レビュー
「サーモス」「象印」「タイガー」人気ステンレスボトルクロスチェック

どれ買う? 「私にピッタリのステンレスボトルはコレ!」の巻

冷たい飲み物がおいしい季節。外出先ではコンビニや自動販売機で、冷えたペットボトル飲料を手軽に買うこともできますが、今年は、好きなフレーバーのお茶やお気に入りのミネラルウォーターなどを冷たいままいつでも飲める「ステンレスボトル」を取り入れてみませんか? とはいえ、今人気のステンレスボトルは種類も豊富。何をポイントに選べばよいか迷ってしまいますよね。そこで今回は、ステンレスボトル選びのポイントを紹介。編集部員から、“今、ステンレスボトルが欲しい!”という3人がそれぞれ製品選びの条件をあげ、それに見合う製品をピックアップ。実際に使用した感想などをレポートします!

三者三様の“欲しいボトルの条件”を満たしてくれそうな3製品をピックアップ

まずは、3名がそれぞれどんなボトルが欲しいのか、希望をヒアリングしました。レビュアーとともにその内容を紹介します。

・編集部S(女性)
プチアウトドア派。休日のランニングを兼ねた犬の散歩や季節ごとの行楽に持ち歩けるボトルを探している。条件は第1に、デザインが可愛いこと。次に、歩きながら、片手で手軽に飲めるようにワンタッチでフタが開くもの。

・編集部T(女性)
潔癖症。オフィス備えつけの紙コップは使いたくない。第1条件が清潔さを保てること。フタをあけるのにベタベタ触りたくないのでワンタッチ式を希望。また、水垢や茶シブが洗えるように飲み口やゴムパッキンが取り外せて、内部も抗菌加工をしてあるとベター。

・編集部M(男性)
ほぼ毎日ペットボトルのジュースを買い、経済面と健康面が心配。第1条件が、取材などの外出時にカバンに入れても重くならない容量とサイズ。第2条件が万が一にもカバンの中の書類などが汚れないようにロック機能がしっかりしているもの。

こうしてピックアップしたものが、

1 持ち歩きびに適した容量0.35L程度のもの
2 ワンタッチオープン&フタロック機能が付いていること
3 ボトルが洗浄しやすいこと

の3つの条件満たす3製品となりました。

左からサーモスの「真空断熱ケータイマグJNL-350」、象印の「ステンレスマグ TUFF SM-SA36」、タイガーの「ステンレスミニボトル<サハラマグ> MMY-A036」

サーモス「真空断熱ケータイマグJNL-350」。容量は0.35L、本体サイズは6.5(幅)×17.0(高さ)×7.5(奥行)mm、口径は約4cm、重量は170g、保温効力(6時間) 63度以上/保冷効力(6時間)11度以下。ボディカラーはパウダーピンク、サックスブルー、ミント、バーガンディー、ディープパープルの5色

象印「ステンレスマグ TUFF SM-SA36」。容量は0.36L、本体サイズは6.5(幅)×17.5(高さ)×7(奥行)mm、口径は約4cm、重量は170g、保温効力(6時間)67度以上/保冷効力(6時間)9度以下。ボディカラーはブラック、シナモンゴールド、クリアレッドの3色

タイガー「ステンレスミニボトル<サハラマグ> MMY-A036」。容量は0.36L、本体サイズは6.6(幅)×17.8(高さ)×7.2(奥行)mm、口径は約4cm、重量は170g、保温効力(6時間)64度以上/保冷効力(6時間)9度以下。ボディカラーはブラウン、アガット、ホワイトの3色

4つのポイントをチェック!

ではさっそく、編集部員3名がそれぞれ実際に使用して、製品の特徴をチェック! チェックポイントは、1.持ちやすさと重量、2. ワンタッチオープンの性能はとロックのタイプ、3. 飲み口の形状、4. 保温性能と手入れのしやすさ、の4つ。どんな結果になるのでしょうか?

