誰にでも、起きるかもしれないこと。日常の影にひそみ、私たちを狙う恐怖。それは、ある日突然やってくる。そう、スマホの水没。皆さんは経験があるでしょうか? 私はその昔、初めて手に入れた携帯電話をトイレに落としてから、何かと水には縁のある人間でございます。
スマホが水没した場合、焦って電源を入れてはいけないというのは有名な話ですね。その行為がトドメをさす可能性があります。じゃあどうすればいいのか? 一に乾燥、二に乾燥でございます。今回はその「乾燥」にまつわる便利グッズをご紹介しましょう。
こんな商品があるとは…! 愛機の水没によって絶望の淵にいる人間には輝いて見えそうですね。
![]() |
中には密閉できる袋が1つと、乾燥剤が詰まった小袋が2つ |
![]() |
裏面には使い方と注意点が書いてあります |
使い方はカンタン。バッテリーやフタなど外せるものはすべて外して、水気を拭き取って袋に入れるだけです。あとはひたすら待ちます。水没の程度によりますが、1日〜2日程度。その後、電源を入れてみて、無事に復活していれば救済完了、という流れ。
パッケージにはスマホと書いてありますが、袋に入るものならデジカメでもゲーム機器でもなんでも大丈夫です。サイズは今回購入したSサイズとLサイズの2種類発売されていますので、対応機器は幅広いでしょう。
残念ながら(?)今、手元に救済を必要としている電子機器がないのですが、乾燥の実力を見たい。知りたい。試したい。…ということで、用意しましたのは濡れタオルです。
![]() |
ハンドタオルを濡らします。軽く絞りましたが水がしたたる程度にはびちょびちょです |
こいつを袋に入れて、ひと晩放置します。すると…
![]() |
おお、結構乾いてる! |
カラッカラとまではいかないものの、ひと晩で「しっとり」くらいに乾きました。結構びちょびちょの状態で入れたので、普通にその辺に置いておいたのではここまで乾きません。乾燥の実力はホンモノのようですね。乾燥剤が変色するまで繰り返し使えるようなので、もしもの時のための保険として大事に持っていようと思います。
皆さんも、レジャーのお供に、防災用品に、お1ついかがでしょうか。