JCBカードは、日本唯一の国際ブランドとしての信頼性や、Amazon・スターバックスなどのパートナー店でポイントアップが狙えるといったメリットがあります。
しかし、JCBカードは種類が多く、初心者には違いがわかりにくいのが実情です。そこで本記事では、JCBカードの選び方やメリット・デメリット、ポイントのおトクな使い方をわかりやすく解説。あわせて、おすすめのJCBカード6枚や愛用者の使い方レポートを紹介します。
| カード | 画像 | 入会特典 | 詳細を見る | ポイント還元率 | 年会費 | 申し込み条件 | ポイントの有効期限 | 海外旅行傷害保険 | 国内旅行傷害保険 | ショッピング保険 | JCBスマートフォン保険 | 国内の主要空港ラウンジ | プライオリティ・パス | コンシェルジュ・デスク |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| JCBカード W | ![]() |
最大45,500円相当 プレゼント |
詳細を見る公式サイトへ | 1.0%〜10.5% | 無料 | 18歳以上39歳以下 | 2年 | 最高2,000万円 | × | 最高100万円 | × | × | × | × |
| JCBカード W plus L | ![]() |
最大45,500円相当 プレゼント |
詳細を見る公式サイトへ | 1.0%〜10.5% | 無料 | 18歳以上39歳以下 | 2年 | 最高2,000万円 | × | 最高100万円 | × | × | × | × |
| JCBカード S | ![]() |
最大45,500円相当 プレゼント |
詳細を見る公式サイトへ | 0.5%〜10.0% | 無料 | 18歳以上 | 2年 | 最高2,000万円 | × | 最高100万円 | 最高3万円 | × | × | × |
| JCBゴールド | ![]() |
最大62,500円相当 プレゼント |
詳細を見る公式サイトへ | 0.5%〜10.0% | 11,000円 (初年度無料) |
20歳以上 | 3年 | 最高10,000万円 | 最高5,000万円 | 最高500万円 | 最高5万円 | ○ | × | × |
| JCB GOLD EXTAGE | ![]() |
- | 詳細を見る公式サイトへ | 0.75%〜10.25% | 3,300円 (初年度無料) |
20歳以上29歳以下 | 3年 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 | 最高200万円 | × | ○ | × | × |
| JCBプラチナ | ![]() |
最大107,000円相当 プレゼント |
詳細を見る公式サイトへ | 0.5%〜10.0% | 27,500円 | 25歳以上 | 5年 | 最高10,000万円 | 最高10,000万円 | 最高500万円 | 最高5万円 | ○ | ○ | ○ |
監修者:菊地崇仁さん
北海道札幌市出身。98年に法政大学工学部を卒業後、日本電信電話株式会社(現NTT東日本)に入社。02年に退社後、友人と起業したシステム設計・開発・運用会社を経て、06年にポイント交換案内サービス「ポイ探」の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。以後、ポイント、クレジットカード、マイレージに関する豊富な知識を生かし、テレビや雑誌などでも活躍中。
【価格.comマガジンがおすすめする理由】
1. 年会費が永年無料。39歳までに入会すれば40歳以降もずっと無料
2. ポイント還元率が常に1.0%とクレジットカードのなかでも高水準
3. Amazonやスタバなどの特約店でポイントアップする
【ただし、こんな人には向きません】
1. 現時点で40歳以上の人(18〜39歳入会限定)
2. 空港ラウンジや手厚い保険・優待がほしい人

「JCBカード W」は39歳以下なら、まず候補に入れたいカード。最大の魅力は、年会費が永年無料にもかかわらず、JCBプロパーカードの基本還元率2倍を実現している点です。
さらに、Amazonやセブン‐イレブン、スターバックスといった身近にある特約店での利用でポイントが大幅にアップするため、普段使いでザクザクポイントが貯まります。
結論、価格.comマガジンがJCBカードの中で最もおすすめしたいのは「JCBカード W」です。年会費が永年無料にもかかわらず、JCB随一の高い基本ポイント還元率(常に1.0%)を誇ります。これはJCBの標準的なカード(「JCBカード S」など)の2倍にあたります。
さらにAmazonやスターバックス、セブン‐イレブンといった「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」(2026年1月から「J-POINT パートナー」)で利用すれば、ポイントは最大21倍にアップ(店舗ごとに倍率は異なります)。また、ナンバーレスカードを選べば最短5分でデジタル発行(※)され、すぐにネットショッピングで使える利便性の高さも魅力です。
デメリットは、申し込みできるのが18歳から39歳までという年齢制限があること(一度入会すれば40歳以降も年会費無料で利用可能)。また、年会費無料ゆえに空港ラウンジサービスや手厚い旅行保険といった豪華な特典は付帯しません。
とはいえ、「JCBカード W」は高還元率と年会費無料を兼ね備えた誰でも使いやすいカード。39歳以下の人なら、真っ先に検討してよいでしょう。
※9:00〜20:00の申し込み(受付時間を過ぎた場合は翌日受付扱い)、顔写真付き本人確認書類による本人確認が必要
日本で唯一の国際ブランドであるJCB。そのJCBが直接発行するのがJCBカード(プロパーカード)です。ここでは、メリットとデメリットを解説します。
JCBカードの最大のメリットは、JCB独自のポイント優待店「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」(2026年1月から「J-POINT パートナー」)があること。スターバックス(最大20倍)やAmazon(最大3倍)、セブン‐イレブン(最大3倍)など、日常生活でよく使う80店超のショップやサービスが対象で、利用時にポイント還元率が大幅にアップします。
