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価格.comクレジットカード人気ランキング、人気の理由をプロが解説!【2022年5月版】

クレジットカードを、さまざまな特徴別に比較できる価格.comのクレジットカードカテゴリ。その中でも人気のコンテンツのひとつが、クレジットカードの人気ランキングです。ランキングではどんなクレジットカードがユーザーの支持を集めているのか、ひと目でわかるため、カード選びの参考にする人も多いでしょう。

とはいえ、クレジットカード初心者にとって「このカードはなぜ人気なの?」「こっちのカードと比べて何が違うの?」と、疑問に思うことも多いのでは?

そんな疑問に答えるべく、2022年5月版のランキング(2022年5月1日更新)上位のクレジットカードについて人気の理由を詳しく分析して紹介し、おすすめの使い方なども解説します。
(本記事内の価格表記は基本的に税込です)

2022年5月版のクレジットカード人気ランキングは?

ユーザーから注目を集める「価格.comクレジットカード人気ランキング」。2022年5月版の一般カードとゴールドカードの順位は以下のとおりでした。(この記事は2022年5月1日に更新されたランキングを基に作成しており、現在のHP上のランキングと異なる場合があります

一般カードランキング上位の5カード

1位:三井住友カード ナンバーレス(NL)
2位:JCB CARD W
3位:イオンカードセレクト
4位:エポスカード
5位:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

ゴールドカードランキング上位の5カード

1位:三井住友カード ゴールド ナンバーレス(NL)
2位:JCBゴールド
3位:三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
4位:ダイナースクラブカード
5位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

「一般」「ゴールド」両部門を合わせたクレジットカードの総合人気ランキングや、各部門の6位以下も含めた人気ランキングは、下記リンクよりご覧ください。

2022年5月版の一般カードランキングでは、4月版から順位変動はありませんでした。コンビニとマクドナルドで5%還元となる「三井住友カード ナンバーレス(NL)」は13か月連続で首位をキープ。JCB屈指の高還元カード「JCB CARD W」は7か月連続の2位。イオンカードの中でも人気がある「イオンカードセレクト」は6か月連続の3位となりました。

いっぽう、ゴールドカードランキングは一部で順位変動がありました。「三井住友カード(NL)」のゴールド版である「三井住友カード ゴールド(NL)」は1位で、9か月連続でその座を守っています。バランスの取れたゴールドカードとして人気の「JCBゴールド」も9か月連続の2位。順位が変わったのは「三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド」で、4月版の5位から3位に浮上しました。

それでは一般カード、ゴールドカードそれぞれのランキング上位のクレジットカードについて、人気の理由やスペック、賢い使い方などを見ていきましょう。

一般カード人気ランキング上位のカード

【1位】三井住友カード ナンバーレス(NL)

「三井住友カード(NL)」が首位を快走しています。年会費無料で、コンビニ大手3社とマクドナルドで5%還元になるのが大きな魅力のカードです。

セブン−イレブン、ファミリーマート、ローソンに加え、マクドナルドでは5%還元
通常は200円に1P(1円相当)の「Vポイント」が貯まり、0.5%還元。セブン−イレブン、ファミリーマート、ローソンに加え、マクドナルドで利用した際は、ポイント5倍の2.5%還元(200円で5P)にアップします。このカードには国際ブランドに応じて、「Visaのタッチ決済」か「Mastercardコンタクトレス」の機能が搭載されていますが、上記のコンビニ大手3社とマクドナルドで、この非接触決済を利用すると、2.5%の還元率が上乗せされ合計5%還元になります。

二親等以内の家族を登録すると、コンビニとマクドナルド利用時に、さらに最大5%加算
さらに、「家族ポイント」というサービスが2021年12月から始まりました。この特典では、対象の三井住友カードを保有している二親等以内の家族を登録すると、ひとりにつきコンビニ3社とマクドナルド利用時に「+1%」のポイントが加算されます。家族ポイントで加算されるポイントの上限は「+5%」のため、これをフル活用すれば、最大10%還元になる計算です。