<チェック1> 持ちやすさや重量は?
容量は「サーモス」が0.36L、「象印」と「タイガー」がいずれも0.35Lとほぼ同容量。そして製品自体の容量は3製品とも170gとかなり軽量です。 手に持った感じはどれも大差なく、水を満杯までいれても「軽い!」が正直な印象でした。280mlのペットボトルと持ち比べてもステンレスボトル分の重量を感じないくらいの軽さです。サイズ感もちょうど良く、片手でしっかり握れて安定感抜群でした。

280mlペットボトルとタイガーのステンレスミニボトル。片手で持てるサイズは変わらず、容量はしっかり0.35mlです

レビュアー3名で交互にボトルを持ってみたところ、3製品ともサイズも重量もほとんど同様ながら、持った感じが一番手に馴染み、しっくりくると好評だったのは「象印」でした。飲み口のフタの部分が他の2製品より小ぶりで、重さのバランスが均等になっているのかもしれません。

手に持ってしっくりくると好評の象印のステンレスマグ

手に持ってしっくりくると好評の象印のステンレスマグ

<チェック2>ワンタッチオープンの性能は?ロックのタイプは?
機能面を見てみます。どれもワンタッチでオープンできるので、ペットボトルのように両手でフタを開ける必要がなく便利です。特に工夫されていると思ったのは象印。ボタンをプッシュすると2段階でフタが開き、水が飛び散ることがありません。これはオフィスなどで書類を汚す心配がなくて安心ですね。

水が飛び散らない設計の象印。ワンプッシュするとまず少しだけふたが開きしずくを落とし、そのあと、そのままフルオープンするという仕組み

続いて、それぞれのロック機能ですが、象印とタイガーがロック部分をスライドするタイプでしっかりしているので安心です。しかも片手の親指1本でロック、解除ができるので手軽。サーモスは、ロックリングを下からひっかける簡易型。簡単に外れる心配はなさそうですが、やや心許ないのと、片手の親指のみでロックをかけたりあけたりするのに指がつりそうになる点がネックでした。

サーモスのロックリング。簡易なものですが簡単にははずれません

サーモスのロックリング。簡易なものですが簡単にははずれません

象印のスライド式ロック。片手でロックと解除ができて便利

象印のスライド式ロック。片手でロックと解除ができて便利

タイガーのスライド式ロック。こちらも片手でロックできる

タイガーのスライド式ロック。こちらも片手でロックできる

<チェック3>飲み口のチェック!飲みやすく工夫された形状など
飲み口の形状を見てみます。サーモスと象印はそれぞれ、飲み口のほかに小さな穴があったり、穴自体が2つにセパレートしていることで、ボトルを傾けて飲む時に勢いよく水が出すぎないような構造になっています。水が残り少なくなった際などに角度をつけて、飲み物が顔にかかってしまうこと、確かにありますね。この構造だとそんな心配もないので地味に便利です。
飲み口の色ですが、タイガー(ブラウンの場合)は汚れが目立たない濃い色なので、長く使っても化粧などが付きにくく、清潔に使えそうです。



<チェック4>基本性能!手入れはしやすい?保温性能は?
手入れのしやすさを見てみます。3社とも、本体、フタ、飲み口、ゴムパッキン×2の4つのパーツに分けて丸洗いが可能です。飲み口も広いのでブラシなどを使えばボトルの底の方までしっかり洗うことができます。1点気になったのは、象印の飲み口の内側が、水が勢いよく流れないようにチューブ状に細くなっている点。やや洗いにくいです。

象印の飲み口内側部分細長い形状でやや洗いにくいかも?

象印の飲み口内側部分細長い形状でやや洗いにくいかも?

