広角と望遠のデュアルカメラできれいな写真を簡単に撮れる!

5000mAhの「ZenFone Zoom S」は1日使い倒しても大丈夫? 1日観光で検証!

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筆者は、旅行に行くと必ずカメラが必要になるのですが、荷物になるので正直なところ大きなカメラを持っていきたくありません。かといって、小型のミラーレスやコンデジを新しく買うのもちょっともったいない……。いっそのことスマートフォンで十分じゃなかろうかとも考えましたが、手持ちのスマートフォンだとバッテリーは1日と持たず、モバイルバッテリーを持ち歩くのもめんどうです。

そこで出会ったのがASUSから2017年6月23日に発売された「ZenFone Zoom S」。価格.com上での最安価格は56,280円。広角と望遠という2つのカメラを備え持ち、さらに、大容量の5000mAhバッテリーを搭載。これならば、1日中写真をパシャパシャ撮影しまくっても充電が切れる心配はなさそう、また、高性能なカメラで簡単にきれいな写真が撮れそう! ということで、「ZenFone Zoom S」を片手に東京1日観光に行ってきました。

果たして「ZenFone Zoom S」をカメラ代わりに1日観光を乗り切れるのか?

果たして「ZenFone Zoom S」をカメラ代わりに1日観光を乗り切れるのか?

「ZenFone Zoom S」の基本スペックをおさらい

スマホはカメラ代わりになるのか? そんな疑問に答えるべく今回は「ZenFone Zoom S」をカメラ代わりに東京観光に行くことに。大阪から東京に引っ越してきてから4か月経つものの、インドア派の筆者は観光名所にまったく行っていません。今回は、私が行きたかった場所や同僚がおすすめしてくれた場所をピックアップし、朝から晩まで観光して「ZenFone Zoom S」を使い倒してみました。

出かける前に、今回の主役「ZenFone Zoom S」の基本スペックをおさらい。CPUが「Snapdragon 625」、メモリーが4GB、ストレージが64GBで、5.5型有機ELディスプレイ(1920×1080)を搭載しています。ASUSのスマートフォンにはバッテリー容量に特化した「ZenFone 3 Max」という端末がありましたが、「ZenFone Zoom S」のバッテリー容量は5000mAhで、それを大きく上回るのが特徴です。

「ZenFone Zoom S」の本体サイズは154.3(縦)×77(横)×7.9mm(奥行き)で、重量は約170g。microSDカードとの排他利用になりますが、DSDSにも対応。対応バンドは、FDD-LTEがB1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28、TD-LTEがB38/B39/B40/B41、W-CDMAがB1/B2/B5/B6/B8/B19、GSM/EDGEが850/900/1800/1900MHz

ベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」のスコアは「62730」で、同じCPUを搭載している「ZenFone 3」とほぼ同じという結果に。実際に使用してみても動作はサクサクで、アプリの切り替えや3Dゲームのプレイなども問題なくこなせました

メインカメラは、1200万画素の25mm広角レンズと59mm望遠レンズを搭載したデュアルレンズカメラ仕様。広角レンズはF値1.7でソニー製の「IMX362センサー」を採用。光学手振れ補正に対応しており、望遠レンズは光学2.3倍ズームに対応しています(デジタルズームは最大12倍)

「ZenFone Zoom S」をカメラ代わりに1日観光を乗り切れるのか?

「ZenFone Zoom S」の基本スペックをサラッとおさらいしたところで、いよいよ東京観光に出発。自動車で移動しながらもカーナビや音楽再生でバッテリーをいじめぬき、観光地ではすべて「ZenFone Zoom S」で写真を撮影してみました。なお、ここから掲載する写真は、“端末が映っている写真”および“スクリーンショット”以外すべてが「ZenFone Zoom S」で撮影したものになります。

10時ごろに自宅を出発。自動車の運転は友人に任せます。移動中に音楽を聴こうということで、「ZenFone Zoom S」のBluetoothをオンにして、Google Playミュージックをカーステレオに接続

さらに、GPSをオンにしてGoogleマップでカーナビを利用。徹底的にバッテリーをいじめてみます。画面の輝度は半分を下回るくらいに設定。SIMカードは挿していますが、Wi-Fiはオフにしています。GoogleマップとGoogle Playミュージックの併用は相当電池に負担がかかるはずですが、5000mAhをのパワーを信じていざ出発!

