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あのクレジットカード、人気なのはなぜ?

価格.comのクレジットカード人気ランキング、人気の理由をプロが鋭く分析!(6月版)

クレジットカードを、さまざまな特徴別に比較できる価格.comのクレジットカードカテゴリ。その中でも人気のコンテンツのひとつが、クレジットカードの人気ランキングです。ランキングではどんなクレジットカードがユーザーの支持を集めているのか、ひと目でわかるため、カード選びの参考にする人も多いでしょう。

とはいえ、クレジットカード初心者にとって「このカードって何で人気なの?」「こっちのカードと比べて何が違うの?」と、疑問に思うことも多いのでは?

そんな疑問に答えるべく、2020年6月版のランキング(2020年6月1日更新、2020年5月2日〜5月31日集計分)上位のクレジットカードについて、専門家が人気の理由をくわしく分析して紹介し、おすすめの使い方なども解説します。
(本記事内の価格表記は基本的に税別)

2020年6月版のクレジットカード人気ランキングは?

人気の価格.comのクレジットカード人気ランキング。2020年6月版の一般カードとゴールドカードの順位は以下のとおりでした。(この記事は2020年5月2日〜5月31日集計のランキングを基に作成しており、現在のHP上のランキングと異なる場合があります

一般カードランキング上位の5カード

1位:楽天カード
2位:三井住友カード
3位:dカード
4位:Orico Card THE POINT
5位:JCB CARD W

ゴールドカードランキング上位の5カード

1位:dカード GOLD
2位:三井住友カード ゴールド
3位:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
4位:ダイナースクラブカード
5位:楽天プレミアムカード

「一般」「ゴールド」両部門を合わせクレジットカードの総合人気ランキングや、各部門の6位以下も含めた人気ランキングは、下記リンクよりご覧ください。

2020年6月版の一般カードランキングでは、順位の変化はほとんどありませんでした。「楽天カード」が8か月連続で首位の座を守り、「三井住友カード」も6か月連続の2位。5月版で4位だった「dカード」が3位に浮上し、3位だった「Orico Card THE POINT」が4位になりました。

ゴールドカードランキングの順位変動も小幅なものになりました。「dカード GOLD」が9か月連続で1位の座を守り、2位の「三井住友カード ゴールド」、3位の「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」がそれぞれ4か月連続で順位をキープしました。5月版で5位だった「ダイナースクラブカード」4位に、4位だった「楽天プレミアムカード」が5位になりました。

それでは一般カード、ゴールドカードそれぞれのランキング上位のクレジットカードについて、人気の理由やスペック、賢い使い方などを見ていきましょう。

一般カード人気ランキング上位のカード

【1位】楽天カード

楽天のサービスをフル活用すれば高還元率に
安定した人気の「楽天カード」が8か月連続で首位の座を守りました。人気の理由は、年会費無料のカードでありながら、圧倒的にポイントを貯めやすい点にあります。基本的なポイント還元率は1%ですが、楽天市場で利用すれば、ポイント3倍にアップ。楽天銀行や楽天トラベルなど、楽天グループのさまざまなサービスを組み合わせて利用すれば、還元率が10%を超えることも可能です。金融、レジャー、ファッションなど多様なサービスを展開する楽天グループならではのメリットと言えるでしょう。

楽天カードをひも付けて利用すると、メリットが大きくなるのがスマホ決済の「楽天ペイ」です。「楽天カード」は、楽天ポイントを抜きには語れませんが、キャンペーンで貯まる期間限定ポイントも、楽天ペイで利用可能です。大手コンビニ3社(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン)はもちろん、大手の家電量販店や飲食チェーンも加盟店になっており、使える店舗もかなり幅広くなってきている印象です。

さらに2020年5月25日から、「楽天ペイ」のアプリ上でJR東日本の電子マネー「Suica」の発行やチャージ、利用が可能になりました。これによって、「楽天ペイ」があれば、全国の鉄道やバスの利用が可能になるうえ、「楽天カード」からSuicaにチャージすると、200円ごとに1Pの楽天ポイントも付与されるので、必然的に楽天カードへの注目度も一層高まることが考えられます。首位の座をキープしているのも、こうした点が評価されたからでしょう。

◎楽天カードの人気の理由と賢い使い方
・年会費が無料のうえ、ポイント還元率が高い
・楽天のサービスをフル活用すれば、ポイント還元率10%超えも可能に
・楽天ペイなら、有効期限が短い期間限定ポイントの利用も可能

