ゲーミングノートPC選びで「安物買いの銭失い」をして損をしていませんか? 何も考えず安いモデルを購入してしまうと、 性能不足で最新ゲームがカクついたり、すぐに買い替えが必要になったりと、選び方の失敗は痛い出費につながります。本特集では、価格.comの人気ランキングを徹底分析したうえで、長く快適に使えるコスパ最強のゲーミングノートPC を厳選して紹介します。
「Lenovo LOQ 15AHP10 Ryzen 7 250・RTX 5060」
【価格.comマガジンがレノボ「Lenovo LOQ 15AHP10 Ryzen 7 250・RTX 5060」をおすすめする理由】
1.格安ながら十分なスペック(「Ryzen 7」「RTX 5060」)
2.15.6インチフルHD/144Hz液晶がスムーズな映像体験を実現
3.独自の冷却設計によってパフォーマンスが安定
【ただし、こんな人には向きません】
1.ひんぱんに持ち運ぶモバイル重視の人(軽量・薄型を優先する人)
2.15万円程度の最安クラスを探しているコスト重視派
3.4K/240Hzなど最高性能を求めるハイエンドゲーマー
数あるゲーミングノートPCの中で、今最もおすすめしたいのがレノボの「Lenovo LOQ 15AHP10 Ryzen 7 250・RTX 5060」です。
本製品のポイントは、ゲーミングノートPCとしては低価格ながら最新ゲームを楽しむのに十分な性能を搭載していること。CPUに「Ryzen 7 250」、GPU(グラフィックボード)にミドルレンジの「GeForce RTX 5060 Laptop GPU」を採用しているうえ、15.6インチのフルHDディスプレイは144Hzの高速リフレッシュレートに対応。動きの速いゲームでも滑らかな描画で表示できます。
さらに、静音性と冷却性を両立した独自の冷却システム「ハイパーチャンバー冷却テクノロジー」により、長時間プレイでのパフォーマンス低下を防げるのも特徴。コストパフォーマンスにすぐれた万能モデルとして、「初めてのゲーミングノート」にもおすすめです。

ゲーミングノートPCとして及第点のスペックを備えながら、「GeForce RTX 5060 Laptop GPU」搭載機として高いコストパフォーマンスを実現したモデル。冷却性能にすぐれているのもポイントで、安心して選べる1台です。
ゲーム用のPCに求められる絶対条件は「高性能」です。快適にプレイするためには、高負荷な最新ゲームに対応できる処理性能を持つGPUとCPUを搭載したPCを使用する必要があります。
ゲーム用のPCとしては、「ゲーミングノートPC」と「ゲーミングPC」(デスクトップタイプ)を選べます。両者は、処理性能が高いことに加えて、直線的でエッジの効いたデザインや、RGBライティングによる光の演出機能を採用するモデルが多いのも特徴。どちらも、ゲーム用として所有欲を満たす筐体に仕上がっています。
ゲーミングノートPCとゲーミングPCの違いは、大きく「携帯性」「性能」「拡張性」の3点です。ゲーミングノートPCを選ぶ最大のメリットは携帯性。据え置き型のゲーミングPCとは違い、好きな場所に持ち込んでプレイでき、使わないときはコンパクトに収納可能です。
同等の性能で比較するとデスクトップPCのほうが安価な傾向にありますが、ディスプレイやキーボードなどを別途揃えるコストを考慮するとゲーミングノートPCのほうが手軽です。

最新のゲーミングノートPCは性能が高く、ゲーミングPC並みのパフォーマンスを発揮するモデルが増えています。排熱性能も向上しているので、メイン機としても十分活躍します。ただし、拡張性が低い点には注意。将来的なアップグレードを考慮するならゲーミングデスクトップPCを選ぶようにしましょう。
ゲーミングノートPC のスペックで最も重視したいのがGPUです。GPUはゲーム映像の描画を担当する心臓部で、ゲームの快適さを決めるパーツ。「Apex Legends」「Arc Raiders」などのFPSやTPS、「モンスターハンターワイルズ」などのアクション、「原神」などのオープンワールドRPGといった、あらゆる種類のゲームをプレイするうえで基幹となる部分です。妥協すると画質が粗くなったり動きがカクついたりする原因になるので、より高性能なGPUを搭載するモデルを選ぶようにしましょう。
最新ゲームを快適に楽しむなら、GPUはNVIDIAの「GeForce RTX 50」シリーズが推奨されます。基準となるのは、現在のスタンダードとなるミドルレンジの「RTX 5060 Laptop GPU」。このGPUを搭載していれば、多くの場合、最新AAAタイトルでもフルHD画質で高フレームレートを維持できます。
さらに高い解像度(WQHD:2560×1440以上)やフレームレートを求めるなら、「RTX 5070」以上の上位モデルを検討しましょう。

