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人気11社の2016年以降の新サービスや料金をまとめて解説

音声通話付き格安SIMカード、2016年夏の陣

スマートフォンの通信費を大幅に引き下げてくれる格安SIMカード。一時の価格競争は落ち着いたが、各社がユニークなサービスを提案して差別化ポイントを競っている。今回は人気11社の音声通話対応SIMカードについて、2016年6月3日時点の最新情報をまとめてみた。

※本記事中の価格は特記のない場合は税別価格で統一しています。

最低契約期間なし!50GBプランなど豊富なプランを気軽に選べる
「イオンモバイル」

流通大手のイオンが手がける「イオンモバイル」の格安SIMカードサービスは、NTTドコモのネットワークを使用する。11種類という豊富なメニューのうち最安となるのは「音声500MBプラン」の1,180円だ。逆に最大のものでは、月間50GBという大容量に対応する「音声50GBプラン」が月額14,800円で用意されるなど、幅広いプランが魅力だ。

いっぽう、3枚までのSIMカードに対応する「シェアプラン」は、月間4GBから50GBの8プランが用意される。下記の料金は、音声通話SIM1枚とデータ通信SIM2枚のものだが、1枚あたり月額700円の「シェアプラン 音声追加オプション」を使えば、データ通信専用SIMカードを音声通話付きSIMカードに切り替えることができる。

なお、イオンモバイルのSIMカードは、最低契約期間や、違約金がないのも特徴。そのため、「ちょっと試してみたい」場合でも選びやすい。

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「ファミリーシェアプラン」が最大10枚までのSIMカードに対応
インターネットイニシアティブ「IIJmio」

インターネットイニシアティブの音声通話付きSIMカードサービス「みおふぉん」は、NTTドコモのネットワークを使用する。用意される料金プランは、「ミニマムスタートプラン」、「ライトスタートプラン」、「ファミリーシェアプラン」の3種類だ。

2016年1月以降に行われた大きなサービスの変更点として、「ファミリーシェアプラン」で利用できるSIMカードの枚数が、従来の3枚から10枚へ大幅に増やされたことがある。追加するSIMカードは、音声通話付き、データ通信専用など組み合わせは自由なので、家族との共有や、複数の機器を使いたい場合に柔軟に活用できる。なお、4枚目以降の追加につき月額400円の料金がかかる。

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速度制限時の初速をアップする「バースト転送機能」を開始!
NTTコミュニケーションズ「OCN モバイル ONE」

NTTコミュニケーションズの格安SIMカードである「OCN モバイル ONE」(NTTドコモのネットワークを使用)のうち、音声通話対応のプランは、2つの日次コースと、4つの月次という合計6種類のラインアップだ。なお、料金の改定は2016年1月以降行われていない。

なお、2016年6月16日より、新しいサービスとして「バースト転送機能」が開始される。これは、通信速度が200kpbsに制限された状態でも、通信開始当初の150KBについてはフルスピードが適用されるというもの。これによって、Web閲覧やSNSなどデータ通信負荷の軽い用途であれば比較的快適に利用できるようになる。

また、2016年8月31日までの期間に新規契約を行ったユーザーを対象にした「データ増量キャンペーン」も実施中だ。これは、日次コースであれば1日あたり50MB、月次コースであれば1か月あたり1GBの容量が、それぞれ契約後1年間にわたって追加されるというものだ。

※「データ増量キャンペーン」期間中に契約した場合1年間追加される。
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10GBプランやプレミアムコースが新たに開始される
ケイ・オプティコム「mineo」

NTTドコモとauの両ネットワークに対応する唯一のサービスが「mineo」だ。新たに通信容量10GBの大容量プランが加わった。10GBプランの料金は、ドコモプランで3,220円、auプランでは3,130円となっている。これで「mineo」の料金プランは、500MB、1GB、3GB、5GB、10GBという5種類のラインアップとなった。

もうひとつ、注目したい新サービスとして「プレミアムコース」が試験サービスを開始している。これは、既存ユーザーとは別に用意された帯域を使い、混雑時でも安定したスピードを確保できるというユニークなものだ。6月よりドコモプランとauプランのユーザー各100名を選びテスト運用を開始。正式サービスの開始は9月を予定している。

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さらなる値下げが実施された
DMM.com「DMM mobile」

NTTドコモのネットワークを使用する「DMM mobile」。以前から価格の安さで知られた存在だったが、4月1日に料金がさらに見直され、音声通話SIMのプランでは、2GBプランが1,470円から1,380円に、5GBプランも1,970円から1,910円に、8GBプランが2,840円から2,680円に、10GBプランが2,950円から2,890円に、15GBプランが5,270円から4,300円に、20GBプランが6,790円から5,980円にそれぞれ値下げされた。

また、3枚までのSIMカードが追加できるシェアプランも16プラン中15プランで値下げされている。

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5段階定額や無制限プランなど3種類の音声通話プランを用意する
日本通信「b-mobile」

日本通信の音声通話付きSIMカードは、「b-mobile おかわりSIM 5段階定額 音声付」と、「b-mobile SIM高速定額 音声付」およびそのバリエーションの「b-mobile SIMライトプラン 音声付」の3種類から選ぶことができる。いずれもNTTドコモのネットワークを使用している。

