枕に付いたイヤなニオイを脱臭できる「まくら」モードを新搭載

レイコップ史上最高かも!? コードレスになった「レイコップRX」の操作性とゴミ取り性能がバツグンすぎる!

このエントリーをはてなブックマークに追加

気温も湿度も高くなるこれからの季節はダニが発生しやすくなるため、これまで以上に寝具のケアが重要となります。昔ながらの天日干しを行うという手もありますが、花粉やPM2.5の付着が気になるなら布団クリーナーを使うのも賢い選択。今回は、コードレスになったレイコップ「RX-100JWH」(以下、レイコップRX)を試してみます。充電式になったことで操作性は高まる予感がしますが、ゴミの除去性能は落ちていないのかなど、レイコップRXの実力を調査!

たたき効果もアップしたコードレス仕様

複数のラインアップを展開するレイコップにおいて、レイコップRXは最上位の位置付けとなります。そのため、搭載されている機能も最上レベル! これまでの最上位機(レイコップRP)にしか採用されていなかった、布団の汚れを吸引するとともに70℃の温風を放出して布団内部の湿度を取り除く「ドライエアブロー」も装備。さらに、レイコップRXのみの機能として枕を3分間で99%除菌、90%脱臭する「まくら」モードが追加されたほか、寝具の種類を検知して吸引力を調節する「自動」モードも備えています。もちろん、レイコップの布団クリーナーのウリである“UV除菌+たたき+吸引”からなる「光クリーンメカニズム」も健在。紫外線を照射することでダニの動きを抑制したところに、45,000回/分の振動で繊維の奥からハウスダストをたたき出し、適度な吸引力で吸い取ります。しかし、レイコップRXの最大注目ポイントは、コードレス仕様となったこと。リチウムイオンバッテリーにより、最大40時間使用できます。

馴染みある三角形デザインですが、電源コードがなくなり充電式となりました

馴染みある三角形デザインですが、電源コードがなくなり充電式となりました

サイズは353.5(幅)×440.2(高さ)×166.3(奥行)mmで、これまでの最上位機「レイコップRP」(左)よりも3.1〜8.8mmコンパクト化。また、重量はバッテリーを内蔵しながらも450g軽くなり、2.95kgとなりました

布団と接する部分には、ブラシと吸込口、UVランプ(中央部)、そして約70℃の温風が放出される穴(銀色の部分)があります

それほど従来モデルから変化していないように見える裏面ですが、寝具の中からハウスダストをたたき出すための「たたきパッド」がなくなったことに気付きました。実は、ゴミをからめ取るブラシに“たたく”機能がドッキング。ブラシに装備された18個の突起(透明な部分)が布団に振動を与えます

たたき効果を生み出すための突起は吸込口より突出しているので、きちんと布団にアプローチできそう

たたき効果を生み出すための突起は吸込口より突出しているので、きちんと布団にアプローチできそう

ブラシに装備されただけの突起かと思いきや、上下に可動するようになっていました。ブラシの回転にくわえ、突起が上下に動くことで強力なたたき効果を発揮するようです

従来モデルのレイコップRP(左)には4枚のたたきパッド(赤い囲み部分)が装備されており、毎分14,400回(3,600×4)の振動が発生します。いっぽう、レイコップRXの高速振動は毎分45,000回。3倍以上、たたき効果がアップしました。また、吸込口も7cm拡大され、よりパワフルな吸引が望めそう

充電は収納も兼ねたスタンドに立てかけて実行。バッテリー残量ゼロの状態から満充電まで約3.5時間かかります

コードレスでも吸引力は大丈夫? 従来モデルと比較

一般的な掃除機にも言えることですが、コードレスタイプは取り回しがしやすいものの、吸引力は電源コードのあるタイプよりも弱めになりがち。そこで、これまでの最上位機であるレイコップRPとゴミの除去性能を比べてみました。

重曹をまいた敷布団の上をレイコップRP(左)とレイコップRX(右)で逆側まで1回、走行させます

重曹をまいた敷布団の上をレイコップRP(左)とレイコップRX(右)で逆側まで1回、走行させます

写真のように、吸込口が7cm広くなったレイコップRXのほうが1回の掃除機がけでたくさんゴミを除去できることが明らかに! これまでレイコップは本体に対する吸込口の比率が小さかったので、本体幅にあわせて移動させてしまうと取り残しが発生する可能性がありました。吸込口がサイズアップしたことにより、そういった事態も低減されそう

布団クリーナーは基本的に往復させて使うので、今度は、上の写真の状態から両機をそのまま引いてゴミの取れ具合を確かめてみました。

レイコップRXは、一往復すれば通過したエリアの重曹はほぼ完璧に取り除けました

レイコップRXは、一往復すれば通過したエリアの重曹はほぼ完璧に取り除けました

いっぽうレイコップRPは、押した時にはキレイに取れていた重曹が、わずかですが、引きの動作で再び布団に付着してしまいました。何往復かすれば完全に除去できましたが、レイコップRXのほうが除去効率は高いような気がします。たたき部分と吸込口が同じ位置にあるからかも!?

普段使っている布団を掃除してみよう!