【2位】三井住友カード

「三井住友カード」が6か月連続の2位。1980年に日本初のVisaカードを発行した歴史あるカード会社のひとつ、三井住友カードのクレジットカードですが、券面を約30年ぶりに刷新したことを追い風に好調をキープしています。

年会費は1,250円で、インターネットからの入会で初年度は無料です。最高2000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯(旅費などを事前にクレジットカードで決済すれば保険が適用される)として付いているほか、iDなどの電子マネーでの支払いもスムーズです。基本のポイント還元率は0.5%(200円利用で1P)と「並」のレベルですが、大手コンビニ3社(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン)とマクドナルドではポイント5倍になるサービスを行っています。

こうしたポイントプログラムに加え、海外旅行保険がしっかりと付帯していることもあり、クレジットカード初心者が初めて作るカードに適した1枚と言えます。「Visa=三井住友カード」というイメージが定着しており、ナンバーワン国際ブランドである「Visa」のブランド力が人気を下支えしている面もあるでしょう。

30年ぶりにカードデザインを刷新、「Visaのタッチ決済」を標準搭載
三井住友カードは約30年ぶりに、カードデザインを刷新しました。2020年2月3日発行分から、カード番号や有効期限などを裏面に集約するほか、「Visaのタッチ決済」を標準搭載するようになりました。歴史がありながらも、次々と新たな手を打ってくる三井住友カードの今後の動きに注目しています。

◎三井住友カードの人気の理由と賢い使い方
・歴史あるカードとしての高いブランド力
・最高2000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)など付帯サービスが充実
・iD、Apple Payなどに対応し電子マネーの支払いがスムーズ

【3位】dカード

「dカード」はひとつ順位を上げ3位となりました。NTTドコモが発行するカードですが、還元率が常に1%と、ドコモユーザーはもちろん、それ以外の人にも幅広くメリットが得られる点が人気を集めたのでしょう。

ローソンでは、最大5%分お得に買い物ができる
年会費は無料で、100円の利用ごとに「dポイント」が1P貯まります。最大の特徴はローソンでこのカードを使うと、料金が3%オフになったうえに、2%分のdポイントが貯まり、5%分お得に買い物ができる点にあります。マツモトキヨシでも、4%分のdポイントが貯まるほか、ENEOS、JALなども特約店になっており、ポイントが追加で付与されます。電子マネー「iD」も搭載されており、コンビニなどの少額決済にも手軽に利用できます。

なお、購入1年以内の携帯電話を紛失、壊してしまい修理不能となり、新たに購入する際に最大10,000円が補償されるサービスがありますが、再購入する携帯が以前と同一機種・同一カラーであることなど、細かく条件が設定されているので、利用の際はよく確認しましょう。

所定のプランを契約するドコモユーザーが、通信料を「dカード」払いにすると月額170円オフとなる特典もあります。ただ、利用料金が一定以上のドコモユーザーなら、後ほど紹介する「dカード GOLD」のほうがお得に利用できる場合もあるので、比較してみたほうがよいでしょう。

◎dカードの人気の理由と賢い使い方
・1%と常に高い還元率
・ローソンでは5%分お得に買い物ができる
・毎月の利用料金が一定以上のドコモユーザーは、「dカード GOLD」のほうがメリットがある場合も

【4位】Orico Card THE POINT

「Orico Card THE POINT」はひとつ順位を落とし4位になりました。ポイント還元率の高さと、貯めたポイントの交換先が幅広い点が、相変わらずの人気を支えています。

ポイントの交換先多数!
年会費無料ですが、基本のポイント還元率が1.0%(100円=1オリコポイント)。さらに、オリコが運営するECサイト「オリコモール」を経由してアマゾン(Amazon)で買い物すると、還元率が2%にアップ。ちなみに、Amazon公式の「Amazon Mastercardクラシック」は還元率が1.5%(Amazonプライム会員は2%)です。「オリコモールを経由する」という手間をかければ、本家を上回る還元率となります。さらに、入会後6か月間は還元率が2倍にアップする特典も、ユーザーを引きつけています。

貯めたポイントはamazonギフト券やEdyギフトなどであれば、即時に交換可能。即時ではありませんが、ANAマイルやJALマイルのほか、楽天ポイントといった共通ポイントと交換することもでき、使い道に困ることがありません。

