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あのクレジットカード、人気なのはなぜ?

価格.comクレジットカード人気ランキング、人気の理由をプロが解説!(2021年9月版)

クレジットカードを、さまざまな特徴別に比較できる価格.comのクレジットカードカテゴリ。その中でも人気のコンテンツのひとつが、クレジットカードの人気ランキングです。ランキングではどんなクレジットカードがユーザーの支持を集めているのか、ひと目でわかるため、カード選びの参考にする人も多いでしょう。

とはいえ、クレジットカード初心者にとって「このカードはなぜ人気なの?」「こっちのカードと比べて何が違うの?」と、疑問に思うことも多いのでは?

そんな疑問に答えるべく、2021年9月版のランキング(2021年9月1日更新)上位のクレジットカードについて、専門家が人気の理由を詳しく分析して紹介し、おすすめの使い方なども解説します。
(本記事内の価格表記は基本的に税込です)

2021年9月版のクレジットカード人気ランキングは?

関心の高い「価格.comクレジットカード人気ランキング」。2021年9月版の一般カードとゴールドカードの順位は以下のとおりでした。(この記事は2021年9月1日に更新されたランキングをもとに作成しており、現在のHP上のランキングと異なる場合があります

一般カードランキング上位の5カード

1位:三井住友カード ナンバーレス(NL)
2位:JCB CARD W
3位:楽天カード
4位:イオンカードセレクト
5位:dカード

ゴールドカードランキング上位の5カード

1位:三井住友カード ゴールド ナンバーレス(NL)
2位:JCBゴールド
3位:dカード GOLD
4位:ビューゴールドプラスカード
5位:ダイナースクラブカード

「一般」「ゴールド」両部門を合わせたクレジットカードの総合人気ランキングや、各部門の6位以下も含めた人気ランキングは、下記リンクよりご覧ください。

2021年9月版の一般カードランキングは、トップ5の顔ぶれは変わらず。大手コンビニとマクドナルドで最大5%還元となる「三井住友カード ナンバーレス(NL)」は5か月連続の首位。8月版で3位だった「JCB CARD W」が2位に上がり、逆に2位だった「楽天カード」はひとつ順位を落とし3位になりました。

いっぽう、ゴールドカードランキングは、年間100万円以上利用すると、翌年以降5,500円の年会費が永年で無料となる「三井住友カード ゴールド ナンバーレス(NL)」が首位に急浮上。8月版で1位だった「JCBゴールド」は2位に。「ダイナースクラブカード」は2か月ぶりにランク入りし、5位となりました。

それでは一般カード、ゴールドカードそれぞれのランキング上位のクレジットカードについて、人気の理由やスペック、賢い使い方などを見ていきましょう。

一般カード人気ランキング上位のカード

【1位】三井住友カード ナンバーレス(NL)

今年2月にリリースされた「三井住友カード(NL)」が5か月連続の1位、その人気は健在です。年会費無料で、コンビニ大手3社とマクドナルドで最大5%還元になるのが大きな特徴のカードです。

セブン−イレブン、ファミリーマート、ローソンに加え、マクドナルドでは最大5%還元
通常は200円に1P(1円相当)の「Vポイント」が貯まり、0.5%還元に。セブン−イレブン、ファミリーマート、ローソンに加え、マクドナルドで利用した際は、ポイント5倍の2.5%還元にアップします。このカードには、「Visaのタッチ決済」か「Mastercardコンタクトレス」の機能が搭載されていますが、上記のコンビニ大手3社とマクドナルドで、この非接触決済を利用すると、さらに2.5%の還元率が上乗せされ合計5%還元になります。日常的に使う機会の多いこれらのお店で「5%」という高いポイント還元を受けられる点が、多くの支持を集める理由と言えそうです。

付与される「Vポイント」はいわゆる共通ポイントではありませんが、カード代金への充当や、別途「Vポイントアプリ」をダウンロードすればiD加盟店やVisaのタッチ決済対応店などで利用可能で、ムダなく使うことができます。