「RTX 5060 Laptop GPU」は高負荷なゲームをプレイするのに必須のGPUです。これよりも性能が低いGPUの場合、ゲームによっては快適にプレイできない場合があります。予算を抑えたい場合でも、「RTX 5060」搭載機を選んだほうが長期的な満足度は高くなります。
CPUはすべての処理の中心を担う、“パソコンの頭脳”に例えられる重要なパーツです。ゲームプレイにおいてCPUの性能が低いとボトルネックになり、GPUのパフォーマンスを引き出せません。ゲームの実況配信や録画、動画編集も視野に入れるなら、インテル「Core i7/i9」「Core Ultra 7/9」、AMD「Ryzen 7/9」といった中上級以上のCPUを搭載するモデルを選ぶようにしましょう。
メモリーは、容量16GBが快適に遊ぶための最低ラインです。最新の3Dゲームはメモリーの消費量が激しいため、8GBでは動作はほぼ不可能と考えてください。

ゲームを快適に楽しむにはCPUとメモリーのスペックも大事です。実況配信や録画を同時に行いたい場合は、より大容量の32GBメモリー搭載モデルを選ぶとよりスムーズな処理が可能です。
ゲーミングノートPCを選ぶ際は、ディスプレイのリフレッシュレート(Hz)も必ずチェックするようにしましょう。
リフレッシュレートは1秒間に画面が何回更新されるかを示す数値。この数値が高いほど映像がより滑らかに表示されます。一般的なディスプレイが対応する「60Hz」では、「Apex Legends」や「モンスターハンターワイルズ」といった、一瞬の動きが多いFPSやアクションゲームにおいて残像感やカクつきが発生します。
ゲームを心地よくプレイするためには、最低でも「144Hz」以上に対応するモデルを選ぶことを強くおすすめします。144Hz以上あれば動きが格段に滑らかになり、敵の視認性が向上。エイムも合わせやすくなります。快適さとともにゲームの“勝率”を上げることにつながります。
ゲーミングノートPCのディスプレイ解像度はフルHD(1920×1080、16:9)が主流です。事務作業などでも活用したいなら、縦方向の画面表示範囲が少し広いWUXGA(1920×1200、16:10)を選ぶとよいでしょう。より高精細な映像を楽しみたい場合は、高解像度のWQHD(2560×1440、16:9)がおすすめです。

ディスプレイのスペックは「144Hz」「フルHD」が基準です。上位モデルでは165Hzや240Hz、さらには300Hzを超えるハイリフレッシュレートに対応する機種も存在しますが、より高額になります。GPU、CPUとのバランスを見て予算に合ったモデルを選ぶようにしましょう。
<基準1>GPU:「GeForce RTX 5060 Laptop GPU」以上を搭載
<基準2>CPU:「Ryzen 7/9」「Core i7/i9」「Core Ultra 7/9」を搭載
<基準3>ディスプレイ:リフレッシュレート144Hz以上
| 製品 価格.com最安価格 | 画像 | 詳細を見る | 製品タイプ | GPU | CPU | メモリー | SSD | ディスプレイ | リフレッシュレート |
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詳細を見る価格.comへ | エントリー | GeForce RTX 5060 | Ryzen 7 250 | 16GB | 512GB | 15.6インチ液晶/フルHD | 144Hz |
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詳細を見る価格.comへ | エントリー | GeForce RTX 5060 | Core 7 240H | 16GB | 1TB | 15.6インチ液晶/フルHD | 144Hz |
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詳細を見る価格.comへ | ミドルレンジ | GeForce RTX 5060 | Ryzen 9 8940HX | 32GB | 512GB | 15.6インチ液晶/WUXGA | 165Hz |
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詳細を見る価格.comへ | ミドルレンジ | GeForce RTX 5070 | Core i9 14900 | 32GB | 1TB | 15.6インチ液晶/WQHD | 165Hz |
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詳細を見る価格.comへ | ハイエンド | GeForce RTX 5070Ti | Core Ultra 9 275HX | 32GB | 1TB | 16インチOLED/WQXGA | 240 Hz |

予算を抑えたい学生や初心者に強くおすすめしたいゲーミングノートPCです。
CPUに8コア/16スレッドの「Ryzen 7 250」、GPUに「GeForce RTX 5060 Laptop GPU」を搭載しながら、2025年12月24日時点での価格.com最安価格は約22万円。フルHD/144Hz仕様の15.6インチ液晶を搭載するモデルとして高コストパフォーマンスを実現しています。
安価ながら作りはしっかりしており、独自のハイパーチャンバー冷却機構によって高負荷なゲームプレイ時でもキーボード面が熱くなりにくくなっています。
メモリーが16GB、SSDが512GBと標準的な構成のため、多数のゲームを保存したり動画を編集したりする場合は容量不足を感じるかもしれませんが、コストパフォーマンスが非常に高く、「初めてのゲーミングノートPC」に最適です。

サイバーパンクな世界観をイメージしたスケルトンデザインが特徴のモデル。側面や底面に半透明のスケルトン素材を採用しています。
性能面では、10コア/16スレッドの「Core 7 240H」と「GeForce RTX 5060 Laptop GPU」を搭載するほか、フルHD/144Hz仕様の15.6インチディスプレイを採用。「4ゾーンRGBバックライト」搭載の高耐久キーボードや、シェアヒートパイプによる冷却機構など、ゲーミング用としての機能も充実しています。
メモリー容量が16GBなので、ゲーム配信や録画を同時に行うにはやや余裕がありませんが、近未来的な見た目が好きな人にはたまらない1台です。

