スマホ料金を安くしたいと考えたとき、ぜひ検討してみたいのが「格安SIM」です。ところがいざ調べ始めると、「どこがいちばん安い?」「通信速度は遅くない?」「自分に合ったプランは?」と疑問や不安が尽きません。
そこで今回は、あなたのスマホの使い方に応じたおすすめのプランを紹介します。月々のデータ利用量が少ない人、多い人、毎月変わる人など、それぞれに最適なプランをご提案。さらに、最新の通信速度の検証結果と失敗しないための選び方を徹底解説します。
加えて、価格.comの人気ランキング、ユーザーの口コミと合わせてチェックすることで、あなたに最適な格安SIMプランが見つかるでしょう。
監修:松村武宏さん
モバイル情報を発信する通信系フリーライター。気になった格安SIMは自分で契約せずにはいられません。担当する価格.comマガジンの長寿連載「格安SIMの通信速度を徹底調査」は7年目に突入。実際の検証結果を基にしたリアルで最新の格安SIM情報をお届けします
【価格.comマガジンがおすすめする理由】
1.メインキャリアと変わらない通信品質と店頭サポートなのに、月額料金は安い
2.価格.comマガジン独自の速度調査でも安定した高速通信を実証している
3.あまったデータ容量を翌月に繰り越せるのでむだになりにくい
【ただし、こんな人には向きません】
1.自宅の光回線や家族割など、各種割引を適用できない人(料金が割高に感じる可能性がある)
2.店頭サポートは不要で、月額料金の絶対的な安さを最優先したい人
毎月のスマホ料金を払いすぎていると感じているのなら、格安SIMに乗り換えるべきです。もしメインキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から格安SIM(MNP)への乗り換えで失敗したくないなら、価格.comマガジンが断言する究極の選択肢は「ワイモバイル」です。
ワイモバイルなら「格安SIMは安かろう悪かろう」「遅くてつながらない」「サポートが不安」などの心配は不要です。ソフトバンクのサブブランドなので、通信品質はメインキャリアであるソフトバンクと同等。価格.comマガジンの独自調査でも、回線が混雑する時間帯でもストレスフリーな実測速度が証明されています。
さらに、“絶対的な安心感”を生んでいるのが、全国のショップで対面サポートが受けられること。万が一のトラブルや設定の疑問も即座に解決。これこそ、初心者が選ぶべき決定的な理由でもあります。
月額料金はほかの格安SIMと比べて高めに見えるかもしれません。しかし、「おうち割光セット(A)」や「家族割引サービス(2台目から1,100円割引)」といった割引サービスを適用すれば、月額料金を大きく下げられます。ぜひ、割引サービスを使うことを前提に、プランを検討しましょう。
プランは35GB/30GB/5GBの3種類で、データ繰り越しにも対応。ドコモやソフトバンク、auなどのメインキャリアから初めて乗り換える人や、現在契約している格安SIMの速度が遅いと感じている人まで幅広い人におすすめできます。
格安SIMを迷いなく選ぶための3つのポイントを解説します。
一般的に“メインキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)”から、各社の“格安SIM”に乗り換えると、月々のスマホ料金はとても安くなります。
あくまで目安ですが、メインキャリアで月々のスマホ料金は約8,000円〜10,000円。対して、格安SIMに乗り換えると、約4,000円以下と大きくスマホ料金を下げられます。
検討すべきポイントはいろいろありますが、スマホ料金を安くしたいのであれば、間違いなく格安SIMへの乗り換えを検討するべきでしょう。

メインキャリアは使い放題が主力ですが、そこまで通信しない人も多いはず。自分に最適なデータ量を選べる格安SIMに乗り換えて、毎月の固定費を引き下げましょう!