出典:JCB公式サイト
海外旅行時のサポート体制が手厚いのもJCBならではの強み。ホノルルやパリなど世界主要都市に設置された「JCBプラザ ラウンジ」や「JCBプラザ」では、観光情報の提供やレストランの予約代行、緊急時のサポートまで、すべて日本語で対応してくれます。万が一の際も「JCBプラザコールセンター(海外)」が24時間体制でサポートしてくれるため、海外旅行も安心です。
出典:JCBカード公式サイト
資産形成の面でもメリットがあり、「松井証券」および「SBI証券」(JCB仲介口座のみ)でのクレカ積立に対応しています。積立額に応じてポイントが貯まるため、効率よく資産運用を始められます。券種や月間利用額によってポイント付与率は異なります。
セキュリティ体制も整っています。24時間365日の不正利用検知システムに加え、不正利用の際には届け出から60日前にさかのぼり損害額を補償してくれる安心の制度が整っています。
出典:JCB公式サイト
JCBカードはハワイ旅行でも活躍します。JCBカードを提示するだけで、ワイキキの主要スポットを結ぶ「ワイキキトロリー」のピンクラインに無料で乗車可能。これはカード会員本人だけでなく、同乗の家族(大人1名、11歳以下の子ども2名まで)も無料になるため、家族旅行の交通費を大きく節約できます。
世界的に見ると、VisaやMastercardと比較して加盟店が少ないのが現状で、特にヨーロッパやアメリカの小規模な店舗では使えない場面もあります。ただし、ハワイやアジア圏など日本人観光客が多い地域では加盟店網が強いため、渡航先に合わせてVisaやMastercardブランドのサブカードと併用するのがおすすめです。
「JCBカード W」系統(還元率1.0%)の高還元率カードを除き、「JCBカード S」や「JCBゴールド」といった多くのプロパーカードの基本還元率は0.5%と標準的。ポイントを最優先で貯めたい場合は「JCBカード W」を選びましょう。

JCBカードの強みは明確です。Amazonやスターバックスなどのパートナー店を日常的に使う人、そしてハワイへ行く人には大きなメリットがあります。特にワイキキトロリーの乗車賃無料は魅力的ですね。
海外加盟店の弱さはVisaやMastercardのサブカードで補えば解決します。日本発ブランドの安心とこれらの特典にメリットを感じるなら、JCBカードは最適な選択肢になるでしょう。
JCBカードは、全8種類がラインアップします。そのなかでも申し込み制のカードは6枚。これだけ種類があると迷ってしまいますが、まずは「年会費」に着目しましょう。
年会費が永年無料の「JCBカード W」「JCBカード W plus L」「JCBカード S」の3枚から選びましょう。気軽に作れるため、初めてクレジットカードを作る人やサブカードとして使う人に最適です。
年会費有料のカードがおすすめ。年会費がかかる分、空港ラウンジサービスや充実した保険など、無料カードにはないワンランク上のサービスが享受できます。JCBの申し込み制の年会費有料プロパーカードには「JCB GOLD EXTAGE」「JCBゴールド」「JCBプラチナ」の3枚が用意されています。
そして、JCBカードを使い込んだ先に用意されているのが招待制の「JCBゴールド ザ・プレミア」と「JCB ザ・クラス」です。招待制カードはみずから申し込むことができず、「JCBゴールド」や「JCBプラチナ」での利用実績を積むことで招待が届く特別なカード。本記事後半では、「JCB ザ・クラス」の愛用者レポートを紹介しています。招待制カードに興味がある人はぜひ参考に!

JCBカードはラインアップが明確です。まずは年会費で絞り込むのが合理的ですね。コストをかけずにJCBの高還元を体験したいなら「JCBカード W」、年会費を払ってでも空港ラウンジや保険を重視するなら「ゴールド」以上、と判断できます。
JCBは「JCB ザ・クラス」という明確なゴールがあるのも魅力。ご自身の現在のステージに合わせて選んでみてください。
上項で、年会費無料のJCBカードが自分に合っていると感じた人は、「JCBカード W」「JCBカード W plus L」「JCBカード S」の3種から選びましょう。
「W plus L」は「W」に女性向けの特典を追加したカードなので、実質的な選択肢は「JCBカード W」(W系)と「JCBカード S」の2択です。どちらを選ぶかは、上の図のとおり「ポイント還元率」と「付帯優待」のどちらを重視するかで判断します。
ポイント還元率を最優先する人向けのカードです。申し込みは18〜39歳限定ですが、基本のポイント還元率がJCBカード随一の1.0%(「JCBカード S」の2倍)に設定されています。
さらに、特約店での還元率も高く、たとえばスターバックスでは最大5.5%(オンライン入金・オートチャージ時)もの高還元を実現します。とにかくポイントを効率よく貯めたい39歳以下の人には「JCBカード W」がぴったりです。
ポイントよりも優待サービスを重視する人向けのカード。こちらは18歳以上なら年齢制限なく申し込めます。基本還元率は0.5%とJCBカードの中では標準的な還元率ですが、「JCBカード W」にはない、以下3つの特典が付帯します。
【特典1】
国内外20万か所以上の施設やサービスが最大80%オフになる「JCBカード S 優待 クラブオフ」
【特典2】
年間の利用額に応じてボーナスポイントがもらえる「JCBスターメンバーズ」(2026年1月から「J-POINTボーナス」)
【特典3】
スマホのディスプレイ破損時に修理費用を年間最大3万円まで補償してくれる「JCBスマートフォン保険」
40歳以上で年会費無料カードを探している人や、ポイント還元率よりもスマホ保険や日常的な割引サービスでおトク感を得たい人は「JCBカード S」がおすすめです。以下の記事では、「JCBカード S」のクラブオフを実際に使ったレビューをお届けしています。ぜひ参考にしてみてください!

