個人的なことで恐縮ですが、先日引っ越しをしました。それを機に、今まで使っていたベッドを処分し、しばらくはソファや手持ちの布団で寝て、キレイに片付いたら改めて寝具を探すことにしておりました。
元来、腰痛もちの筆者。寝具は常に硬めのものを選んでいたのですが、さすがにフローリングに直では硬すぎます。敷き布団がないため、汗取り用の敷きパッドや複数の掛け布団などを適当に敷いて寝ていたところ、ある朝起きると激しい腰痛が…。引っ越し作業による過大な腰への負担にくわえて、布団が柔らかすぎたために腰が沈み、体重が腰のあたりに集中したことも原因ではないかと推測しております。これ以上の我慢は無理と判断し、取り急ぎ実家で敷き布団替わりに使っているマットレスをこちらでも購入することにいたしました。
筆者が購入したのは、テレビ通販でおなじみの「トゥルースリーパー」。映像をみて、その寝心地について「ほんまかいな?」と感じている方は多いのではないでしょうか。今回は、長年「トゥルースリーパー」を愛用している1人として、筆者の個人的な感想をお話ししましょう。
「トゥルースリーパー」には、低反発素材を使った「トゥルースリーパープレミアム」(テレビ通販でよく紹介されているものです)、低反発素材とウレタンの2層構造の「トゥルースリーパーエクセレント」、筆者が愛用している「トゥルースリーパーコンフォート」などがあります。「プレミアム」と「エクセレント」は、ベッドや敷き布団などの上に敷いて使いますが、「コンフォート」は、フローリングや畳の上に敷いて敷き布団のように使えるのが特長です。また、3つ折りに畳めるので、狭い部屋に住む筆者にはぴったりです。
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低反発素材(50mm)とウレタン素材(20mm)の2層式で、厚みは70mm。ちなみに「プレミアム」は50mm、「エクセレント」は55mmです |
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手で押すとそのままの形で沈み込みます。密度が高く少し粘着性を感じる(べたつきは一切ありません)硬めのスポンジを押しているような感じです |
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最初は手の跡が残りますが、すぐに元にもどります |
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筆者が購入したシングルサイズは、長さが1950mmで幅は900mmです。なお、重さは約5.6kg |
「トゥルースリーパー」に限らず、低反発素材を使用したマットレスの特長は体圧分散。身体の形にあわせてマットレスが自在に変形するので、体重の圧力が肩や腰に集中することなく全体に分散するので心地よく眠れるというものです。独特の包まれるようなホールド感があって、筆者はとても快適に眠っております。おかげさまで朝起きて、腰が痛くて立ち上がるのもつらいという状況は改善の方向にあります。
なお、身体に密着することもあって、夏場や部屋が暑いと汗ばむこともあるとお伝えしておきますね。そのため筆者は、もう一枚カバーを取り付けて、適宜取り替えるようにしております。また、本体は水洗いできないので、汗をかいた時はこまめに陰干ししております。