40分ほどのドライブでやってきたのは東京タワー。さっそく「オート」でパシャッと撮影。HDRはオート、オン、オフの3つを切り替えられ、さらに明暗差を強調する「HDR Pro」というモードがあります

左が「オート」モードでHDRをオン、右が「HDR Pro」モードで撮影した写真。「HDR Pro」で撮影した写真のほうが、コントラストが強く色味もはっきりとしています

高速オートフォーカスがウリのデュアルピクセルセンサーを搭載しているのもポイント。エレベーターに乗り込む寸前という時間がない中で、かつ、薄暗いエレベーターホールのような場所でも一瞬でフォーカスを合わせてくれるのは大変便利

高さ150mの大展望台に到着

高さ150mの大展望台に到着

大展望台から六本木ヒルズの方を向いてパシャリ。建物や道路を走る自動車など、ディテールがつぶれることなく撮影可能です

「ZenFone Zoom S」は望遠レンズが光学ズーム2.3倍に対応していますが、2.3倍以下のズーム時は、光学およびデジタルズームのどちらかきれいなほうが自動で選ばれます。上記写真は、2倍光学ズームで撮影

12倍のデジタルズームはさすがにノイズが出てしまいました。また、撮影時はかなり手ぶれします。実用的なのは6〜7倍ズーム程度でしょうか

上野動物園で動物を撮りまくる!

東京タワーを観光した後は、お昼時ということで以前から気になっていた日暮里のお店へ。昼食をパシャパシャ撮影し、そのまま自動車で上野動物園に行きました。東京タワーから日暮里まで、および日暮里から上野動物園までの移動時間もGoogleマップでカーナビを駆使し、Google Playミュージックをカーステに接続。バッテリー残量は1日の最後に確認することにしました。途中でバッテリーが切れないかちょっとドキドキ。

東京タワーから日暮里までの移動は、渋滞していたため40分ほどかかってしまいました。やってきたのは、手打ち麺で有名な「馬賊」という中華料理店。お昼時ということもあってか、行列ができていたので、並んでいる間にお店の外観をパシャリ。この日は真夏日ということもあり、かなり気温が高かったのですが、「ZenFone Zoom S」は本体が熱くなりすぎて動作が鈍くなったり、フリーズしたりということはありませんでした

「HDRプロ」で冷麺を撮影したところ、きゅうりやハム、卵、紅しょうがといった具材の色がはっきりと出ており、食欲をそそる写真が撮れました。もう少しインスタ映えするご飯でも食べればよかったかな、などと考えつつ完食

昼食の後にやってきたのは上野動物園。気温が相当高かったので、予想していたよりも混雑しておらず

昼食の後にやってきたのは上野動物園。気温が相当高かったので、予想していたよりも混雑しておらず

柵から離れたところに動物がいて「よく見えない」となるのは動物園あるある

柵から離れたところに動物がいて「よく見えない」となるのは動物園あるある

動物が遠い場所にいても、ズーム機能で難なく撮影可能。この写真はデジタルズームですが、明るい場所だとノイズも少なくきれいに撮影できました

動き回るアシカも高速オートフォーカスで狙った瞬間を逃さず撮影できます

動き回るアシカも高速オートフォーカスで狙った瞬間を逃さず撮影できます

両生爬虫類館で飼育されていたパンサーカメレオン。室内で少し暗かったのですが、F値1.7の広角カメラで撮影すれば、暗い場所での撮影も楽チンです

園内に咲いていたアジサイを「単焦点」モードで撮影。この「単焦点」モードは、ピントを合わせた被写体の周囲をぼかすことができる機能。シャッターを切った後に、ぼかしの強弱を調整可能で、この写真はぼかしを最大にしたものです