格安SIMの種類は”MNO”と”MVNO”の2つに大きく分かれます。それぞれの特徴を理解し、ご自身の使い方に合ったサービスを選ぶことが、乗り換えで後悔しないための重要なポイントです。
※MNO:自社で通信回線を持つ携帯電話会社のこと。ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4社を指します。
※MVNO:独自の回線を持っておらず、メインキャリアから回線の一部を借りて格安SIMを運営している格安SIMのこと。IIJmio、mineoなど。
もしあなたが、ドコモ、au、ソフトバンクといったメインキャリアから初めて乗り換えを検討しているのであれば、MNOが提供する”サブブランド”や”オンライン専用プラン”を選ぶのがよいでしょう。
@自社回線なので通信速度が安定している
お昼休みや夕方の通勤時間帯など、回線が混み合う時間帯でも速度が落ちにくく、メインキャリアと同じ感覚で快適にインターネットを利用できます。
A通話品質がよい
メインキャリアと同じ品質の通話網を利用するため、音声がクリアで途切れにくいです。
Bサポート体制が充実している
オンラインでのサポートはもちろん、サブブランド(ワイモバイル、UQ モバイル)であれば、全国のショップで対面サポートを受けられます。
ahamo(ドコモ)、povo(au)、LINEMO(ソフトバンク)などのオンライン専用プランや、ワイモバイル(ソフトバンク)、UQ mobile(au)といったサブブランドは、まさに「大手キャリアの品質はそのままに、料金を安くしたサービス」と言えます。
これまでとスマートフォンの使い方を大きく変えずに、月々の料金を節約したい人は、MNOを選びましょう。
いっぽうのMVNOは、MNOに比べて価格が安いので、安さを最優先に考えるのならMVNOを検討してみるのもよいでしょう。
MVNOのデメリットは、ひとつの回線を大人数で使っているため、12時台や18時台といった混雑時は通信速度が遅くなりがちです。
スマホを混雑時に利用することが少ない人や、Wi-Fi環境で使用することが多く、外出先でのデータ品質を重視しないのであれば、あなたの使い方に適した格安プランが見つかるでしょう。

初めての格安SIMであれば、まずはMNOを試してみるのがおすすめ。これまでの使い方と何も変わらないことに驚きつつ、安くなった料金に満足できるでしょう。MVNOは、MNOをしばらく使ってみて「もっと安くできるかもしれない」と感じた際の、次のステップとして検討するのがよいかもしれませんね。
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)は、電話番号を変えずにキャリアを乗り換えるための制度です。
かつてMNPを利用する場合は、今まで契約していた「転出元」で乗り換えの予約番号を発行してもらい、これから契約する「転出先」に予約番号を伝える必要がありました。双方のキャリアで手続きが必要だったため、面倒に感じる場面も多かったです。
2023年に始まった”MNPワンストップ”は、転出元での手続きが不要な新しい乗り換え方式です。これから契約するキャリアだけで手続きすればよいので、今までよりもお手軽・お気軽に乗り換えられるようになりました!
格安SIM選びで最も重要な「通信速度」。しかし、その実態は使ってみるまでわかりにくいものです。 価格.comマガジンは、そのブラックボックスを解明すべく、7年以上にわたり、毎月欠かさず主要な格安SIMのスピードテストを独自に実施してきました。 この記事でお届けするのは、長年蓄積してきた膨大な実測データに基づく、信頼性の高い検証結果です。ほかでは得られない「本当の速度」を把握し、後悔しない格安SIM選びの参考にしてください。
| プラン | 事業者ロゴ | 月額料金 | 詳細を見る | 通信速度(下り) | 公式特典 | 価格.com特典 | データ容量 | 回線 | 国内通話料金 | 通話オプション | 初期費用 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| LINEMO | ![]() |
990円〜 | 詳細を見る価格.comへ | ◎ 98.97Mbps | ・[新規]PayPayポイント3,000円相当プレゼント ・[MNP]PayPayポイント10,000円相当プレゼント |
― | 3GB〜10GB/月 段階制 | ソフトバンク | 22円/30秒 | ・550円/月(5分かけ放題) ・1,650円/月(かけ放題) |
3,850円 |
| ワイモバイル | ![]() |
3,058円〜 | 詳細を見る価格.comへ | ◎ 98.65Mbps | ・[MNPかつデータ増量オプション加入]5,000円相当のPayPayポイントコードプレゼント ・データ増量無料キャンペーン3 |
― | 5GB/月 | ソフトバンク | 22円/30秒 | ・だれとでも定額+:880円/月 ・スーパーだれとでも定額+:1,980円/月 |
3,850円 |
| ahamo | ![]() |
2,970円〜 | 詳細を見る価格.comへ | ○ 69.51Mbps | ・[MNP]20,000dポイント進呈(期間・用途限定) | ― | 30GB/月 | ドコモ | 5分以内無料(5分超過後30秒あたり22円) | ・1,100円/月(かけ放題) | 0円 |
| UQ mobile | ![]() |