価格と性能のバランスが非常に優秀な、ミドルレンジクラスのゲーミングノートPCです。
16コア/32スレッドの高性能なCPU「Ryzen 9 8940HX」と「GeForce RTX 5060 Laptop GPU」に加えて、より大容量な32GBメモリーを搭載するのがポイント。ゲームの実況配信や録画を同時に行えるスペックを実現しています。
さらに、リフレッシュレート165Hzの16インチディスプレイを採用するのも特徴。縦方向に少し広いWUXGA(1920×1200、16:10)解像度なので、ゲームだけでなく事務作業にも適しています。
高負荷なゲームに対応できるゲーミングノートPCを安く手に入れたい人にぴったりのハイスペック機です。
なお、ASUSは本機の姉妹機として、ミドルハイクラスのGPU「GeForce RTX 5070 Laptop GPU」を搭載する上位モデルも用意しています。価格は高くなりますが、さらなるグラフィック性能を求めるなら選択肢に入れておきたいです。

MSIの高品質なゲーミングノートPC「Katana」シリーズの人気製品。最新ゲームをより快適に楽しみたい人におすすめの高性能モデルです。
GPUにミドルハイクラスの「GeForce RTX 5070 Laptop GPU」を搭載するうえ、CPUには、デスクトップPC向けに匹敵する性能を持つ24コア/32スレッドの「Core i9 14900HX」を採用。メモリーは32GB、SSDは1TBと十分な容量を確保しているので、ゲームの実況配信や録画にも対応可能です。
さらに、ディスプレイは240Hzの高リフレッシュレートに対応する15.6インチWQHD(2560×1440)液晶を採用。FPSや格闘ゲームなど動きの速いゲームでも、より滑らかな映像を表示できます。
あらゆるゲームを高フレームレート・高画質で楽しみたい場合に選択したい1台です。

「Core Ultra 9 275HX」と「GeForce RTX 5070Ti Laptop GPU」を搭載した、現行最強クラスのフラッグシップモデル。ゲームだけでなく、プロレベルの3Dモデリングや4K動画編集など、負荷の最も高いクリエイティブ作業もサクサクこなせるモンスターマシンです。
特筆すべきは、WQXGA(2560×1600)の高解像度と240Hzの高リフレッシュレートに対応する16インチ OLED(有機EL)ディスプレイ。一般的な液晶では再現できない鮮やかな色彩と「完全な黒」を表現し、ゲームへの没入感を最大限に高めます。
最高の画質とパフォーマンスを求め、予算に糸目をつけないユーザーにとって最高の選択肢と言えます。価格は高額ですが、デスクトップPCを置き換えるメインマシンとして考えれば、省スペースかつ最強の環境が手に入ります。
プレイするゲームの要求スペックや使用頻度によって変わりますが、一般的には3年〜5年程度と言われています。
毎日長時間高負荷なゲームをする場合はバッテリーやファンの消耗が早まり、その分故障の頻度も増えます。最新スペックのモデルを買っておけば、数年後に発売される重いゲームにも対応できるため、結果的に長く使えます。
もちろんです。ゲーミングPCは非常に高性能なので、WordやExcel、PowerPointなどのオフィスソフトがサクサク快適に動作します。
ただし、バッテリー持ちが悪い機種が多いため、大学やカフェで長時間作業する場合は電源の確保が必要。また、普段使いでは、PCの負荷が高まると冷却用ファンの回転数が上がり、大きな音が出ることがある点にも注意してください。なお、キーボードが光るタイプのモデルは、大抵設定でオフにできます。
非常に快適に使えます。ゲームに必要な高性能GPUは動画のエンコードにも役立ちます。特に高画質の4K動画編集を行う場合、高性能GPUと32GB以上のメモリーが推奨されます。高い冷却性能も動画編集のような長時間の高負荷作業において有利に働きます。
初心者にはおすすめしません。前の持ち主が酷使してバッテリーやファンが消耗しているリスクが高いからです。
ゲーミングPCは日進月歩で性能が進化しており、古い型落ちの中古を買うより、最新のエントリーモデルのほうが性能が高いことも多々あります。保証期間が切れていることも多いため、故障した際の修理費が高額になるリスクを考えると、新品購入が安心です。
「GeForce RTX 50」シリーズは最新世代であり、前世代の「RTX 40」シリーズより電力効率と性能が向上しています。最新のAI技術を活用したゲーム性能向上機能も進化しており、より高いフレームレートが期待できます。
「RTX 40」シリーズは価格が手ごろになっているため、コストパフォーマンスを重視するなら魅力的ですが、長く安心してゲームを快適に楽しみたいのなら、「RTX 50」シリーズを搭載するモデルを選択しましょう。
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