レビュー
エンタメ系タブレットの大本命!

3万円台でフルセグ&耐水対応。ファーウェイ「MediaPad M3 Lite 10 wp」レビュー

動画や音楽を楽しむことをもメインにタブレットを使っている人は多いだろう。そんなエンターテインメントコンテンツを視聴するのにもってこいのファーウェイの10.1型タブレット「MediaPad M3 Lite 10 wp」を紹介する。価格.comでの最安価格は36,770円(2017年12月28日時点)。画質や音質に力が入れられているうえに、ワンセグ/フルセグ対応、耐水防塵機能を搭載した端末になっている。

エンターテインメントコンテンツを視聴するのに最適な「MediaPad M3 Lite 10 wp」

エンターテインメントコンテンツを視聴するのに最適な「MediaPad M3 Lite 10 wp」

高画質・高音質・大画面の3つがそろったタブレット

動画や写真といったコンテンツを視聴するためのタブレットに求められる主な要素は画質、音質、画面サイズの3つ。「MediaPad M3 Lite 10 wp」は、ディスプレイが10.1型WUXGA液晶(1920×1200)で、画質と画面サイズで十分なスペックを備えている。

ディスプレイは動画を見るのに十分な10.1型というサイズ。顔増度はフルHDを越える1920×1200ドットだ

ディスプレイは動画を見るのに十分な10.1型というサイズ。顔増度はフルHDを越える1920×1200ドットだ

本体サイズは248(幅)×173(奥行き)×7.8(厚さ)mmで、重さは約465g。カバンに入れても、そこまで重くなく、携帯性は高い

角度を調節可能な折りたたみ式のスタンドが同梱されているのはありがたい。手で持つのが面倒なときや、ほかの作業をしながら動画を見たいときなどに重宝する

ディスプレイ下部には指紋認証センサーを備える

ディスプレイ下部には指紋認証センサーを備える

指紋認証センサーは、ホームキーのほか、ナビゲーションキーとしても使用可能。タップで「戻る」、「長押し」でホーム画面、「左右にスワイプ」で起動中のアプリを表示、といった具合で、慣れてしまうとソフトウェアキーよりナビゲーションキーを使うほうが楽だった

音質については、オーディオブランド「Harman Kardon」がサウンドチューニングを施したスピーカーを4基備えている。これにより、一般的なステレオスピーカーよりも立体サラウンドの音響効果が高まり、あらゆる方向から音声が聞こえるように設計されている。

天面と底面に、それぞれスピーカーを2基ずつ搭載(画像は天面)。なお、本機はUSB Type-Cポートに加え、イヤホンジャックも備えている(スピーカー左)

実際に「MediaPad M3 Lite 10 wp」で音楽を再生している様子は以下の動画から確認できる。

ワンセグ/フルセグ、耐水/防塵機能を備えたことでエンタメ系大本命の1台に

「MediaPad M3 Lite 10 wp」の機能の中でも特に注目したいのが、ワンセグ/フルセグ対応の地デジチューナーの搭載だ。タブレットの利用目的でも、映像コンテンツの閲覧というのは、Webブラウジング、メールに続いて多い。しかし、地デジチューナーを搭載したタブレットというのは現状ほとんどなく、2017年に大手メーカーから発売されたタブレットの中では「MediaPad M3 Lite 10 wp」が、唯一の地デジチューナー搭載端末だ。

同梱のアダプターを装着すれば、家のどこにいてもテレビ番組を楽しめるし、家族がテレビを見ているなど、見たいテレビ番組が見られないような状況にはもってこいだ。スポーツ番組やニュース番組などを、外出先からチェックするときにも重宝する。注意したいのは、自宅や行動範囲でフルセグがきちん受信できるかどうかだろう。ワンセグの場合、受信できても、10.1型のディスプレイで画面を最大化すると、画質が低いため快適な視聴とは言いがたいレベルだった。

テレビ番組を視聴するには初期状態でインストールされている「テレビ」アプリを起動する

テレビ番組を視聴するには初期状態でインストールされている「テレビ」アプリを起動する

テレビを見るときには、同梱されているアンテナアダプターをイヤホンジャックに接続。都内の受信感度が良好な場所だと、アンテナアダプターを接続しなくてもフルセグが映ることもあった