付与される「Vポイント」はカード代金への充当や、別途「Vポイントアプリ」をダウンロードすればiD・Visaのタッチ決済の加盟店、ネットショッピング(Visa加盟店)で利用可能で、ムダなく使うことができます。

付帯保険を4種類から選択できるように
また、三井住友カードは2022年4月から「選べる無料保険」というサービスを開始しました。「三井住友カード(NL)」を含めたほとんどのプロパーカードが対象のサービスで、複数の商品から付帯保険を選べる、という内容です。「三井住友カード(NL)」で言うと、これまで付帯保険として、最高2000万円の海外旅行保険が付帯していましたが、無料で「日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)」「持ち物安心プラン(携行品損害保険)」「ケガ安心プラン(入院保険・交通事故限定)」のいずれかに変更することができるようになりました。

最短5分で発行でき、すぐに買い物に使える
利便性という点でもすぐれており、申し込み後最短5分で公式アプリ上にデジタルカードが発行され、すぐにネットショッピングはもちろん、スマホ決済としてリアル店舗で利用することも可能。さらに、後日送られてくるリアルカードはセキュリティ面に配慮し、券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが一切記載されていない「ナンバーレスカード」になります。ただし、基本還元率は0.5%と並のレベル。このカードをコンビニ(およびマクドナルド)専用のカードとして利用し、基本還元率が1%以上のカードを別に保有しておく、という方法を検討してもよいかもしれません。

◎三井住友カード ナンバーレス(NL)の人気の理由と賢い使い方
・コンビニ大手3社とマクドナルドで最大5%還元
・申し込み後最短5分で発行
・券面にカード番号などの記載がない「ナンバーレスカード」

【2位】JCB CARD W

ジェーシービーが発行する「JCB CARD W」は2位の座をキープ。ジェーシービーのほかのカードと比べて、常に還元率が2倍の1%(1,000円で2P=10円相当=)と、コストパフォーマンスにすぐれている点が人気を集めています。このカードを含めた「JCBオリジナルシリーズ」は2021年12月に券面をリニューアルし、JCBのタッチ決済機能を標準搭載するとともにカード番号などを裏面に集約しました。

39歳以下限定で申込可能。還元率は常に1%
「JCB CARD W」は39歳以下限定で申し込めるカードですが、1度入会すれば40歳以降も利用は可能です。基本還元率が1%と高い水準になっているうえ、優待対象店であるセブン-イレブンでは2%還元、「スターバックス カード」へのオンライン入金では5.5%と非常に高い還元率になります。また、amazonでの買い物も、ポイント優待サイト「Oki Doki ランド」を経由することで2%還元となります。

「JCB CARD W」の基本機能に加え、女性向けの保険を手ごろな保険料で追加できる「JCB CARD W plus L」もあるので、気になる方はこちらのカードもチェックするとよいでしょう(こちらも申し込みの条件は39歳以下となります)。

◎JCB CARD Wの人気の理由と賢い使い方
・39歳以下限定で申し込める年会費無料のカード
・還元率がJCBのほかのカードの2倍にあたる常時1%
・優待対象店であるセブン-イレブンなどでは、さらに還元率がアップ

【3位】イオンカードセレクト

「イオンカードセレクト」は6か月連続の3位。40枚以上あるイオンカードの中でも人気のある1枚です。イオングループの対象店舗では通常時の2倍の1%還元(200円で2P)になり、毎月20日、30日の「お客さま感謝デー」にはイオンでの買い物代金が5%OFFになるなど、イオンでお得なカードであることは言うまでもありません。年会費も無料です。

ポイントの二重取りが可能
しかし、魅力はそれだけではありません。 このカードには「(クレジットカードの)イオンカード」「(イオン銀行の)キャッシュカード」 「(電子マネーの)WAON」という3つの機能が集約されています。 通常時の還元率は0.5%にとどまりますが、 WAONへのオートチャージの際に200円で1ポイント、WAON支払いの際にも200円で1ポイントと、 ポイントの二重取りが可能となり、還元率は1%にアップします。このほか、イオン銀行の普通預金金利が最大で年0.10%(2022年4月10日時点)と、超低金利のこの時代に金利優遇されるのも魅力のひとつになっています。

