画面割れに強い頑丈設計、らくらくスマホ風のホーム画面も用意

富士通から“洗えるスマホ”「arrows M04」登場、キレイに長く使える安心・安全モデル

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「スマホを洗いたい」――。そんな要望に応えてくれるスマートフォン(スマホ)が富士通から登場する。富士通コネクテッドテクノロジーズが2017年7月20日に発売する「arrows M04」は、泡タイプのハンドソープや液体タイプの食器用洗剤で洗えるSIMフリースマホ。全国の家電量販店およびMVNO(仮想移動体通信事業者)23社から順次発売される予定だ。価格はオープンで、ニフティのMVNOサービス「NifMo」での価格は31,112円(税別、一括)。

5型の液晶ディスプレイを搭載するarrows M04。カラーバリエーションは基本カラーのホワイトとブラックに加え、楽天限定のゴールド、ケー・オプティコム限定のグリーン、ビックカメラやコジマなどで取り扱うデニムブルーの全5色

ハンドソープでごしごし洗える

arrows M04は、5型(720×1280)のIPS液晶を搭載するSIMフリースマホ。一番の特徴は、洗剤を使って丸洗いできること。同社によると、「スマホを普段から洗って清潔に保ちたい」と考えている人は多いというこで、耐洗剤性能を備えて“洗えるスマホ”を開発した。なお、洗えるスマホは京セラがすでに発売済みなので初めてではない。

ただ、いくつかの注意点もある、まず、使える洗剤は国内メーカー製の家庭用泡タイプのハンドソープあるいは国内メーカー製の家庭用液体タイプの食器用洗剤に限られる。洗うときは、電源を切って、キャップ類がすべて締まっていることを確認し、手で洗う。スポンジなどは使えない。洗い終わったら、しっかりと泡を洗い流し、ヘッドホン端子などから水を排出する。乾くまで使えないのは不便だが、スマホを清潔に保ちたいというユーザーにとって、洗剤で洗えるのはありがたいはずだ。

ハンドソープなどを使ってごしごし洗える。洗う前に電源をオフにして、キャップ類がすべてしっかり締まっているかを忘れずに確認

洗い終わったらヘッドホン端子など、各ポートから水をしっかり排出する

洗い終わったらヘッドホン端子など、各ポートから水をしっかり排出する

耐久性や堅牢性がさらにアップ!

前モデルの「arrows M03」と同様、防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)性能により、お風呂やキッチンなど水周りで安心して利用できる。さらに、米国国防総省の調達基準であるMIL-STD-810Gの23項目に準拠しており、寒さや暑さなどに強いのも特徴だ。これからの季節だと、キャンプや登山などに持って行くという場合に安心感がある。

前モデルから内部構造を見直し、画面割れにさらに強い構造となっているのもポイント。外装は樹脂素材だが、内部の両側壁にはステンレスフレームを追加し、フロントホルダーを厚くして、ボディ全体の剛性を高めている。角は落下時の衝撃を分散させ、画面への衝撃を最小限に抑制するリジッドベゼルを採用。ディスプレイ面には傷や衝撃から液晶を保護する高硬度の「ゴリラガラス3」を使用。画面周囲のフレームに0.3mmの高さを設けたシールド形状で、落下時に画面を保護する構造も引き続き採用する。

26方向からの落下試験では、従来1.22mの高さからラワン材に落とす試験をクリアしていたが、内部構造を見直すことで、1.5mの高さからコンクリートに落とす落下試験をクリアしたという。

点加圧試験では100kgにも耐えられるという

点加圧試験では100kgにも耐えられるという

ガラケーユーザーをターゲットとした機能も搭載

シニア層向けの機能も充実している。まずはガラケーのようなホーム画面の「かんたんセット」を搭載。「らくらくホン」ではなく、普通のスマホが使いたいというユーザーに向けた画面だ。文字が大きく、アプリ名も電話、電話帳、インターネットとわかりやすいものにした。ワンタッチでズームできる「いつでもズーム」や、見やすいフォントに設定できる「はっきり文字」なども搭載する。毎日どのくらい歩いているかを家族に自動で通知する「歩数お知らせメール」、迷惑電話対策機能などみまもり機能も備える。

カメラはアウトカメラが1310万画素、インカメラが500万画素。色鮮やかな写真を撮れるように画質調整機能を改善した。インカメラには、目線ガイドとセルフタイマーを追加し、目線の合ったセルフィーを撮れるようにした。

そのほかにも、2580mAhの大容量バッテリーや、災害時にニュース番組などを確認できるワンセグ、「Suica」にも対応する「おサイフケータイ」、arrowsシリーズならではの日本語入力機能「Super ATOK ULTIAS」などを搭載。面白い新機能としては、通話時間アラームを備える。これは、あらかじめ設定した時間になるとアラームで知らせてくれる機能で、通話定額を利用している人に重宝しそうな機能だ。

ガラケーユーザー向けのホーム画面、かんたんセット。電話、電話帳、メッセージ、インターネットとよく使うアプリが画面上部に大きく配置されている

カメラは画質調整機能を強化し、より鮮やかな写真が撮れるようになった。写真は左がarrows M03、右がarrows M04。プレビューでも緑色の部分が鮮やかになっているのがわかる

外部インターフェイスはmicroUSBポート。ストラップホールも備える

外部インターフェイスはmicroUSBポート。ストラップホールも備える

音量調整ボタンに丸いボタンを採用

音量調整ボタンに丸いボタンを採用

ワンセグ用の伸縮式アンテナ。最近はイヤホンケーブルを付けないとワンセグを見られないスマホが多いが、arrows M04は単体でワンセグを視聴できる

安心・安全の日本製をアピール

主な仕様は、CPUがクアッドコアの「Snapdragon 410 MSM8916」(1.2GHz)、メモリー(RAM)が2GB、ストレージ(ROM)が16GB。microSDメモリースロットも備える(最大256GB)。通信は、LTEがバンド1/3/8/19/26、3Gがバンド1/5/6/8/19、GSMが850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHzをサポート。SIMカードスロットはnanoSIMタイプだ。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/nで、スペック的にはテザリングも可能。本体サイズは約71(幅)×144(高さ)×8.0(厚さ)mm、重量は約148g。OSには「Android 7.1」を採用する。

MVNO市場は拡大しており、それにともない、購入者層が徐々に変化してくると同社は予想している。これまでは購入前に料金や端末のスペックを入念に調べるユーザーが多かったが、今後は事前に情報収集しないタイプのユーザーが増えてくると見ているのだ。そのような層は50代以上の比率が高く、これまでガラケーを使っていたユーザーも少なからずいる。日本製で安心・安全を強みにするarrowsシリーズは、そのようなユーザーにとって有力な選択肢になるはずだ。スマホ市場で元気のない日本メーカーだが、「らくらくスマホ」など魅力的なモデルを数多く開発してきた富士通の挑戦に注目したい。

操作ガイドや国内コールセンターなど、日本メーカーならではの充実したサポートはarrows M04の特徴だ。有償だがスピード交換やデータ復旧といったサービスも用意する

5型液晶を搭載するが、左右のベゼルは細くスリムな印象だ。幅は71mm

5型液晶を搭載するが、左右のベゼルは細くスリムな印象だ。幅は71mm

背面は樹脂製でさらりとした質感

背面は樹脂製でさらりとした質感

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

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2017.11.22 更新
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