年会費無料の2択は非常にシンプルです。39歳以下なら、基本還元率2倍、Amazonやスターバックスでさらにおトクになる「JCBカード W」を選びましょう。
40歳以上の方や、ポイントより「スマホ保険」「クラブオフ」といった実利的な優待がほしい方には「JCBカード S」が適しています。ご自身の年齢と、どちらの特典に魅力を感じるかで決めるとよいでしょう。
年会費無料カードでは物足りない、より上質なサービスやステータスを求める人には、年会費有料のJCBカードがおすすめです。JCBカードの申し込み制カードは、年会費が高くなるにつれて特典やサービスが豪華になっていくのが特徴。
申し込み制の有料カードには「JCB GOLD EXTAGE」「JCBゴールド」「JCBプラチナ」の3枚が用意されています。自分の年齢や、どのレベルのサービス(空港ラウンジ、保険、コンシェルジュなど)を求めるかに合わせて、最適なカードを選びましょう。
20代限定のゴールドカードです。年会費3,300円(初年度無料)という格安のコストで、空港ラウンジサービスなどゴールドカードの基本特典を体験できます。また、入会後3か月間はポイント還元率が3倍(1.5%)になるなど、ポイント面でも優遇されています。
信頼と実績を兼ね備えたJCBの王道ステータスカード。年会費は11,000円(初年度無料)で、国内主要空港のラウンジ利用はもちろん、最高1億円の充実した旅行傷害保険や、対象飲食店での割引(最大20%オフ)など、特典が格段に充実します。将来、招待制の「JCBゴールド ザ・プレミア」を目指すための起点にもなります。
みずから申し込めるJCBカードの中で最上位ステータスカードです。年会費は27,500円と上がりますが、その内容は豪華。世界中の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」、24時間365日対応の「コンシェルジュ・デスク」、高級レストランのコース料理が1名分無料になる「グルメ・ベネフィット」など、プラチナカードならではの最高峰のサービスが付帯します。

JCBの有料カードはステップアップが明確ですね。
20代なら年会費3,300円で空港ラウンジが使える「JCB GOLD EXTAGE」が断然おトクです。30代以上でステータスと実利を求めるなら王道の「JCBゴールド」。最初から「プライオリティ・パス」や「コンシェルジュ・サービス」がほしいなら「JCBプラチナ」一択でしょう。
将来、「JCBザ・クラス」を目指すなら、プラチナからのスタートがおすすめです。
価格.comマガジンのおすすめ基準
〈基準1〉JCBが直接発行するプロパーカードであること
〈基準2〉ユーザーの多様なニーズを網羅していること
〈基準3〉年会費やランクに応じた“明確な強み”と“JCBならではの価値”を持つこと
| カード | 画像 | 入会特典 | 詳細を見る | ポイント還元率 | 年会費 | 申し込み条件 | ポイントの有効期限 | 海外旅行傷害保険 | 国内旅行傷害保険 | ショッピング保険 | JCBスマートフォン保険 | 国内の主要空港ラウンジ | プライオリティ・パス | コンシェルジュ・デスク |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| JCBカード W | ![]() |
最大45,500円相当 プレゼント |
詳細を見る公式サイトへ | 1.0%〜10.5% | 無料 | 18歳以上39歳以下 | 2年 | 最高2,000万円 | × | 最高100万円 | × | × | × | × |
| JCBカード W plus L | ![]() |
最大45,500円相当 プレゼント |
詳細を見る公式サイトへ | 1.0%〜10.5% | 無料 | 18歳以上39歳以下 | 2年 | 最高2,000万円 | × | 最高100万円 | × | × | × | × |
| JCBカード S | ![]() |
最大45,500円相当 プレゼント |
詳細を見る公式サイトへ | 0.5%〜10.0% | 無料 | 18歳以上 | 2年 | 最高2,000万円 | × | 最高100万円 | 最高3万円 | × | × | × |
| JCBゴールド | ![]() |
最大62,500円相当 プレゼント |
詳細を見る公式サイトへ | 0.5%〜10.0% | 11,000円 (初年度無料) |
20歳以上 | 3年 | 最高10,000万円 | 最高5,000万円 | 最高500万円 | 最高5万円 | ○ | × | × |
| JCB GOLD EXTAGE | ![]() |
- | 詳細を見る公式サイトへ | 0.75%〜10.25% | 3,300円 (初年度無料) |
20歳以上29歳以下 | 3年 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 | 最高200万円 | × | ○ | × | × |
| JCBプラチナ | ![]() |
最大107,000円相当 プレゼント |
詳細を見る公式サイトへ | 0.5%〜10.0% | 27,500円 | 25歳以上 | 5年 | 最高10,000万円 | 最高10,000万円 | 最高500万円 | 最高5万円 | ○ | ○ | ○ |

年会費永年無料にもかかわらず、JCBカード随一の基本還元率1.0%を誇る、コスパ優秀な一枚がこちら。JCBの標準的なカード(0.5%)と比べて常に2倍のポイントが貯まるのが最大の魅力です。