2,948円〜 | 詳細を見る価格.comへ | ○ 44.20Mbps | ・増量オプションU 7か月間無料キャンペーン ・[MNPかつ増量オプションU加入]au PAY残高15,000円相当ポイント還元 |
― | 5GB〜30GB/月 段階制 | au | 22円/30秒 | ・880円/月(10分かけ放題) ・1,980円/月(かけ放題) |
3,850円 |
| povo2.0 | ![]() |
0円〜 | 詳細を見る価格.comへ | △ 28.56Mbps | ・かけ放題 デビューキャンペーン ・[MNP]本気割 (au PAY 残高50%相当還元) |
・「データボーナス5GB(3日間)」プレゼント(コード「KAKAKU5GB」入力) | トッピング制 | au | 22円/30秒 | ・5分以内かけ放題:550円/月 ・24時間かけ放題:1,650円/月 |
0円 |
| 楽天モバイル | ![]() |
1,078円〜 | 詳細を見る価格.comへ | △ 16.21Mbps | ・[新規]7,000円相当楽天ポイント還元(要エントリー) ・[MNP]10,000円相当楽天ポイント還元(要エントリー) |
― | 3GB〜制限なし/月(段階制) | 楽天 | ・専用アプリ使用:無料(Rakuten Link) ・通常:22円/30秒 |
・15分通話かけ放題1,100円/月(専用アプリ未使用時) | 0円 |
| プラン | 事業者ロゴ | 月額料金 | 詳細を見る | 通信速度(下り) | 公式特典 | 価格.com特典 | データ容量 | 回線 | 国内通話料金 | 通話オプション | 初期費用 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| HISモバイル | ![]() |
280円〜 | 詳細を見る価格.comへ | △ 27.90Mbps | ・HIS光セット割 複数回線同時契約最大現金8,250円バック(要エントリー) | ― | 3GB/月 | ドコモ | 9円/30秒 | ・500円/月(6分かけ放題) ・1,480円/月(かけ放題) |
3,300円 |
| IIJmio | ![]() |
850円〜 | 詳細を見る価格.comへ | △ 23.47Mbps | ・月額料金250円割引×最大6か月間 ・通話定額オプション(5分+/10分+)月額0円×最大6か月間 |
事務手数料1,100円割引 | 5GB/月 | ドコモ、au | ・通常:11円/30秒 ・ファミリー通話:8.8円/30秒(同一ID内) |
・通話定額5分+:500円/月 ・通話定額10分+:700円/月 ・かけ放題+:1,400円/月 |
3,733円 |
| イオンモバイル | ![]() |
528円〜 | 詳細を見る価格.comへ | △ 17.66Mbps | ・[MNPかつイオンカード支払い]1,000電子マネーWAONポイント(イオンカードキャンペーン) ・[MNPかつイオンゴールドカード支払い]2,000電子マネーWAONポイント(イオンカードキャンペーン) |
― | 200MB/月 | ドコモ、au | 11円/30秒 | ・550円/月(5分かけ放題) ・935円/月(10分かけ放題) ・1,078円/月(かけ放題。IP電話) ・1,650円/月(かけ放題) |
3,300円 |
| NUROモバイル | ![]() |
792円〜 | 詳細を見る価格.comへ | △ 8.75Mbps | ・月額基本料金990円/月→12か月間499円/月(一部プランのみ) | ・[新規]現金3,300円バック(一部プランのみ) ・ [MNP]事務手数料無料(一部プランのみ) |
5GB/月 | ドコモ、au、ソフトバンク | 11円/30秒 | ・490円/月(5分かけ放題) ・880円/月(10分かけ放題) ・1,430円/月(かけ放題) |
3,740円 |
| mineo | ![]() |
250円〜 | 詳細を見る価格.comへ | △ 6.01Mbps | ・10分かけ放題最大6か月間550円割引(ホーダイ感謝祭) | ・事務手数料無料 | 1GB/月 | ドコモ、au、ソフトバンク | 22円/30秒(専用アプリ経由10円/30秒) | ・110円/月(10分通話パック) ・550円/月(10分かけ放題) ・1,210円/月(かけ放題) |
3,740円 |
検証は人の多い東京都渋谷駅周辺と、人の少ない長野県佐久平駅の2か所で実施。回線の混み合う12時台と18時台、比較的スムーズな14時台の時間帯に検証し、結果の平均値を算出しています。
検証の結果、最も通信速度(下り)が早かったのがLINEMOで98.97Mbps。次いで2位 はワイモバイルで98.65Mbpsとなっており、上位をソフトバンク回線が独占。この2キャリアが数か月連続で上位を奪い合う結果となっています。
また同タイミングでメインキャリアの回線も調査していますが、ドコモ、auよりもソフトバンク回線の格安SIMが上回りました。これはMNOの格安SIMであれば、メインキャリアと変わらない安定した高速通信が行えることを示しています。

速度は全体的にソフトバンク回線とau回線が順調。ドコモ回線は都市部に強く、楽天モバイルは地方に強い傾向があるので、乗り換えるときは回線と居住地の相性も考慮するとよいでしょう。
格安SIMはさまざまな種類やプランがあって選ぶのが大変です。そこで、スマホの使い方のタイプに合わせたおすすめの格安SIMとプランをご紹介します。あなたどのタイプですか?
