Android Wear搭載スマートウォッチがあのポラールから登場!

プロアスリート愛用のポラールがスマートウォッチを作ったらこうなった!

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ポラール・エレクトロ・ジャパンは10月5日、心拍数計やGPSを搭載したスマートウォッチ「Polar M600」(以下、M600)を発表した。ポラールといえば、世界中のプロアスリートにも人気があるスポーツ関連周辺機器を数多く発売するメーカー。今回発表されたM600も、スポーツ時の活動量や心拍の計測を重視したスポーツ特化型のスマートウォッチだ。

サイズは36(幅)×45(縦)×13(厚さ)mm 、重量63g。液量画面は1.3インチのタッチパネルで、解像度は240×240px

女性の腕には少々大きめだが、画面が広いので操作感はなかなかよい

女性の腕には少々大きめだが、画面が広いので操作感はなかなかよい

リストバンドはシリコン製で水に濡れてもOK。ベルト穴が左右に2列あり、しっかりと腕に装着できる。バンド部は取り外し可能で、別売りのバンドに取り換えることも可能。バンドの色はブラック、ホワイト、レッドの3種類用意

液晶画面下中央にトレーニングメニューなどを開く「フロントボタン」。本体左サイドにホーム画面を呼び出せる「サイドパワーボタン」を搭載

「スマート」よりも「スポーツウォッチ」を目指す

M600がスポーツ特化型と言われる最大の特徴が、独自の新型光学式心拍数計の搭載。一般的なスマートウォッチは光学式心拍数に2個のLEDを使用しているものが多い。しかし、M600はなんと6個のLEDでより正確な心拍数を計測できるという。同社によると、従来まではテニスなどの手首に激しい衝撃を受けるスポーツ時は、振動により心拍計測の信頼度が落ちることがあった。しかし、LED数を増やすことにより、この問題を大幅に軽減し、激しいスポーツにも対応可能となった。また、従来まではバンドを正確に巻かないと心拍数を計測できないことがあったが、LEDを増やすことでこの問題も軽減しているという。

本体裏面で光っているのが光学式心拍数系のLED。従来は2個だったLEDが6個まで増やされた。LED下に見える丸いパーツは充電用コネクター

同社の代表取締役 園部英生氏は「もちろん、LEDを増やせばバッテリーの消費電力も増えてしまいます。ですが、スポーツに特化した『スポーツウォッチ』には、正確な心拍数計測は不可欠だと考え、M600はあえて6LED心拍数系の搭載に踏み切りました」とコメントした。ちなみに、M600は500mAhのリチウムイオンポリマーバッテリーを搭載。Androidスマートフォンとの連携時は最大2日、または8時間のスポーツトレーニング。そして、iPhone連携時は最大1日、または8時間のスポーツトレーニングが可能だという。

代表取締役の園部英生氏は「M600はスマートウォッチではなく『スポーツウォッチ』。一般的なスマートウォッチとは開発アプローチから違う」と語った

また、本体はスマートウォッチには珍しい水深10mまでの防水機能(IPX8相当)を搭載しており、もちろん水泳にも対応する。さらに、本体素材には強化プラスチックケースとスチールベゼル。フェイスにはGorilla ガラス3を採用するなど、激しい運動にも耐える耐久性の高さも特徴だという。

100種類のスポーツに合わせたプログラム

また、M600のもう一つの特徴は、同社独自のスポーツトレーニング用アプリがプリインストールされている点だ。このアプリでは、100種類以上のスポーツからトレーニングの種類を選択可能。たとえば、同じ心拍数でも「ランニング」と「水泳」では消費するカロリーが異なるが、M600ならこれらスポーツの種類によるカロリー消費の違いを、かなり正確に計測できるという。

また、トレーニング中は心拍数やトレーニング時間、消費カロリー、移動距離など、18項目の表示が可能。どの項目を表示させるかなど、無料クラウドサービス「Polar Flow」から細かくカスタマイズすることができる。

M600に登録可能なスポーツの種類は100種類以上。登録はクラウドサービス「Polar Flow」から行う

M600に登録可能なスポーツの種類は100種類以上。登録はクラウドサービス「Polar Flow」から行う

スポーツの種類は、M600に20種類まで登録可能。これから行うスポーツの種類を選択してスタートすれば、正確なカロリー消費量などが計測される。トレーニング終了後は、運動時間などのサマリー画面を表示

スポーツの種類や、トレーニング中に表示する項目などはクラウドサービス「Polar Flow」で細かく編集可能だ

スポーツの種類や、トレーニング中に表示する項目などはクラウドサービス「Polar Flow」で細かく編集可能だ

このPolar Flowでは、運動時間やルート、速度、距離、心拍数の推移など、トレーニングごとの詳細なども細かくチェック可能。さらに「3ヵ月後にフルマラソンを走る」など、目標を入力することで、最適なトレーニングメニューを設定するパーソナルトレーナーのような機能も搭載する。

走ったルートや、ピッチ、心拍数などPolar Flowでは細かな記録をチェックできる

走ったルートや、ピッチ、心拍数などPolar Flowでは細かな記録をチェックできる

運動に対する疲労度の蓄積や回復度をグラフ化して表示させることも可能

運動に対する疲労度の蓄積や回復度をグラフ化して表示させることも可能

毎日の活動チェックにも

M600は日常生活の活動を記録するアクティビティトラッカーとしても利用可能だ。最初に身長、体重、年齢、性別などを設定すると、WHOで設定されている最適な一日の活動量の目標を計算。毎日の活動量がこの目標に届いているかチェックすることができる。もちろん、ダイエットしたい場合や体力をつけたい場合は、負荷を上げる設定も可能だ。

一日の活動量目標を表示する画面。その日に歩いた歩数や移動距離、消費カロリーも表示してくれる

一日の活動量目標を表示する画面。その日に歩いた歩数や移動距離、消費カロリーも表示してくれる

もちろん、普通のスマートウォッチとしても

M600はAndroid Wear搭載スマートウォッチ。このため、Andoroid端末との連携機能も搭載している。メールの確認や返信、カレンダーと連動したスケジュール通知、さらにSNSのフィールド確認も可能。また、Google Playにある4000種類以上の対応アプリを利用することもできる。また、本体内には4GBのストレージスペースがあり、アプリのインストールのほか音楽データを保存して、M600だけで音楽再生させることも可能だ。

ちなみに、Android Wearの機能として、ウォッチフェイスを変更する機能も搭載。さらに、ポラール独自のウォッチフェイスパターンも2種類用意している。ポラールのフェイスパターンでは、日にちと時間などのほか、一日の活動量目標の達成度も一目でわかるようになっている。

ポラールのオリジナルデザインフェイスは2種類。どちらも一目で活動量目標の達成率がわかるようなデザインになっている

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倉本 春

倉本 春

パソコン雑誌編集者からドッグカフェオーナーという、異色の経歴を経た家電ライター。家電を活用することで、いかに家事の手を抜くかに日々頭を悩ませている。

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2017.2.27 更新
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