ポイントが一本化され使いやすく
なお、各種イオンカードでは従来、カード利用で「ときめきポイント」が付与されてきましたが、2021年9月利用分から「WAON POINT」に変更されました。「WAON POINT」は電子マネー「WAON」利用時などに付与されるポイント。イオングループのポイントの種類が一本化され、1P単位でイオンなどでの買い物の際に利用できるようになったのはユーザーにとってメリットと言えそうです。

プロのひと言
「イオンカードセレクト」はスーパーのイオンでの買い物の時にのみ、優待が受けられるカードとの印象を持っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際は映画などの娯楽や金融商品など、さまざまな分野での優待を備えた生活総合カードになっており、そうした点が人気の理由になっているのでしょう。

◎イオンカードセレクトの理由と賢い使い方
・オートチャージ設定にしてWAON払いにするとポイントの二重取りが可能に
・イオン銀行の普通預金金利が優遇される
・毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」はイオンでの買い物が5%オフ

【4位】エポスカード

マルイやマルイウェブチャネルで年4回開催されるセールで10%オフ
レジャー関連の特典に特徴がある「エポスカード」が4か月連続の4位になりました。若者向けファッションビル「マルイ」を運営する丸井グループの関連会社、エポスカードが発行しているカードです。200円ごとに「エポスポイント」が1P貯まります。基本還元率は0.5%と高くありませんが、マルイ店舗や通販サイト「マルイウェブチャネル」で年4回開催されるセールでは、10%オフで買い物できます。

「食べる」「遊ぶ」などのサービスが豊富
マルイをよく利用する方以外にも利点のあるカードです。レジャー施設やレストラン、カラオケ店など全国10,000店舗以上で割引きやポイントアップが受けられ、「食べる」「遊ぶ」「鑑賞する」などに関連した特典が豊富です。エポスポイントUPサイトを経由して買い物すれば2倍から10倍超(ショップごとに異なる)のポイントが付与される点も、見逃せません。

海外旅行傷害保険が「自動付帯」
年会費無料でありながら、海外旅行傷害保険の死亡後遺障害が500万円、疾病治療が270万円、携行品損害が20万円、自動付帯(クレジットカードで旅行代金などを支払わなくても、カード保有だけで保険が適用される)されているのも、大きな利点になります。

クレジットカードの中では珍しい縦型のデザインで、カード番号や名前などは裏面に集約。アニメや映画のキャラクターとコラボした券面のカードも数多く発行しており、ファンにとってはぜひとも保有したいカードでしょう。ただし、基本の還元率は「並」であることや、割引優待などを受けられる店舗が首都圏中心となっている点は考慮しておく必要があります。

◎エポスカードの人気の理由と賢い使い方
・マルイの年4回のセールでは10%オフで買い物できる
・レジャー施設やカラオケ店の割引利用など、若者向けサービスが充実
・ポイントアップモールを使えばポイントが2〜30倍に

【5位】セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

クレディセゾン発行の「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」が4か月連続の5位となりました。年会費は1,100円ですが、初年度は無料。年に1度の利用があれば、翌年度も無料となります。

QUICPay利用時には驚異の3%還元
通常は1,000円利用で永久不滅ポイントが1P(5円相当)貯まり、基本還元率は0.5%。これだけ見れば「普通のカード」ですが、QUICPay利用時には「高コスパカード」に変身します。「Apple Pay」「Google Pay」などに登録し、電子マネーの「QUICPay(クイックペイ)」加盟店で使うと、3%還元(1,000円で6P=30円相当=)となるからです。QUICPayは大手コンビニやファーストフード、スーパーマーケットなど全国約170万か所で利用可能です。こうした日常的に利用する多くの店舗で3%還元になるので、メインカードとしての利用価値も十分にあり、価格.comにもこの点を評価するレビューが寄せられています。

