富士通のノートパソコン「FMV Note」シリーズは、超軽量モデルから大画面タイプまで幅広いラインアップを揃えているのが特徴です。しかし、選択肢が多いため、「どれを選べばよいのかわからない」と悩んでいませんか? 本記事では、「FMV Note」シリーズの注目機種を厳選して紹介。選定ポイントをわかりやすくまとめながら、後悔しない選び方を解説します。
「FMV Note E WE1-K3」価格.com限定モデル
【価格.comマガジンがおすすめする理由】
1.ネットや資料作成もスムーズにこなせる基本性能
2.15.6インチの大画面とテンキー付きで自宅・オフィスでの作業が快適
3.「Microsoft Office Home & Business 2024」搭載なのに手ごろな価格で高コスパ
【ただし、こんな人には向きません】
1.動画編集や3Dゲームなど高負荷の作業が多い人
2.長時間バッテリー駆動を重視するモバイル派
性能・価格・機能のバランスにすぐれた高コスパのノートパソコン。15.6インチのフルHD(1920×1080ドット)液晶ディスプレイとテンキー付きキーボードを搭載し、書類作成やオンライン授業など、長時間の作業も快適に行えます。さらに、「Microsoft Office Home & Business 2024」が付属していながら、本体価格が抑えられているのも見逃せません。初めてノートパソコンを購入する人はもちろん、家族共用としてもおすすめの1台です。

日常作業に十分な性能を備えた、コスパ抜群のノートパソコンです。普段使いや学習用途に十分な処理能力を備えており、快適に作業できます。15.6インチ大画面やテンキー付きキーボードに加えて、USB Type-CやHDMIといった豊富なインターフェイスも魅力です。性能や機能を総合的に考えれば、この価格帯ではトップクラスのお買い得モデルといえます。
富士通は2025年1月にブランドリニューアルを実施し、「FMV」シリーズの製品名称を刷新しました。これにともない、個人向けノートパソコンでは、製品コンセプトをより明確に伝えるため、「FMV Note」ブランドへの移行を進めています。
現時点で、「FMV Note」ブランドとして展開されている主なシリーズは以下のとおりです。
・究極の軽さを追求した超軽量モバイル「FMV Note U」シリーズ
・モバイルと性能のバランスを重視した「FMV Note M」シリーズ
・大画面のスタンダードモデル「FMV Note A」シリーズ
・デザインと静音性にこだわったカジュアルモバイル「FMV Note C」シリーズ
・基本性能を備えたエントリーモデル「FMV Note E」シリーズ
なかでも「FMV Note E」シリーズは、15.6インチの大画面とテンキー付きキーボードを備え、家庭での利用や一般的な事務作業まで、多目的に使えるエントリーモデルです。シンプルな構成で高コスパを実現しながら、インテル製CPUや大容量メモリー、SSDなど、日常の利用に必要な基本性能をしっかり搭載しています。そのため、家庭用としてはもちろん、オンライン学習や毎日の事務作業まで幅広いシーンで快適に活用できます。
なお、新名称の「FMV Note」ブランドは、2025年1月以降に発表・発売されたモデルから採用されており、それ以前の製品については、従来の名称が継続して使用されている場合があります。そのため、同社のホームページでは「FMV Note U/LIFEBOOK UH」のように、新旧名称が一時的に併記されているケースも見られますが、今後はすべてのノートパソコンが「FMV Note」ブランドに統一される予定です。