最短5分で発行でき、すぐに買い物に使える
利便性にもすぐれ、申し込み後最短5分で公式アプリ上にデジタルカードが発行され、すぐにネットショッピングはもちろん、スマホ決済としてリアル店舗で利用することも可能。さらに、後日送られてくるリアルカードはセキュリティ面に配慮し、券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが一切記載されていない「ナンバーレスカード」になります。ただし、基本還元率は0.5%と並のレベル。このカードをコンビニ(およびマクドナルド)専用のカードとして利用し、基本還元率が1%以上のカードを別に保有しておく、という方法を検討してもよいかもしれません。

◎三井住友カード(NL)の人気の理由と賢い使い方
・コンビニ大手3社とマクドナルドで最大5%還元
・申し込み後最短5分で発行
・券面にカード番号などが記載されない「ナンバーレスカード」

【2位】JCB CARD W

ジェーシービーが発行する「JCB CARD W」はひとつ順位を上げ、2位になりました。ジェーシービーのブランド力に加えて、年会費無料で常に還元率が1%と、コストパフォーマンスにすぐれている点が人気を集めています。

39歳以下限定で申し込み可能。還元率は常に1%
「JCB CARD W」は39歳以下限定で申し込めるカードですが、1度入会すれば40歳以降も利用し続けることができます。何といってもその魅力は高い還元率。JCBのほかのカードと比べて、常時2倍のポイントが付与され還元率は1%。優待対象店であるセブン-イレブンでは2%還元、「スターバックス カード」へのオンライン入金は5.5%と非常に高い還元率になります。また、Amazon.co.jpでの買い物も、ポイント優待サイト「Oki Doki ランド」を経由することで2%還元となります。

「JCB CARD W」の基本機能に加え、女性向けの保険を手ごろな保険料で追加できる「JCB CARD W plus L」もあるので、気になる方はこちらのカードもチェックするとよいでしょう(こちらも申し込の条件は39歳以下となります)。

◎JCB CARD Wの人気の理由と賢い使い方
・39歳以下限定で申し込める年会費無料のカード
・還元率がJCBのほかのカードの2倍にあたる常時1%
・優待対象店であるセブン-イレブンなどでは、さらに還元率がアップ

【3位】楽天カード

楽天のサービスをフル活用すれば、楽天市場で最大ポイント15.5倍に
「楽天カード」は3位。ひとつ順位を下げましたが、年会費無料なうえ、ポイントを貯めやすく、使いやすい点で根強い人気のあるカードです。基本のポイント還元率は1%ですが、楽天市場で利用すれば、ポイント3倍にアップ。楽天銀行や楽天証券、楽天モバイルなど、楽天グループのさまざまなサービスを組み合わせて利用すれば、楽天市場でのポイント還元率が最大で15.5倍になります。金融、レジャー、ファッションなど多様なサービスを展開する楽天グループならではのメリットと言えるでしょう。ただし、ポイントアップの条件変更が行われることがありますので、この点は留意しておいたほうがよいでしょう。

「楽天カード」を組み合わせると、メリットが大きくなるのがQRコード決済の「楽天ペイ」です。「楽天カード」から残高にチャージし(0.5%還元)、その残高から支払うと(1%還元)、合計1.5%という高いポイント還元率が実現します。「楽天カード」は楽天ポイント抜きには語れませんが、有効期限が短く、用途に制限のある期間限定ポイントも、楽天ペイでなら利用可能です。コンビニ大手3社(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン)はもちろん、大手の家電量販店や飲食チェーンも加盟店になっており、使える店舗がかなり幅広くなってきている印象です。

楽天ペイのアプリ上にSuicaを発行し利用可能。ポイントチャージも
楽天ペイのアプリでは、JR東日本の電子マネー「Suica」の発行やチャージ、利用が可能となっています。これによって、楽天ペイがあれば、各地の鉄道やバスの利用が可能になるうえ、「楽天カード」から楽天ペイのSuicaにチャージすると、200円ごとに1Pの楽天ポイントも付与されます。さらに、2020年12月から、楽天ポイント(期間限定ポイントなどは対象外)を楽天ペイのSuicaに1P=1円としてチャージすることも可能になり、利便性は一層高まっています。