「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」は、デジタルカードとプラスチックのカードから選べ、前者の場合、審査完了後最短5分で発行され、すぐに利用可能です。後日、送られてくるカードは券面にカード番号やセキュリティコードなどの記載がない完全ナンバーレスカードになります。アメックスのカード会員向けの、キャッシュバックやクーポンがもらえる「アメリカン・エキスプレス・コネクト」を利用できるのもメリットのひとつです。

◎セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの人気の理由と賢い使い方
・「Apple Pay」「Google Pay」などに登録し、QUICPay加盟店で使うと3%還元
・デジタルカードを選択すると、審査完了後、最短5分で発行
・「アメリカン・エキスプレス・コネクト」を利用可能

ゴールドカード人気ランキング上位のカード

【1位】三井住友カード ゴールド ナンバーレス(NL)

「三井住友カード ゴールド ナンバーレス(NL)」は9か月連続1位となり、その人気に衰えは見えません。一般カードランキングで1位の「三井住友カード(NL)」にゴールド特典が上乗せされたカードで、年会費は5,500円です。

国内主要空港のラウンジ利用や、国内・海外旅行傷害保険が最大2000万円付帯
大手コンビニ3社とマクドナルドで最大5%還元になることや、申し込み後最短5分で公式アプリ上にデジタルカードが発行され、ナンバーレスである点は「三井住友カード(NL)」と同様。さらに、このカードは国内主要空港のラウンジ利用の特典が付帯しています。

年間100万円以上利用で翌年以降の年会費が無料に。そして、100万円達成ごとに10,000P付与
そして、このカードで最も注目されているのは年間100万円以上利用すると、翌年以降の年会費が永年で無料になり、さらにVポイント10,000Pが付与される点にあります。基本の還元率は0.5%と並の水準ですが、この継続特典があるため、年間100万円ちょうど利用した時には1.5%と高還元になるのも大きなメリットになるでしょう。

こちらのカードも、「三井住友カード(NL)」のところで説明した新サービス「選べる無料保険」の対象。国内・海外旅行傷害保険が付帯していますが、ライフスタイルに応じてそのほかの3種類の保険のうち、ひとつに切り替えることができます。

プロのひと言:
「三井住友カード ゴールド(NL)」はいくつもの特徴的な魅力があるカードです。大手コンビニ3社やマクドナルドで最大5%還元を受けられ、完全ナンバーレスでセキュリティにすぐれている点も魅力的です。年間100万円の利用が1度でもあると、年会費が「永年」無料となり、コストをかけずに国内主要空港のラウンジ特典を利用できるのは多くの人を引きつけるでしょう。

◎三井住友カード ゴールド(NL)の人気の理由と賢い使い方
・年間100万円以上の利用で、翌年以降の年会費が「永年」で無料に
・年間100万円以上の利用で、10,000ポイントの継続特典
・国内主要空港のラウンジ利用が可能

【2位】JCBゴールド

「JCBゴールド」も9か月と長期にわたって2位をキープしています。さまざまなサービスがバランスよく付帯された「正統派のゴールドカード」として人気を集めています。年会費は11,000円で、初年度は無料です。

最高1億円の海外旅行保険
旅行傷害保険は海外で最高1億円(自動付帯分:5000万円)、国内で最高5000万円(全額自動付帯)が付帯していることに加え、航空機の遅延や手荷物の紛失など、国内・海外旅行でのトラブルをカバーする保険も付帯しています。国内主要空港のラウンジを無料で利用できるほか、世界1,100か所以上の空港ラウンジを対象とした「ラウンジ・キー」も1回32USドルで利用可能です。

また、通常のJCBのカードでは貯めたOki Dokiポイントの有効期限が2年間のところ、3年間に延長され、全国250の対象飲食店で20%オフになるグルメサービスが付帯しているのもメリット。家族カードも1枚まで無料発行されます(2枚目以降は1枚につき1,100円)。