「FMV Note E」シリーズは、インターネットや動画視聴、メールといった普段使いの要件を満たす性能と操作性を両立しつつ、価格を抑えた高コスパのモデルです。初めてノートパソコンを購入する人や、高性能を求めず、自宅で気軽に使えるマシンを探す学生やファミリー層におすすめです。
ノートパソコンは性能が高いものほど高価になります。性能が高ければ万能に使えますが、ネット検索や動画視聴など普段使いのために高性能は必要ありません。そこで、用途を大きく4つに分け、自分に合ったモデルを考えてみましょう。
・ネットや動画視聴がメインの場合
10万円を切る価格の格安ノートパソコンがおすすめ。画面サイズはノートパソコンを使う場所の広さや、後述する持ち運びの頻度で考えるとよいでしょう。
・自宅のデスクやリビングで使う場合
比較的画面サイズが大きい15インチや16インチモデルを選ぶとよいでしょう。大きな画面は視認性が高く、事務仕事がしやすいだけでなく、動画視聴の臨場感も得られやすくなります。外へ持ち出す機会が少ないならば、大きめの本体も気になりません。
・仕事や勉強で持ち運ぶ場合
薄型や軽量のモデルを選ぶとよいでしょう。ノートパソコンの重さは1〜2kg程度が一般的。ひんぱんに持ち歩くのであれば、1.3kg未満のモデルが望ましいと言えます。画面サイズは小さいほうが重量は軽くなる傾向があるため、13インチや14インチが有力候補になります。
・動画編集で使う場合
高性能ノートパソコンが必須です。動画編集に代表される高い処理能力が求められる(高負荷な)作業をする場合、格安ノートパソコンでは処理が追いつきません。以下に紹介する最低限確保すべき「スペック」を参考に、さらなる高性能モデルを選びましょう。

ノートパソコン選びでは「何に使うか」を明確にすることが、満足度の高い買い物につながります。高性能モデルは魅力的ですが、用途によってはオーバースペックになることも。持ち運びの頻度や作業内容を整理することで、価格と性能のバランスが取れた1台を見つけやすくなります。
ノートパソコンのスペックは複雑そうに見えますが、富士通のノートパソコンを検討するうえで知っておきたい項目は3つのみ。それが「CPU」「メモリー」「ストレージ」です。富士通の公式サイトでの製品購入ページでも選択を迫られるので、ここだけは押さえておきたいところです。
「CPU」は、処理速度を左右する最重要パーツです。文書作成や動画視聴など一般的な作業を快適にこなすには、インテル製なら「Core i5」以上、AMD製なら「Ryzen 5」以上が「ひとまず安心」と言える目安です。また、同じシリーズでも世代が古いと性能が劣るため、インテルは第13世代以降、AMDは第5世代(7000番台)以降を選ぶと安心です。AI機能を使いたい場合は、NPU(AI処理専用チップ)搭載モデルを選び、「TOPS」という性能指標にも注目しましょう。
「メモリー」は、同時処理できるデータ量に関わるため、容量16GB以上がおすすめ。16GB以上であれば、複数のアプリを同時に使う場面でも快適に動作します。
「ストレージ」は、データ保存の容量です。512GB以上あれば事務作業には十分で、画像編集では最低限のライン。
これらのスペックは、あくまで一般的な用途での基準です。動画編集をするなら、さらに高性能なCPU、メモリーに加え、大容量のストレージを選ぶのが望ましいでしょう。

