アップルが黒人の歴史と文化をたたえるために、特別版の「Apple Watch Black Unityブレイデッドソロループ」と、それに対応する「ユニティライト文字盤」を発表しました。
Apple Watch Black Unityブレイデッドソロループを「Apple Watch Series 6」に装着してみました
アメリカでは2月は黒人歴史月間(Black History Month)に制定されており、アフリカ系アメリカ人の偉業を振り返ったり、歴史的な影響を考えたりする月とされています。アップルでは黒人歴史月間に合わせて、Apple Watch Black Unityブレイデッドソロループとユニティライト文字盤に加えて、黒人のビジネスとイノベーションにスポットライトを当て、さまざまなコンテンツとコレクションをApple Music、Apple Podcast、App Store、Apple Books、Apple TVアプリケーションなどで紹介していくとのこと。
今回は2022年2月1日に発売されたApple Watch Black Unityブレイデッドソロループと、それに対応するユニティライト文字盤を実際に使ってみました。
アップルはLGBTQのシンボルである、レインボーフラッグのカラーリングを採用したバンドなど、Apple Watchの特別バンドをいくつか発売しています。去年はBlack History Month向けにApple Watch Series 6の限定版「Black Unity Collection」を発売。その限定版に同梱されていた「Black Unityスポーツバンド」は現在も発売されています。
今年のBlack History Month向けに発売されるのは、編み込みが特徴の「ブレイデッドソロループバンド」がベースの「Apple Watch Black Unityブレイデッドソロループ」。16000本のリサイクル素材で作られた糸とシリコーン糸を精密な編み機で織り込むことで、抜群のフィット感を実現しています。パンアフリカンフラッグの赤と緑が黒いバンド全体にちりばめられているのもポイント。
化粧箱はシンプルなブラック
中もブラックで、文字が白色。統一感のあるパッケージです
久しぶりにブレイデッドソロループを触りましたが、細かく編み上げられており、それでいて伸びにくい、しっかりとした作りだと改めて感じました
よーく見ると、パンアフリカンフラッグの鮮やかな赤と緑がちりばめられています
Apple Watchと装着する部分に小さく「BLACK UNITY」の文字が入っています
着け心地はノーマルのブレイデッドソロループバンドと同じです。伸縮性があり、サッと取り付けて、簡単に取り外せます。肌触りもよく、着け心地も抜群。耐汗耐水性能を備えているので、運動中なども安心です。着け心地が軽く、腕時計をしているのを忘れるくらいです。留め具のあるタイプのバンドと違い、テーブルやノートパソコンのパームレストに留め具が当たることがないのもいいところ。
手首の太さを測って、ジャストサイズの7を選びました。装着するときは少しだけ窮屈ですが、手首にはジャストフィット。着けてる感覚がしない、軽い装着感で、腕時計が苦手な人にもいいと思います
ユニティライト文字盤は、アップルのホームページや化粧箱に印刷されたコードを読み取ってダウンロードできます。
この文字盤は、2次元レイトレーシングを用いてデザインされています。時計の針の位置で光りと影をシミュレーションし、1日の時間の経過に合わせて表情が変わります。文字盤は全画面または円形のダイヤルにカスタマイズでき、カラーもブラックとホワイトのオプションが用意されています。
ゲームでおなじみのレイトレーシングの2次元の文字盤。カスタマイズできる項目がいくつか用意されています
このほか、Apple Watchのユーザーは「ユニティアクティビティチャレンジ」に参加して、2月中に7日間連続でムーブリング(運動するとリングができるもの)を完成させると、限定版のバッジを獲得できます。興味がある人はぜひチャレンジしてみましょう。
久しぶりにApple Watchのバンドを変えてみましたが、バンドが変わるとApple Watch自体が新しくなったような新鮮な気持ちになるのが不思議なところ。特別版なので、ほかの人とバンドがかぶるのが嫌という人にもよさそうです。