載するゲーミングPCはコチラ!
「モンスターハンターワイルズ」に向けてゲーミングPCを購入する場合、コスパを重視するのであれば、推奨環境要件、もしくは高要件を満たす製品から選ぶのがいいだろう。ウルトラ要件を満たすゲーミングPCを買うのであれば30万円以上の出費は覚悟したほうがいい。自分が望むゲーム体験に合わせて購入するのがベストなので、予算とすり合わせながらご自身にあったゲーミングPCを見つけていただきたい。