6月20日発売の「FF14 紅蓮のリベレーター」も遊べる!

“低価格”なのに3Dゲームが楽しめる!ゲーミングノートPC「Inspiron 15 7000 ゲーミング」レビュー

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今回ご紹介するのは、デルのゲーミングノートPC「Inspiron 15 7000 ゲーミング」だ。

低価格が魅力のデル「Inspiron 15 7000 ゲーミング」

低価格が魅力のデル「Inspiron 15 7000 ゲーミング」


3Dオンラインゲームを楽しみたいけれど、デスクトップPCを置くスペースがないというユーザーにとって、いま流行りの「ゲーミングノートPC」は魅力的な存在となっている。だが、高性能なCPUやグラフィックボードなど、ゲームを快適に楽しむために作られたゲーミングノートPCは、20〜30万円という高価な製品も多く存在する。

InspironのゲーミングノートPCは、「ゲーミングノートPCが欲しいが、高くて予算が足りない」と悩んでいるユーザーに応える製品として登場した。

ALIENWAREよりも安価に購入できるInspironシリーズのゲーミングノートPC

デルのゲーミングノートPCといえば「ALIENWARE(エイリアンウェア)」シリーズが真っ先にあげられるが、ALIENWAREはハイスペックを求める玄人ゲーマー向けで価格も高く、ライトユーザーには手を出しづらい。

これに対し、コストパフォーマンスにすぐれたノートPCとして人気のデル「Inspiron(インスパイロン)」シリーズから登場した「Inspiron 15 7000 ゲーミング」は、高いグラフィック性能を持ちながらも、購入しやすい価格を実現しているのが大きな魅力だ。

Inspiron 15 7000 ゲーミングと同じ15インチモデルの「ALIENWARE 15」と価格を比較すると、ALIENWARE 15では最も安いモデルでも174,980円(税込)とやや敷居が高いが、Inspiron 15 7000 ゲーミングは109,980円(税込)と安価に購入することができる。なお、Inspiron 15 7000 ゲーミングのBTO 標準構成は、以下の5モデルだ。

※価格は全て税込
※価格.comへ掲載されている「限定モデル」や「特価価格」とは、仕様や価格が一部異なります

Inspiron 15 7000 ゲーミング スタンダード・GTX 1050 搭載/109,980円
(GTX1050 / Core i5-7300HQ / 8GB / 256GB SSD)
Inspiron 15 7000 ゲーミング スタンダード・GTX 1050Ti 搭載/119,980円
(GTX1050 Ti / Core i5-7300HQ / 8GB / 256GB SSD)
Inspiron 15 7000 ゲーミング プレミアム/129,980円
(GTX1050 Ti / Core i7-7700HQ / 8GB / 128GB SSD+500GB HDD)
Inspiron 15 7000 ゲーミング プラチナ・128GB SSD+1TB HDD搭載/144,980円
(GTX1050 Ti / Core i7-7700HQ / 16GB / 128GB+1TB HDD)
Inspiron 15 7000 ゲーミング プラチナ・256GB SSD+1TB HDD搭載/159,980円
(GTX1050 Ti / Core i7-7700HQ / 16GB / 256GB SSD+1TB HDD)

各モデルの大きな違いとしては、グラフィックボードがNVIDIA「GeForce GTX」の「1050」か「1050Ti」かという点。109,980円の最廉価モデルのみ「1050」で、他の4モデルは「1050Ti」が搭載されている。

さらに、CPUはスタンダードが「Core i5-7300HQ」、プレミアムとプラチナが「Core i7-7700HQ」とで分かれる。メモリーはスタンダードとプレミアムが「8GB」で、プラチナが「16GB」。ストレージは、スタンダードが「256GB SSD」で、プレミアムが「128GB SSD+500GB HDD」、プラチナは144,980円のモデルが「128GB+1TB HDD」、159,980円のモデルが「256GB SSD+1TB HDD」となる。

今回は、上記5モデルの中から中級モデルの「Inspiron 15 7000 ゲーミング プレミアム」をピックアップし、レビューをお届けする。

ゲーミングノートPCとしては軽量な、高級感あるボディ

今回レビューするInspiron 15 7000 ゲーミングのカラーはブラックだが、プラス1,000円でレッドを選択することもできる。

レッドは拝見していないために比較できないのだが、ブラックはマットカラーで、重厚で落ち着いた印象を受ける。一見するとコストパフォーマンスを重視しているとは思えない上級感のある外観だ。天板はシリコンコーティングされており、手触りがとても気持ちよいが、逆に指紋も付きやすい。

Inspiron 15 7000 ゲーミングの高さは25.44mm、重量は2.65kg。通常のノートPCと比べれば厚くて重いが、ゲーミングノートPCとしては軽い部類に入る

高スペックパーツを使ったゲーミングノートPCであるため、冷却のための大型ファンの搭載などにより、高さが25.44mm、重量が2.65kgと少し厚くて重い。だが、ALIENWAREシリーズと比較すると、例えば中級モデル「ALIENWARE 15 プレミアム VR」の3.49kgに比べれば0.84kgも軽いので、家の中で持ち運んで使う、普段使いのノートPCとしても活躍できそうだ。

インターフェイスは常時接続ケーブルの取り回しがキモに

写真上が右側面、下が左側面になる。背面は排気ファンのみでインターフェイス類は配置されないので、電源やLANケーブルなどの取り回し方に工夫が必要になるかもしれない

インターフェイスは、左側面に電源コネクター、USB 3.0ポート、SDカードスロットが、右側面にLANポート、HDMIポート、USB 3.0 ポート×2、コンボジャック(ヘッドセット/マイク)を備えており、基本的なインターフェイスは揃っている。なお、光学ドライブは搭載されないなど、割り切った仕様となっている。