フルセグが受信できればいつでもどこでも快適なテレビライフを送れるだろう

フルセグが受信できればいつでもどこでも快適なテレビライフを送れるだろう

もうひとつ忘れてはならないのが、耐水/防塵機能。「MediaPad M3 Lite 10 wp」は、IP67という保護等級を備える。“6”は防塵の保護等級を示しており、その内容は「粉塵が内部に侵入しない」という最高のランクだ。対して、水の浸入に対する保護等級“7”は、上から2番目に高いランク。15cmから1mの水中に30分間沈めても、水が浸入しないという程度を示す。水中での使用こそできないが、高い耐水性能を備えている。

水に濡れても心配する必要はなし。また、画面に水滴が付いた状態でもキビキビとしたタッチ操作が可能だ

水に濡れても心配する必要はなし。また、画面に水滴が付いた状態でもキビキビとしたタッチ操作が可能だ

「MediaPad M3 Lite 10 wp」は、少しくらい水に濡れてもまったく動作に問題はない。キッチンで料理しながら、洗面所で歯磨きをしながらなど、さまざまな状況で使用できる。お風呂については、短い時間なら問題ないだろうが、温度や湿度が高いので長時間の利用は基本的におすすめできない。

キッチンや洗面所など水周りでも気にせず使える。

キッチンや洗面所など水周りでも気にせず使える。

ベンチマークソフトで基本スペックをチェック

最後に「MediaPad M3 Lite 10 wp」のスペックをチェックする。基本スペックは、CPUが「Kirin 659」(オクタコア 4×2.36GHz+4×1.7GHz)、メモリーが3GB、ストレージ容量が32GB(microSD最大256GB)、バッテリーが6660mAhだ。OSは、Android 7.0を搭載し、UIには独自インターフェイスの「Emotion UI 5.1」を採用している。

「AnTuTu Benchmark」を使ったベンチマークテストを行ってみたところ、結果は“62791”だった。アップルの新型「iPad」のライバル機として価格.comマガジンでも取り上げた、ASUS「ZenPad 3S 10」が“75176”だったことを考えれば、10インチクラスのタブレットの中でも十分高機能の部類に入る。

「AnTuTu Benchmark」のスコアは“62791”で、「Geekbench」のスコアはシングルコアが“907”で、マルチコアが“3388”。決して高いとはいえないが、3万円代のタブレットとしては十分満足できるレベル

ゲームについては、3Dグラフィックを多用するようなゲームには向いていない。高い負荷がかかる「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」をプレイしたところ、「3Dリッチ」「3D標準」だと映像がカクついたり、タップ音のズレが発生したりなどで、快適なプレイは望めず。「3D軽量」であれば何とかプレイできた。バリバリ動く3Dゲームをプレイするときは、プレイモードの調整が必要になるだろう。

3Dベンチマークソフト「3DMark」の「Sling Shot Extreme」のスコアは“390”

3Dベンチマークソフト「3DMark」の「Sling Shot Extreme」のスコアは“390”

バッテリー容量は6660mAhで、ストリーミング時の連続駆動時間は9.3時間。実際にNetflixで2時間6分の映画を1本見たところ(輝度は最高に設定)、フル充電の状態から76%まで減少。公称値より若干短めだが、これなら旅行中の長距離移動といった環境でも問題なく使用できる。また、急速充電(9V/2A)に対応(同梱のアダプター使用時)しているのもうれしいポイントだ。

まとめ

動画からテレビ番組まで見られる「MediaPad M3 Lite 10 wp」は、エンタメ系タブレットとしてかなり完成度が高い。高い画質や音質に加えて、フルセグ、耐水に対応したのは、ユーザーのニーズにしっかりと応えた結果言えるだろう。さらに、普段使いでは不自由ないくらいのスペックを備えているのもありがたい。ストレージ容量は32GBと少し心もとないが、最大256GBのmicroSDカードを利用できるため、動画も保存できる。エンタメ系タブレットとしては、必要な機能を全部入れた高コスパ製品と言っても過言ではないだろう。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
関連記事
ページトップへ戻る