サーモスの飲み口分解図

サーモスの飲み口分解図

象印の飲み口分解図

象印の飲み口分解図

タイガーの飲み口分解図

タイガーの飲み口分解図

最後に、基本性能である保冷・保温力について。メーカー発表の公式スペックによると、6時間の保温力は、「サーモス」が63度以上、「象印」が67度以上、「タイガー」が64度以上。6時間の保冷力は「象印」と「タイガー」が9度以下、「サーモス」が11度以下となっている。
実際に使用してそれぞれの保冷、保温力をチェックしてみました。出勤時の9時頃にポットのお湯や冷蔵庫のミネラルウォーターを入れて日中何度かフタを開けて飲みます。そして、飲み終わる時間帯が14時頃でしたが、その時間までほとんど冷めたりぬるくなったりしませんでした。実際の温度を計ったわけではありませんが、体感で特に不満がなく保温力も保冷力も3社とも充分であると言えます。

3製品とも真空構造なので温度を逃がさない仕様です

3製品とも真空構造なので温度を逃がさない仕様です

まとめ

結果をまとめます。ここまで3つの製品を見てきて、自分ならどれが欲しいかを意見を出し合ったところ、見事に3者3様に分かれました。

・編集部S(女性)
サイズや持ちやすさは個人的にはどれも問題なかったですね。一番気になっていたデザイン面で「サーモス」に1票。ミントグリーンとチョコ色のロックの色の組み合わせにキュンときました。ネックになっていたロックの部分もなんだかアンティークで可愛い。

・編集部T(女性)
私は「タイガー」かなあ。大きな氷が問題なく入る、口の広さが気に入りましたし、洗いやすそう。口をつけるところが白いと汚れが気になりそうですし、抗菌加工されているので衛生面がばっちりです。

・編集部M(男性)
僕は「象印」ですね。何より、手に持った時の安定感がぐっときました。ロックがしっかりできるのも嬉しいですし、水が飛び散らない工夫など細かな気遣いがさすがと思いました。

番外編! 飛び入り参加者による独断お気に入りボトルの紹介

3つのステンレスボトルをレビューしていたところに、「自分ならこっちの製品もよい」と、飛び入り参加者が現れました。せっかくなので、番外編として紹介したいと思います。

−アウトドア派の編集長K(男性)が選んだのは……
タイガー「ステンレスボトル<サハラクール>MME-A100」
容量1Lと多めで、防水カバーがついたスポーツ向けのボトル。カバーは取り外し可能です。さらに、ストラップ付きなので斜めがけにして持ち歩きができ、ハイキングや自転車での遠出の際にも便利なのがポイント。カバーにはハンドグリップもついているので片手でしっかり持つことができます。

斜めがけが便利。カバー付きなので体に当たっても痛くないです。カバーは取り外し可能です

斜めがけが便利。カバー付きなので体に当たっても痛くないです。カバーは取り外し可能です

−ロックし忘れが心配な編集部Y(女性)が選んだのは……
象印「ステンレスマグ TUFF SM-XB36」
フタを閉めるだけでロックがかかり、ボタンを押しながらフタをまわすことでオープンできる、自動ロックタイプ。ワンタッチオープンのように片手であけることはできないですが、ロックのかけ忘れがなく安心です。

ボタンを押しながら回すことでロック解除できるので、フタは簡単に開けることができます。ビビットな色も女子的にうれしい!」

−毎日外出する営業担当S(男性)が選んだのは……
thermo mug 「アンブレラーボトル UB13-27」
ポイントは何と言ってもスリムなボディとシンプルなデザイン。容量は280mlと少なめですが、営業用のバッグに入れても全くかさばらず、スマートに持ち歩けるところが気に入っています。ワンタッチオープンやロック機能はないですが、フタはしっかりしまるので不満はありません。

「見た目がスマートなのも持ち歩き用としては大切です。営業用バッグに入れてもかさばらず邪魔になりません」

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鈴木 ゆり子(編集部)

鈴木 ゆり子(編集部)

旅行(主に中華圏)、ペット、お酒が大好きな編集部員。飲みの席で盛り上げるのが得意ですがたまに記憶をなくします。

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