レビュー

全方位で多機能&高コスパなスマートウォッチ「HUAWEI WATCH 3」レビュー

完成度の高いハードウェアや豊富なアクティビティへの対応、トラッキング精度や機能性の高さで人気のスマートウォッチ「HUAWEI(ファーウェイ) WATCH」シリーズの「HUAWEI WATCH 3」をレビューします。

人気スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 3」をレビュー

人気スマートウォッチの最新モデル「HUAWEI WATCH 3」をレビュー

スマートウォッチで高い人気を誇るファーウェイの「HUAWEI WATCH 3」

スマートフォンやPC、PC用ディスプレイなど、幅広いデジタル製品を手がけるファーウェイですが、その中でも人気が高いのがスマートウォッチシリーズです。円形タイプの「HUAWEI WATCH」シリーズ、長方形ディスプレイの「HUAWEI WATCH FIT」、「HUAWEI Band」シリーズの3シリーズを展開しています。

「HUAWEI WATCH FIT」と「HUAWEI Band」は、どちらかと言えばカジュアルなユーザーや、初めてスマートウォッチを使う人向けのエントリーモデルですが、「HUAWEI WATCH」はいわゆる機能満載・全部入りのスマートウォッチで、外観の美しさから耐久性、多数のアクティビティ対応や高精度のトラッキング、豊富なヘルスケアや機能性を備えるなど、同社のスマートウォッチの最上位シリーズ。今回は、この中から「HUAWEI WATCH 3」をピックアップしました。

「HUAWEI WATCH 3」

「HUAWEI WATCH 3」

「HUAWEI WATCH」シリーズは本機で3代目となりますが、手ごろな価格ながら高級感のあるデザインというシリーズ全体の特徴はシリーズを通して継承されています。全体的に丸みが強調されたデザインは、使うシーンを選ばずどのようなシーンにも合いそうです。

今回はブラックケースにフルオロエラストマー(ラバー)バンドを組み合わせた「スポーツモデル」(46mm)をレビューしましたが、スポーツ向けモデルでも、クラシックでエレガントな雰囲気を感じました

今回はブラックケースにフルオロエラストマー(ラバー)バンドを組み合わせた「スポーツモデル」(46mm)をレビューしましたが、スポーツ向けモデルでも、クラシックでエレガントな雰囲気を感じました

背面部にはサファイアガラスとセラミックを使用し、強度と耐久性をUP。また曲線を使用したシームレスなデザインは、長時間の使用でも肌あたりがよく違和感がありません。また、本体上部にある「回転式クラウン」は、アナログ時計のような落ち着いた雰囲気をまといます。

付属するストラップの素材には、肌触りのよいフルオロエラストマーを採用。この素材はシリコンやゴムと比べて肌への負担が少なく、スポーツ中の汗でもべたつかず快適でした

付属するストラップの素材には、肌触りのよいフルオロエラストマーを採用。この素材はシリコンやゴムと比べて肌への負担が少なく、スポーツ中の汗でもべたつかず快適でした

外観でパッと目を引かれるのは画面の美しさ。前モデルも鮮やかでしたが、本機に搭載される有機ELディスプレイは解像度が466×466にスペックアップしており、明るい太陽光の下でもくっきり表示が確認できます。

操作は画面タッチで行えるほか、「回転式クラウン」で画面の拡大・縮小、音量の調節などの操作ができます。

操作は画面タッチで行えるほか、「回転式クラウン」で画面の拡大・縮小、音量の調節などの操作ができます。

本機は、独自OSの「Harmony OS 2.0」を搭載したファーウェイのスマートウォッチになります。16GBの大容量メモリーを搭載しており、レスポンスはキビキビしていて、描画も非常にスムーズ。最上位モデルらしい快適な動作です。

ディスプレイのレスポンスが良好なので、画面タッチでも十分に快適な操作が可能ですが、クラウンで操作するほうがより繊細で直感的な操作ができるような気がします。あと便利だったのが、手袋をしていてもタッチ操作ができるということ。寒い時期や自転車のライド中などでもそのままタッチ操作ができるところは非常にありがたい点でした。操作性はスマートフォンの中でもトップクラスだと思います。

ケース背面には「HUAWEI TruSeen 4.5心拍数モニタリング」に対応する心拍数センサーを搭載

ケース背面には「HUAWEI TruSeen 4.5心拍数モニタリング」に対応する心拍数センサーを搭載

そのほかの機能としては、心拍数、血中酸素濃度の計測に加え、新たに「体表面温度」の測定にも対応しました。体温ではなく体表面温度のため、外気温の影響も受けることもあります。