浅草寺でいろんな撮影モードを試して最後はお台場に夜景を撮影しに

上野動物園で写真を撮っていたら2時間があっという間に経ってしまい、すべてを見回ることはできず。次に向かったのは浅草寺です。浅草寺の雷門の前でぜひとも写真を撮りたかったのですが、改修工事中という不運に見舞われます。こういうこともあるかとあきらめ、浅草寺で「ZenFone Zoom S」の撮影モードをいろいろ試したら、おもしろい写真がたくさん撮れて満足。最後は夜景を撮影しにお台場へ行きました。

上野動物園から15分ほどのドライブで浅草寺に到着。改修工事中でしたが、大提灯はシートに覆われておらず、ホッとしました

これは「エフェクト撮影」モードの「鉛筆」で撮影した1枚。鉛筆で書いた絵のような仕上がり

これは「エフェクト撮影」モードの「鉛筆」で撮影した1枚。鉛筆で書いた絵のような仕上がり

仲見世の裏通りを「エフェクト撮影」モードの「LOMO」で撮影。トイカメラのような味のある1枚を撮影できます

お土産屋さんに飾られていたミニちょうちんを「単焦点」モード撮影した1枚

お土産屋さんに飾られていたミニちょうちんを「単焦点」モード撮影した1枚

オートフォーカスで狙った被写体にピタッとピントが合うので、片手での撮影も楽々こなせます

オートフォーカスで狙った被写体にピタッとピントが合うので、片手での撮影も楽々こなせます

スカイツリーと浅草寺の両方がフレームに入る場所で撮影。少し駆け足でしたが、1時間ほど観光を堪能してお台場に向かいます

17時30分ごろにお台場に到着

17時30分ごろにお台場に到着

ビーチ沿いにある芝生で休憩しながら日の入りを待ちます

ビーチ沿いにある芝生で休憩しながら日の入りを待ちます

暗くなってきたところで「夜景」モードで撮影してみました。手持ちでも思ったよりきれいに撮影できます

暗くなってきたところで「夜景」モードで撮影してみました。手持ちでも思ったよりきれいに撮影できます

もう少し明るい写真を撮影すべく、「マニュアル」モードでシャッタースピードや露出を設定。見物客が多数いたため、フレームに人が入らないようにズームして撮影してみましたが、手持ちだとさすがに厳しかったです。なお、夜景の撮影のため、カメラを1時間ほど起動しっぱなしだったので、かなりバッテリーを消耗したはず

こちらは別の日に東京の夜景を撮影した1枚。三脚を使って固定し、「マニュアル」モードでシャッタースピードやホワイトバランスを調整すれば、上記のような“ザ・夜景”と言える写真が撮影できました。夜景を撮影する際は、スマートフォンを固定できる三脚を持っていくのがベターです

1日東京観光で使いまくった「ZenFone Zoom S」のバッテリーはどのくらい残っているのか?

お台場で友人と別れ、電車に乗って無事帰宅。お台場ではGoogleマップを使ってうろうろし、帰りの電車内でもブラウジングをしたりYouTubeの動画を見たりしながら帰りました。約11時間強外出していたわけですが、帰宅時のバッテリー残量は“23%”も残っているという驚きの結果に。

ほぼ1日中使い倒してバッテリー残量が23%なのは超優秀

ほぼ1日中使い倒してバッテリー残量が23%なのは超優秀

自動車での移動時間は3時間ほどで、その間ずっとGoogleマップのカーナビを利用し、Google Playミュージックをカーステに接続していました。さらに、カメラの撮影枚数は約350枚。1日中ほぼ「ZenFone Zoom S」を起動しっぱなしだったわけですが、これで23%もバッテリーが残っているのは驚異的と言えるでしょう。

1日程度の観光であれば、「ZenFone Zoom S」のバッテリーは十分すぎるほど。日常使いであれば、2日以上は余裕で持ちそうです。カメラも旅行や観光で撮影するには十分な機能を備えており、オートでパシャパシャ撮影してもクオリティの高い写真を撮れるのはありがたいポイント。ストレージ容量が64GBあるため、たくさん撮影してもちょっとやそっとでは容量不足に陥りません。RAW撮影に対応しており、カメラにこだわるユーザーでも満足できるでしょう。カメラとバッテリー重視のSIMフリースマートフォンを探しているユーザーにはピッタリの1台と言えます。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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2017.12.15 更新
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