◎楽天カードの人気の理由と賢い使い方
・楽天市場で基本3%還元
・楽天グループのサービスをフル活用すれば、楽天市場で最大ポイント15.5倍に
・楽天ペイなら、有効期限が短い期間限定ポイントの利用も可能

【4位】イオンカードセレクト

「イオンカードセレクト」は2か月連続の4位になりました。イオングループの対象店舗では通常時の2倍の1%還元になり、毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」にはイオンでの買い物代金が5%OFFになるなど、イオンでお得なカードであることは言うまでもありません。年会費も無料です。

ポイントの二重取りが可能
しかし魅力はそれだけではありません。 このカードには「(クレジットカードの)イオンカード」「(イオン銀行の)キャッシュカード」 「(電子マネーの)WAON」という3つの機能が集約されています。 通常時の還元率は0.5%にとどまりますが、 WAONへのオートチャージの際に200円で1ポイント、WAON支払いの際にも200円で1ポイントと、 ポイントの二重取りが可能となり、還元率は1%にアップします。このほか、イオン銀行の普通預金金利が最大で年0.10%(2021年8月10日時点)と、超低金利のこの時代に金利優遇されるのも魅力のひとつになっています。

プロのひと言:
「イオンカードセレクト」はスーパーのイオンでの買い物のときにのみ、優待が受けられるカードとの印象を持っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際は映画などの娯楽や金融商品など、さまざまな分野での優待を備えた生活総合カードになっており、そうした点が人気の理由になっているのでしょう。

◎イオンカードセレクトの理由と賢い使い方
・オートチャージ設定にしてWAON払いにするとポイントの二重取りが可能に
・イオン銀行の普通預金金利が優遇される
・毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」はイオンでの買い物が5%オフ

【5位】dカード

NTTドコモが発行する年会費無料の「dカード」は8月版と変わらず5位のままでした。常時1%の高い還元率があるうえ、日常的に使うお店での特典が充実しているのが特徴で、ドコモユーザー以外にもメリットのあるカードです。

電子マネー「iD」搭載で少額決済にも便利
100円の利用ごとに「dポイント」が1P貯まります。マツモトキヨシでは4%分のdポイントが貯まるほか、JAL、ノジマなども特約店になっており、ポイントが上乗せ(あるいは割引き)されます。電子マネー「iD」も搭載されており、コンビニなどでの少額決済にも手軽に使えるのも利点になります。

「dカード」とあわせて使いたいのが、スマホ決済の「d払い」です。大手コンビニやドラッグストアなどのdポイント加盟店で、支払い方法を「dカード」に設定した「d払い」で決済すると、d払い分(0.5%)+dポイントカード提示分(1%)+dカード決済分(1.0%)と計2.5%のポイントが還元されます。

なお、購入1年以内の携帯電話を紛失、あるいは壊して修理不能となり、新たに購入する際に最高10,000円が補償されるサービスがありますが、再購入する携帯が以前と同一機種・同一カラーであることなど、細かく条件が設定されているので、利用の際はよく確認しましょう。

所定のプランを契約するドコモユーザーが、料金を「dカード」払いにすると月額187円オフとなる特典もあります。ただ、利用料金が一定以上のドコモユーザーなら、後ほど紹介する「dカード GOLD」のほうが多くのポイントを獲得できる場合もあるので、比較してみたほうがよいでしょう。

◎dカードの人気の理由と賢い使い方
・1%と常に高い還元率
・マツモトキヨシで4%分のポイントを獲得できる
・毎月の利用料金が一定以上のドコモユーザーは、「dカード GOLD」のほうがメリットがある場合も

ゴールドカード人気ランキング上位のカード

【1位】三井住友カード ゴールド ナンバーレス(NL)

2021年7月にリリースされたばかりの「三井住友カード ゴールド ナンバーレス(NL)」がさっそく1位に踊り出ました。一般カードランキングで1位の「三井住友カード(NL)」にゴールド特典が上乗せされたカードで、年会費は5,500円です。

