いいモノ調査隊
縁起のよい傘、「富士傘」なら、これから来る梅雨もハッピーな気分で過ごせそうな気がします。

「富士傘 」と書いて「ふじさん」。とにかく縁起のいいビニ傘

今年も梅雨の季節がやってきますね。憂鬱な気分になりがちのこの時期ですが、少〜しでもハッピーな気分で過ごそうと思うなら、レイングッズをお気に入りのものにするのがオススメ。どうせ傘をさして外出するなら、さしていて楽しい気分になれる傘がいいですよね。…と思っていたら、そんな気持ちにジャストな傘を見つけました。

富士傘

中川政七商店が手がけるお土産ものブランド、日本市の「富士傘」です。「富士傘」と書いて「ふじさん」と読みます。この傘は、傘全体が山頂に雪をいただいた富士山のような絵柄になっていて、さすと、裾野から富士山を見上げているような気分になれるんです。もうそれだけで、ちょっとハッピーな気持ちになれますよね。

富士傘

今さらいうまでもありませんが、富士山といえば日本一高い山。古来、霊峰として人々に崇められてきました。2013年には世界遺産にも登録され、今や世界の富士山です。さらに昔から、年の初めにみる初夢は「一富士二鷹三茄子」がいいといわれるほど、富士山は縁起がいいものとされてきました。日本が世界に誇る富士山にすっぽりと包まれながら雨の中を歩けば、雨にも負けずになかなかステキな気分になるはずです。

この傘の縁起がいいのはそれだけではありません。傘に描かれた細かい模様は「うろこ文様」というもので、正三角形や二等辺三角形を重ねて、地と文様とがジグザクに入れ替わって構成されているものです。日本だけではなく、世界各地でも見られる伝統的な文様で、魚のうろこに似ていることから、この名前が付けられたとか。“うろこ”は蛇の脱皮を連想させるので、厄を落として再生するという意味があり、江戸時代には厄除けの文様とされました。この「うろこ文様」を傘に描くことで、足元の悪い雨の日でも転んだり、滑ったりすることなく、無事に帰宅できるようにとの思いが込められているとのことです。ちなみにこの傘のうろこ文様は、ただの正三角形や二等辺三角形を重ねたのではなく、たくさんの小さな富士山を並べて作られているんですよ。

また、持ち手には日の丸をイメージした、真っ赤な名札付がついています。ここにしっかりと名前を書いておけば、なくす心配もありません。

富士傘

開くと直径が約1mと大ぶりなので、荷物がたくさんあってもぬれる心配がありません。男性がさしてもすっぽりと隠れます。

富士傘

雨空に向かって大きくさせば、雨がやんで、青空が広がりそうな気がします。

富士傘
雨上がりに閉じた姿も美しいビニール傘ですね

雨上がりに閉じた姿も美しいビニール傘ですね

最後に、この傘の制作販売元の「中川政七商店」についてもう少し詳しく。創業は享保元年(1716年)で、今年創業300年を迎えるという超老舗です。店主はなんと13代目。創業以来ずっと奈良に拠点を構え、伝統的な手織りの麻織物を扱っている会社なのですが、工芸品をベースとして製造小売りもしていて、今回の「富士傘」以外にも魅力的なオリジナル商品をたくさん展開しています。気になったらチェックしてみてくださいね。



(回遊舎/村越克子)
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