レビュー
ヘビースモーカー待望の低価格版が、地域限定でテスト販売中

30円安い!「アイコス」の新ヒートスティック「HEETS(ヒーツ)」4フレーバーを一気吸い

「マールボロ」より30円安い「ヒーツ」。シンプルでよいデザインだ

「マールボロ」より30円安い「ヒーツ」。シンプルでよいデザインだ

日本国内における「アイコス(IQOS)」のヒートスティックといえば、今まで「マールボロ」ブランドのみだったが、2018年10月22日より、「HEETS(ヒーツ)」という新ブランドのテスト販売が、北海道、中国、四国、九州で開始されている。価格は通常500円(税込)の「マールボロ」よりも30円安い470円(税込)だ。今回、「ヒーツ」全4種を入手したので、実際に吸ってみたい。

左が「ヒーツ」で右が「マールボロ」。フィルターに描かれたロゴ以外に違いは見当たらない

左が「ヒーツ」で右が「マールボロ」。フィルターに描かれたロゴ以外に違いは見当たらない

4フレーバーを一気に吸い比べ! 「アイコス3マルチ」では味わいが違う?

日本で発売されている「ヒーツ」は、4種類中3種類がレギュラータイプだ。最近の傾向では、ニオイの問題で「加熱式タバコはメンソールがスタンダード」という風潮があるが、それに逆行したラインアップなのがおもしろい。

なお、試し吸いを現行の3機種である「アイコス3」「アイコス2.4Plus」「アイコス3マルチ」で行ったところ、「アイコス2.4Plus」「アイコス3」に関しては味わいに違いを感じなかったのだが、「アイコス3マルチ」ではフレーバーの出方が結構違うと感じた。そのため、それぞれで吸った感想をレポートしていきたい。

コクうまレギュラー「ヒーツ・ディープ・ブロンズ」

正直「ブロンズ」と言われても味の想像がつかないが、吸ってみると、いわゆる「アイコス臭」を抑えた理想的なバランス感である。酸味が立つことなく、甘みが後に残る。開封時には一瞬フルーティーな香りがしたので、隠し味にスイート系フルーツフレーバーを入れているかもしれない。加熱式タバコ入門者にも適したシンプルなおいしさと感じた。

「アイコス3マルチ」で吸ってみると、少々ニュアンスが違った。コクの部分は同じだが、甘みの残り方が強めになる。タバコ葉のフレーバーとともに、吸っている最中にも甘みを感じることができた。どうやら「アイコス3マルチ」のデバイスとしての味の出方は、フレーバーに強いようだ。

ヒーツ・ディープ・ブロンズ

ヒーツ・ディープ・ブロンズ

まろやかレギュラー「ヒーツ・バランスド・イエロー」

黄色いパッケージはシトラスを連想させるものの、れっきとしたレギュラータイプで、マイルドな吸い心地のタバコ味だ。しかし、封を切った瞬間や吸った時にシトラスを感じた。これも隠し味的なものだろうか。柑橘感がうまくアイコス臭を丸め込んで、クセは少ない。

「アイコス3マルチ」で吸うと、こちらはシトラス感をクリアに感じる。レギュラーなのだけど風味付けのような感じだ。もちろんこの感覚は、タバコ葉を前面に押し出しつつの名脇役的な立ち位置なので、気にしない人は気にならないレベルだ。いわゆるフレーバー付き洋モク(海外タバコ)が好きな人ならグッとくるのではないだろうか。

ヒーツ・バランスド・イエロー

ヒーツ・バランスド・イエロー

軽やかレギュラー「ヒーツ・クリア・シルバー」

4フレーバーで1番アイコス臭が中和されている感があったのがこの「ヒーツ・クリア・シルバー」だ。これもレギュラータイプだが、隠し味にメンソールを感じた。そのおかげで、ほんの少しだけれど、軽やかな味にまとまっている気がする。それでいてタバコ葉本来の香りもする。クリーンな味わいは万人受けしそうだ。
「アイコス3マルチ」では、クリーンな味わいがさらにシャープに感じられる。これは普段メンソールを吸わない人でもたまに吸いたくなるタイプのかすかなミント感。センスがいいとしか言いようがない。

ヒーツ・クリア・シルバー

ヒーツ・クリア・シルバー

さわやかメンソール「ヒーツ・フレッシュ・エメラルド」

4フレーバー中、唯一のメンソールタイプ。ペパーミントタイプの、ノド奥がカッとなるタイプだ。それでもしっかりタバコ感があるのがさすが。目玉が飛び出るほどの強烈ミントメンソール味に慣れた人には物足りないかもしれないが、昭和のメンソールタバコのレベルは、こんな感じだった。

「アイコス3マルチ」で吸うとメンソール感がさらに加速するかと思いきや、そうではなく、ミントの芳醇さを感じる味わいになっていた。しっかりタバコ感がある紙巻きメンソールタバコの基本的な味わいが素晴らしい。

ヒーツ・フレッシュ・エメラルド

ヒーツ・フレッシュ・エメラルド

アイコス臭が抑えられていて、しかも安い

今回、「ヒーツ」の4フレーバーを吸い比べてみて、全体的に「マールボロ」のヒートスティックに比べて独特のアイコス臭がマイルドになったと感じた。また、「マールボロ」ヒートスティックとの価格差は30円だが、1日1箱吸う人の場合は、1か月(30日)で900円の違いとなる。これは結構大きいのではないだろうか。

気になるアイコス臭が抑えられていて価格も安いとは、こんなにうれしいことはない。2018年12月現在、地域限定での販売となっているが、早期の全国展開を期待したい。

清水りょういち

清水りょういち

元「月刊歌謡曲(ゲッカヨ)」編集長。今はめおと編集ユニット「ゲッカヨ編集室」として活動。家電や雑貨など使って楽しい商品のレビューに命がけ!

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