楽天カードにも同じことが言えますが、年会費無料の「Orico Card THE POINT」の還元率の高さとポイントの使いやすさは際立っています。

ただし、「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」で頻繁にネットショッピングをする人にとっては、「楽天カード」や「Yahoo! JAPANカード」を選んだほうがより高い還元率を得られるので、こちらのカードを検討したほうがよいでしょう。

◎Orico Card THE POINTの人気の理由と賢い使い方
・ポイント還元率が高く、「オリコモール」経由なら1.5%以上も
・「オリコモール」経由で、アマゾン利用の際に2%還元
・Amazonギフト券やANA・JALマイルなど、貯まったポイントの交換先が幅広い

【5位】JCB CARD W

JCBが発行する「JCB CARD W」が2か月連続の5位となりました。JCBのブランド力に加えて、年会費無料でありながら常に還元率が1%と、ほかの高還元カードに負けない高いコストパフォーマンスが人気を集めています。

39歳以下限定で申込可能。還元率は常に1%
「JCB CARD W」は39歳以下限定で申し込めるカードですが、一度入会すれば40歳以降も利用し続けることができます。何と言ってもその魅力は高い還元率。JCBのほかのカードと比べて、常時2倍のポイントをもらうことができ還元率は1%。優待対象店であるセブン-イレブンやAmazonなどでは、さらに還元率がアップします。交通費などをカードで支払うことが条件の「利用付帯」ではありますが、最高2000万円の海外旅行保険も付帯しています。

「JCB CARD W」の基本機能に加え、女性向けの保険を手頃な価格で追加できる「JCB CARD W plus L」もあるので、気になる方はこちらのカードもチェックするとよいでしょう。

◎JCB CARD Wの人気の理由と賢い使い方
・39歳以下限定で申し込める年会費無料のカード
・還元率がJCBのほかのカードの2倍にあたる常時1%
・優待対象店であるセブン-イレブンやAmazonでは、さらに還元率がアップ

ゴールドカード人気ランキング上位のカード

【1位】dカード GOLD

ドコモの利用料金の10%を還元
NTTドコモ発行の「dカード GOLD」が9か月連続の1位。2019年1月版から2020年6月版の18回のランキングで、1位を逃したのはわずか2回のみということからも、圧倒的な人気がうかがい知れます。最大の魅力は、ドコモのスマートフォンや固定回線のドコモ光などの利用料金1,000円ごとに10%分のdポイントが貯まるところにあります。毎月10,000円支払っていれば、1年間で12,000ポイント貯まります。年会費は10,000円かかりますが、十分にもとが取れるでしょう。ドコモの契約件数は約8000万件で、ドコモユーザーの分厚い存在がそのまま「dカード GOLD」の人気につながっています。

海外旅行保険、携帯電話の補償、コンビニでの割引など多彩なサービス
10%還元だけではありません。海外旅行保険の死亡後遺障害の補償金額が1億円(自動付帯5000万円、利用付帯5000万円)まで付帯されています。また、携帯電話の破損や紛失の際に、最大10万円まで再購入費の補償を受けられるなど、保険が充実しており、万が一に備えたい人にとって作っておいて損はないでしょう。「dカード」同様に、ローソンで買い物すると5%お得になるなど、普段使いでも活躍します。

ただし、ドコモユーザーに手厚いサービスのクレジットカードのため、ソフトバンクやauなどほかのキャリアを使っている人は十分なメリットが得られません。

プロのひと言
「dカード GOLD」は2018年4月に会員数400万人を達成し、2019年1月末には500万人を突破したことが発表されました(2020年1月時点で640万人)。これだけの短期間に、100万人の会員を集めるゴールドカードというのは、これまで見たことがありません。ドコモユーザーなら利用料金の10%還元、というサービスがわかりやすく、インパクトがあることの証明でしょう。

私も友人への説明がしやすく、理解も早いので、何かと言えばこの話を引き合いに出していましたが、そのうち友達たちもこのカードを持って、ほかの友人に同じ説明をするようになりました。
ドコモは共通ポイント「dポイント」の加盟店の拡大にも力を入れ、利便性もアップ。スマホ決済「d払い」でもたびたび大型キャンペーンを実施し、勢力を拡大しています。

◎dカード GOLDの人気の理由と賢い使い方
・最大の魅力はスマホや光回線の基本使用料、通話・通信料などの10%分のポイント還元
・海外旅行保険の自動付帯、携帯電話が壊れた際の補償など保険も充実
・ドコモユーザー以外にはメリットが少ない