さらに、優待店でのポイントアップを加味するとAmazonではポイント還元率2.0%、セブン‐イレブンでは還元率2.0%、スターバックス(オンライン入金・オートチャージ時)では還元率5.5%など、対象店舗をよく使う人なら効率よくポイントが貯まります。
申し込みは39歳以下限定ですが、一度入会すれば40歳以降も年会費無料で持ち続けられます。最短5分でカード番号が発行されるため、すぐに使いたい人にもおすすめです。
「JCBカード W」のスペック
年会費:永年無料
基本ポイント還元率:1.0%
付帯保険:海外旅行傷害保険、ショッピング保険

「JCBカード W」の基本機能(年会費無料、還元率1.0%、パートナー店特典)はそのままに、女性向けの特典をプラスしたのが「JCBカード W plus L」です。
最大の違いは、女性の“キレイ”を応援する協賛企業(@cosmeやBUYMAなど)からの優待やプレゼント企画が豊富な「LINDAリーグ」が付帯すること。また、月額290円からという手ごろな保険料で、女性特有の疾病に備える「女性疾病保険」を追加できるのも大きな特徴です。
写真家・映画監督の蜷川実花氏が手掛ける「M / mika ninagawa」デザインなど、3種類から選べる美しいカードフェイスも魅力。「JCBカード W」と迷ったら、これらの特典やデザインに魅力を感じるかで判断しましょう。なお、男性でも申し込めます。
「JCBカード W plus L」のスペック
年会費:永年無料
基本ポイント還元率:1.0%
付帯保険:海外旅行傷害保険、ショッピング保険

「JCBカード S」は、2023年12月に登場したJCBの新しいスタンダードカード。「JCBカード W」とは異なり、40歳以上でも申し込め、年会費永年無料です。
最大のメリットは、年会費無料にもかかわらず、国内外20万か所以上の施設やサービスが最大80%オフになる「JCB カード S 優待 クラブオフ」が付帯する点です。レジャーやグルメ、旅行などで幅広く割引が受けられ、ポイント還元以上に大きな節約効果も期待できます。
さらに、「JCBカード W」にはない特典として、スマホのディスプレイ破損時に修理費用を年間最大3万円まで補償してくれる「JCBスマートフォン保険」も付いてきます(破損などの場合自己負担金が10,000円)。
基本ポイント還元率は0.5%と標準的ですが、使えば使うほどおトクになる「JCBスターメンバーズ」(2026年1月から「J-POINTボーナス」)の対象です。年間利用額に応じてポイント倍率がアップし、特に「JCBカード S」はゴールドカードなどと同じ優遇レートが適用されるため、メインカードとして利用すれば還元率0.5%以上を目指せます。
ポイントよりも実利的な優待や保険を重視する人、40歳以上でJCBの年会費無料カードが欲しい人におすすめです。
「JCBカード S」のスペック
年会費:永年無料
基本ポイント還元率:0.5%
付帯保険:海外旅行傷害保険、ショッピング保険、JCBスマートフォン保険

JCBカードの王道であり、信頼とステータスを象徴するのが「JCBゴールド」です。年会費は11,000円ですが、オンライン入会で初年度は無料で試せます。
最大の魅力は、年会費無料カードにはない手厚い特典です。国内主要空港とハワイの空港ラウンジが無料で利用できるほか、海外旅行傷害保険は最高1億円、国内でも最高5,000万円と非常に充実しています。
グルメ特典も強力です。従来の飲食店割引(最大20%オフ)に加え、予約困難店やミシュラン掲載店を検索・予約できる「JCB スター・ダイニング by OMAKASE」も利用できます。さらに「JCBスマートフォン保険」(年間最大5万円)も付帯します。
基本還元率は0.5%ですが、「JCBスターメンバーズ」(2026年1月から「J-POINTボーナス」)の対象であり、招待制の「JCBゴールド ザ・プレミア」への道も開かれます。旅行や出張が多い人、JCBで本格的なステータスを築きたい人におすすめです。
「JCBゴールド」のスペック
年会費:11,000円(オンライン入会で初年度無料)
基本ポイント還元率:0.5%
付帯保険:海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険、JCBスマートフォン保険(最大5万円)

20代限定で申し込める、若年層向けのゴールドカードです。最大の魅力は、通常のJCBゴールド(年会費11,000円)とほぼ同等のサービスを、年会費3,300円(初年度無料)という破格のコストで利用できる点です。
空港ラウンジサービスや最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯しており、初めての海外旅行や出張でも安心です。さらにポイント優遇も手厚く、入会後3か月間はポイント3倍(還元率1.5%)、4か月目以降も1.5倍(還元率0.75%)と、通常のゴールドカードよりも高還元率で貯まります。
ただし、初回有効期限(5年後)の更新時には、自動的に「JCBゴールド」へ切り替わり、年会費も11,000円に上がります。また、5年後の更新時までに退会した場合、カード発行手数料(本会員および家族会員1人あたり2,200円)がかかる点には注意が必要です。
長く使うことを前提に、将来的にステータスカードを持ちたい若者にとって最適な入門ゴールドカードと言えるでしょう。
「JCB GOLD EXTAGE」のスペック
年会費:3,300円(初年度無料)
基本ポイント還元率:0.75%