体表面温度(上記画像)、血中酸素濃度などは24時間のトラッキングが可能

体表面温度(上記画像)、血中酸素濃度などは24時間のトラッキングが可能

このほか、「呼吸法改善トレーニング」「睡眠モニタリング(TruSleep 2.0)」「ストレスモニタリング(TruRelax 2.0)」など、近ごろのスマートウォッチと比較しても、ウェルネス系の機能は充実しています。

使ってみて面白かったのが、アプリ「HUAWEI ヘルスケア」に搭載されている「ヘルシーリビング」。これは起床、就寝のタイミングや歩数、アクティビティの時間などをタスク化して、それをクリアすることで自身の健康向上に役立てる機能です。

この手のスマートウォッチやアプリを使っている人の中には、さまざまな数値を計測しっぱなしという場合が多いように思えます。その点「ヘルシーリビング」は、取り組むべきアクティビティをタスク化してくれるので「運動はしたけど睡眠が足りない」とか、「起床時間はいつも通りだけど、就寝時間が遅かった」など、今抱えている問題点を可視化してくれるので、何をすべきかがわかるのが便利です。

「ヘルシーリビング」の参考画像。結局はユーザーのやる気次第ではありますが、これらをまとめてタスク化してくれることでちょっと身体を動かそうかなど、運動のきっかけになってくれそうです

「ヘルシーリビング」の参考画像。結局はユーザーのやる気次第ではありますが、これらをまとめてタスク化してくれることでちょっと身体を動かそうかなど、運動のきっかけになってくれそうです

100種類以上のワークアウトに対応

外観デザインやウェルネス関連の機能に加えて、「HUAWEI WATCH 3」を語るうえで外せないのが豊富なアクティビティに対応する「ワークアウト」モードです。本機は、屋内外のランニングやサイクリング、ドライビングレンジなど100種類以上のワークアウトに対応しています。

多彩なアクティビティに対応する「ワークアウト」モード。今回は、ランニングでチェックしてみました

多彩なアクティビティに対応する「ワークアウト」モード。今回は、ランニングでチェックしてみました

趣味のランニングで「ワークアウト」モードをテストしてみましたが、走行距離やGPSなどの精度は従来モデルと同等、もしくはそれ以上です。特にGPSの精度は高く、走行ルートの記録は非常に正確でした。また、ディスプレイのスペックが向上しているため、ランニング中でも心拍数やペースなどの数値が見やすいのがいいところ。「回転式クラウン」の高い操作性もあり、ランニングをしていても操作は楽に行えました。

走り終わった後、その日のランニングの軌跡を動画で振り返ることができる「ダイナミック追跡」もランニングのモチベーションを高めてくれます。

また運動後にリカバリーの時間を教えてくれるのも、ランナーには重宝する機能です。行ったランニングのペースをはじめ、身長、体重、最大酸素摂取量(VO2MAX)などの数値から回復時間を算出。運動&回復のルーティーンを守りつつ、適切な運動のタイミングを知らせてくれます。

運動後のリカバリー時間を教えてくれる機能も便利

運動後のリカバリー時間を教えてくれる機能も便利

まとめ

「HUAWEI WATCH」シリーズは、以前から価格に対する機能性の高さや豊富さが目立つスマートウォッチでしたが、それらが全方位で進化したのが「HUAWEI WATCH 3」です。健康管理や運動に関する機能も多彩で、日頃から健康チェックやダイエット、習慣的な運動を行いたい人にピッタリだと思います。

ひとつだけ不満があるとすれば、バッテリーの持ちでしょうか。カタログスペックでは、超長時間バッテリー持続モードで14日間、多くの機能を利用できるスマートモードで3日間、となっています。しかし血中酸素濃度や体表面温度などを24時間計測するモードにしておくと、実際に使えるバッテリー駆動時間は1日ちょっとといったところ。これに加えて、1時間程度のランニングを行うと、1日に1回は充電する必要がありました。ややヘビーな使い方だったのかもしれませんが、もう少し持ってほしかったなというのが正直なところです。

とはいえ、製品自体の完成度が非常に高く、この価格帯の中ではトップクラスのコストパフォーマンスを誇ります。デザイン性も高いので、見た目にこだわる人も選びやすいはず。気になる人は、ぜひチェックしてください。

今 雄飛

今 雄飛

ミラソル デポルテ代表。自転車、トライアスロン、アウトドア関連のライターとしても活動中。趣味はロングディスタンスのトライアスロン。

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