レビュー
JT唯一の高温加熱式タバコデバイスがバージョンアップ

「プルーム・エス・2.0」は“メンソール特化型”に進化!

2019年1月に発売された、JT唯一の高温加熱式タバコデバイス「プルーム・エス」が、ついにバージョンアップ! “メンソール特化型”の新デバイス「プルーム・エス・2.0」が、2020年7月2日より発売される。高温加熱式タバコとしてはもっとも加熱温度が低く、やわらかな喫味とニオイの少なさが特徴の「プルーム・エス」がどのように進化したのか、確かめてみたい。

「プルーム・エス・2.0」は3色展開で、写真左からブラック、ホワイト、アイス・シルバー(数量限定)。価格は各3,980円(税込)。

見た目はほぼ変わらない。裏返すとやっとわかる

まずはデザインをチェックしてみよう。今回のバージョンアップだが、外見に関してはほぼ双子。言われなければ気づかない程度の変化しかないのがやや拍子抜けだ。サイズはまったく同じだが、重量は約95gから約107gに、わずか12gだが増えていた。

左が初代「プルーム・エス」で、右が「プルーム・エス・2.0」。デザイン面の変更は、上部金属部分のカラーに重厚感があるくらい

左が初代「プルーム・エス」で、右が「プルーム・エス・2.0」。裏返すと、モデル名が「PS1」から「PS2」に変わっている。また、裏ぶたのような、ボディを1周する切れ込みが消えている

「テイスト・アクセル」モード追加で、加熱プロファイルが2種類に!

今回のバージョンアップの目玉は、「テイスト・アクセル」というモードが追加になり、加熱プロファイルが2種類に増えたことだ。てっきり「グロー・ハイパー」などのように、高温モードが追加となったのかと思ったが、これは加熱温度を変えずにピークタイム(高温持続時間)を延長して吸いごたえを高め、フレーバーを持続させるモードだという。

「テイスト・アクセル」の効果はメンソールを吸う時に顕著だということで、「プルーム・エス・2.0」は“メンソール特化型”と銘打っている。工場出荷時には「テイスト・アクセル」はオンになっているので、そのまま起動して吸えば、その恩恵を受けられる。使用するタバコスティックは、従来モデルと共通だ。

電源ボタン(アクションボタン)をトリプルクリックすれば、従来モードにも切り替えできる

電源ボタン(アクションボタン)をトリプルクリックすれば、従来モードにも切り替えできる

加熱待ち時間が短く、使用可能時間は長くなった! 使用可能本数も倍増

もうひとつ大きく進化したのが、加熱時間と使用可能時間だ。従来は約40秒という初期アイコス並みの待ち時間だったが、それが約30秒に短縮され、使用可能時間は3分半が4分半へ、1分も延びた(パフ数では変わらず14パフした時点で終了する)。

正直、「プルーム・エス」は喫味がやさしく、ニオイが抑えられているのはよいのだが、ゆったり吸っているとすぐ終わってしまうイメージだった。そのため、1分長く吸えるようになったのは率直にうれしい。アイコスの6分と比べるとまだ1分半ほど短いが、チェーンスモーカーなら気にならないだろう。

さらに、使用可能本数も倍増した。従来モデルでは90分で約10本だった使用可能本数が、60分で約20本と倍増。90分のフル充電を行うと、約22本吸うことができるようになった。1日に1箱吸う喫煙者の場合も、「プルーム・エス・2.0」なら1日1回の充電で済むことになる。

充電ポートはmicro USBからUSB Type-Cになった。もう差し込みの上下を間違えてストレスを感じずに済む

充電ポートはmicro USBからUSB Type-Cになった。もう差し込みの上下を間違えてストレスを感じずに済む

メンソールもレギュラーも全然違う!「プルーム・エス・2.0」を試してみよう

「喫味が弱め」という「プルーム・エス」のウィークポイントはどれほど改善されているのか、「プルーム・エス・2.0」と同時に発表された「キャメル・メンソール・レッド」「キャメル・メンソール・イエロー」と、既発売のレギュラー2種で、その進化を確認してみたい。