条件クリアで、ワンランク上の「JCBゴールド ザ・プレミア」のインビテーションが届く
「JCBゴールド」会員のうち、2年連続で年間100万円以上のカード利用があると、ワンランク上のゴールド「JCBゴールド ザ・プレミア」に招待されるのも魅力のひとつです。「ザ・プレミア」は世界各地の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」の特典が無料で利用可能。「ザ・プレミア」の年会費は16,500円ですが、招待初年度に加え、年間100万円以上の利用があれば11,000円に減額。条件を満たせば「JCBゴールド」と同じ年会費で、豪華特典を利用できるとあって、この実力派ゴールドに招待されることを目指して「JCBゴールド」に申し込む方も少なくないようです。

◎JCBゴールドの人気の理由と賢い使い方
・ジェーシービー発行のゴールドカードで、多彩な特典がバランスよく付帯
・最高1億円の海外旅行保険や空港ラウンジサービス
・全国250の対象飲食店で20%オフになるグルメサービス

【3位】三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド

2021年11月にリリースされた「三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド」が3位に浮上してきました。「三井住友カード ゴールド(NL)」をベースに、個人事業主や法人代表者向けの特典が付帯したカードで、コスパのよさが人気を集めています。起業(会社設立)間もない場合でも申込可能。年会費は5,500円ですが、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年で無料になります。

対象となる個人カードと2枚持ちすると、amazonやJAL、ANAなどでは1.5%還元に
通常は200円利用でVポイントが1P貯まり、ポイント還元率は0.5%です。ただ、「三井住友カード(NL)」や「三井住友カード ゴールド(NL)」などの対象となる個人カードも保有したうえで、「三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド」で対象サービスを利用すると1.5%還元にアップ(200円で3P)。対象サービスは2022年5月時点で、amazon、JAL(直接購入分の航空券)、ANA(同)、ETCとなっており、備品の購入や出張などが多い方にはメリットになりそうです。

また、年間100万円以上利用すると、年会費が永年無料になることに加え、10,000P付与されるのもうれしい特典。国内主要空港のラウンジ利用や国内・海外旅行傷害保険(最高2000万円)のほか、オフィス用品の配送サービスや、レンタカーを割安に使えるプランなど、ビジネスをサポートする特典も付帯しています。カード利用額の上限が最高500万円に設定されているのも、急な設備投資などにも対応でき、安心な点と言えそうです。

◎三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドの人気の理由と賢い使い方
・対象の三井住友カードの個人カードと2枚持ちすると、amazonなどの対象サービスで1.5%還元
・年間100万円以上利用すると、5,500円の年会費が永年無料になるうえ、10,000P付与
・カード利用額の上限が最高500万円

【4位】ダイナースクラブカード

三井住友トラストクラブ発行の「ダイナースクラブカード」はひとつ順位を落とし4位になりました。年会費は24,200円。1961年に日本で初めて発行されたクレジットカードとして知られており、2020年に60周年を迎えました。その機会に、タッチ決済の「ダイナースクラブ コンタクトレス」を搭載、カード情報を裏面に集約したカードの発行を始めました。

高級レストランを2名以上予約で1名分が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
ダイナースクラブカードの魅力は「ダイニング」にあります。対象レストランで2名以上のコースを利用すると1名分が、6名以上の利用で2名分が無料(こちらは一部の対象店舗)となる「エグゼクティブ ダイニング」を利用できます。ほかのゴールド・プラチナカードも同様のサービスを展開していますが、「ダイナースクラブカード」は対象レストランが全国各地の300店超と豊富なのが特徴的です。

「エグゼクティブ ダイニング」の対象レストランのコース料理はひとり1万円前後はかかるので、年間2回利用すれば2万円分のサービスが受けられることになり、年会費24,200円のもとは十分に取れるでしょう。接待はもちろん、夫婦や恋人など大事な人との食事には重宝します。

Mastercardブランドの「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を無料発行
国内・海外の1,300か所以上の空港ラウンジの無料利用(海外空港ラウンジは年間10回まで無料、11回目からは有料)や、海外旅行保険(最高1億円=自動付帯分5000万円=)も付帯しており、旅好きや出張で海外を飛び回るビジネスマンにはメリットの多いカードです。また、2枚目のコンパニオンカードとして、Mastercardブランドの「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を無料で追加発行できるのも大きな利点となります。

