レビュー

人気メンソール銘柄「KOOL」が加熱式タバコ「グロー」についに登場! 吸ってみた

世界初のメンソールタバコ(紙巻タバコ)ブランドとしても知られる「KOOL(クール)」が、ついに加熱式タバコでも吸えるようになった。

カッコいい“洋モク(海外タバコ)ブランド”として日本でも人気の高い「クール」が、「クール・エックス・ネオ・マックス・メンソール・スティック・glo hyper用」と「クール・エックス・ネオ・フレッシュ・メンソール・スティック・glo hyper用」としてついに登場したのだ。かつて、イキがって吸っていた時期もあったヘビースモーカーの筆者にとっては、胸が熱くなる製品の登場だ。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ)の加熱式タバコ「グロー・ハイパー」と「グロー・ハイパー・プラス」で使用できる専用スティック「クール・エックス・ネオ・マックス・メンソール・スティック・glo hyper用」(写真左)「クール・エックス・ネオ・フレッシュ・メンソール・スティック・glo hyper用」(写真右)。2021年6月7日発売で、20本入り480円(税込/以下同)。中央のデバイスは、セレクトラインの「グロー・ハイパー・プラス・ブラック・S」(980円)

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ)の加熱式タバコ「グロー・ハイパー」と「グロー・ハイパー・プラス」で使用できる専用スティック「クール・エックス・ネオ・マックス・メンソール・スティック・glo hyper用」(写真左)「クール・エックス・ネオ・フレッシュ・メンソール・スティック・glo hyper用」(写真右)。2021年6月7日発売で、20本入り480円(税込/以下同)。中央のデバイスは、セレクトラインの「グロー・ハイパー・プラス・ブラック・S」(980円)

●「グロー・ハイパー・プラス」の詳しいレビューはこちら!
より刺激を求める人に!「グロー・ハイパー・プラス」は低価格で加熱温度UP
https://kakakumag.com/hobby/?id=16460

ガツンとした吸い応えとストイックな清涼感の元祖メンソールタバコ「クール」

そもそも、キツめのタバコ感にストイックな清涼感が加わるタイプだった、メンソールタバコ銘柄の「クール」。1933年誕生という非常に歴史の長い銘柄で、近年の日本では清涼感重視のフレーバーを拡充しており、人気も高い。加熱式タバコ用の「クール」は、「グロー」がまだ細いスティックのみの展開だった2018年ごろ、地域限定でひっそり発売されていた記憶はある。そのまま全国発売にはいたらなかったので、その時吸うことはできなかったが、メンソールと親和性の高い加熱式タバコだけに、今回のリリースは待ってました!というところだ。今回は、「グロー・ハイパー」シリーズ用で、「ネオ」ブランド内の銘柄という微妙な立場ではあるが、堂々の全国リリースなので、やっと吸える。うれしい。

ちなみに、高価格帯シリーズであるはずの「ネオ」ではあるが、今回は低価格帯シリーズの「ケント」と同じ480円に設定されている。

左の「マックス・メンソール」は、電源アイコンがフィルターにプリントされているカプセル入りメンソール

左の「マックス・メンソール」は、電源アイコンがフィルターにプリントされているカプセル入りメンソール

「クール・エックス・ネオ・マックス・メンソール」と「フレッシュ・メンソール」を吸ってみた

それでは実際に、「クール・エックス・ネオ・マックス・メンソール」と「クール・エックス・ネオ・フレッシュ・メンソール」の2種類を味見していきたい。

パッケージのロゴは、「KOOL×neo」というコラボ商品的なものを採用。メンソールは、厳選した北海道ミントを使用しているそう。

「グロー・ハイパー・プラス・ブラック・S」を使用し、それぞれ「通常モード」と「ブーストモード」を使用して、吸ってみた

「グロー・ハイパー・プラス・ブラック・S」を使用し、それぞれ「通常モード」と「ブーストモード」を使用して、吸ってみた

「クール・エックス・ネオ・マックス・メンソール」

ケミカル感のない上質なミント味が自慢

ケミカル感のない上質なミント味が自慢

●通常モード
ブルーグリーンとブラックが交差する、見るからに清涼感の強そうなパッケージの「マックス・メンソール」。吸った瞬間にスースー感が舌のセンターラインをビリビリと突き進み、鼻へと抜け、豊富な蒸気とともに一気に目を覚ましてくれた。冷感よりも清涼感を主体とした味仕立て。タバコのうまみもしっかり感じることができ、わかりやすく、おいしいメンソールタバコ味だと思う。

●通常モード/カプセル・オン
爽快な清涼感に、苦みと深みが加わる。これは、大人感ほとばしるウマさである。北海道ミントによるボタニカル感のある味わいは、複雑さが加わって、高級感がグンと増している。筆者的には、最初からカプセルを潰してしまいたいと思うほど、おいしいフレーバーに感じた。

カプセルメンソールを潰したところ。あまり美しくはない……

カプセルメンソールを潰したところ。あまり美しくはない……

●ブーストモード
一気に蒸気が熱くなるので、やけどしないように唇に気をつけてゆっくり吸いたい。タバコ味は酸味が強調され、ビリビリ感もさらに増して、紙巻的な強めのパンチがきいてくる。ウマいのだけれど、それなりにニオイが気になってきた。特に後半。

●ブーストモード/カプセル・オン
先ほど、よい塩梅だと感じたミントに、少しケミカル感が出てしまった。吸い応えは、確かにMAXになるが、その分バランスが崩れてしまった印象だ。惜しい。

「クール・エックス・ネオ・フレッシュ・メンソール」

バランス感がすばらしい

バランス感がすばらしい

●通常モード
カプセルは内蔵しないので、モード切り替えで2パターンの変化が楽しめる「フレッシュ・メンソール」。これは、吸いやすい王道メンソール味だ。十分な清涼感が広がって、鼻の奥までスースーになるが、同時に酸味とうまみの調和が取れており、ミントの力でニオイを中和して、おいしく仕上げているという印象である。

この完成度の高さは、筆者の抱いている「クール」のイメージに最も近い。続けて吸っても飽きが来ないし、タバコのうまみもしっかり味わえるところがポイントだ。

●ブーストモード
熱い蒸気とともに、グンと辛みが増してきた。刺激は強い。喫味も上がる。ただ、「ブースト」は喫煙時間自体が短くなってしまうので、長く味わいたい筆者としては、時間を犠牲にしてまでブーストする価値をあまり感じなかった。後半は、メンソールが抜ける分、特有のニオイが前面に出てくる。

【まとめ】おすすめは「フレッシュ・メンソール」の通常モード!

人によってタバコに求めるものは違うので、あくまで筆者の主観だが、タバコ感とメンソール感がバランスよくマリアージュされている「フレッシュ・メンソール」の通常モードが、最もおいしく感じた。1日の始まりと終わりに、気分をリフレッシュしたい時に吸いたくなる味。「クール」という銘柄を知っている人も、知らない人も1度試してみてほしい。

何はともあれ、加熱式タバコで「クール」を吸えたのがうれしかった

何はともあれ、加熱式タバコで「クール」を吸えたのがうれしかった

●「グロー・ハイパー・プラス」の詳しいレビューはこちら!
より刺激を求める人に!「グロー・ハイパー・プラス」は低価格で加熱温度UP
https://kakakumag.com/hobby/?id=16460

清水りょういち

清水りょういち

元「月刊歌謡曲(ゲッカヨ)」編集長。今はめおと編集ユニット「ゲッカヨ編集室」として活動。家電や雑貨など使って楽しい商品のレビューに命がけ!

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