レビュー
手を離すと自動で運転がオフになる便利な機能も搭載

コードレススティック掃除機「RACTIVE Air」にもっと軽くて使いやすい「VR」シリーズが登場!


総重量1.5kgという軽さをはじめ、掃除をラクにすることを追求したシャープのコードレススティック掃除機「RACTIVE Air(ラクティブ エア)」に新たなラインアップとなる「VR」シリーズが登場。設計を見直し、より使いやすくなったというVRシリーズを説明会で見てきました!

手元の負担を軽減し、使い勝手を高めた「VR」シリーズ

掃除機市場において、着実に需要が拡大しているスティック掃除機。シャープの調査によると、総重量1.5kgの軽さを実現したRACTIVE Air初号機が発売された2016年以降、スティック掃除機の平均重量は年々減少しており、業界全体で軽量化が進んでいるそうです。

売上上位の中で総重量が2kg未満のモデルは、2018年には6機種でしたが、2019年には11機種に増えているそう

売上上位を占める総重量が2kg未満のモデルは、2018年には6機種でしたが、2019年には11機種に増えているそう

スティック掃除機における軽さという価値を強く打ち出したRACTIVE Airは、スタンダードモデル「AR」シリーズに加え、2019年7月に吸引力と駆動時間を高めたハイパワーモデル「SR」シリーズが登場。そして、RACTIVE Airの中でもっとも軽い総重量となる「VR」シリーズが追加され、計3シリーズのラインアップとなりました。

左側にある2つがSRシリーズ(総重量1.9kg)で、右から2つめがARシリーズ(総重量1.5kg)。そして、右端がVRシリーズ(総重量1.3kg)。RACTIVE Airは「軽さ」をひとつのコンセプトとしているので、いずれも総重量は2kg未満となっています

VRシリーズが目指したのは、さらなる使いやすさ。ARシリーズより約30%軽量化された「コンパクトモーター」を採用し、パイプの樹脂部分の割合を減らすなど、すべてのパーツを見直すことで、総重量1.3kg(本体、パイプ、ヘッド、バッテリー含む)を実現しました。そして、モーターや基板、バッテリーをはじめとする主要部品を集約し、本体をコンパクト化。これにより、本体の重心と手に持った際に支点となる回転軸との距離が短くなり、掃除機を動かす時に手元が安定するように。軸がブレにくいので、手元にかかる負担が抑えられるといいます。

サイズは210(幅)×985(高さ)×150(奥行)mm

サイズは210(幅)×985(高さ)×150(奥行)mm

重心と回転軸の距離が短いほうが、ブレにくくなります。本体を左右にひねっても重心で振られることが少なくなるので、コントロールしやすいのだそう

本体の主要パーツを一体化構造としたVRシリーズは、重心と回転軸の距離がARシリーズより1cm短くなり、操作性が向上

RACTIVE Airはこれまでパイプにカーボン素材を採用していましたが、VRシリーズはアルミ素材に変更。アルミの加工のしやすさを生かし、樹脂の部分を極力まで減らしたことで、パイプ部の重量はARシリーズより5g軽い120gとなりました

さらに、改良されたヘッドも使いやすさを高めることに貢献しています。パイプとジョイント部に当たる軸の部分とブラシのある部分との距離を短縮し、ヘッドの向きを変える際の回転面積を小さくすることで、コントロール性を向上。ヘッドの幅も1cm短くなっており、家具の脚などが多い入り組んだ場所にも入り込みやすくなりました。このように、すぐれた重心バランスを備えた軽量ボディに小回りの利くヘッドを採用したVRシリーズは、フローリングを掃除する際の筋負担はARシリーズより約33%少なくなったそうです。

ARシリーズのヘッドは幅220mmでしたが、VRシリーズは210mmになりました

ARシリーズのヘッドは幅220mmでしたが、VRシリーズは210mmになりました

少ない力でコントロールできるように、ブラシ軸とパイプ軸の距離を短縮。タイヤ径の小さな自動車のほうが小回りが利くのと同じ原理なので、VRシリーズのほうがラクにヘッドの方向を変えられます(下の動画参照)

実際に方向転換しながら掃除機がけをしてみると、その差は歴然。距離を1cm短縮したり、重量を200g軽くするなど、数値の違いはわずかなものですが、体感は大きく異なります。よりムダな力が必要なくなり、それでいて機敏に動かせるので、腕への負担だけでなくストレスも少ない印象

細かく方向を変えながら掃除する際の筋負担もARシリーズより約26%減ったそうです

細かく方向を変えながら掃除する際の筋負担もARシリーズより約26%減ったそうです

軽量・コンパクトになってもパワフルな吸引は健在

一般的に掃除機は軽量・小型化を重視すると、その分、吸引力が落ちる傾向にありますが、VRシリーズに採用された「コンパクトモーター」は高効率な性能なため、吸引力(フルパワーモード時)はARシリーズより約16%向上しているそう。また、ヘッドに関しても、幅は小さくなってもブラシの幅は従来のままなので、ヘッドを動かす回数は変わりません。