※ 掲載している情報の正確性については万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。
※ 掲載している商品やサービス等の情報は、価格.comにて掲載されている2025年10月8日時点の情報をもとに作成したものです。
※ キャンペーン・特典は、予告なく変更、終了、または期間が延長される場合があります。
※ 各種割引や特典は事業者より提供されます。お申し込みの際は事業者による注意事項や規約等をよくご確認の上お手続きください。
| プラン | 事業者ロゴ | 月額料金 | 詳細を見る | 通信速度 | 公式特典 | 価格.com特典 | データ容量 | 回線 | 国内通話料金 | 通話オプション | 初期費用 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ワイモバイル シンプル3 M 30GB SoftBank回線 音声通話SIM | ![]() |
4,158円 | 詳細を見る価格.comへ | ◎ 98.65Mbps | ・【乗り換え】 PayPayポイント最大20,000円相当プレゼント ・【乗り換え】 「iPhone 16」を53,760 円で購入可能 |
― | 30GB/月 | ソフトバンク | 22円/30秒 | ・880円/月(10分かけ放題) ・1,980円/月(かけ放題) | 3,850円 |
| LINEMOベストプラン 10GB段階制 SoftBank回線 音声通話SIM | ![]() |
990円〜2,090円 | 詳細を見る価格.comへ | ◎ 98.97Mbps | ・5分以内の国内通話定額オプションが無料(7か月目まで) ・基本料初月0円(ソフトバンク、ワイモバイルから乗り換え) |
― | 3GB〜10GB/月 段階制 | ソフトバンク | 22円/30秒 | ・550円/月(5分かけ放題) ・1,650円/月(かけ放題) | 3,850円 |
| povo2.0 0GB au回線 音声通話SIM | ![]() |
0円(トッピング制) | 詳細を見る価格.comへ | ○ 28.56Mbps | ・【乗り換え】初回購入トッピング金額の50%相当ポイント還元 | 「データボーナス5GB(3日間)」プレゼント(コード「KAKAKU5GB」入力) | 3GB/30日以内(990円トッピング) | au | 22円/30秒 | ・550円/月(5分かけ放題) ・1,650円/月(かけ放題) | 0円 |
| 楽天モバイル Rakuten最強プラン | ![]() |
1,078円〜3,278円 | 詳細を見る価格.comへ | △ 16.21Mbps | ・【MNP】10,000ポイントプレゼント ※要エントリー ・「OPPO A3 5G」「arrows We2」を1円で購入可能 ※台数制限あり |
― | 3GB〜制限なし/月 段階制 | 楽天 | 0円(Rakuten Linkアプリ使用時) | ・0円(Rakuten Linkアプリ使用時、かけ放題) ・1,100円(Rakuten Linkアプリ未使用時、15分かけ放題) | 0円 |
| ahamo 大盛りオプション110GB docomo回線 音声通話SIM | ![]() |
4,950円(大盛りオプション込み) | 詳細を見る価格.comへ | ○ 69.51Mbps | ・【乗り換え】合計20,000ポイントプレゼント(dポイント) ※要エントリー | ― | 110GB(30GB+80GB) | ドコモ | 5分以内無料(5分超過後30秒あたり22円) | ・1,100円/月(かけ放題 | 0円 |
| ワイモバイル シンプル3 S 5GB SoftBank回線 音声通話SIM | ![]() |
3,058円 | 詳細を見る価格.comへ | ◎ 98.65Mbps | ・【乗り換え】 PayPayポイント最大20,000円相当プレゼント ・【乗り換え】 「iPhone 16」を53,760 円で購入可能 |
― | 5GB/月 | ソフトバンク | 22円/30秒 | ・880円/月(10分かけ放題) ・1,980円/月(かけ放題) | 3,850円 |
| UQ mobile トクトクプラン2 30GB段階制 au回線 音声通話SIM | ![]() |
2,948円〜4,048円 | 詳細を見る価格.comへ | ○ 44.20Mbps | ・Netflix加入で毎月最大20%Pontaポイント還元 ・Apple Music加入で毎月最大20%Pontaポイント還元 |
― | 5GB〜30GB/月 段階制 | au | 22円/30秒 | ・880円/月(10分かけ放題) ・1,980円/月(かけ放題) | 3,850円 |
価格.comマガジンの独自検証の結果、通信速度の速さと安定性に関してトップクラスの成績を収め、かつ、外出先で動画を見たりゲームを遊んでも容量不足に陥らないプランをピックアップ。メインキャリアと変わらない安定性と使い勝手を求めるあなたにおすすめのプランです。
【MNO(サブブランド)】
【月額料金:4,158円】
【データ容量:30GB】
速度も容量も妥協しない!キャリア品質で30GB使える大容量
ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドで、キャリア本家と遜色ない通信品質が最大の強みです。速度低下しやすい平日お昼の時間帯でも、安定した高速通信を維持できます。価格.comマガジンの独自調査でも、常に上位をキープする高速通信と安定度は、実証済みです。
「シンプル3M」プランは、月間30GBの大容量データが使え、速度を重視し、かつデータ消費も多い人におすすめ。高画質な動画視聴やオンラインゲームも容量を気にせず楽しめます。また、データ量があまってしまっても、翌月に繰り越せるのでむだがありません。
ただし、ワイモバイルは、ほかの格安SIMプランと比較すると月額料金が割高なため、各種割引キャンペーンを適用して、月額料金を安くすることが大切です。家族で回線を揃えて契約する「家族割引サービス」や、PayPay経由で支払う「PayPayカード割」など、複数の割引を併用することで、月額料金を大きく下げられるでしょう。
■月額料金:4,158円(初期費用:3,850円)
■データ容量:30GB
■国内通話料金:22円/30秒
■通話オプション:880円/月(10分かけ放題)、1,980円/月(かけ放題)
■回線:ソフトバンク
■主なキャンペーン:
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・[新規かつデータ増量オプション加入]10,000円相当のPayPayポイントコードプレゼント
・[MNPかつデータ増量オプション加入]15,000円相当のPayPayポイントコードプレゼント
・データ増量無料キャンペーン3
・PayPayカード割(通常カード)
・PayPayカード割(PayPayカード ゴールド)
・おうち割光セット(A)
・家族割引サービス
・60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン
・速度が速いのはもちろん、30GBあるのでギガを気にせず使えて快適です。
・割引がないと高いですが、家族割が使える人にはよいと思います。
※2025年10月10日時点の、「ワイモバイル シンプル3 M 30GB」プランページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
自宅のWi-Fi環境にいる時間が多かったり、職場のWi-Fiに接続できたり、と月々の“データ利用量が少ない”人は、3GBのデータ量を目安に検討するとよいでしょう。そんなあなたにおすすめの2プランを紹介します。
【MNO/オンライン専用プラン】
【月額料金:990円〜2,090円】
【データ容量:3GB〜10GB(段階制)】
3GB以下なら990円! さらにLINEも使い放題!