ノートパソコンのスペック選びは、難しそうに感じるかもしれませんが、基本を押さえれば迷いにくくなります。特にCPU、メモリー、ストレージは、使い勝手に直結する要素です。「何をしたいか」を軸に選ぶことで、購入後に後悔しないモデルを選びやすくなります。
<基準1>事務作業や動画視聴をストレスなく行える基本性能があること
基準は
CPU:Core i5(第13世代)以上、Ryzen 5 7000番台以上
メモリー:容量16GB以上
SSD:容量512GB以上
<基準2>写真や動画を高精細に表示できる画面解像度(フルHD以上)があること
<基準3>ディスプレイなど周辺機器との十分な接続性(USB Type-C、HDMIの搭載)があること
| 製品 価格.com最安価格 | 画像 | CPU | メモリー | ストレージ | 画面サイズ | 解像度 | 駆動時間 | サイズ | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ![]() | Core i5 1335U | 16GB | 512GB | 15.6インチ | フルHD(1920×1080) | JEITA Ver3.0:4.9時間(動画再生時)/8.1時間(アイドル時) | 360(幅)×19.9(高さ)×243(奥行)mm | 1.7kg |
| ![]() | Core i5 1335U | 16GB | 512GB | 14インチ | WUXGA(1920×1200) | JEITA Ver3.0:10.6時間(動画再生時)/32時間(アイドル時) | 308.8(幅)× 17.8(高さ)× 209(奥行)mm | 0.86kg |
| ![]() | Core Ultra 7 255U | 16GB | 512GB | 14インチ | WUXGA(1920×1200) | JEITA Ver3.0:7時間(動画再生時)/18時間(アイドル時) | 308.8(幅)× 17.8(高さ)× 209(奥行)mm | 0.634kg |
| ![]() | Ryzen 5 7535U | 16GB | 256GB | 14インチ | WUXGA(1920×1200) | JEITA Ver3.0:9.9時間(動画再生時)/18.5時間(アイドル時) | 313.4(幅)× 20.4(高さ)× 223(奥行)mm | 1.3kg |
| ![]() | Ryzen 5 7430U | 16GB | 256GB | 15.6インチ | フルHD(1920×1080) | JEITA Ver3.0:5.7時間(動画再生時)/10時間(アイドル時) | 360(幅)× 25(高さ)× 235.5(奥行)mm | 1.7kg |
| ![]() | Core i7 1355U | 16GB | 256GB | 16インチ | WUXGA(1920×1200) | JEITA Ver3.0:4.5時間(動画再生時)/10.2時間(アイドル時) | 360(幅)× 26.8(高さ)× 243.5(奥行)mm | 1.9kg |

15.6インチのフルHD(1920×1080ドット)液晶とテンキー付きキーボードを採用し、実用性を追求したノートパソコンです。オンライン学習や家計管理、資料作成といった日々の作業も快適にこなせます。高性能な第13世代「Core i5 1335U」と16GBメモリー、512GB SSDを搭載しており、複数アプリの同時利用や動画視聴もスムーズに行えます。
1.7kgの本体は室内での持ち運びにも適しており、USB Type-C×2、USB Type-A×2、HDMI×1、有線LANといった豊富なインターフェイスで、ビジネスから家庭での利用まで柔軟に対応します。普段使い用途で高性能を求めない学生ファミリー層はもちろん、コストを重視しながらも、安定した動作と快適な操作感を求める人におすすめの1台です。

機動性と実用的な性能を両立したモデルです。縦に広い14インチのWUXGA(1920×1200)ディスプレイと第13世代の「Core i5 1335U」を組み合わせることで、文書作成やWeb閲覧、動画再生などの作業をスムーズに行えます。重量は0.86kgと軽く、最大10.6時間(動画再生時)駆動するバッテリーを搭載しているため、カフェや図書館など外出先でも電源を気にせず作業できます。
さらに、軽量化を追求しながらも、USB Type-C(Thunderbolt 4対応)×2、USB Type-A×2、HDMI×1、microSDメモリーカードスロット×1、有線LAN×1など多様なインターフェイスを備えており、外付けディスプレイや周辺機器を利用するために、別売りのアダプターを用意する必要がありません。コストを抑えつつ、日ごろの作業を効率よくこなしたい学生やビジネスパーソンに適した1台です。

「重い荷物は持ちたくない、でも性能には妥協したくない」と考える、アクティブなビジネスパーソンや学生におすすめ。14インチとして最軽量クラスとなる0.634kgの驚異的な軽さながら、高性能CPU「Core Ultra 7 255U」を搭載し、簡単な映像編集や、多数のアプリケーションを同時に起動するマルチタスクもスムーズに実行できます。
さらに、USB Type-C×2、USB Type-A×2、HDMI×1、microSDメモリーカードスロット×1、有線LAN×1などのインターフェイスを備えており、外付けディスプレイや周辺機器との接続も、アダプターなしで快適に行えます。一般的なモバイルPCと比べて価格は高めですが、その超軽量化と高性能の両立には相応の価値があります。カバンに入れても存在を忘れてしまう軽さで、重い作業もストレスなくこなしたい人に最適なパートナーとなることでしょう。