サイドの樹脂部分のムダを省くことで、ブラシ幅は変えずにヘッドのコンパクト化を実現

サイドの樹脂部分のムダを省くことで、ブラシ幅は変えずにヘッドのコンパクト化を実現

吸引力とのバランスを最適化し、ブラシも改良してゴミ取れ性能を高めているとのこと

吸引力とのバランスを最適化し、ブラシも改良してゴミ取れ性能を高めているとのこと

実際に壁際にゴミを撒き、ゴミ取れ性能を確かめてみました(下の動画参照)。

上の動画を見てわかるように、1往復で大きめのゴミも微細なゴミも完全になくなりました。壁際まで注意深くチェックしましたが、まったく取り残しは見当たりません

また、本体が小さくなったことでダストカップも小型化されましたが、容積は0.13Lのまま。サイクロン部にある中央の芯の構造を改良することで、サイズが変わっても同容積を保持できたそうです。

デッドスペースとなっていた空洞をなくすことで、ARシリーズと同じ0.13Lの容積を確保

デッドスペースとなっていた空洞をなくすことで、ARシリーズと同じ0.13Lの容積を確保

まだまだある! 運転効率や利便性をアップする工夫

申し分のない基本性能と使いやすさを両立したVRシリーズには、ほかにも掃除機がけをラクにするための便利な機能が装備されています。そのひとつが、新たに搭載された「グリップセンサー機能」。ハンドルの内側に内蔵された赤外線センサーが、ハンドルが握られているかを検知し、手を離すと自動で運転がオフになる機能で、モノを移動させて掃除機がけをしたい時などに役立ちます。

ハンドルを握った際、指が触れる部分に赤外線センサーが搭載されているので、指を離すだけで運転が中断。再びハンドルを握ると運転が再開するので、いちいちスイッチを切る手間がなくなります

下の動画のように、テーブルまわりを掃除する際、椅子を引く時には運転をオフにするというようにして使えば、ムダなバッテリー消費が抑えられるでしょう。

そして、既存のRACTIVE Airに搭載されている「スグトルブラシ」も継承。パイプの先端にブラシが付いているので、ヘッドを外せば隙間などをすぐ掃除できるというものですが、スグトルブラシはヘッドの着脱が立ったまま行えるのがポイントです(下の動画参照)。

パイプと分離しても、ヘッドの接続部が立ったままので、腰をかがめることなくもとの状態に戻すこともできます

このようにヘッドの着脱がラクにできるのと重量が軽いので、高所も掃除機がけしやすいでしょう

このようにヘッドの着脱がラクにできるのと重量が軽いので、高所も掃除機がけしやすいでしょう

細かい改良点ですが、ダストカップの着脱がしやすくなりました。ARシリーズでは、ダストカップの下部を本体にあるフックに引っかけてから取り付けなければなりませんでしたが、VRシリーズは垂直にはめ込むというシンプルな方式に変更(下の動画参照)。ちょっとした違いですが、ワンアクションでスムーズに着脱できるのは、ゴミ捨てのわずらわしさを和らげてくれます。

ダストカップは分解して、すべて水洗い可能。サイクロン部の中央にある芯の部分のパーツを引き抜くと、絡みついた髪の毛も取り除けます

VRシリーズのラインアップは2機種

VRシリーズには、バッテリーが1個付属する「EC-VR3S」(市場想定価格60,000円/税別)と2個付属する「EC-VR3SX」(市場想定価格68,000円/税別)の2機種がラインアップ。どちらも、2019年12月5日発売予定となっています。

「EC-VR3SX」にはゴールド系、シルバー系、ブラック系の3色が用意されますが、「EC-VR3S」はゴールド系のみとなります

最長運転時間は「自動モード」で約20分、「強モード」で約8分、「弱モード」で約30分

最長運転時間は「自動モード」で約20分、「強モード」で約8分、「弱モード」で約30分

バッテリーは着脱式なので、バッテリーを複数個用意しておけば、より長時間掃除機がけができます

バッテリーは着脱式なので、バッテリーを複数個用意しておけば、より長時間掃除機がけができます

バッテリー残量ゼロの状態から満充電まで約80分かかります

バッテリー残量ゼロの状態から満充電まで約80分かかります

付属の付け替えパーツは「すき間ノズル」(左)、「スグトルブラシ」(中)、「ハンディノズル」(右)の3点

神野恵美

神野恵美

雑誌記者・編集者などを経て、2004年に渡仏。2006年に帰国後はさまざまな媒体において、家電をはじめ“ライフスタイル”的切り口で多ジャンルの記事を執筆。

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