LINEMO(ラインモ)の段階制プランは、3GBまでなら990円ときわめて安いので、月々のデータ利用量が少ない人にもおすすめです。もし3GBを超えてしまった場合でも、自動的に10GB(2,090円)に切り替わる段階制なので安心して使えます。
さらに、「LINEギガフリー」機能により、LINEアプリの通信量はデータ容量にカウントされないため、LINEアプリをよく使う人ほど、実際のデータ消費を抑えることが可能です。
さきほどの、価格.comマガジン独自の速度調査でもお伝えしたとおり、その通信速度は格安SIMのなかでも常に上位をキープしており、混雑時の影響も気にならない安定した高速通信が魅力です。
■月額料金:990円〜2,090円 (初期費用:3,850円)
■データ容量:3GB〜10GB(段階制)
■国内通話料金:22円/30秒
■通話オプション:550円/月(5分かけ放題)、1,650円/月(かけ放題)
■回線:ソフトバンク
■主なキャンペーン:
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・[新規]PayPayポイント3,000円相当プレゼント
・留守電パック+セキュリティパックプレミアム(L)3か月無料キャンペーン!
・ [MNP]PayPayポイント10,000円相当プレゼント
・通話オプション6か月間550円割引
・使わない月は安くなるので、料金に納得感があります。
・サポートがオンラインのみなので、少し不安に感じることがあります。
※2025年10月9日時点の、「LINEMOベストプラン 10GB段階制」プランページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
【MNO】
【月額料金:0円】
【データ容量:トッピング制】
使い方に応じてトッピングを購入!
KDDIのオンライン専用プラン。基本の月額料金は0円で、必要なデータ量や通話定額オプションに応じた「トッピング」を購入する料金プランが最大の特徴。ただし、契約やサポートはオンラインのみです。
定番の「3GB/30日間」は990円で、自動で買い足すオートチャージに対応しているので買い忘れを防げます。また、30GB×12か月分に相当する「360GB/365日間」を26,400円で買うこともできますが、早く使い切ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
「1時間使い放題」や「24時間使い放題」などのトッピングがあり、使いすぎそうなときに都度購入すれば結果的に節約できる場合もあるので、自分の通信状況をこまめに把握できる人におすすめです。
■月額料金:0円 (初期費用:0円)
■データ容量:0(最大1.5Mbps)
■国内通話料金: 22円/30秒(専用アプリ利用時10円/30秒)
■通話オプション:550円/月(5分かけ放題)、1,650円/月(24時間かけ放題)
■回線:au
■主なキャンペーン:
【価格.com経由】
・「データボーナス5GB(3日間)」プレゼント(コード「KAKAKU5GB」入力)
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・[MNP]本気割 (au PAY 残高50%相当還元)
・かけ放題 デビューキャンペーン
・使わない月は0円なのがすばらしい。むだが一切ない。
・トッピングの有効期限をうっかり忘れそうになる。
※2025年10月9日時点の、「povo2.0 0GB」プランページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。

ちなみに私はpovo2.0を契約しています。基本はWi-Fi環境下なので「3GB/30日間(オートチャージ)」で過ごし、出張や旅行の日だけ「24時間使い放題トッピング」を購入しています!
Wi-Fi環境にいることが多いが、外出時は動画を観たり、SNSをチェックしたりと、3GBじゃ足りなそう。けれど30GBを超えるようなたくさんのデータも必要ない。そんなデータ使用量が中間ぐらいのあなたにおすすめのプランはこちらです。
【MNO/オンライン専用プラン】
【月額料金:990円〜2,090円】
【データ容量:3GB〜10GB(段階制)】
“ちょうどよい”絶妙サイズの10GB段階制!
