トイレの床を掃除する際、一般的なフロアワイパーだと大きすぎて取り回しが悪いため、筆者はトイレ用のウェットシートを使って手で拭いているのですが……どうしても便器に顔を近づけることになったり、汚れたシートに直接触れたりしなければならず、ちょっと不快に感じていました。
そんなトイレの床掃除のお悩みが解決しそうなアイテムを発見!
コジットの「ノータッチトイレワイパー」です
サイズは16(幅)×8(奥行)×71(高さ)cm
一般的なフロアワイパーとの大きな違いは、手で触れることなくお掃除シートを取り付け&取り外しできる点です。
ポールを上に引くと、ヘッドの両側が開き、シートを挟む溝が登場します
適応シートのサイズは約12×18cm以上。一般的なトイレ用の流せるシートがぴったりハマるサイズ感です
さっそくトイレ用の流せるシートを取り付けてみました。取り付け方は、ヘッドをシートの中央に置き、床面に対して垂直に押し込むだけ。と、いたってシンプルな動作なのですが、最初私はうまくシートを挟めず、何度もやり直していました。ですが、コツをつかんだら簡単にできるようになり、それ以降は失敗なくスムーズに取り付けられています。
そのコツは、とにかく「垂直に」「素早く」床に押し込むこと。一瞬でシートを挟めますよ!
ヘッドをシートの中央に置いて、ポールを垂直に素早く押し込みます
キレイに装着できました
実際のお掃除における使い勝手はというと、トイレ用というだけあり、コンパクトなサイズ感で取り回しがしやすいです。
ポールは前後左右に倒れるため、便器の裏のほうまでスイスイお掃除できます
さて、お掃除が終わったらシートを取り外しますが、もちろんノータッチでできちゃいます。こちらはとても簡単で、本体を垂直にして根元部分をしっかり持ち、もう片方の手で持ち手部分を引くだけ。
その際、捨てたい場所の上で取り外せば、一切手で触れることなく掃除後のシートを処分できます。
流せるシートの場合は、便器の上で取り外せばOK
もし意図しない場所にシートを落としてしまった場合は、さすがに手で回収することになる……かと思いきや、なんとさらに便利な機能が付いているんです。ポールの先端にゴミ捨て用ピンセットが入っていて、シートをつまんで処分できます。徹底的に“ノータッチ”にこだわられていますよね。
照準が外れて、シートがうまくゴミ箱に入らなかった! そんなときは……
ポールの先端からピンセットを取り出して
ノータッチでシートを拾えます
直接手で触れることなくお掃除が完了しました
さらに感心したポイントとして、この「ノータッチトイレワイパー」は自立するんです。
全長71cmと短いこともあり、まっすぐ立てておけば倒れません
一般的なお掃除ワイパーは、壁に立てかけて収納しても倒れてくるのがプチストレスでしたが、こちらはしっかり自立してくれるので保管しやすく、手に取りやすいです。
「ノータッチトイレワイパー」を導入してみて、やはりシートに触れずに掃除できる点はとても画期的だと感じました。かがまずにトイレの床や壁を掃除できるのもいいですね。必然的に便器に顔を近づけることがなくなりますし、体力的にもラクになりました。
注意点というほどでもないですが、使用後のシートを小さなゴミ箱に捨てようとすると、照準が外れてゴミ箱以外に落ちてしまうことがあります。個人的には、流せるシート専用にして、直接便器に捨てる使い方がおすすめです。
流せるシート専用で使っています
これまで、トイレの床や壁の掃除は汚れたシートに触るのが不快でしたが、「ノータッチトイレワイパー」を使うことで手軽かつ衛生的に掃除できるようになり、掃除のハードルが下がりました。小回りが利いて掃除しやすく、自立するのもいいです。トイレの床掃除がおっくうに感じている方は、ぜひ導入してみてください。