国内主要空港のラウンジ利用や、国内・海外旅行傷害保険が最大2000万円付帯
大手コンビニ3社とマクドナルドで最大5%還元になることや、申し込み後最短5分で公式アプリ上にデジタルカードが発行され、ナンバーレスのカードである点は「三井住友カード(NL)」ど同様。さらに、このカードは国内主要空港のラウンジ利用や、国内・海外旅行傷害保険(最高2000万円、自動付帯分300万円)などのゴールド特典も付帯しています。

年間100万円以上利用で、翌年以降の年会費が永年無料
そして、このカードで最も注目されているのは年間100万円以上利用すると、翌年以降の年会費が永年で無料になり、さらにVポイント10,000Pが付与される点にあります。基本の還元率は0.5%と並の水準ですが、この継続特典があるため、100万円利用時には1.5%と高還元になるのも大きなメリットになるでしょう。さらに、2021年9月30日までに入会すると、初年度の年会費が無料となるキャンペーンも実施されています。

プロのひと言:
「三井住友カード ゴールド(NL)」はいくつもの特徴的な魅力があるカードです。大手コンビニ3社やマクドナルドで最大5%還元を受けられ、ナンバーレスでセキュリティにすぐれている点も魅力的です。年間100万円の利用が1度でもあると、年会費が「永年」無料となり、コストをかけずに国内主要空港のラウンジ利用や、国内・海外旅行傷害保険が使い続けられるのは多くの人を引きつけるでしょう。

◎三井住友カード ゴールド(NL)の人気の理由と賢い使い方
・年間100万円以上の利用で、翌年以降の年会費が「永年」で無料に
・年間100万円以上の利用で、10,000ポイントの継続特典
・国内主要空港のラウンジの利用が可能

【2位】JCBゴールド

「JCBゴールド」は8月版から順位をひとつ落とし2位となりましたが、さまざまなサービスがバランスよく付帯された「正統派のゴールドカード」として人気を集めています。年会費は11,000円で、初年度は無料です。

最高1億円の海外旅行保険
旅行傷害保険は海外で最高1億円(自動付帯分:5000万円)、国内で最高5000万円(全額自動付帯)が付帯していることに加え、航空機の遅延や手荷物の紛失など、旅先でのトラブルをカバーする保険も付帯しています。国内主要空港のラウンジを無料で利用できるほか、世界1,100か所以上の空港ラウンジを対象とした「ラウンジ・キー」も1回32USドルで利用可能です。

また、通常のJCBのカードでは貯めたOki Dokiポイントの有効期限が2年間のところ、3年間に延長され、全国250の対象飲食店で20%オフになるグルメサービスが付帯しているのもメリット。家族カードも1枚まで無料発行されます。

「JCBゴールド」会員のうち、2年連続で年間100万円以上のカード利用があると、ワンランク上のゴールド「JCBゴールド ザ・プレミア」に招待されるのも魅力のひとつです。「ザ・プレミア」は世界各地の空港ラウンジが無料で使える「プライオリティ・パス」などの特典が付帯。「ザ・プレミア」の年会費は16,500円ですが、招待初年度と年間100万円以上の利用があれば11,000円に。条件を満たせば「JCBゴールド」と同じ年会費で、豪華特典を利用できるとあって、この招待制の実力派ゴールドを目指して「JCBゴールド」に申し込む方も少なくないようです。

◎JCBゴールドの人気の理由と賢い使い方
・ジェーシービー発行のゴールドカードで、多彩な特典がバランスよく付帯
・最高1億円の海外旅行保険や空港ラウンジサービス
・全国250の対象飲食店で20%オフになるグルメサービス

【3位】dカード GOLD

ドコモの利用料金の10%がポイント還元
NTTドコモ発行の「dカード GOLD」は順位をひとつ落とし3位となりました。ドコモの携帯電話やドコモ光などの利用料金(端末代金、事務手数料など一部対象外)1,000円(税抜)ごとに10%分のdポイントが貯まるのが大きな魅力のカードです。毎月10,000円(税抜)利用していれば、1年間で12,000ポイント貯まります。年会費は11,000円かかりますが、ドコモの利用状況によっては、年会費分のポイントを獲得することも可能です。