【データ量が少ない人】におすすめのプランに続いて再度紹介したいのが、ソフトバンクのオンライン専用プランLINEMO(ラインモ)のベストプランです。3GBでは足りないが、30GBでは多すぎるという人にとって、まさにちょうどよい10GBサイズ。3GB以下の月は自動的に料金が安くなるため、むだにならないのも魅力的ですね。
さらに、「LINEギガフリー」機能により、LINEアプリの通信量はデータ容量にカウントされないため、実際のデータ消費をかなり抑えることが可能です。
また、価格.comマガジン独自の速度検証でも、常に上位をキープする安定した高速通信が証明されているので、出先でデータの不安定さに悩まされることも少ないでしょう。
■月額料金:990円〜2,090円 (初期費用:0円)
■データ容量:3GB〜10GB(段階制)
■国内通話料金:22円/30秒
■通話オプション:550円/月(5分かけ放題)、1,650円/月(かけ放題)
■回線:ソフトバンク
■主なキャンペーン:
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・[新規]PayPayポイント3,000円相当プレゼント
・留守電パック+セキュリティパックプレミアム(L)3か月無料キャンペーン!
・ [MNP]PayPayポイント10,000円相当プレゼント
・通話オプション6か月間550円割引
・使わない月は安くなるので、料金に納得感があります。
・サポートがオンラインのみなので、少し不安に感じることがあります。
※2025年10月9日時点の、「LINEMOベストプラン 10GB段階制」プランページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
Wi-Fiをあまり使用せずに、高画質な動画やゲームを楽しんだり、テザリングを多用したりする人や、速度制限を気にすることなく大容量のデータ通信をしたい人は、大容量や無制限のプランを選択しましょう。そんなあなたにおすすめプランは以下の2つです。
【MNO】
【月額料金:1,078円〜3,278円】
【データ容量:3GB〜無制限(段階制)】
データ無制限が3,000台円で使える!
楽天モバイルの段階制料金プラン。契約しているだけで楽天ポイントの付与率が高くなるという楽天グループならではの特徴があります。
料金プランは、通信量が3GB以下なら月額1,078円、20GBを超えると上限の3,278円になりますが、そのまま使い放題で利用できるのが大きなメリットです。ただし、MNOにしては、都市部で通信速度が遅く、電波のつかみ具合がイマイチな場面もあります。
通信速度よりもデータ量の多さを重視する人や、楽天経済圏で生活していてポイント付与率を高めたい人におすすめです。
■月額料金:1,078円〜3,278円 (初期費用:0円)
■データ容量:3GB〜無制限(段階制)
■国内通話料金:かけ放題(専用アプリRakuten Linkを使用)
■通話オプション:1,100円/月(15分かけ放題)
■回線:楽天
■主なキャンペーン:
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・[新規]7,000円相当楽天ポイント還元(要エントリー)
・ [MNP]10,000円相当楽天ポイント還元(要エントリー)
・最強家族プログラム
・データ容量を気にせず使えて安心です。
・場所によってつながりにくいときがあります。
※2025年9月9日時点の、「楽天モバイル Rakuten最強プラン」プランページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
【MNO/オンライン専用プラン】
【月額料金:4,950円(※オプション込み料金)】
【データ容量:110GB(30GB+80GB)】
110GB使える大容量プラン!
ahamoはドコモのオンライン専用プランで、基本プランに大盛りオプションを追加すると110GBという圧倒的なデータ容量を使用できます。動画の長時間視聴やオンラインゲーム、PCを接続するテザリングなど、データを大量に消費するヘビーユーザーに最適です。
ahamoの基本プランである30GB(月額2,970円)に大盛りオプションの80GB(月額1,980円)を追加する形で、合計4,950円となります。1GBあたりの単価が非常に安く、コストパフォーマンスは抜群です。
さらに、ahamoの基本プランには、5分以内の国内通話が無料という特典も付いているので、短い通話を頻繁に使う人にはうれしいポイントです。
また、これらのデータは、海外に出掛ける際にもそのまま継続して使えるので、よくレンタルWi-Fiを借りて海外に出掛ける人は、ahamoへの乗り換えを検討してみるのもよさそうです。
■月額料金:4,950円(2,970円+1,980円)、(初期費用:0円)
■データ容量:110GB(30GB+80GB)
■国内通話料金:5分以内は無料(超過後 22円/30秒)
■通話オプション:1,100円/月(かけ放題)
■回線:ドコモ
■主なキャンペーン:
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
他社からの乗り換えで20,000dポイント進呈(期間・用途限定)
・データ残量をまったく気にしなくてよいので、精神的に楽です。
・110GBを使いきれない月でも料金が同じなので、もったいなく感じる。
※2025年10月9日時点の、「ahamo 大盛り」プランページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
仕事でもプライベートでも、よく通話をする人こそお得に使えるおすすめのプランを紹介します。
【MNO】
【月額料金:1,078円〜3,278円】
【データ容量:3GB〜無制限(段階制)】
電話代を気にせず国内通話がかけ放題(専用アプリ利用)!
