レビュー
「プルーム・テック」の新味で注目のフェミニンタバコブランド

おっさんヘビースモーカーが女性向けタバコ「ピアニッシモ」と出会ったら

「アイコス(IQOS)」「グロー(glo)」と並ぶ、日本の3大加熱式タバコデバイスである「プルーム・テック(Ploom TECH)」。約30℃程度の低温加熱式が特徴で、3デバイスの中で1番ニオイが少ない半面、喫味が弱いという声もある。そんなプルーム・テックに、女性向けタバコ「ピアニッシモ」を採用したフレーバー「ピアニッシモ・レモンティー・ゴールド・アロマ・フォー・プルーム・テック」(以下、レモンティー・ゴールド・アロマ)と、「ピアニッシモ・ストロベリー・マンゴー・ピンク・クーラー・フォー・プルーム・テック」(以下、ストロベリー・マンゴー・ピンク・クーラー)が登場する。正直、おっさん、しかも喫味の強いタバコを好む筆者には関係ない世界の話と思っていた。が、今回はあえて、おっさんヘビースモーカー目線でその味わいをレポートしたい。

「レモンティー・ゴールド・アロマ」(写真左)と、「ストロベリー・マンゴー・ピンク・クーラー」(写真右)は、ともに2018年12月3日より順次全国発売予定で、価格は490円(税込)。同時発売となるホワイトのスターターキットは入手できなかったので、従来機の本体にカートリッジを付けるとツートーンカラーになってしまった。白いほうが太く見えるとしたら、それは目の錯覚だ

【関連リンク】
・「プルーム・テック」と「アイコス」を徹底比較! 話題の新方式タバコどっちがいいの?
・プルーム・テックの新味「ミックス・グリーン・クーラー」は、和梨・洋梨をミックスした本気のフルーティー
・カフェ・モカにアップルミント!「プルーム・テック」の新フレーバーはどんな味?

パッケージ、味、香り……すべてがおっさんを拒絶する「ピアニッシモ」

愛らしいパッケージで、男性、特に中高年男性を拒否っているとしか思えないルックス。徹底して女性スモーカーを意識したタバコブランドが、「ピアニッシモ」である。往年のサーファータバコの代名詞「セーラム」から分派して、2015年から国内生産されているシリーズだ。その名の通り、“きわめて弱く”が特徴で、LSS(Less Smoke Smell)タバコ(旧名称・D-spec ※煙とニオイを少なくした低臭タバコのこと)の代表格と言える。

今回、プルーム・テック用タバコカプセルの新銘柄として発売されることで「ピアニッシモ」に注目したが、そもそも、紙巻きタバコ「ピアニッシモ」にあまりにも縁がない。ということで、まずは紙巻きタバコ「ピアニッシモ」の味を確認してみよう。ここでは、「ピアニッシモ・アリア・メンソール」「ピアニッシモ・ベヴェル・6」「ピアニッシモ・ペティル・メンソール」の3種を試してみた。

「ピアニッシモ・アリア・メンソール」(写真左)、「ピアニッシモ・ベヴェル・6」(写真中央)、「ピアニッシモ・ペティル・メンソール」(写真右)。「ピアニッシモ」というと、ものすごく細いイメージがあったが、筆者は「グロー」のネオスティックを使う機会が多いので、そこそこ太く感じる

「ピアニッシモ・アリア・メンソール」(タール1mg/ニコチン0.1mg)……火をつけない限りは、メンソールの香りしかしない。「ピアニッシモ」はメンソールがきつい印象を持っていたが、このタイプに関しては控えめだ。そして、ミント感でごまかしてはいるけれど、タールの味はきっちりする。このすっきり感はおっさんでもおいしいと思えた。

「ピアニッシモ・ベヴェル・6」(タール6mg/ニコチン0.5mg)……これはレギュラータイプで、「ピアニッシモ」としてはきつめの範疇に入る。しっかりした喫味を持っているが、独特のアロマ感は好みが分かれるだろう。おっさん的には厳しいか。

「ピアニッシモ・ペティル・メンソール」(タール1mg/ニコチン0.1mg)……これはもう、手に取ることすら勇気がいるピンク色のメンソールタバコだ。ただ、このスパイシー感は意外と悪くない。辛めのペパーミント系メンソールが喉奥にピリピリ来る。