付帯保険:海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険

招待なしで自ら申し込めるJCBカードでは最上位ステータスを誇るのが「JCBプラチナ」です。27,500円というプラチナカードとしては比較的安めの年会費ながら、最高峰のサービスが完備されています。
世界1,700か所以上の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」、24時間365日対応の「プラチナ・コンシェルジュデスク」、厳選レストランで2名以上の予約で1名分が無料になる「グルメ・ベネフィット」など、プラチナカードならではの特典が楽しめます。
手厚い保険も「JCBプラチナ」の魅力で、最高1億円の国内外旅行傷害保険に加え、「JCBスマートフォン保険」(年間最大5万円)が付帯。また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内の人気アトラクション「ザ・フライング・ダイナソー」に優先搭乗ができるほか、同施設内のJCBラウンジが利用できるユニークな特典もあり、エンタメ特典も非常に強力です。
基本のポイント還元率は0.5%と標準的ですが、「JCBスターメンバーズ」(2026年1月から「J-POINTボーナス」)を駆使することで、還元率を上げていくことも可能。招待制の「JCB ザ・クラス」へのステップアップを目指す人はもちろん、高コスパで上質な体験を求める人にぴったりなJCBカードです。
「JCB プラチナ」のスペック
年会費:27,500円
基本ポイント還元率:0.5%
付帯保険:海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険、JCBスマートフォン保険
JCBカードには上項で取り上げた申し込み制カード6枚のほかに、招待制カードが存在します。ここでは、一定の実績を積んだ会員だけに招待(インビテーション)が届く特別なJCBカード2枚を紹介します。
「JCBゴールド」を利用し続け、一定の条件(2年連続で年間100万円以上利用など)を満たした会員だけに招待が届く、ワンランク上のゴールドカードです。年会費は16,500円(内サービス料5,500円)で、前年の利用額が100万円以上ならサービス料は無料になります(年会費11,000円で利用可能)。
「JCBゴールド」から大きくアップデートされる点は、世界中の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」が付帯すること。ゴールドカードながら、プラチナカードの代表的な特典を楽しめるのはうれしいポイントです。さらに、厳選された上質なホテルや旅館に特別プランで宿泊できる「JCBプレミアムステイプラン」や、京都駅ビル内にある会員専用ラウンジ「JCB Lounge 京都」も利用可能になり、旅の質が格段に向上します。
ポイント有効期限も通常の3年から5年に延長されるため、じっくりポイントを貯めたい人にもおすすめです。
「JCBゴールド ザ・プレミア」のスペック
年会費:11,000円+サービス年会費5,500円(※条件により無料)
基本ポイント還元率:0.5%
付帯保険:海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険、JCBスマートフォン保険
JCBカードの頂点に君臨する、完全招待制のブラックカードです。このカードを目指すために、JCBカードを持つという人も珍しくありません。招待条件は非公開ですが、「JCBプラチナ」や「JCB ゴールド・ザ・プレミア」などで利用実績を積み重ねた、選ばれた人だけにインビテーションが届くと言われています。
「JCB ザ・クラス」の最大の楽しみは、年1回贈られるカタログギフト「ザ・クラス メンバーズ・セレクション」でしょう。厳選された家電や食材、テーマパークのチケットなど(20,000円〜30,000円相当)から好きな一品を選べるため、これだけで年会費55,000円の半額近くを実質回収できる満足度の高さが魅力です。
もちろん、申し込み制の最上位カード「JCBプラチナ」に付帯する特典はひと通り利用可能です。世界中の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」や、コース料理1名無料の「グルメ・ベネフィット」、24時間365日対応の「ザ・クラス・コンシェルジュデスク」など、すべてのサービスにおいて最高水準の待遇が受けられる、まさにJCBの集大成と言える一枚です。
「JCB ザ・クラス」のスペック
年会費:55,000円
基本ポイント還元率:0.5%
付帯保険:海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険、JCBスマートフォン保険、ゴルファー保険
ここでは、JCBカードを愛用する価格.comマガジン編集部員3名の活用事例を紹介します。どのようにJCBカードを使っているのか、JCBカードのどんなところに魅力を感じているのか、ぜひ参考にしてみてください。
私は「JCB ザ・クラス」をメインカードとして愛用しています。「至高のステータス」というキャッチフレーズは自分には恐れ多く分不相応だと感じつつも、このカードを手にした経緯や、その魅力についてお話しします。