【2位】三井住友カード ゴールド

国内主要空港のラウンジ無料利用など、充実のサービス
「三井住友カード ゴールド」は4か月連続の2位。歴史のある三井住友カードが発行するゴールドカードで、充実したサービスは高い評価を得ています。国内主要空港のラウンジが無料で使えるほか、一流ホテル・旅館を厳選した宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」で予約をする際は、初回7%オフ、2回目以降5%オフで利用できます。国内外の旅行傷害保険は自動付帯と、利用付帯合わせて最大5000万円が補償されます。

このカードは通常、200円ごとに「Vポイント」が1ポイント貯まります。貯めたポイントは、楽天ポイントやdポイント、ANAマイルに交換可能です。ただし、基本の還元率は「0.5%」と、決して高い数字とは言えません。年会費が10,000円(インターネットからの入会で初年度無料)と、ゴールドカードの中では決して高い部類には入らないので、還元率よりもサービス優先、ステータス優先の場合は問題ありません。しかし、お得さやコストパフォーマンスを最優先とする場合は、別のカードも検討したほうがよいでしょう。

◎三井住友カード ゴールドの人気の理由と賢い使い方
・老舗カード会社のゴールドカードで信頼感・知名度は抜群
・空港ラウンジ無料、高級宿泊施設の料金割引などサービス面は充実

【3位】アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」が4か月連続で3位の座をキープしました。1980年に日本で初めて発行されたゴールドカードと言われており、その充実したサービスには根強い人気があります。

「T&E(トラベル&エンターテインメント)」に強いアメックスの特徴は、このカードでも十二分に発揮されています。海外旅行の際、旅行代金などをこのカードで決済すると、傷害死亡・後遺障害に対して最高1億円を補償(決済しないと5000万円)。国内主要空港のラウンジはもちろん、「プライオリティ・パス」に無料で登録でき、国内外1,200か所以上のVIPラウンジを年2回まで無料で利用できます。海外旅行の際、「自宅から空港まで」と「空港から自宅まで」のそれぞれ、スーツケース1個を無料で配送するサービスも付帯しています。国内外の約200のレストランで、所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分のコース料理代が無料になる特典も、大事な人との食事をする際には活躍するでしょう。

29,000円と決して安い年会費とは言えませんが、家族カードも1枚までは無料発行できる点やマイル交換可能な提携航空会社が豊富な点なども考慮すると、使いこなせば利用価値の高いカードと言えるでしょう。JCBとも提携しており、多くのJCB加盟店でも利用可能です。ただ、還元率は高いとは言えません。海外旅行に行く機会も少なく、付帯サービスの利用機会が少ない方にとっては、年会費分のメリットを得るのは難しいかもしれません。

◎アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの人気の理由と賢い使い方
・最高1億円(旅行代金をカード決済した場合)と充実の海外旅行保険
・国内外の約200のレストランで、所定のコースメニューを2名以上で予約すると、1名分のコース料理代が無料に
・JCBとも提携しており、多くのJCB加盟店でも利用可能

【4位】ダイナースクラブカード

「ダイナースクラブカード」がひとつ順位を上げ4位に入りました。1961年に日本で初めて発行されたクレジットカードとして知られており、三井住友トラストクラブが発行しています。年会費は22,000円です。

高級レストランを2名以上予約で1名分が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
ダイナースクラブカードの魅力は「ダイニング」にあります。高級レストランで2名以上のコースを利用すると、1名分が無料となる「エグゼクティブ ダイニング」を利用できます。最近はほかのゴールド・プラチナカードも追随して、同様のサービスを展開していますが、「ダイナースクラブカード」は対象レストランが全国各地の300店超と、店舗数でほかのカードを上回っています。

旅行やサービスでも、このカードは強みを発揮します。国内と海外計1,000か所以上の空港ラウンジが無料で利用できるほか、最高1億円の傷害死亡・後遺障害保障の海外旅行保険も付帯されており、帰国後には空港からの手荷物宅配サービスも行っています。ただ、基本のポイント還元率は0.4%で、高いとは言えません。

プロのひと言
「ダイナースクラブカード」会員は「エグゼクティブ ダイニング」を利用し、高級レストランを2名で予約すると、1名分は無料になります。対象レストランのコース料理はひとり1万円前後はかかるので、年間2回利用すれば2万円分のサービスが受けられることになり、年会費22,000円のもとは十分に取れるでしょう。接待はもちろん、夫婦や恋人など大事な人との食事には重宝します。ラウンジの無料利用や海外旅行保険も充実しており、旅好きや出張で海外を飛び回るビジネスマンにはメリットを得られるカードです。