「ピアニッシモ・フォー・プルーム・テック」×おっさん

紙巻きタバコ「ピアニッシモ」を吸って学習したことは、とにかく上品でエレガントな銘柄だということ。かつて、LSSタバコは髪にニオイがつきにくいと画期的だったものだが、加熱式タバコが登場した今となっては、ニオイはしっかりきつい印象だ。そんな「ピアニッシモ」が、プルーム・テックの専用タバコカプセルとしてどのように生まれ変わったのか。試してみよう。

吸い口はピンク(ストロベリー・マンゴー・ピンク・クーラー)とオレンジ(レモンティー・ゴールド・アロマ)で、女子力高め

フルーツパーラーに迷い込んだような「ストロベリー・マンゴー・ピンク・クーラー」

パッケージ内に入っているのは「メビウス・フォー・プルーム・テック」シリーズと同じく、タバコカプセル5個+カートリッジ1本だ。こちらはメンソールタイプで、タバコカプセルのニオイを嗅ぐと、いちご表面のつぶつぶまで連想されるほどの強烈な完熟ストロベリー感に驚く。

グッと吸い込むと、今度はスイーツ感が出てくる。ここまではまだいちご。でも、蒸気を吐く時に感じるのは完熟マンゴー感だ。そして、メンソールが強めに喉に残る。さながら千疋屋などのフルーツパーラーに迷い込んだような感覚である。

強いメンソールとミックスフルーツフレーバーは、まさに女子受けの王道だろう。もちろん、タバコ特有のタールのニオイはほぼ皆無である。加齢臭が気になるおっさんとしては、柔軟剤代わりにこの香りを漂わすのもアリだと思った。

遠目でも結構わかるいちごのデザインが、おっさんに購入をためらわせる。カートリッジも、女性受けしそうな、いくぶん光沢を感じるホワイト仕上げだ

紅茶とレモンがほんのり香る「レモンティー・ゴールド・アロマ」

こちらはレギュラータイプで、レモンティーフレーバーというのが新しい。MTL(口に蒸気をためてから吸い込む吸い方)方式ではわかりにくかったので、爆煙VAPEユーザーのようにDL(深呼吸のようにいきなり肺まで吸い込む吸い方)で試すと、確かに紅茶の香りがほんのり。茶葉な感じのイガイガを少しだけ感じつつ、後にレモンフレーバーがやさしく香るというおとなしい味わいだ。

矢継ぎ早にチェーンすると、だんだん全体的に味が出てくる。確かにこれはレモンティーの後味だ。飲んでいないのに後味だけ来るというのがかなりミステリアス。しかもレギュラーなのにロースト感という不思議なニュアンスも追加された。おっさんにはちょっと繊細すぎてパンチが足りないかな。

こちらはレモンをイメージしたパッケージデザイン

こちらはレモンをイメージしたパッケージデザイン

おっさんの結論

「ストロベリー・マンゴー・ピンク・クーラー」は、フルーツ好きなら中高年でも普通においしく感じるはずだ。ヘビースモーカーにとっても悪くないと感じた。ただ、周囲においしそうなフルーツの香りを撒き散らすおっさんというのも、なかなか妙な気もしなくもない。

いっぽう、「レモンティー・ゴールド・アロマ」は、およそ中高年男性には理解しにくい味だ。エレガントさをメインにしていた紙巻きタバコ「ピアニッシモ」に比べると、タバコカプセル化で随分と華やかさをアップさせた印象。とはいえ、香ばしいロースト感を伴ったレモンティーの味は、タバコから遠過ぎて、喫味の強いタバコを好む筆者はどうにも慣れなかった。

「ピアニッシモ・フォー・プルーム・テック」が女性スモーカー向けに作られていることは承知のうえだが、筆者はおっさんなうえにヘビースモーカーなので、感想が辛口になってしまったかもしれない。とはいえ、しばらく同じフレーバーを吸っていると飽きてきてしまうものだ。ちょっと気分を変えたい時などは、おっさんが「ピアニッシモ・フォー・プルーム・テック」を吸ったっていい。選択肢は多いほうがいいのだ。

【関連リンク】
・「プルーム・テック」と「アイコス」を徹底比較! 話題の新方式タバコどっちがいいの?
・プルーム・テックの新味「ミックス・グリーン・クーラー」は、和梨・洋梨をミックスした本気のフルーティー
・カフェ・モカにアップルミント!「プルーム・テック」の新フレーバーはどんな味?

清水りょういち

清水りょういち

元「月刊歌謡曲(ゲッカヨ)」編集長。今はめおと編集ユニット「ゲッカヨ編集室」として活動。家電や雑貨など使って楽しい商品のレビューに命がけ!

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
関連記事
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る