友人からマレーシア土産でもらった『なまこ石鹸』。なまこが入った石鹸?なまこが原料ってどうなのよ?? 正直最初は気味が悪いと思って、しばらく放置しておりました。
そんなある日、手持ちの洗顔料を切らしてしまったので、恐る恐るなまこ石鹸の封をあけてみたところ、柑橘系のいい香り。見た目は普通の石鹸と変わりありません。
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予想に反して、見た目は普通の石鹸でした |
よし、試しに使ってみるかと決意して使ってみたところ、これがビックリするほど心地よい洗いあがり。慌てて調べてみたところ、なまこには、海のミネラルとコラーゲンが豊富。つまり天然のコラーゲン&ミネラル配合の石鹸、それがなまこ石鹸だったというわけ。そもそもマレーシアでは伝統的になまこが肌の薬として使われているとか。なまこをココナッツオイルで煮出して作ったなまこオイルは家庭の常備薬で、切り傷、擦り傷、やけどなど肌のダメージに効くオールマイティな塗り薬として愛用されているそうです。その応用として生まれたのが、このなまこ石鹸。つまり、お肌にいい成分がギュッと詰め込まれているんですね。
実際の使用感ですが、まず、泡立てネットなしで、もこもこのクリーミーな泡が作れます。これって、きっとなまこのあのぬるぬるが役立っているのではないかと思いますが、この泡がいつまでも洗っていられるくらいお肌の上でするするもこもこで気持ちがいいんです。そして洗い流したのちは、お肌すべすべ。しかもしっとり。洗顔後のツッパリ感もなく、化粧水もつけなくてもいいかもって思うくらい(でも実際はつけますけどね)。
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こんなにクリーミーな泡が簡単に作れます |
もはやこの石鹸なしではいられない、使い切っちゃったら自分で買いに行かなきゃ!と思い、ケチケチと顔だけに使っていたのですが、日本でも買えることがあっさりと判明。普通のせっけんよりはちょっとお高いですが、こうなったら、たまには全身贅沢になまこで洗いまくっちゃいます。
この感動、是非皆さんにも自分の手で感じてもらいたい!と思う秋の夜更けでした。
(回遊舎/番場由紀江)