ただし、「グルメ」や「旅」にさほど興味がなく、還元率の高さを求めるユーザー向きのカードではありません。日常で使えるようにほかの高還元率カードを持っておき、非日常の時間を満喫するために「ダイナースクラブカード」を使う、という活用方法はアリかもしれません。

◎ダイナースクラブカードの人気の理由と賢い使い方
・高級レストランで2名以上のコース利用で、1名分が無料となる「エグゼクティブ ダイニング」
・国内外1,300か所以上の空港ラウンジの無料利用(海外空港ラウンジの無料利用は年間10回まで)、最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯
・Mastercardブランドの「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を2枚目のコンパニオンカードとして無料発行

【5位】アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

メタル製のカードに
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」はひとつ順位を下げ5位。こちらは、起業1年目でも申込可能とされている人気のビジネスカード。年会費は36,300円ですが初年度は無料です。2021年夏から、メタル製のカード発行の受付を始めました(本会員に加え、追加カード会員1枚までメタル製が発行可能)。

このカードの特徴として、一律の利用可能額が設定されていないことがあげられます。ユーザーのビジネスの状況に応じて、個別に利用可能額が決まるフレキシブルな仕組みを採用しています。さらに、日ごろの出費と比べて高額な支払いが想定され、利用可能額を超えそうな場合でも、個別に相談することが可能です。

対象レストランで、所定のコースを2名以上予約で1名分無料に
全国の約200のレストランで、所定のコースを2名以上で予約すると1名分が無料になる優待は接待や会食の時に重宝しそうです。このほか、各地の300か所以上のシェアオフィスやコワーキングスペースを割引価格で利用できたり、カードの利用状況を自動的にクラウド会計ソフトに取り込めたりと、ビジネスをサポートするさまざまな機能が付帯。空港ラウンジサービスや、国内・海外の旅行傷害保険(国内:最高5000万円、海外:最高1億円)など、出張の際に役立つサービスも利用価値が高いでしょう。

◎アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの人気の理由と賢い使い方
・メタル製のカード
・起業1年目でも申込可能で、初年度の年会費無料
・クラウド会計ソフトの利用など、ビジネスを支援するサービスが充実

2022年5月版人気ランキングまとめ

一般カードでは、首位快走の「三井住友カード(NL)」に注目
一般カードランキングで1位の「三井住友カード(NL)」は、コンビニとマクドナルドでの還元率が「5%」になるのが特徴的。券面にカード番号の記載がない点も、セキュリティ上の安心感につながっているようです。2位の「JCB CARD W」は常に1%を超えるポイント還元を受けられ、amazonやセブン­­‐イレブンなどではさらにポイントが上乗せされる点が人気の理由と言えそうです。この2枚のカードは、年会費無料で多くのポイント獲得を期待できる点が共通しています。

ゴールドカードでは「三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド」に注目
ゴールドカードランキングでは「三井住友カード ゴールド(NL)」が9か月にわたり1位をキープ。年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が無料になり、継続特典として10,000ポイントが付与されるなど、ゴールドカードでありながら、コスパにすぐれている点が人気を集めています。3位に浮上してきた「三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド」も気になる存在。対象となる三井住友カードの個人カードも保有すると、amazonやJAL、ANAなどで1.5%の高還元となり、ビジネスパーソンには利用価値の高い特典が付帯しています。

一般とゴールドの両部門にランクインした10枚のうち、3枚は三井住友カード発行のもの。いずれも、基本還元率は0.5%と平均的な数字ながら、特定店舗での高い還元率や、年間100万円以上の利用で年会費が永年無料にになる特典などが人気を押し上げていると思われます。ほかのカード会社も今後、どのような新サービスを打ち出していくのか、注目していきたいと思います。

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※本記事は、執筆者個人または執筆者が所属する団体等の見解です。

岩田昭男

岩田昭男

クレジットカード評論家・早稲田大学を卒業後、月刊誌の記者を経て独立。クレジットカードのオピニオンリーダーとして30年にわたり活動しています。

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