いいモノ調査隊

【発明】歩きスマホをしても人にぶつからない装備を作った

最近よく、駅などで人にタックルされます。みなさんスマホをガン見していて、私の存在に気づかず突進してこられるのですよ。そう、今問題になっている「歩きスマホ」です。もちろん私も現代の若者なので時々やっちゃいますが、危ないですよね。なんとか解決できないかと本気で知恵を絞ってみました。

歩きスマホの何が問題かって、ずっと下を向いてることだと思うんですよ。なので、スマホを顔の前くらいまで上げれば、必然的に周りが見えると思うんですよね。

でもそれってかなり腕が疲れますし、ちょっと恥ずかしいから現実的じゃない。なので、「顔の前でスマホを固定してくれるグッズ」があればいいんじゃないかと思って、作ってみました。ちなみに図工の成績は3でした。

ベースとなるのはこれ。

スマホ用エアバスピロー 「お風呂でもちょっと持って手!」

スマホ用エアバスピロー 「お風呂でもちょっと持って手!」

これは、お風呂で使うバスピローにスマホをセットできるアームをつけた珍商品で、手を使わなくてもスマホを目線の高さに固定できるんです。

これを見つけた時、ピンときました。歩きながらこれを装着できれば、常に目線の高さにスマホを置きながらも前を見ることができるはずです! ただこれは本来枕なので、このままだと後ろに壁がないと固定できません。まずは体に装着する方法を考えましょう。

後頭部が当たる枕部分に耳当てを貼り付けてみました

後頭部が当たる枕部分に耳当てを貼り付けてみました

完成(カチューシャやバンドなど、いろいろ試しましたが失敗に終わりました)

完成(カチューシャやバンドなど、いろいろ試しましたが失敗に終わりました)

これを装着したら、あとは付属の防水カバーにスマホを入れて、マジックテープでアームに貼り付けます。防水カバーに入れないといけないのが難点ですが、元々お風呂用なので仕方ありません。突然の雨にも対応できる、と考えましょう。

できました。

ウェアラブルスマホ…!

ウェアラブルスマホ…!

私は革命を起こしてしまったかもしれません。こんなに自然な装着感になるとは思いませんでした。これをウェアラブルスマホと名付けましょう。空気で膨らませるタイプなので非常に軽いですし、カラーもほぼ透明なので、まるで何もつけていないよう…。なのにスマホが目の前に浮いている。そう、浮いているんです。

ちなみに、アームは枕に開いている穴に挿して組み合わせているだけなので、長さを任意に調節できます。

見やすい位置を探りましょう

見やすい位置を探りましょう

これで歩きスマホが安全になるのか、実際に歩いて確かめてみます。まずは視界の違いをご覧ください。見え方が全然違うことがおわかりかと思います。

(左)通常の歩きスマホの視界 (右)ウェアラブルスマホを装着した際の視界

(左)通常の歩きスマホの視界 (右)ウェアラブルスマホを装着した際の視界

また、人や障害物が体にぶつかる前に必ずアームが当たるので、衝突を未然に防いでくれます。(なぜか今回、人は私を見ると勝手に避けてくれました)

もしアームが何かに触れた感覚がしたら危険!すぐに止まりましょう

もしアームが何かに触れた感覚がしたら危険!すぐに止まりましょう

電車などに乗る時は、空気を抜いてしまえば全然じゃまになりませんね。ウェアラブルスマホ、ぜひ通勤時に使っていただきたいです。

お風呂でもちょっと持って手!
お風呂でもちょっと持って手!
お風呂でもちょっと持って手!

みんな、見てる…

これを付けて歩くなら歩きスマホを我慢したほうがましかな、と思ったあなた。

やめよう、歩きスマホ。どうもありがとうございました。

しえる(編集部)
Writer / Editor
しえる(編集部)
生活雑貨・食品に加え、ウォーターサーバーなど、サービス系商品の記事をメインに担当している2児の母。自称「ポテチマスター」。ポテトチップスを中心に1日3袋のスナック菓子をたいらげるお菓子狂です。
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