エルゴノミクスデザインの持ちやすさは変わらないので、使い勝手は同じだ

エルゴノミクスデザインの持ちやすさは変わらないので、使い勝手は同じだ

「キャメル」のフレーバーメンソールは明らかにおいしくなった

「プルーム・エス・2.0」はフレーバーが持続しやすいメンソール特化型ということで、まずは、最新のフレーバーメンソール2種を吸ってみる。

「キャメル・メンソール・レッド」は、加熱時点で明らかに香り立ちが違う。従来モデルではスースー感はのど奥に集中して感じられたが、「プルーム・エス・2.0」を使うと、メンソールは鼻にまで到達。さらに国産りんごの蜜のような甘味も大きく広がり、非常に爽快だ。タバコ感もまた、陰に隠れてはいるが、前半はしっかりめに感じる。

「キャメル・メンソール・イエロー」も同様で、フレーバーがグンと立ち、アロマ感とともに強めの清涼感がガツンと来る。正直、従来モデルでイエローを吸った時は物足りなく感じたが、「プルーム・エス・2.0」では明らかにおいしく感じた。

ただ、8〜10パフあたりからタバコ感は次第に落ちてくる。メンソールは持続するし、蒸気も出るのだが、次第にすっきりしたミントタブレットかベイプのような味わいとなるのだ。スースー感は4分半持続するが、タバコ感は後半になるに従って物足りなくなった。

念のため、ほかのメンソール系もひと通り吸ってみたが、持続感は同様だった。フレーバーメンソールのほうが、「テイスト・アクセル」の効果を感じやすいようだ。

最新フレーバーメンソールの「キャメル・メンソール・レッド」「キャメル・メンソール・イエロー」。ぜひ「プルーム・エス・2.0」で味わってみてほしい

「テイスト・アクセル」はレギュラー派の人にもしっかり恩恵がある

「テイスト・アクセル」モードを使用すると、レギュラー系の吸いごたえもアップするそうなので、定番の「メビウス・レギュラー」と、「キャメル・レギュラー」で試してみた。

こちらのほうが、何が変わったかはわかりやすい。低タール系ではあるが、「メビウス・レギュラー」の味が、かなり紙巻きタバコに近く感じたのだ。ひと口目はまさにカーン!と来る辛みで、その後にまろやかな甘みのあるメビウスフレーバーが広がり、実においしい。

「キャメル・レギュラー」も少し軽く感じるものの、すっきりしたジェントルな味わいは深みを帯びていると感じた。「プルーム・エス・2.0」は、レギュラー派の人にもしっかり恩恵がある。

プルーム・エス用全8種類の銘柄のうち、レギュラー系は「メビウス・レギュラー」と、「キャメル・レギュラー」の2種のみ

一度吸ったら戻れない「プルーム・エス・2.0」

筆者的には、「プルーム・エス・2.0」に搭載される「テイスト・アクセル」のオン/オフ機能はほぼ無意味だと思った。「テイスト・アクセル」がフレーバーの香り立ちを高め、喫味もアップさせるので、わざわざ以前の少々マイルドなバージョンで味わう気にはなれないからだ。

「プルーム・エス・2.0」がメンソール特化型なのは確かで、スースー感は持続して、それなりにパンチも出る。しかし、やはりそこは「プルーム」シリーズの持つコンサバティブな精神があふれていて、暴力的なメンソールにはならずに、しっかりタバコ範疇にあるメンソール味に落ち着いている。

これまでの「プルーム・エス」に満足していたという人でも、今までより長く、よりしっかりと味わいたいと感じるなら、「プルーム・エス・2.0」に買い換えても後悔はしないだろう。

在宅作業やクルマの中など、ニオイの気になるところで使用しても、高温加熱式タバコにしては比較的大丈夫

在宅作業やクルマの中など、ニオイの気になるところで使用しても、高温加熱式タバコにしては比較的大丈夫

清水りょういち

清水りょういち

元「月刊歌謡曲(ゲッカヨ)」編集長。今はめおと編集ユニット「ゲッカヨ編集室」として活動。家電や雑貨など使って楽しい商品のレビューに命がけ!

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