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ミドルレンジの「Mate 10 Lite」も登場

ファーウェイがAI搭載スマホなど2機種を発表。フルセグ対応タブレットも!

ファーウェイは、2017年11月28日にスマートフォン2機種「Mate 10 Pro」「Mate 10 Lite」、タブレット1機種「MediaPad M3 Lite 10 wp」を発表した。市場想定売価は、それぞれ89,800円、42,800円、37,800円(いずれも税別)。発売日は「Mate 10 Pro」が12月1日、「Mate 10 Lite」と「MediaPad M3 Lite 10 wp」が12月8日となる。

「Mate 10 Pro」は人工知能(AI)プロセッサーを搭載したハイエンドスマートフォン、「Mate 10 Lite」は4つのレンズを搭載したミドルレンジスマートフォンという位置づけ。10.1型「MediaPad M3 Lite 10 wp」は、耐水・防塵に対応し、ワンセグ・フルセグ機能を備えるタブレットだ。これらの端末の詳細を、都内で開催された発表会の様子とともにレポートする。

ファーウェイから最新スマートフォン2機種とタブレットが登場(写真はMate 10 Lite)

ファーウェイから最新スマートフォン2機種とタブレットが登場(写真はMate 10 Lite)

AIプロセッサー搭載の最上位モデル「Mate 10 Pro」

今回の発表でメインに据えられていた機種が「Mate 10 Pro」だ。ファーウェイのスマートフォンの中でも最上位モデルに位置する「Mate 10 Pro」は、AIプロセッサーを搭載するSoC「Kirin 970」(オクタコア2.36GHz×4、1.8GHz×4)、メモリー6GB、ストレージ容量128GB、Android 8.0搭載という高いスペックを備えている。AIがバックグラウンドでシステムの最適化を行い、使い始めの軽快な動作が持続するのが特徴だ。

AIの演算に特化した「Neural-network Processing Unit(NPU)」というプロセッサーを搭載。これによりCPUは、同社の「P10」や「Mate 9」に搭載されている「Kirin 960」と比べて電力効率が20%アップ。また、GPUもパフォーマンスが20%、電力効率が50%アップしている

NPUがバックグラウンドでシステムを最適化し、レスポンス速度や操作性も50%以上向上しているという

NPUがバックグラウンドでシステムを最適化し、レスポンス速度や操作性も50%以上向上しているという

バッテリー容量は4000mAhで、バッテリー持続時間は「Mate 9」より30%伸びた。同社の独自充電技術「SuperCharge」に対応し、30分で58%充電可能。これはアップルの「iPhone 8 Plus」より50%高速とのこと

ディスプレイは約6.0型の有機ELパネルを採用。さらに、狭額縁デザインにより、「iPhone X」よりも高い81.61%という画面占有率を誇る

IP67の耐水・防塵に対応している

IP67の耐水・防塵に対応している

前面のほとんどがディスプレイの「Mate 10 Pro」。コントラストの高い有機ELパネルと、6.0型の大型ディスプレイで高品質な視聴体験をもたらす

カラバリは、ミッドナイトブルー(左)とチタニウムグレー(右)の2種類。背面にはガラスを採用しており、全体的に光沢のあるデザインになっている

「Mate 10 Pro」は、同社の「P10」シリーズと同じくライカと共同開発したデュアルレンズカメラを搭載。1,200万画素のRGBセンサーと2,000万画素のモノクロセンサー、さらにAIエンジンと独自設計の画像処理プロセッサーを組み合わせたインテリジェントカメラというシステムを構築している。

1億以上の画像を学習させることにより実現したリアルタイム被写体認識機能。カメラを向けるだけで、AIが被写体やシーンに適切な撮影モードを自動で選択してくれる

AIが認識できる撮影モードは「文字」「フード」「舞台」「青空」「雪」「ビーチ」など全部で13種類

AIが認識できる撮影モードは「文字」「フード」「舞台」「青空」「雪」「ビーチ」など全部で13種類

「PCモード」やAIの高速処理が特徴の「翻訳機能」、「DSDV」など注目機能も満載

AIによって実現された高いパフォーマンスやカメラ以外にも、モニターに接続するだけで「Mate 10 Pro」をデスクトップPCのように使える「PCモード」や、ファーウェイ向けにカスタマイズされたマイクロソフトの翻訳アプリ「Microsoft 翻訳」、4GとVoLTE対応のSIMカードを2枚挿せる「DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)」といった機能も特徴だ。DSDVに対応するスマートフォンは世界初となるが、発表時点ではソフトバンクのVoLTEにのみ対応しているとのことで、ドコモやauについても今後の対応を期待したい。

