ついに梅雨がやってきて、傘を手放せない日々が続いていますね。雨自体も憂鬱(ゆううつ)ですが、筆者は「傘の持ち歩き」がとても不便だと感じています。差している間はいいものの……電車の中や屋内では手がふさがったり、衣服がぬれたり、車移動の場合でも内装がぬれたりするので、かなり面倒。
傘の持ち運びって、本当に不便……
そこで筆者は、傘を快適に持ち歩くための便利グッズを取り入れています。今回はそのグッズをシーン別にご紹介。筆者が実際に使っているものなので、使い勝手のよさはもちろん、少し使いづらい点まで正直にレビューします。
筆者は車通勤がメインなのですが、ぬれた傘を車内に直接置くとシートなどの内装がぬれて嫌ですし、そもそも収まりが悪いですよね。筆者は場合によってこの2アイテムを活用しています。
乗ってすぐに、サッと収納できます!
この「リング付き傘ホルダー」は、入り口が大きなリング状になっているので、傘をクルクル畳まなくてOK! そのままサッと差し込むだけで、足元やシートがぬれることを防げます。
面ファスナー式のストラップが付いているので、車のヘッドレストにも簡単に取り付けできます!
先端部分はボタン式で開閉でき、底にたまった水を捨てられるようになっています
生地は、はっ水性のあるナイロンなので水漏れもなく安心です! ただし完全防水ではないため、長時間入れておくと水が染み出す可能性はあります。
長さを約半分にして使うこともできるので、折り畳み傘にも対応しています
車に乗り込むときにモタモタしていると洋服も車内もぬれてしまいますから、傘を畳まずに収納できるこのケースは重宝しています。
たくさんの傘を収納できるタイプです
自分以外の人を乗せるときは、「NAPOLEX(ナポレックス) アンブレラケース」を使っています。面ファスナー式のストラップで車のヘッドレストに取り付け、後部座席のスペースを使って傘を収納するタイプ。
口が大きく開くから出し入れ楽ちん! (フラップ構造・面ファスナー式)
長傘4〜5本、もしくは長傘4本+折り畳み傘1本を収納できます。ただ、複数本の傘を入れるなら、きちんと畳んでからでないとパンパンになってしまいます。後部座席の足元をやや圧迫する形になるので、快適に収納するなら3本程度がちょうどいいかもしれません。
先端のポケットは外せるようになっており、水捨ても簡単
本体生地には抗菌・防臭加工が施されています。もちろん運転席でも使うことはできますよ。
いずれのケースも、使わないときにはコンパクトに丸めておけるので、じゃまにもなりません。車で家族一緒に出かけることが多いなら常備しておいて損はないですよ。筆者はトランクに置いてあります。
車内で使っているケースをまずご紹介しましたが、やはり一番ストレスなのは、差さない傘を持って歩いているときや、電車などに乗るときではないでしょうか。片手がふさがりますし、電車で座った場合は足がぬれてしまいますよね。周囲の人にも自分の傘が当たると迷惑になってしまうので、常に気にしていないといけないですよね。
そんな持ち歩き時や、電車に乗る際に便利なケースを3種類ご紹介。
まずは折り畳み傘の場合。出先では元々付いているケースに収納するのは難しく、そしてバッグの中がぬれてしまいがち。このケースは吸水してくれるだけでなく、バッグの外に付けられるのでかなり重宝します。
内側は全面マイクロファイバー生地でしっかり吸水してくれます
折り畳み傘を入れたケースを、ビジネスバッグやトートバッグに外付けできる!
外付けできるって最高! これで、また雨が降ってきたときもサッと取り出せます。
リュックやショルダーバッグにも外付け可能
筆者の持っている「hacobel 吸水傘ケース 2Way」は、全長27cmまでの折り畳み傘に対応。ほかにも、全長21cmまでの折り畳み傘に対応した「hacobel 吸水傘ケース 2Way Mini」や、これよりもうひと回り大きい全長30cmまでの折り畳み傘に対応した「hacobel 吸水傘ケース 2Way Biz」の3種類があります。筆者は何本か折り畳み傘を持っているのですが、すべて27cm以下だったのと色が気にいったのでこれにしました。
折り畳み傘に付属しているケースって、薄くてペラペラなのですぐになくしてしまいますよね? これは大きなペンケースといった感じで、しっかりした作りなのでどこかに埋もれてしまうこともありません。吸水ファイバーが全面に付いているため多少かさばりますが、バッグに付けておいたり、傘を使用しない場合はペットボトル入れにしたりして常備しています(500mlのペットボトルがピッタリ収まります)。
日本刀のように背負える「カサケース」!
長傘を持ち歩いたり、電車に乗ったりするときは「カサケース」! これで両手が空くので、歩き移動が楽なのはもちろん、電車の中で立っているときにも楽勝でつり革を握りつつカバンを持てます! 座っているときも、傘を足の間に挟んでもぬれないのがいいですね!
生地は防水性を高めたホワイティング加工で安心です!
ストラップは長さ調整可能。また、小型のポーチが付いているのでカバンにいつも入れておくことができます。ただ、少し傘を入れる部分が細く感じます。きちんと畳んだ状態でないときれいに収まりにくいでしょう。
でも両手が使えるのでとても快適。日本刀のように背負うのが少々恥ずかしい方は、片方の肩にかければOK。
肩にかけて使える傘ケースです!
長傘用のケースをもう1つご紹介。「SUSU(スウスウ) 傘ケース ロング」です。こちらは肩にかけるタイプで、73cm以下の長傘に対応。
何が違うのかというと、吸水ファイバーとストラップが付いていること。
入り口と底部にマイクロファイバー付き
ケース両端内側に付いているマイクロファイバーのモール糸が、傘に付いた水滴や、滴り落ちる水滴を吸い取ってくれます。本体生地は、はっ水抗菌仕様で清潔に使えます!
こちらのケースは、さきほどのものよりも少しゆとりがありますが、それでも畳まないと入りません
肩かけストラップのほかに、車のヘッドレストに取り付けられる短いストラップも付いている2Way商品! 車内でも使えるんです。
こんなにコンパクトに畳めるので、カバンに入れておきやすいです。
カラーが豊富でオシャレなので、女性の方にもオススメできます。吸水ファイバーが少しだけかさばりますが、バッグに入れるには十分な小ささ。
筆者が愛用している5つの傘ケースをご紹介しました。通勤はもちろん、遊びに出かける日に雨が降ると荷物になるし憂鬱ですが、これらのグッズをうまく活用すれば、傘を持っていることを忘れて快適に行動できるはず。梅雨に限らず、雨の日なら1年中活躍しますよ。
自分のためにも、周りの人のためにも、ぬれた傘を上手に持ち歩きましょう!