大学時代、アルバイトで少し自由に使えるお金が手に入り、何となくクレジットカードに申し込んだのが始まりでした。「日本発の国際ブランド」に惹かれて選んだのがJCB。1990年代後半、まだ「キャッシュレス」という言葉が一般的ではなかったころから、コンビニやデパートでJCBカードを提示するたびに“大人になったな”という実感を覚えたものです。そのうち、クレジットカードにはグレードがあり、実績に応じて利用枠や特典が充実し、券面も洗練されていく仕組みだと知り、しだいに「JCB一本化」へと意識が高まっていきました。
買い物やサービスなら「JCBが使えるか」を基準にして、一貫してJCBカードで決済する生活が定着しました。2005年から始まった非接触型かつ事前チャージ不要の決済サービス「QUICPay」もいち早く取り入れ、スマホによる少額決済など、その利便性を体感しています(支払いやポイントはJCBカードと合算されます)。
2008年には自己申請とカード会社の審査により、「JCB一般カード」から「JCBゴールド」へ昇格。特に旅行や出張時に空港ラウンジが利用できることが楽しみでした。さらにコツコツと利用実績を重ね、2年連続で年間100万円以上決済したことで、2012年に「JCBゴールド ザ・プレミア」のインビテーションを受けて昇格しました。
その後もJCBカードを利用する生活が当たり前となり、2018年、ついにJCBカードの最上位となる「JCB ザ・クラス」の招待を受けたのです。その招待条件は公にはなっていないのですが、私は20年以上安定して使い続けていること、支払いの遅延がほぼなかったこと(1回だけ銀行残高が足りず、翌日に振り込み)が認められたのだと思っています。
このカードの年会費55,000円は、一般の会社員である私にとって、決して安くない金額です。それでも、1年に1回、「メンバーズ・セレクション」(通称メンセレ)というカタログギフト(2万〜3万円相当の家電・限定ギフト・サービスなど)から好きなものを1点選べ、家族カードは最大8名まで無料発行できます。また、知識豊富な専門スタッフとともに旅行や公演チケット、プレゼントなどを相談しながらそのまま予約・購入できる「コンシェルジュ・デスク」、指定のレストランにおいて、2人以上の利用で1人が無料になる「グルメ・ベネフィット」、世界の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」などのサービスがあり、十分な恩恵をいただいていると感じています。
専用のカタログギフト「メンバーズ・セレクション」は「JCB ザ・クラス」の醍醐味のひとつ(写真はイメージ)
カードの一本化に重きを置いていたこともあり、還元率にはこだわっていませんでした。しかし、JCBでは年間の決済金額が30万円/50万円/100万円/300万円を超えるとポイントの優遇が適用され(Oki Dokiポイント/1.1倍〜最大2倍、還元率最大約1.0%)、さらに専用サイトを経由して買い物を行うと、ショップに応じて最大20倍となるほか、海外で使うと基本ポイントが2倍になるため、“知らないうちに貯まっている”という太っ腹ぶりです。これまで、テーマパークのチケット(ラウンジ利用を含む)や、さまざまな家電、スーツケースなどに交換してきました。JCBのプレミアサービスは現在も進化を続けており、今後も新たな特典が登場するとのことで、こちらも楽しみです。
私にとって、今やJCBなしの生活は考えられません。これからも、JCBカードを「頼りになる相棒」として、末長く使い続けていきたいと思います。
文/価格.comスタッフT
「JCBカード S」をサブカードとして使っています。狙いは“優待特典”です。
「JCBカード S」には、「JCBカード S 優待 クラブオフ」という特典が付帯します。これは、国内外20万か所以上の飲食店、宿泊施設、映画館・遊園地・水族館などのエンタメ施設で、主に「割引」などの優待が受けられるというもの。「JCBカード S」を持っている人は無料で利用できます。
優待の対象施設は「クラブオフ」の公式サイトでチェック可能。私は、「出先で食事をする」、「家族で出かける」、「お目当ての店で買い物をする」といったシチュエーションでちょくちょくサイトを開いて、使える優待がないかチェックするのが習慣です。
少し前も、八景島シーパラダイスに家族3人で出かけた際、通常3,500円(大人料金)の水族館4施設パスが2,800円になり、700円(※)も割引になりました(夫婦で1,400円引き。シーパラのレストランはけっこうな強気価格だったので大助かり)。
※2025年10月時点の割引額です
唯一の欠点は、「クラブオフ」公式サイトの「作り」。クラシカルな使用感で、慣れるまでちょっととまどうかもしれません。ただ、「JCBカード S」には、その欠点を補ってあまりある“割引力”があるのは間違いなく、インフレ時代にぜひ備えておきたい一枚と言えます。
文/野 洋介
本記事を制作した筆者も、かくいうJCBカードの愛用者です。使っているカードは「JCB カード W」で、サブカードとして利用しています。
楽天ペイをメイン決済としつつ、「JCBカード W」は主に【1】Amazonの支払い 【2】スターバックスカードへのチャージ の2パターンで使っています。20代後半の筆者ですが、おそらく同世代は日常で利用する店として上記2つのショップは被っている人が多いのではないでしょうか。若年層がよく利用する店が「JCBカード W」1枚でポイントアップされ、なおかつ1.0%という高水準の基本還元率がこのカードの魅力だと感じています。
「JCBカード W」を作ってから1年半ほどしか経っていませんが、2025年12月11日現在で、2,643ポイント(13,215円相当)貯まっています。ポイントはまだ使っておらず、貯めたまま。ただ有効期限も近づいているので、JCBギフトカードへの交換か、Amazonの支払いに充当する予定です。