アクティブなビジネスパーソンや学生に最適なモデル。「Ryzen 5 7535U」と16GBメモリーを搭載し、動画編集や複数アプリの同時利用といった作業も快適にこなせます。さらに、14インチWUXGA(1920×1200)液晶は縦に広く、一般的なフルHD(1920×1080)より表示領域に余裕があるため、資料作成やWeb閲覧の効率を高められます。
ストレージは256GB SSDを搭載。本記事の選定基準はSSD容量512GB以上としていますが、このモデルは容量が少なめの構成となっており、必要に応じてクラウドストレージなどを併用すると安心です。
また、1.3kgの軽量ボディながら、USB4対応のUSB Type-CやHDMIなどの充実したインターフェイスを備えているのも大きな魅力。顔認証カメラやAIノイズキャンセリング機能を装備しているため、カフェやコワーキングスペースでも快適かつ安心してテレワークが行えます。モバイル性とデスクトップ級のパワーをバランスよく求めるユーザーにふさわしい1台です。

15.6型フルHD(1920×1080)スーパーファイン液晶とテンキー付きキーボードを備え、家庭やテレワークに最適なスタンダードノート。「Ryzen 5 7430U」と16GBメモリーを搭載しオンライン学習や資料作成、写真整理や動画視聴など、日常の作業を快適にこなせます。1.7kgの本体は据え置き用途に適しており、部屋間の持ち運びもしやすいバランスです。
ストレージは256GB SSDを搭載。本記事の選定基準はSSD容量512GB以上としていますが、このモデルは容量が少なめの構成となっており、必要に応じてクラウドストレージなどを併用すると安心です。
また、USB Type-CやHDMI、SDメモリーカードスロットといったインターフェイスに加えて、DVDスーパーマルチドライブを備えているのもポイント。リビングで家計簿を付けたり、子どものオンライン授業や教材ディスクを再生したりと、家庭内のさまざまなシーンで活躍する1台です。

16インチの大画面を活用して、動画鑑賞や画像編集などを自宅で快適に楽しみたい人におすすめ。第13世代の「Core i7 1355U」と16GBメモリーを組み合わせることで、画像編集やオンライン会議など負荷の高い処理もスムーズです。複数のアプリケーションを同時に起動しても動作が遅くなる心配がありません。
ストレージは256GB SSDを搭載。本記事の選定基準はSSD容量512GB以上としていますが、このモデルは容量が少なめの構成となっており、必要に応じてクラウドストレージなどを併用すると安心です。
本体は重量1.9kgとしっかりしたサイズ感で、据え置き利用に向いています。USB Type-CやHDMI、有線LANなど豊富なインターフェイスに加えて、DVDスーパーマルチドライブも搭載。自宅でのテレワークや動画編集、家族でのエンタメ用途まで幅広く対応できる1台といえます。
2025年春モデル以降、従来の「LIFEBOOK」のシリーズ名が整理され、製品コンセプトを明確にする「FMV Note」を冠した名称に順次移行しています。これにより、モデル選びがより直感的にわかりやすくなりました。
主に、究極の軽さを追求した超軽量モバイル「FMV Note U」シリーズ、モバイルと性能のバランスを重視した「FMV Note M」シリーズ、大画面のスタンダード「FMV Note A」シリーズなど、用途に応じたシンプルな名称に再編されています。
「FMV」のノートパソコンは、直販サイト「富士通 WEB MART」のほか、家電量販店や通販サイトなどから購入できます。なかでも価格.comだけで購入できる限定モデルは、スペックや価格が特別仕様になっているため、特にコストパフォーマンスを重視する人におすすめです。
直販サイト「富士通 WEB MART」では、CPUやメモリー、ストレージ、Microsoft Officeの有無などを自由に選べるカスタムメイドモデルを提供しています。さらに、直販ならではの特典として、送料無料や最長5年のワイド保証といったサービスも利用できます。
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