発表会では「PCモード」(USB Type-C - DisplayPort変換ケーブルが別途必要)のデモが披露された。大画面でアプリを起動し写真を閲覧。プレゼンテーションなどで使えそうな機能だ

なお、価格.comマガジンでは、この「Mate 10 Pro」の詳細なレビュー記事をすでに掲載している。スペックや使い勝手などは以下の記事から確認していただきたい

ファーウェイ「Mate 10 Pro」速攻レビュー。AI搭載で最高レベルのパフォーマンス

4つのレンズを搭載するミドルレンジスマホ「Mate 10 Lite」

「Mate 10 Lite」は、5.5型スマートフォンと同等の大きさのボディに、ひと回り大きい5.9型ワイドディスプレイ(18:9 2160×1080)を搭載し、83%という高い画面占有率を誇るスマートフォン。ベゼル幅を抑えることで女性でも扱いやすいサイズになっている。また、メインカメラとインカメラそれぞれに2つのレンズを採用し、高性能なカメラ機能を備えるのも特徴だ。

基本スペックは、OSがAndroid 7.0、SoCが「Kirin 579」(オクタコア 2.36GHz×4、1.7GHz×4)、メモリーが4GB、ストレージ容量が64GB(microSD最大256GB)、バッテリー容量が3340mAh。LTEの対応バンドはB1/3/5/7/8/19/28/38/40/41だ。

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「Mate 10 Lite」の本体サイズは、75.2(幅)×156.2(奥行き)×7.5(高さ)mmで、重量は164g。SIMカードスロットにはnanoSIMカードを2枚挿せるが、microSDメモリーカードとの排他利用になる

フルメタルシェルのデザインで、カラバリはグラファイトブラック(左)とオーロラブルー(右)の2色

フルメタルシェルのデザインで、カラバリはグラファイトブラック(左)とオーロラブルー(右)の2色

背面はマット加工が施されており、サラサラとした手触りだ

背面はマット加工が施されており、サラサラとした手触りだ

底面にはイヤホンジャックとmicroUSBポートを備えている

底面にはイヤホンジャックとmicroUSBポートを備えている

メインカメラは、画像をとらえる1600万画素のレンズと、被写界深度情報を収集する200万画素のデュアルレンズで構成。上位も出る「Mate 10 Pro」同様、正確な深度測定を使った多段階の背景ぼかし機能が大きな特徴だ。ポートレートやワイドアパーチャーといった撮影モードで、立体感のある写真が撮れる。また、撮影後にフォーカスや、背景のボケの程度を調節可能な機能も搭載している。

1600万画素のレンズと200万画素のサブレンズが縦に並んだメインカメラ

1600万画素のレンズと200万画素のサブレンズが縦に並んだメインカメラ

サブレンズで被写界深度を測定することで、被写体の背景をきれいにぼかした写真を撮影できる

サブレンズで被写界深度を測定することで、被写体の背景をきれいにぼかした写真を撮影できる

インカメラも1300万画素と200万画素のダブルレンズ仕様。これにより、インカメラでも背景をぼかすポートレート撮影などが可能だ

IP67耐水・防塵、フルセグ対応の10.1型タブレット「MediaPad M3 Lite 10 wp」

ファーウェイの人気タブレットシリーズ「MediaPad M」に新しいラインアップとして加わるのが10.1型の「MediaPad M3 Lite 10 wp」(Wi-Fiモデル)。「MediaPad M」シリーズとしては初となるIP67の耐水・防塵に対応し、さらにワンセグ、フルセグ対応で地デジ放送を見られるのが特徴だ。

また、オーディオブランド「Harman Kardon」がサウンドチューニングを監修した4基のスピーカーを搭載。テレビや動画を迫力あるサウンドで楽しむというエンタメ機能に特化したモデルと言えるだろう。

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本体サイズは248(幅)×173(奥行き)×7.8(高さ)mmで、重量は465g。10.1型のディスプレイ(1920×1080)はIPSパネルを採用。カラーはミスティックシルバーの1種類

基本スペックは、OSがAndroid 7.0、SoCが「Kirin 659」(オクタコア 2.36GHz×4+1.7GHz×4)、メモリーが3GB、ストレージ容量が32GB。バッテリー容量は6660mAhだ

本体の天面と底面に、Harman Kardonがサウンドチューニングを監修したスピーカーが2基ずつ搭載されている

本体の天面と底面に、Harman Kardonがサウンドチューニングを監修したスピーカーが2基ずつ搭載されている

発表会場で試すことはできなかったが、ワンセグ・フルセグチューナーを内蔵しており、地デジ放送を視聴可能だ。IP67に対応する耐水ボディなので、お風呂テレビとしても使えそうだ

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水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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