「JCBカード W」は年会費も無料なので、39歳以下ならとりあえず作っておいて損はないと思います。
ここではJCBカードを使うにあたって、知っておきたい基礎知識を紹介します。
出典:JCB公式サイト
JCBは、日本で生まれ発展してきた唯一の国際カードブランドです。「国際ブランド」とは、VisaやMastercardのように、世界中でクレジットカード決済の仕組み(ネットワーク)を提供している運営会社をさします。JCBもその1つであり、日本国内はもちろん、世界中の国や地域に加盟店網を持っています。
日本発祥であるため、国内での加盟店数は多く、利便性は抜群です。また、日本語でのサポート体制が充実している点も大きな強み。海外旅行先での万が一のトラブル時も、日本語で対応してもらえる「JCBプラザ ラウンジ」や「JCBプラザ」が設置されているなど、日本ブランドならではの安心感が得られます。
JCBブランドのカードには、大きく分けて「JCBカード(プロパーカード)」と「提携カード」の2種類があります。
「JCBカード(プロパーカード)」とは、JCBが直接発行しているクレジットカードのこと。「JCB ORIGINAL SERIES(JCBオリジナルシリーズ)」とも呼ばれ、本記事で紹介している「JCBカード W」や「JCBゴールド」などが該当します。JCB独自のポイントプログラムや、ステータスに応じた上質なサービスが充実しているのが特徴です。
いっぽう、「提携カード」は、JCBがANAや楽天、イオンといった他社と提携して発行しているカードのこと。JCBの決済機能に加え、マイルが貯まりやすかったり、提携先での割引が受けられたりと、提携企業のサービスが色濃く反映されています。
JCBプロパーカードを利用すると、JCB独自のポイントプログラムOki Dokiポイントが貯まります。なお、2026年1月から、新ポイントプログラム「J-POINT」へのリニューアルが予定されています。
Oki Dokiポイントは、「毎月のご利用金額合計1,000円につき1ポイント」が付与される仕組みで、1ポイントの価値は交換先によって変動しますが、おおむね1ポイント=3〜5円相当(基本還元率0.3〜0.5%)が基準となります。
ただし、「JCBカード W」や「JCBカード W plus L」は常にポイントが2倍(1,000円につき2ポイント/還元率最大1.0%)貯まるため、非常におトクです。貯まったOki Dokiポイントは、キャッシュバックのほか、nanacoポイントやPontaポイントなどの他社ポイント、JAL・ANAのマイル、Amazonでの支払いなど、多彩な使い道に交換できます。
ここでは、Oki Dokiポイント(2026年1月からJ-POINT)を効率的に貯める4つの方法を紹介します。
Oki Dokiポイントを最も効率よく貯めたいなら、ポイント高還元カードを選ぶのが近道です。18歳〜39歳限定で申し込める「JCBカード W」と「JCBカード W plus L」は、年会費永年無料にもかかわらず、常にポイントが2倍(還元率1.0%)になります。多くのJCBカードの基本還元率は0.5%(1,000円で1ポイント)ですが、Wシリーズなら無条件で2倍(1,000円で2ポイント)貯まるため、日常のあらゆる支払いでポイントが貯まりやすいです。
JCBカード会員は、ポイント優待店「JCB ORIGINAL SERIES パートナー」(2026年1月から「J-POINTパートナー」)を利用できます。これはAmazonやスターバックス、セブン‐イレブン、ビックカメラなど、提携する対象店舗での利用でポイントがアップする仕組みです。カードや店舗によっては、事前のポイントアップ登録が必要ですが、利用するだけでポイントが2倍、3倍、最大で20倍になることも。普段よく使うお店が対象なら、意識して利用することでポイントを飛躍的に増やせます。
ネットショッピングでポイントを貯めるなら、JCBが運営するポイントモールサイト「Oki Doki ランド」(2026年1月から「J-POINTモール」)の活用は必須です。このサイトを経由してから提携先のオンラインショップ(楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)で買い物をするだけで、通常のポイント(0.5%)に加え、ショップごとに設定されたボーナスポイント(+0.5%〜)が加算されます。合計でポイント2倍〜最大20倍にもなるため、ネットショッピングの際は必ず「Oki Doki ランド」を経由する習慣をつけましょう。
JCBカードをメインカードとして利用するなら、「JCBスターメンバーズ」(2026年1月から「J-POINTボーナス」)でポイント倍率を上げられます。これは、年間のカード利用金額に応じて、翌年のポイント倍率が自動的にアップするプログラムです。たとえば「JCBゴールド」で年間100万円以上利用すると、翌年の基本ポイントが1.5倍になります。この特典は「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」や「Oki Doki ランド」のボーナスポイントとも重複して適用されるため、使えば使うほどおトクになります。なお「JCBカード W」、「JCBカード W plus L」は対象外です。
ここでは、貯めたOki Dokiポイント(2026年1月からJ-POINT)のおすすめの使い方3選を紹介!