海外旅行傷害保険、携帯電話の補償など保険が充実
10%還元以外にも、海外旅行傷害保険の傷害死亡の補償金額が最高1億円(自動付帯分:5000万円)、国内旅行傷害保険も最高5000万円付帯しています。また、携帯電話の破損や紛失の際に、最大10万円まで再購入費の補償を受けられるなど、保険が充実しており、万が一に備えたい人にとって作っておいて損はないでしょう。ただし、ドコモユーザーに手厚いサービスのクレジットカードのため、ソフトバンクやauなどほかのキャリアを使っている人は十分なメリットが得られない可能性があります。

プロのひと言:
「dカード GOLD」は2015年に誕生したカードですが、会員数が毎年100万人以上のペースで増え続けており、2021年4月には800万人を突破しました。これは、ドコモユーザーなら携帯電話やドコモ光の利用料金の10%還元、というサービスがわかりやすく、インパクトがあることの表れでしょう。NTTドコモは共通ポイント「dポイント」の提携店舗の拡大に力を入れていることに加え、QRコード決済「d払い」でも大型のキャンペーンを実施していることも、人気を後押ししているとみられます。

◎dカード GOLDの人気の理由と賢い使い方
・ドコモのスマホや光回線の利用料金の10%分のポイント還元
・海外旅行保険が自動付帯、携帯電話が壊れた際の補償など保険も充実
・ドコモユーザー以外にはメリットが少ない

【4位】ビューゴールドプラスカード

8月版で初のランクインを果たした「ビューゴールドプラスカード」は4位となりました。2か月連続でランクインの原動力となったのが、2021年7月にカード利用で貯まる「JRE POINT」の付与ルールが刷新されたこと。これによって、JR東日本の予約システム「えきねっと」利用時には最大10%のポイント還元が受けられます。

「ビューゴールドプラスカード」の年会費は11,000円。国内主要空港のラウンジ利用が付帯しているほか、JR東日本系のゴールドカードらしく、東京駅発の新幹線グリーン車・特急列車グリーン車を利用する場合に、東京駅内の「ビューゴールドラウンジ」を無料で使うことができます。

えきねっとできっぷの予約時決済すると10%還元
さらに今年7月のポイントプログラムの刷新により、以下のとおり、JR東日本のチケットレスやモバイルサービス利用時には、大量のポイントを獲得しやすいカードとなりました。
・えきねっとできっぷの予約時決済→10%還元(えきねっと利用分2%を含む)
・モバイルSuicaでグリーン券を購入→10%還元(モバイルSuica利用分2%を含む)
・モバイルSuicaで定期券を購入→6%還元(モバイルSuica利用分2%を含む)

このほか、初年度の年会費を支払うとJRE POINT5,000ポイントが、2年目以降も、年間100万円以上利用すると5,000ポイントが還元されるため、ゴールドカードの特典を利用しつつ、効率的にポイントを貯めることができます。付与されるJRE POINTはSuicaにチャージして使えるので利便性も高く、今年大きく注目を集めるカードのひとつとなっています。

ビューゴールドプラスカードの人気の理由と賢い使い方
・えきねっとできっぷの予約時決済すると最大10%還元に
・初年度の年会費を支払うと5,000ポイントが、2年目以降も、年間100万円以上利用すると5,000ポイントが還元
・一定の条件のもと、東京駅内の「ビューゴールドラウンジ」を無料で利用可能

【5位】ダイナースクラブカード

三井住友トラストクラブ発行の「ダイナースクラブカード」は8月版の圏外(7位)から5位に浮上。年会費は24,200円ですが、2021年9月1日から2022年1月31日まで、初年度の年会費が無料となるキャンペーンを実施中です。1961年に日本で初めて発行されたクレジットカードとして知られており、2020年に60周年を迎えました。これを機に、タッチ決済の「ダイナースクラブ コンタクトレス」を搭載、カード情報を裏面に集約したカードの発行を始めました。

高級レストランを2名以上予約で1名分が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
ダイナースクラブカードの魅力は「ダイニング」にあります。対象レストランで2名以上のコースを利用すると1名分が、6名以上の利用で2名分が無料(一部の対象店舗)となる「エグゼクティブ ダイニング」を利用できます。近年、ほかのゴールド・プラチナカードも追随して、同様のサービスを展開していますが、「ダイナースクラブカード」は対象レストランが全国各地の300店超と、店舗数でほかのカードを上回っています。

