フィリップ モリス ジャパンの加熱式タバコデバイス「アイコス イルマ(IQOS ILUMA)」の専用タバコスティックには、「テリア」(各税込580円)とそれより50円安い「センティア」(各税込530円)がラインアップされていますが、後者「センティア」のレギュラータイプを吸っている人に朗報です。
2024年1月11日、レギュラーでは6種類目のフレーバーとなる「センティア バランスド ゴールド」が発売。これにより、「センティア」シリーズのラインアップは全14銘柄となりました。
「センティア バランスド ゴールド」530円(税込)
1つ前に発売されたフレーバー「センティア スムース ゴールド」の発売が2023年3月だったので、約10か月ぶりの新製品。しかし、なぜまたレギュラータイプなのか、そしてどんな味わいなのか。実際に吸ってレポートします。
「センティア バランスド ゴールド」のコンセプトは、「うまみに潜む、香ばしさ。」。先述の「センティア スムース ゴールド」に比べると、強さ、コク、香りがひとまわり強化されているとのことです。
パッケージのデザインカラーは、濃い目のゴールド。こちらも「センティア スムース ゴールド」と並べてみると、その特徴がよくわかります。
手前が「センティア バランスド ゴールド」で、奥が「センティア スムース ゴールド」
なお、今回の新作が加わったことで、「センティア」シリーズは全14銘柄となり、レギュラーは6フレーバー、メンソールとフレーバー系メンソールはそれぞれ4銘柄のラインアップに。
「センティア」シリーズの最新ラインアップ
ただなぜ、レギュラーの拡充が続いているのでしょうか。その点について、フィリップ モリス ジャパンのポートフォリオ・マネージャー、ダニエル・セヴシック氏のコメントに理由がありました。
「紙巻きタバコ・シガリロ市場の約40%がレギュラーセグメント。それを踏まえると、紙巻きタバコのレギュラー喫煙者による加熱式タバコ製品への切り替えの機会は高いと考えており、今後レギュラーカテゴリーを強化するうえでも、味わいを充実させていくことが、加熱式タバコ製品カテゴリーの成長をさらに加速させていくことにつながると考えているためです」(ダニエル・セヴシック氏)
ここからは、実際に吸った味のレポート。
まずはパッケージを開けて香りをチェックしてみると、ウッディーな温かみや果実味をともなう甘やかなフレーバーが豊かに感じられます。とはいえ、この果実味は甘酸っぱい方向性ではなく、木の実のような熟成感と言えるでしょう。
フレーバーはタバコらしい香ばしさが特徴ですが、どこかナッティーな果実味を感じさせるニュアンスが絶妙です
そして吸ってみると、その香ばしいフレーバーがフワッと口いっぱいに。それでいて刺激的なアタックはなく、吸い心地はまろやか。ぬくもりのある吸い味で、同シリーズの「センティア スムース ゴールド」より力強く、また「センティア バランスド イエロー」に比べると、旨味がある分やや大人な印象です。
温かみのあるテイスト。580円の「テリア」シリーズであげるなら「テリア ウォーム レギュラー」が近いと思います
改めて既存の「センティア スムース ゴールド」も吸ってみました。
こちらは「センティア バランスド ゴールド」に比べると、同様の温かみはありつつも、ライトかつジェントルな味わいで、余韻も若干すっきりとしたフレーバー。やさしく、マイルドなレギュラーを求める人におすすめです。
こちらは「センティア スムース ゴールド」。全体的に軽快な味わいで、落ち着いた感じの、上品なニュアンスも感じられます
スペック的にも、レギュラータイプの中間に位置する「センティア バランスド ゴールド」。そのバランスのよさを、ぜひお試しあれ
今回の新作「センティア バランスド ゴールド」は、レギュラータイプの中では重すぎず軽すぎもしない絶妙な塩梅。まさに好バランスな、ミディアムレギュラーです。既存の「センティア」シリーズで言えば、「センティア バランスド イエロー」と「センティア スムース ゴールド」のユーザーが乗り換えるのにおすすめ。また、「テリア」シリーズで最も近しいフレーバーは「テリア バランスド レギュラー」で、こちらのユーザーにとっても乗り換え対象になると思います。
全国7店舗の「アイコス ストア」や、大手カフェチェーンなどに設けられた300か所の「アイコス スポット」では、発売日からテイスティングのプロモーションも実施されるので、ぜひこの機会にお試しを。