ただし、「グルメ」や「旅」にさほど興味がなく、還元率の高さを求めるユーザー向けのカードではありません。日常で使えるようにほかの高還元率カードを持っておき、非日常の旅やグルメを満喫するためにダイナースクラブカードを使う、という持ち方はアリかもしれません。

◎ダイナースクラブカードの人気の理由と賢い使い方
・高級レストランで2名以上のコース利用で、1名分が無料となる「エグゼクティブ ダイニング」
・国内外1,000か所以上の空港ラウンジが無料利用で、最高1億円の海外旅行保険が付帯

【5位】楽天プレミアムカード

「楽天プレミアムカード」はひとつ順位を落とし5位に。順位の変動はありつつも、12か月連続で5位以内をキープしており、10,000円の年会費を払っても、ユーザーが求める質の高いサービスを提供している点は変わらず評価されています。

「楽天プレミアムカード」で楽天市場で買い物をすると、ポイントが5倍に。さらに「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」3つのコースからひとつを選ぶことができます。「楽天市場コース」を選ぶと、毎週火曜・木曜のプレミアムカードデーには楽天市場での買い物がポイント6倍に。「トラベルコース」では楽天トラベルでの利用でポイント3倍に、「エンタメコース」では、楽天TV、楽天ブックスの利用でポイントが「+1倍」加算されます。

VIP待遇! 世界各地の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が無料発行!
さらに国内主要空港のラウンジはもちろん、国内外の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」を無料で発行。海外旅行時に最高5000万円の海外旅行傷害保険(自動付帯:4000万円)が付帯されています。年2回まで手荷物の無料配送も行っており、ワンランク上の出張や旅行を経験できると考えれば、お得感も十分に感じ取れるでしょう。

プロのひと言
年会費10,000円で、プラチナカード並みのプライオリティ・パスをフル装備している点が魅力です。さらに、アメリカン・エキスプレスとの連携で、T&E(トラベル&エンターテインメント)サービスの充実が期待できそうですから、出張や旅行でさらに威力を発揮できるカードになるでしょう。期待できます。

◎楽天プレミアムカードの人気の理由と賢い使い方
・ライフスタイルに合わせて3つのコースから選べる
・プライオリティ・パスの無料発行や、空港と自宅間の手荷物宅配サービス
・楽天市場の送料分がポイントで還元される「楽天プレミアム」が1年間無料

2020年6月版人気ランキングまとめ

一般部門では、快走続ける「楽天カード」に注目
一般カードランキングで8か月連続1位となった「楽天カード」の快走は、しばらく続きそうです。ポイントを貯めやすいカードであることはもちろん、貯めたポイントをカード支払い代金に充当できたり、投資信託の購入にあてられたりと、ポイントを使うという面でもさまざまな工夫が施されています。さらに、「楽天ペイ」アプリ上で「Suica」の発行や利用が可能になり、「楽天カード」からチャージすると、0.5%分のポイントが還元されるのも魅力のひとつになりそうです。

ゴールド部門では、「ダイナースクラブカード」に注目
ゴールドカードランキングでは、9か月連続で1位の「dカード GOLD」の人気は当分、揺らぎそうもありません。また、一時期順位を落としていた「ダイナースクラブカード」が4位に浮上してきました。22,000円の年会費がかかりますが、充実したサービスに定評あるこのカードが、今後も勢いをキープしていくのか、注目していきたいと思います。

最近はとかく、スマホ決済事業者が大型のキャンペーンを展開する傾向があります。この影響がクレジットカードにも及んでおり、d払いと好相性の「dカード」「dカード GOLD」、そして楽天ペイと好相性の「楽天カード」の人気は今後も続くと考えられます。政府が2019年10月から始めた「キャッシュレス・ポイント還元事業」は、多くの人がクレジットカードも含めたキャッシュレス決済について「お得だし便利」と感じ始めたという意味でも、インパクトのある事業です。この影響が今後、どう広がっていくのか、そして、国の事業は2020年6月末で終了しますが、7月以降、キャッシュレスの世界がどうなっていくのか、ということもあわせて考えていきたいと思います。

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※本記事は、執筆者個人または執筆者が所属する団体等の見解です。

岩田昭男

岩田昭男

クレジットカード評論家・早稲田大学を卒業後、月刊誌の記者を経て独立。クレジットカードのオピニオンリーダーとして30年にわたり活動しています。

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