Mastercardブランドの「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を無料発行
「エグゼクティブ ダイニング」の対象レストランのコース料理はひとり1万円前後はかかるので、年間2回利用すれば2万円分のサービスが受けられることになり、年会費24,200円のもとは十分に取れるでしょう。接待はもちろん、夫婦や恋人など大事な人との食事には重宝します。国内・海外の1,000か所以上の空港ラウンジの無料利用や、海外旅行保険(最高1億円、自動付帯分5000億円)も付帯しており、旅好きや出張で海外を飛び回るビジネスマンにはメリットを得られるカードです。また、「ダイナースクラブカード」会員限定で、2枚目のコンパニオンカードとして、Mastercardブランドの「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を無料発行できるのも大きな利点となります。

ただし、「グルメ」や「旅」にさほど興味がなく、還元率の高さを求めるユーザー向きのカードではありません。日常で使えるようにほかの高還元率カードを持っておき、非日常の旅やグルメを満喫するために「ダイナースクラブカード」を使う、という活用方法はアリかもしれません。

◎ダイナースクラブカードの人気の理由と賢い使い方
・高級レストランで2名以上のコース利用で、1名分が無料となる「エグゼクティブ ダイニング」
・国内外1,000か所以上の空港ラウンジの無料利用、最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯
・Mastercardブランドの「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を2枚目のコンパニオンカードとして無料発行

2021年9月版人気ランキングまとめ

一般カードでは、首位快走の「三井住友カード(NL)」に注目
一般カードランキングで5か月連続で1位の「三井住友カード(NL)」は大手コンビニとマクドナルドで最高5%還元、最短5分で発行、券面にカード番号が記載されていないナンバーレスなのが大きな特徴のカードです。2位の「JCB CARD W」はジェーシービーのブランド力に加えて、常に1%を超えるポイント還元を受けられる点が、3位の「楽天カード」は楽天市場では3%還元になるなど、楽天ユーザー必携ともいえる点がそれぞれ人気の理由と言えそうです。どれも年会費無料で、多くのポイント獲得を期待できるカードだけに、今後の三つどもえの争いに注目しています。

ゴールドカードでは、首位に急浮上の「三井住友カード ゴールド(NL)」に注目
ゴールドカードランキングでは「三井住友カード ゴールド(NL)」が1位に躍り出ました。年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が無料になり、継続特典として10,000ポイントが付与されるなど、ゴールドカードでありながら、コスパにすぐれている点が人気を集めているようです。4位の「ビューゴールドプラスカード」はチケットレスの利用にインセンティブを与えるなど、新型コロナウイルスによって生じたライフスタイルの変化をうまく捉えていると感じました。3位の「dカード GOLD」はドコモの携帯電話の利用料金に対し10%還元を行っていますが、この2枚のカードに共通するのは、交通と通信という生活インフラの中で大型還元を実現している点です。生活に密着したインフラの利用に対しての10%還元ですから、カード選びとその利用に与える影響は大きいと考えられます。

クレジットカード業界で今、関心が高いのは「手数料」についてです。キャッシュレス決済を導入していない店舗の多くが加盟店手数料の高さを理由にあげており、その引き下げがキャッシュレス化推進に向けた課題になっているという指摘が出ています。こうした背景もあり、公正取引委員会は7月に、クレジットカード会社間の手数料取引に関する調査を始めることを発表しました。ただ、手数料はポイント還元の原資になっているとみられているため、手数料が引き下げられると、ユーザーの関心が高いポイント還元率にも影響を及ぼす可能性があり、この議論のゆくえを関心を持って見ていきたいと思います。

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※本記事は、執筆者個人または執筆者が所属する団体等の見解です。

岩田昭男

岩田昭男

クレジットカード評論家・早稲田大学を卒業後、月刊誌の記者を経て独立。クレジットカードのオピニオンリーダーとして30年にわたり活動しています。

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