「空手バカ一代」という漫画をご存じですか? 極真空手の創始者である大山倍達氏の半生を描いた漫画で、アニメ化や映画化もされ、とても人気がありました。そうした影響もあってか、空手家のパフォーマンスとして有名な「かわら割り」はテレビでも時々放送されており、積み重ねたかわらを何枚割るのか、興奮しながら見ていた記憶があります。さて今回ご紹介するのは、そんなかわら割りの練習が自宅でもできるすてきなグッズですぞ。
かわら割りの練習ができるのは「かわらん」という、ちょっとかわいい感じの商品名のグッズ。プラスチック製のかわらで、割れても何度でも使えるという優れものです。本物のかわらのように後片付けの必要がないので、繰り返し練習するのに便利ですよ。それでは筆者もかわら割りに挑戦してみましょう。
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本体は2枚のかわらをくっつけた状態になっています |
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接合部はスライド式になっており、このようにして1枚にします |
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注意書きに、あれやこれやといろいろ書かれているのでちゃんと割れるのか心配になってきました |
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しかし、意を決し、チャレンジすることに |
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なんとか無事割れました。繰り返し使えますが、だんだんと接合部分がすり減ってしまうため永久に使えるわけではありません |
では筆者の勇姿? をムービーでご覧ください。割れると気持ちいい!
「かわらん」というかわいらしい名前のイメージもあって、簡単に割れるのかと思いがちですが、打撃をくわえたからといって必ず割れてくれるものではありません。かといって、力を入れすぎて地面をたたいてしまうと、手を痛める可能性もあるので練習する時は怪我に気をつけてください。また、筆者は横着をして床の上に直接置いて割りましたが、説明書にも書かれているように、皆さんは角材などで台を作ってその上に「かわらん」を置いて練習してくださいね。
昔は、強さに憧れてみずから空手を習いたいという子供が多かったのですが、今は、護身用としてだけでなく礼儀作法や精神力も鍛えられるとあって、親のほうが積極的に子供を空手道場へ通わせているようですね。手始めに、「かわらん」を使って練習してみてはいかが?