出典:JCB公式サイト
貯まったOki Dokiポイントは、全国100万店以上の加盟店で使えるJCBギフトカードに交換できます。交換レートは1,100ポイントで5,000円分(1ポイントあたり約4.54円相当)などがあり、交換単位によって変動します。レート自体はほかの交換先よりわずかに下がる場合がありますが、百貨店やスーパー、飲食店など利用先の幅が非常に広いため、使い道に困らないのが最大のメリットです。
出典:JCB公式サイト
Oki Dokiポイントを他社ポイントへ交換するなら、nanacoポイントへの移行が最もおトクな選択肢のひとつです。Pontaやdポイント(1P=4円相当)、楽天ポイント(1P=3円相当)など多彩な交換先があるなかで、nanacoポイントは1ポイント=4.5円相当(例: 200P→900円分)という高レートで交換可能。セブン‐イレブンやイトーヨーカドーで電子マネーとしてすぐに使えるため、ポイントの価値を高めたい人に最適です。
Oki Dokiポイント1ポイントを3.5円分として、Amazonでの支払いに直接充当できます。交換レートはnanacoなどに比べて下がりますが、事前にポイントを交換する手間が一切かからず、1ポイント単位で使える利便性が魅力です。Amazonでの買い物の際に、ポイント残高を無駄なく使い切りたい場合に適しています。
出典:JCB公式サイト
JCBカードのOki Dokiポイントは、2026年1月からJ-POINTとして大きくリニューアルされます。
最大の変更点は、ポイントの貯まり方です。これまでは「月間合計1,000円ごとに1ポイント(最大5円分)」でしたが、J-POINTでは「ご利用ごと200円ごとに1ポイント(最大1円分)」に変わります。これにより、これまで切り捨てられていた1,000円未満の利用分にもポイントが付き、都度の利用で貯まるため、ポイントを無駄なく効率的に貯められます。
また、ポイントアップサイトや優待店も名称が変わり、「Oki Doki ランド」は「J-POINTモール」に、「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」は「J-POINTパートナー」へとリニューアルされます。ポイントの使い道も進化し、従来のネットショッピングでの利用に加え、今後は店頭での支払いにもポイントが利用できるようになり、利便性がさらに向上します。
以下の記事では、J-POINTについてわかりやすく解説しています。もっと詳しく知りたい人はぜひチェックしてみてください。
審査の難易度は、カードのランクによって異なります。「JCBカード W」や「JCBカード S」などの一般カードは、18歳以上(高校生除く)で安定した収入があれば、学生や主婦でも申し込み可能です。
「JCBゴールド」や「JCBプラチナ」になると、より高い支払い能力が求められるとされています。
発行スピードは、ナンバーレスカード(W、Sなど)であれば最短5分(9:00〜20:00申し込み時)で審査が完了し、すぐにカード番号が発行されます。
39歳以下で、ポイント還元率(1.0%)を最重視するなら「JCBカード W」が最適です。Amazonやスターバックスでもおトクです。
いっぽう、40歳以上の人や、ポイントよりもスマホ保険(最大3万円)や「クラブオフ」の優待サービスに魅力を感じる人には「JCBカード S」がおすすめです。ご自身の年齢と優先順位で選びましょう。
年会費無料でお探しなら「JCBカード S」がおすすめです。年齢制限なく申し込め、スマホ保険や優待特典も付帯します。
もし、空港ラウンジサービスや充実した旅行保険、ステータスを求めるなら、王道の「JCBゴールド」もご検討ください。こちらは初年度年会費無料(オンライン入会の場合)で試すことも可能です。
ハワイ、グアム、韓国、台湾など日本人観光客が多い地域では問題なく使える加盟店が多いです。ただし、欧米など地域によってはVisaやMastercardに比べて使えない場所もあります。
JCBならではの海外特典(JCBプラザなど)もあるため、JCBをメインにしつつ、VisaやMastercardブランドのカードをサブとして1枚持っておくとよいでしょう。
これら2枚は招待制のカードのため、直接申し込むことはできません。
「JCBゴールド ザ・プレミア」は、JCBゴールドを一定額(年間100万円利用を2年連続など)利用し続けると招待が届きます。
「JCB ザ・クラス」はJCBカードの最上位で、招待条件は非公開ですが、「JCBゴールド ザ・プレミア」や「JCB プラチナ」での利用実績を積んだ優良顧客に招待が送られると言われています。
どちらも発行可能です。ETCカード(「JCB ETCスルーカード」)は、カードのランクに応じて年会費無料または550円で発行できます。「JCB ゴールド」以上は無料ですが、「JCBカード W」や「JCBカード S」などでは、入会初年度無料、2年目以降が前年利用状況に応じて無料か550円です。
家族カードの年会費は、本会員のカードランクに準じます。「JCBカード W」や「JCBカード S」は年会費無料、「JCBゴールド」は1人分無料(2人目より1,100円)、「JCBプラチナ」は1人分無料(2人目から3,300円)です。
以下の記事では、クレジットカード全種からおすすめカードを紹介したり、ランク別のおすすめカードを紹介したりしています。ぜひ、クレジットカード選びの参考にしてみてください。
以下の記事では、カード会社別におすすめカードを紹介。ぜひ、おトクな一枚を探してみてください。