「おかわりSIM」は、1GB〜5GBの5段階で、月々の使った分だけ請求が発生し、月ごとのデータ通信容量の変動が大きい人にはとても使いやすい。最低となる1GBでは1,300円、5GBでは2,300円という料金だ。5GBを超えた場合については、b-mobileのほかのサービスと同様に、300円/100MB、1,200円/500MBで追加容量をチャージできる。

もうひとつの「b-mobile SIM高速定額 音声付」は、月額2,780円でデータ通信の容量と通信速度が無制限というもの。ヘビーユーザーにとってはかなり魅力的なプランだ。

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7月末までのキャンペーンを実施中
ビッグローブ「BIGLOBE SIM」

ビッグローブの格安SIMカード「BIGLOBE SIM」(NTTドコモのネットワークを使用)のうち、音声通話付きSIMカードは、1GB、3GB、6GB、12GBという4種類の料金プランが用意されている。2016年になってから料金の改定は行われていないが、6GBの「ライトS」プランと12GBの「12ギガプラン」を対象にしたキャンペーンが、2016年6月1日〜7月31日の期間で実施されている。

このキャンペーンでは、最長で2か月間月額料金が無料になるが、月額380円のセキュリティサービス「セキュリティセット・プレミアム」を契約と同時につけると、最長3か月間、同セキュリティサービスと月額料金が無料になる。

なお、6GBの「ライトSプラン」では2枚まで、12GBの「12ギガプラン」では4枚までのSIMカードの追加が可能となっている。

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LINEのテキストなどは無料で送受信利用可能。定額プランも新たに用意
FREETEL「FREETEL SIM」

FREETELの音声通話SIMカードは2016年5月27日に大幅にリニューアルされた。従来からの「使った分だけ安心プラン」に加えて、「定額プラン」が新たに加わっている。
また、6月3日より、月間1GBのデータ通信料を無料にする「最大1年間0円キャンペーン」が実施される。このキャンペーンでは、音声通話付きSIMカードの場合、当初の6か月間について1GB分の通信料が無料となり、通常の月額料金1,199円が月額700円(1GBプラン)で利用できる。

なお、FREETELのSIMカード共通のサービスとして、「LINE」「WhatsApp」「WeChat(微信)」といった各SNSの一部サービスについては通信料がかからない。国内で人気のLINEでは、「LINEトーク」のうちテキストメッセージと画像、スタンプの送受信にかかるデータが無料となる。iPhone専用SIMカードは、これに加えて「App Store」の検索とアプリのダウンロードも無料になる。

音声通話では、「FREETELでんわ」が用意される。月額399円で1分間のかけ放題、月額840円で5分間かけ放題、30秒の通話料金が20円から10円という3種類のメニューがあり、好きなものを選ぶことができる。

※「最大 1年間 0円 キャンペーン」適用中の料金
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着信転送や番号通話リクエストが無料で使える、au系SIMカード
UQコミュニケーションズ「UQ mobile」

KDDIの関連会社である「UQコミュニケーションズ」は、モバイルデータ通信のWiMAXサービスに加えて、auの回線網を専門に扱うMVNOでもある。音声通話付きSIMカードのプランは、月間3GBの高速通信が可能な「データ高速+音声通話プラン」と、最大通信速度500kbpsに制限されるが通信容量無制限の「データ無制限+音声通話プラン」の2種類が用意される。通信容量無制限プランは、au系格安SIMカードでは唯一の選択肢になっている。

なお、非VoLTE用SIMカードについては、着信転送、割込通話、番号通話リクエストの各オプションサービスを無料で利用可能だ。VoLTE用SIMカードの場合は、割込通話についてのみ月額200円の料金が発生する。

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公衆Wi-Fiの新サービス「U-NEXT Wi-Fi」もスタート
U-NEXT「U-mobile」

NTTドコモのネットワークを使う「U-mobile」では、音声通話付きSIMカードとして、3種類の容量無制限コースを含む合計6種類のプランが用意されている。容量無制限コースは、最低契約期間が6か月の「LTE 使い放題」と、12か月の「LTE 使い放題2」という2種類を選べる点がユニークだが、さらに、U-NEXTの音楽聴き放題サービス「スマホでUSEN」とLTE 使い放題をセットにした「USEN MUSIC SIM」も選ぶことができる。

また、5月30日より、公衆Wi-Fiスポットサービス「U-NEXT Wi-Fi」がスタートした。これは、「U-mobile」のSIMカードを使っているユーザーであれば追加料金不要で利用できるWi-Fi接続サービスで、コンビニや主要駅、カフェなど全国約4万か所にアクセスポイントを設置する予定という。

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1回5分以内の音声通話がかけ放題のオプションも!無料メールアカウントも用意
楽天「楽天モバイル」

「楽天モバイル」(NTTドコモのネットワークを使用)では、音声通話付きプランを4種類用意する。基本的なサービスや料金に変更はないが、2016年1月より、格安音声通話サービス「楽天でんわ」で、1回5分以内の国内通話なら、月額850円でかけ放題にする「5分かけ放題オプション」が始まっている。なお、このオプションを使わない場合でも「楽天でんわ」の音声通話料金は、通常の半額となる10円/30秒なので、音声通話の機会が多いユーザーにとってはなかなか魅力的な存在と言えるだろう。

また、「楽天モバイル」ユーザー向けの無料のメールアドレス「楽天メール」も魅力的だ。これは、15GBまで保存可能な「@rakuten.jp」ドメインのメールサービスで、無料だが広告は入らず、絵文字やデコレーションメールにも対応している。スマートフォンはもちろんだが、PCからも利用できる。

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田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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