楽天モバイルの魅力は、専用アプリ「Rakuten Link」を利用することで、国内通話が完全に無料になる点です。長電話が多い人や、仕事でひんぱんに電話をかける人にとって、通話料金をまったく気にしなくてよいのは絶大なメリットです。
ただし、Rakuten Linkはデータ通信を利用する仕組みのため、電波状況によっては音声が途切れたり、品質が安定しなかったりする場面もあります。デメリットがあるとはいえ、通話無料は、きわめて魅力的でしょう。
料金プランは、データ使用量に応じた段階制なので、Wi-Fi利用が中心でデータをあまり使わず3GBに収まる月は、1,078円という低価格。もし3GBを超えてしまっても、20GBまでは2,178円、さらに3,278円のデータ無制限へと自動で切り替わるプランです。データを多く使う人にとっても扱いやすいプランでしょう。もちろんデータ使用量の段階が切り替わっても、通話かけ放題は維持されるので、ご心配なく。
■月額料金:1,078円〜3,278円 (初期費用:0円)
■データ容量:3GB〜無制限(段階制)
■国内通話料金:かけ放題(専用アプリRakuten Linkを使用)
■通話オプション:1,100円/月(15分かけ放題 ※Rakuten Link未使用)
■回線:楽天
■主なキャンペーン:
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・[新規]7,000円相当楽天ポイント還元(要エントリー)
・[MNP]10,000円相当楽天ポイント還元(要エントリー)
・最強家族プログラム
・[U22]最強青春プログラム(要エントリー)
・[U12]最強こどもプログラム(要エントリー)
・[65歳以上]最強シニアプログラム(要エントリー)
・Rakuten Linkのおかげで、通話料金が本当に0円になりました。
・たまにRakuten Linkの通話品質が悪いときがあるので、大事な電話は少し不安です。
※2025年10月10日時点の、「楽天モバイル Rakuten最強プラン」プランページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
【MNO(サブブランド)】
【月額料金:3,058円】
【データ容量:5GB】
家族で揃えれば2台目以降はずっと1,100円割引!
ワイモバイルの「家族割引サービス」は、家族で通信キャリアを揃えることで、月々の通信費を大幅に節約できる強力な選択肢です。主回線以外の家族のスマートフォン(副回線)の料金が、毎月1,100円も割引になります。
「シンプル3 S」プランの場合、2台目以降は月額1,958円という手ごろな価格で利用できます。割引の対象範囲が広く、別住所の親戚や、婚姻関係がなくても同居しているパートナーであることが確認できれば適用されるのも大きな特徴です。
家族みんなでスマートフォンの料金を見直したいと考えている場合にはまず検討したいおすすめのプランです。
■月額料金:3,058円(家族割引適用で2回線目以降は1,958円。初期費用:3,850円)
■データ容量:5GB
■国内通話料金:22円/30秒
■通話オプション:880円/月(10分かけ放題)、1,980円/月(かけ放題)
■回線:ソフトバンク
■主なキャンペーン:
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・[MNPかつデータ増量オプション加入]5,000円相当のPayPayポイントコードプレゼント
・データ増量無料キャンペーン3
・PayPayカード割(通常カード)
・PayPayカード割(PayPayカード ゴールド)
・おうち割光セット(A)
・家族割引サービス
・60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン
・家族3人で乗り換えて、通信費がかなり安くなりました。
・1人目は割引がないのと、おうち割と併用できない点は注意が必要です。
※2025年10月10日時点の、「ワイモバイル シンプル3 S」プランページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
【MNO(サブブランド)】
【月額料金:2,948円〜4,048円】
【データ容量:5GB〜30GB(段階制)】
家族みんなが550円割引の対象!