充電式でもレベルの高いゴミ取り性能を有することを実感できたので、筆者が普段使用している綿布団を掃除機がけしてみることにしました。なお、レイコップRXには「自動」「サイレント」「パワフル」「まくら」といった4つの運転モードが搭載されていますが、敷布団や掛け布団をキレイにしたい時は「自動」「サイレント」「パワフル」を選択します。なかでも、寝具の通気性を2つのセンサーで検知し、吸引力とブラシの回転をコントロールしてくれる「自動」モードは秀逸。一般的な布団の掃除なら、「自動」モードで問題ないでしょう。

夜間など、動作音が気になる時はブラシの回転スピードが抑えられ、吸引力も控えめになる「サイレント」モード、より強力な吸引力で掃除したい時はブラシの回転数も上がる「パワフル」モードと使い分けることも可能

「自動」「サイレント」「パワフル」の各運転モードでは、温風を出す「ドライエアブロー」機能のオン/オフは任意で選ぶ仕様となります。「ドライエアブロー」をオンにすると、運転時間(自動モードは約13〜40分、サイレントモードは約40分、パワフルモードは約13分)は半分ほどになるので注意

今回は、「ドライエアブロー」をオフにした「自動」モードで運転してみました。掃除機がけを始めて一番に実感したのは、コードがないって快適! ということ。吸込口が大きくなったにもかかわらず、引っかかりを感じることなくスイスイ動かせました

ちなみに、電源コードのあるレイコップRPで同じように掃除してみると、これまでは“そういうもの”と特に不満を感じていなかったのですが、コードレスのレイコップRXを使ったあとだと、コンセントに電源コードを挿したり、布団にコードがまとわりついたりするのがわずらわしく思えてきました。また、複数の寝具を掃除するのもスムーズ!

本体の両側面に排気口が搭載されていますが、前方向に空気が流れるようにガイドが設けられているので排気が直接体に当たらないのも◎

しかも排気は、0.3μmの微粒子を99.9%キャッチするHEPAフィルターを通過して放出されるので安心です

敷布団、掛け布団、毛布を掃除機がけしましたが、吸引力などを調節してくれる「自動」モードだったおかげか、いずれも同じ力加減で操作できました。一般的に毛布では走行しにくくなるのに、“変わらない”スムーズさはすばらしい!

敷布団、掛け布団、毛布をひととおり掃除機がけすると、ダストカップにあるフィルターにはびっしりとゴミが! シーツを洗ったばかりなのに、これほど汚れているとはショックです

まくらの消臭効果をチェック!

新たに追加された、枕に付着したニオイを消す「まくら」モードの実力も確認してみましょう。「まくら」モードは約70℃の温風「ドライエアブロー」で枕に含まれた湿気を取り除き、温風が放出される機構の近くで生成されるホメスタイオンと脱臭オゾンの効果により3分間で99%の除菌と90%の脱臭ができるというもの。レイコップの調査によると、加齢臭に含まれるノネナールという物質をダニが好むことが明らかになっており、「まくら」モードで92.3%除去できるということです。

ホメスタイオン(OHラジカル)と脱臭オゾン(O3)が生成され、温風とともに放出されます。なお、「まくら」モードではブラシは回転しませんが吸引は作動。ニオイを取るとともに、皮脂汚れなども取り除いてくれます

「まくら」モードの際は通常の運転のように動かさず、枕に置いた状態のまま放置。約3分で運転は自動停止するようになっています

枕に付いていた頭髪臭は完全に消滅! 温風で枕が裏面までフカフカになるのも気に入りました

枕に付いていた頭髪臭は完全に消滅! 温風で枕が裏面までフカフカになるのも気に入りました

筆者宅の枕の付着臭はそれほど強くなかったので、知人宅で60代の男性が使っている枕を消臭してみました。かなり強烈な加齢臭だったのですが、「まくら」モード後はニオイを感じないレベルに! これはすごい

まとめ

すでに従来モデル(レイコップRP)を所有している筆者ですが、コードレス仕様になったレイコップRXの扱いやすさには感動しました。重量はわずか450g軽くなった程度ですが、電源コードがないことでこれほどまでに軽快に操作できるようになるとは……。もちろん、電源コードを廃しただけでなく、細かい設計が見直されているとは思いますが、この使い勝手のよさはレイコップ史上最高だと言えます。それでいて、ゴミの取れ具合も上々。使いやすくて、性能もいいとなれば文句はありません。2017年3月27日時点の価格.com最安価格によると、レイコップRXは約59,000円。これまでの最上位機「レイコップRP」の最安価格が約50,000円であることを考えると、レイコップRXを選んで損はないでしょう。

ただし、バッテリーには寿命があるので買い替えのコストはかかることも忘れないでください。レイコップRXに採用されているのは高性能なリチウムイオン電池なので、継ぎ足し充電による劣化にも強く、使用頻度にもよりますが1〜2年で使えなくなるということはないと思われますが、バッテリーを交換する際にはメーカーに本体ごと送らねばなりません。製品の保障期間(1年)を過ぎた場合、バッテリー(10,000円+税)にくわえ、交換の作業料、送料が発生します。これらのことも総合して、選ぶようにしましょう。

神野恵美

神野恵美

雑誌記者・編集者などを経て、2004年に渡仏。2006年に帰国後はさまざまな媒体において、家電をはじめ“ライフスタイル”的切り口で多ジャンルの記事を執筆。

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事
レビュー最新記事
レビュー記事一覧
2017.11.22 更新
ページトップへ戻る