歯みがきみまもりサービス「Curline」が11月スタート

IoT時代の正しい歯みがき!? 進化するオムロン電動歯ブラシの魅力

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オムロン ヘルスケア(以下、オムロン)といえば、さまざまな健康器具の開発でおなじみ。その製品ラインアップは、体重体組成計や血圧計など多岐にわたりますが、ここでは同社の高い技術力が感じられる電動歯ブラシ“メディクリーン”シリーズに注目したいと思います。

というのも、この“メディクリーン”シリーズを使ったクラウド連携サービス「Curline」(キュアライン)が、2017年11月8日にスタートするのです(サービスの運営はミック)。日々の歯みがきのログを、歯科医と共有できるのが特徴。スマホやクラウドと連携して進化する、オムロン製電動歯ブラシの魅力をご紹介しましょう。

クラウド連携する歯みがき新サービス「Curline」は、オムロン ヘルスケア、ミック、ハイミンエンタープライズの3社が開発。この「Curline」を軸に、“メディクリーン”シリーズならではの特徴に迫っていきましょう

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角度11°の独自ネックで、奥歯の歯垢も除去!

オムロンの電動歯ブラシ“メディクリーン”シリーズは、高速の音波振動を活用して歯垢を除去する音波式を採用するのが特徴。まずは、その最新モデルとして登場した「HT-B570T」についてご紹介しましょう。後述する新サービス「Curline」と連携するのが、このHT-B570Tです。1分あたり最大35,600回という高速の音波領域内で、共振を応用した縦・横3パターンのブラシ振動を使い分けることにより、高い歯垢除去性能を確保します。

もうひとつ大きなポイントは、ネックの角度がまっすぐではなく11°に曲がっていること。これによって、奥歯の奥までブラシがぴったりフィットしやすくなっています。この11°という角度は、同社が行ったユーザー調査を元に、もっとも歯をみがきやすいネックの角度として算出されたものだそうです。

また、ジャイロセンサーと加速度センサーも搭載しています。これはもちろん、新サービス「Curline」と連携するためのもの。この2種類のセンサーによって、ユーザーがみがいている歯の位置とブラシの角度を検知し、日々の歯みがきのログとして蓄積する仕組みになっています。

“メディクリーン”シリーズの最新モデルとなる「HT-B570T」。ネックがまっすぐではなく、角度がついているのがおわかりいただけるでしょうか

ネックの11°という角度は、オムロンがユーザー調査を繰り返してたどり着いた数字

ネックの11°という角度は、オムロンがユーザー調査を繰り返してたどり着いた数字

モーターを小型化することで、ネック部に搭載できるようになり、11°という角度を付けられるようになったのだそうです

ネックは付け替え用のブラシを含めて3種類を用意。いずれも11°の角度がついた設計になっています

ネックは付け替え用のブラシを含めて3種類を用意。いずれも11°の角度がついた設計になっています

同等の歯みがき性能を持つオムロンのフラッグシップにも注目!

HT-B570Tの価格は27,000円(税別)。ちなみに、新サービス「Curline」専用製品となるため、同サービスを導入する医療機関でのみ販売されるとのことで、歯ブラシ単体で一般発売はされないそうです。

しかし、実は角度11°の独自ネック構造や、最大35,600回/分の音波振動仕様は、すでに一般発売されているフラッグシップモデル「HT-B315」「HT-B313」と共通なのです。逆に言うと、HT-B315/HT-B313の技術的メリットを継承して、クラウド連携用に各種センサーを搭載したのが今回のHT-B570Tというわけ。

“メディクリーン”シリーズが気になる場合は、同等の性能を持っているHT-B315/HT-B313のほうに注目してみるのもアリではないでしょうか。クラウド機能は使えませんが、こちらなら誰でも今すぐ購入できます!

発売中のフラッグシップモデル「HT-B315」と比べてみたところ。外観デザインは少々変更していますが、高い歯垢除去性能は共通です

歯科医が“歯みがき方法”を監修してくれる新サービス「Curline」

いよいよここからは、新サービスについて紹介していきましょう。オムロンが電動歯ブラシの開発・販売をスタートしたのは1978年。以来、約40年にわたって進化を続けてきました。そんな同社が今年、“歯みがき市場”で新しくスタートさせるのが、スマホとクラウド連携を活用したIoT時代の新サービス「Curline」なのです。

本サービスでは、歯科医がクラウドを介してユーザーの歯みがきデータをチェックし、それを元にしてユーザー1人ひとりにあわせた“歯みがき方法”をレクチャーしてくれます。なお、「Curline」自体は、歯科医院向けに提供されるBtoB向けのサービスとなります。一般ユーザーが「Curline」を活用したいときは、まず本サービスを導入する歯科医院で診察を受けるところからスタートしなくてはなりません。

サービスの仕組み概要はこちら。まずは歯科医院で診察を受け、そこでHT-B570Tを購入する流れになります

サービスの仕組み概要はこちら。まずは歯科医院で診察を受け、そこでHT-B570Tを購入する流れになります

歯科医は診察内容を元に、ユーザーそれぞれに最適な歯みがき方法を判断して、それをHT-B570T本体に登録します。(歯科医による歯みがき方法の登録は、本サービスを導入する医療機関でしか行えません)

ユーザーはその診察の場で、自分に最適な歯みがき方法が登録されたHT-B570Tを購入することとなります。続いて、自分のスマホに専用アプリをインストールし、購入したHT-B570TとBluetoothでペアリングさせると、登録された歯みがき方法の設定がアプリ側に自動転送されます。あとは、歯みがきをする際にアプリを立ち上げれば、歯科医が登録したみがき方のナビゲートが表示されるので、それにならって“最適な歯みがき”を行うことができるというわけです。

専用アプリは無料配布される予定。HT-B570T とスマホはBluetooth Low Energy経由で接続し、情報を同期します。ちなみに写真右の緑ラインの中は、ユーザー情報の切り替えボタン。家族3人までのデータを1台に登録できるようになっています

歯みがき時にアプリを立ち上げると、同期された歯みがき方法の設定が表示されるので、これにならってみがけばOK

先述のHT-B570T本体に内蔵するセンサーにより、歯みがきの状況はアプリ内にログとして蓄積され、あとから見返すことができます。さらに、このデータはクラウド経由でかかりつけの医療機関にも自動共有されます。このデータを元にして、さらに最適なみがき方を、歯科医がHT-B570Tに登録し直すことが可能。これを繰り返すことで、ユーザーにとって“もっともよい歯みがき方法”が見つけられる仕組みになっています。予防歯科の考え方が一般的になっている今、歯の健康を保つためのうれしいサービスと言えるでしょう。

アプリの中にログが残るので、歯科医の設定した通りにみがけたかどうかを、あとから見返すことができます

アプリの中にログが残るので、歯科医の設定した通りにみがけたかどうかを、あとから見返すことができます

同じログは、クラウドを経由して医療機関にも共有されます。次回の受診時に、このデータを元に歯科医のレクチャーを受けることなどが可能

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。あ、90年代アニメも好き。

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2017.10.18 更新
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