UQ mobileはauのサブブランドで、「家族セット割」を適用することで、月額料金から550円の割引が適用できます。この割引は、1回線目から家族全員に適用されるので、2回線目からが割引になる他社プランとは、合計金額での比較がポイントになるでしょう。
また、住所の異なる家族も対象となるので、条件をチェックしてお得に契約したいところです。ただし残念ながら、自宅のネットやでんきとのセット割引である「自宅セット割」とは併用できません。
「トクトクプラン2」は、5GBと30GBの段階制プランなので、データ使用量が5GBに収まった月は2,948円となり、5GBを超えた場合は30GBまで使えるので、月々の利用量に波がある人におすすめです。さらに、データ利用量があまってしまっても、翌月に繰り越しされるので、むだなく使えるのもうれしいですね。
■月額料金:2,948円〜4,048円 (初期費用:3,850円)
■データ容量:5GB〜30GB(段階制)
■国内通話料金: 22円/30秒
■通話オプション:660円/月(60分定額)、880円(10分かけ放題)、1,980円/月(かけ放題)
■回線:au
■主なキャンペーン:
【公式】(価格.com経由のお申し込みも対象)
・増量オプションU 7か月間無料キャンペーン
・家族セット割・au PAYカードお支払い割
・60歳以上通話割
・自宅セット割
・[MNPかつ増量オプションU加入]au PAY残高15,000円相当ポイント還元
・[MNPかつ増量オプションU&自宅セット割加入]au PAY残高5,000円相当ポイント還元
格安SIMを契約する際、「eSIM」と「物理SIM」のどちらにするのか、選択する必要があります。ここでは、それぞれのメリットとデメリットを確認して、どちらにするべきかを検討しましょう。
「iPhone 17」シリーズがeSIM専用になったことで、eSIMへの興味が高い人も多いでしょう。そんなeSIMは、スマホの本体に埋め込まれたSIMで、オンラインで契約情報を書き換えて利用します。申し込みから開通まで、すべてオンラインで完結するため利便性があり、タイミングによっては申込日に即日開通することも可能です。
機種変更の際にSIMを抜き差しする必要がないので、紛失してしまう可能性はありません。ただし、初期設定時にWi-Fiが必要です。また、物理的に取り出せないので、端末が故障した場合は別の端末で設定するための再発行が必要になります。
現物のSIMカードがないことと、データ上でのやり取りに不安を感じないのであれば、eSIMでまったく問題ありません。ただし機種変更時には、スマホ同士でのデータの受け渡し作業が発生することは理解しておきましょう。
物理SIMは、スマホに直接挿入して使用するカード型のSIMです。端末にセットするだけで接続できるため、機種変更がスムーズに行えます。複数の端末で使い回せる手軽さがある反面、紛失・盗難の危険性や、故障によって認識されなくなる可能性があります。
ひんぱんにスマホを機種変更する人や、複数のスマホでSIMを使いまわす人は、物理SIMでの契約がおすすめです。また、データだけでの機種変更が不慣れな人にとっては、現物をスマホに挿すだけなので、扱いやすく安心かもしれませんね。抜き挿しするためには、SIMピンの用意もお忘れなく。
家族でキャリアを揃える「ファミリー割引」や、自宅のネット回線と揃える「セット割引」を利用すれば、毎月数百円程度の割引を受けられます。金額こそ少ないものの、複数の端末の合計金額や光回線とのトータルでの支払いを考えると、家計への影響は小さくありません。ファミリー割引を検討するなら、割引金額の大きい「ワイモバイル」からチェックしてみましょう。
また、キャリアの乗り換え時にスマホを一緒に買い替えることで、端末購入価格の割引が受けられる場合もあります。初期費用を大きく抑えられるので、端末を販売しているMVNOに乗り換えるときは必ずチェックしましょう。
特に、端末の割引率が高いキャリアとしては、ワイモバイルのチェックを忘れずに。
格安SIMのなかでも、通信速度が遅いと言われがちのMVNOですが、速度の検証結果も数値で表されることが多く、実際の使用感はわかりづらいものです。
そこで、通信が込み合う平日の12時台に渋谷のオフィスにて、以下の3プランを実際に動画やSNSを利用してみてどれくらい快適に使えるのかを検証してみました。
検証結果は以下です。
楽天モバイル:15.8Mbps(下り)
・YouTube動画:○ 標準的な画質でも問題なし
・Xのタイムライン表示:○ 問題なし
・Instagramのリール動画:○ 問題なし
IIJmio:1.58Mbps(下り)
・YouTube動画:○ 低画質なら問題なし
・Xのタイムライン表示:× 読み込みが遅い
・Instagramのリール動画:△ 読み込みが遅い
NUROモバイル:0.69Mbps(下り)
・YouTube動画:△ 低画質なら視聴可能
・Xのタイムライン表示:× 読み込みが遅い
・Instagramのリール動画:× 読み込みが遅い
YouTube動画の閲覧は、YouTubeアプリが自動で画質を調整してくれるため、3キャリアとも問題なく視聴が可能。低画質での視聴でしたが、スマホでの視聴なので画質がそこまで気になることはありませんでした。
X、Instagramのリール動画の閲覧は、楽天モバイルは遅延もなくストレスなし。IIJmioとNUROモバイルは、読み込みに時間がかかるため、決して快適とはいえない視聴環境でした。
ただし、“最も混雑する時間帯”、かつ“人の多い渋谷”での検証という、最低条件下でも、この程度は使えるという検証です。通常時の回線状態ではないことを頭に入れつつ、格安SIMを検討するうえでの参考にしてください。

MVNOの回線によりけりですが、お昼の時間帯でも動画再生やSNS利用程度であればそれほど困りません。ただし、極端に遅い場合もあるので、ランチのスマホ決済などには注意しましょう。
データ専用SIMとはその名のとおり、データ通信だけができる料金プランで契約した場合のSIMのこと。IIJmio「ギガプラン」のデータeSIM、mineo「マイピタ」のシングルタイプなどがあります。SMS(ショートメッセージ)の送受信に対応したプランを選べる場合もあります。
音声通話が利用できないので、携帯電話番号/固定電話番号との通話はもちろん、110番や119番の緊急通報にも発信できません。それでもLINEなどの通話機能を利用することは可能です。
音声通話も利用できるプランに比べて月額料金を安く設定している場合が多いので、通話機能がないタブレット端末で使いたい場合におすすめです!