少し気になるのは、インターフェイスの配置について。背面にインターフェイスの類いが配置されず、すべて左右に接続するために、たとえば電源を取りながらLANやHDMIなどを使うと左右からケーブルが伸びる形になる。常時接続のケーブル数が多くなる人は、あらかじめケーブルの取り回しなどを考えておく必要がありそうだ。

強力に内部パーツを冷却する2基の大型ファン

後ろに2基の大型ファンが設置され、排熱は後方へと流れるようになっている

後ろに2基の大型ファンが設置され、排熱は後方へと流れるようになっている

Inspiron 15 7000 ゲーミングでは、後方左右に2基の大型ファンが取り付けられている。後ろへ排熱される設計となっているのは、発熱の大きいグラフィックボードを搭載するゲーミングノートPCらしい。ベンチマークテストで高負荷をかけたところ、しっかりと排熱・冷却されているものの、ファンの音がやや大きめなことが気になった。

ALIENWAREと異なり、液晶パネルは1種類のみ

15.6インチの液晶ディスプレイは解像度1920×1080のフルHDで、公表されていないが視野角からするとTNパネルと思われる。ノングレアなので長時間のゲームでも目が疲れないのはよい点だ。

左が正面から、右が斜めから見たイメージ。視野角が狭いのでTNパネルと思われる

左が正面から、右が斜めから見たイメージ。視野角が狭いのでTNパネルと思われる

上下から見たイメージ。視野角が狭いのでTNパネルと思われる

上下から見たイメージ。視野角が狭いのでTNパネルと思われる

ちなみに、TNパネルは画質面で他方式よりも劣る部分があるが、応答速度の速さからゲーミングPCには向いている。ALIENWAREでは標準で1920×1080(60Hz)のIPSパネルが採用されているほか、120Hz駆動のIPSパネルに変更できることを考えると、Inspiron 15 7000 ゲーミングの液晶にも選択肢が欲しかった気もする。

迫力あるゲームサウンドを楽しめるステレオスピーカー+ウーハー

サウンド機能に関しては、前面左右に2基のスピーカーが備わるほか、ウーハーも搭載されている。搭載スピーカーからのサウンドは、通常のノートPCとは比較にならないほどクリアな音だ。これなら、十分に迫力あるゲームサウンドを楽しむことができるだろう。

前面の左右に2基のスピーカーが備わる

前面の左右に2基のスピーカーが備わる

写真左上にウーハーが内蔵されている

写真左上にウーハーが内蔵されている

「FF XIV紅蓮のリベレーター」「PSO2 EP4」のベンチマーク結果も良好

実際のゲームプレイにおいてのパフォーマンスを見るために、ベンチマークテストを行った。テストで使用したソフトは、「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター」「ファンタシースターオンライン2 EP4」のベンチマークソフトと、定番ベンチマークソフトである「3D MARK」「PC MARK」の4つ。

「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター」は2017年6月20日に発売予定の3DオンラインRPGで、4月29日にPC向けのベンチマークソフトが配信されている。設定は、画面サイズが「1920×1080」、スクリーンモード設定は「フルスクリーンモード」、DirectX バージョンは「11」、グラフィック設定のプリセットは「最高品質」で計測した。

「ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター」のベンチマーク結果は「7658」となった。このスコアなら快適にゲームを楽しむことができる

スコアは「7658/非常に快適」という結果となった。スコアについては以下の通りで、7,000以上が最も高いランクとなるので、Inspiron 15 7000 ゲーミングでは問題なくFF14 紅蓮のリベレーターを楽しむことができそうだ。

◆FF14 紅蓮のリベレーター/計測スコアとプレイの目安について
7000以上:非常に快適
5000〜6999:とても快適
3500〜4999:快適
2500〜3499:やや快適
2000〜2499:普通
1500〜1999:設定変更を推奨
1000〜1499:設定変更が必要
1000未満:動作困難

「ファンタシースターオンライン2 EP4」のスコアは「12239」という結果に

「ファンタシースターオンライン2 EP4」のスコアは「12239」という結果に

さらに、人気のオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2 EP4」のベンチマークソフトも試してみたところ、スコアは「12239/快適に動作すると思われます」という結果となった。

また、3D MARKとPC MARKでのテストも行ったので、上記とあわせて参考にしてほしい。

3D MARKのスコアは、FireStrikeが「6904」、SkyDiverが「19310」、CloudGateが「21613」、IceStormが「65444」という結果となった。FPSなどハイスペックを要求しない3Dゲームなら問題なく動作しそうだ

PC MARK 8の結果はHome acceleratedで「3533」と、普段使いのノートPCとしても活躍できるスコアとなった

PC MARK 8の結果はHome acceleratedで「3533」と、普段使いのノートPCとしても活躍できるスコアとなった

まとめ

Inspiron 15 7000 ゲーミングは10万円前半というプライスながら、最新の3Dオンラインゲームを楽しめるグラフィック性能や迫力あるサウンド性能を持ち、ゲーミングPCで問題となる排熱、重量、インターフェイス、価格という点においても、とてもバランスが取れた製品といえる。3Dオンラインゲームに興味があってこれから楽しんでみたいという、エントリーユーザーの期待には十分応えられるゲーミングノートPCだ。

桜庭智之(編集部)

桜庭智之(編集部)

PC、AV家電を中心に幅広く担当。クルマ好きのため、週末はフラフラと1000km超を運転する長距離ドライバーと化します。

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2017.10.17 更新
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