2025年4月15日、フィリップ モリス ジャパンの加熱式タバコ「アイコス イルマ アイ」の専用スティック「テリア」シリーズから、カプセル入りフレーバー系メンソールタイプの新作「テリア シャイン パール」が発売されます。
「テリア シャイン パール」。2025年4月15日から全国の「IQOSストア」などで、28日からはコンビニを含むタバコ取扱店で順次発売されます。価格は580円(税込)
「テリア」シリーズのひとつ前の新作は、2025年1月発売の「テリア リビエラ パール」でしたから、2作連続でカプセル入りメンソールのデビューとなります。また、今回の発売によりカプセル入りメンソールは全4銘柄となりました。
フィリップ モリス ジャパンの資料より
シリーズ全体でのラインアップとしては、2025年1月に「テリア ブラック トロピカル メンソール」が販売終了となったので、現時点では全24銘柄。では、今回の「テリア シャイン パール」はどんな味わいなのか、チェックしていきましょう。
2025年4月時点における「テリア」の全ラインアップ
まずはパッケージのデザインから。ベースカラーはほかのカプセル入りメンソールタイプと同じグリーンですが、「テリア シャイン パール」のキーカラーはライトグリーン。ベースと差し色が同系色なので、これまでの3モデルと比べると少々おとなしく見受けられます。とはいえ、その分クールな印象も受けます。
新緑の春や初夏が似合うような、見た目からして清々しいデザイン
開封してそのまま香りをチェックすると、フルーツのアロマはまだ影をひそめており、爽快なミントフレーバーがフワッと。これもカプセル入りメンソールタイプ共通の特徴ですが、メンソールのボリュームが「テリア シャイン パール」にも十分にあることがわかります。
カプセルタイプに共通している、タバコスティックのドット(この中にカプセルが封入)はうぐいす色に近い黄緑
デバイスに装着して、まずはカプセルをつぶさずに吸ってみます。すると、従来のカプセル入りメンソールタイプと近しいテイストではあるものの、余韻の爽快感は比較的伸びやかな印象。アタックはやわらかく、徐々にクールなフレーバーが広がるような味わいです。
ウッディーなタバコのコクや喫味は強すぎず、ミドルからラストにかけてググッとメンソールが押し寄せてきます
次は、カプセルをつぶして一服。ガムのようなジューシーさが好印象で、一気にカジュアルな表情に。昭和後期〜平成の名作ガム「キスミントガム」(江崎グリコ)を思い出しました。果実味はマスカットのほか、洋ナシ、青リンゴのようなニュアンスも。
「シャイン」はシャインマスカットに由来するのかもしれませんが、個人的には白ブドウ以外の果実味も感じました
マスカットはワインの世界でも「ミュスカ」「モスカート」などとして親しまれていますが、甘やかでキュートなニュアンスを持った果実味は「テリア シャイン パール」にも感じられ、そこにメンソールの爽快感がマッチして高い完成度に仕上がっています。また、ベリーや柑橘、南国系とも違うフルーツ感があり、この味が好きな人は多そうだと思いました。
24銘柄が揃った「テリア」の中で味が近しい銘柄をあえてあげるとすれば、「テリア ハイブリッド パール グリーン フルーツ」という気がしますが、こちらは非メンソールタイプ。その意味でも、独自の魅力が「テリア シャイン パール」にあると言えます。また、カプセル入りではないフレーバー系メンソールが好きな人にも、おすすめできる銘柄だと言えるでしょう。
「テリア シャイン パール」のキービジュアル