新製品レポート
A4サイズのスペースに設置できる除湿機もリニューアル

だるさ感や手足の冷え過ぎを防ぐ扇風機も! シャープの2019年夏物家電が登場


すでに夏日という気温になる日もある、この頃。シャープから早くも扇風機や除湿機の2019年モデルが発表されました。現行モデルと変更点のない製品もありますが、人気機種は新機能を搭載してリニューアル。説明会で見てきた詳細をお伝えします。

【扇風機】ハイポジションファンのなめらかな風が風量アップ!

植物や動物、昆虫の生態からヒントを得た技術「ネイチャーテクノロジー」をさまざまな家電製品に採用しているシャープの扇風機には、蝶の羽根や鳥の翼の形状を応用した「ネイチャーウイング」が装備されているのが大きな特徴です。2019年モデルは6機種がラインアップされていますが、ネイチャーウイングを装着しているのはDCモーターを搭載したハイポジション・リビングファン(PJ-J3DG/PJ-J3DS)と3Dファン(PJ-J2DS/PJ-J2DBG)の4機種。ハイポジション・リビングファンはなめらかな風を送れるように蝶の羽根形状を、サーキュレーターにもなる3Dファンは直進性の高い風を生み出せるように鳥の翼形状をそれぞれ模した羽根(ネイチャーウイング)が採用されています。なお、2019年モデルはすべて2019年4月18日発売予定。

左上がコードレスでも使える3Dファン「PJ-J2DBG」(市場想定価格35,000円前後)、右下が電源コード式の3Dファン「PJ-J2DS」(市場想定価格23,000円前後)。左下の2機種が普通の羽根を搭載したACモーターのリビングファン「PJ-J3AS」(市場想定価格13,000円前後)と壁掛けファン「PJ-J3AK」(市場想定価格13,000円前後)

今回大きく進化したのは、ハイポジション・リビングファンの最上位機「PJ-J3DG」。その進化点は、ずばり羽根。アサギマダラ蝶とアゲハ蝶の羽根形状を組み合わせた基本形状はこれまでと同じですが、新モデルには蝶の羽根にある筋「翅脈(しみゃく)」を模倣したリブがあしらわれました。ほかの昆虫に比べて太い翅脈を持つ蝶は1度にたくさんの風をとらえることができ、羽根をゆっくり動かしても効率よく飛ぶことができるのだそう。その特徴をファンに応用し、開発されたのが「トリプル・ネイチャーウイング」。外側へ逃げようとする風を抑え、風の流れを整えることができるようになり、従来機と消費電力はそのまま(26W)で風量が105%に高まったといいます。

右が新しい羽根を採用したハイポジション・リビングファン「PJ-J3DG」(市場想定価格31,000円前後)で、左は従来同様の羽根(ネイチャーウイング)を装備した「PJ-J3DS」(中央/市場想定価格26,000円前後)。どちらもDCモーターを搭載

前モデルに採用されていた「ハイブリッド・ネイチャーウイング」(左)と形は同じですが、デザインが変わったことは一目瞭然!

縁にあるリブが風を押し出す力を強化し、横に入ったリブが風の流れを整えることで風力がアップ

縁にあるリブが風を押し出す力を強化し、横に入ったリブが風の流れを整えることで風力がアップ

なお、ハイポジション・リビングファンにはプラズマクラスターイオンを放出する機能も搭載されており、アサギマダラ蝶の羽根を応用したネイチャーウイングのなめらかな風と組み合わさることで、扇風機の風に長時間当たっていると起こりやすい「だるさ感」が低減されるといいます。さらに、新たな調査により「手足の冷え過ぎ」も抑制できることが実証されたとのこと。この効果は、下位モデル「PJ-J3DS」でも同様に得られるそうです。

上位モデル「PJ-J3DG」に搭載される「トリプル・ネイチャーウイング」は7枚羽根ですが、回転すると、羽根のくびれと尾状の突起で3重の軌跡が描かれます(右)。これにより21枚羽根相当のなめらかな風が放出されるのだそう
※写真は「ハイブリッド・ネイチャーウイング」ですが、形状は「トリプル・ネイチャーウイング」と同じです

下位モデル「PJ-J3DS」に装備されているのは、アサギマダラ蝶の羽根を模した「ネイチャーウイング」。アゲハ蝶の尾状突起がないため、風量は14枚羽根相当となりますが、ムラが少なくなめらかな風が生み出される点は上位モデルと同じです

ファンの後方にプラズマクラスターイオンの吹出口を装備。扇風機の風に乗って部屋中に広まり、生乾き臭や料理臭、タバコ臭などを消臭してくれます。衣類消臭モードも搭載されているので、夏場以外にも幅広く使えそう

肌表面の水分蒸発を抑える効果もあるというプラズマクラスターイオンと、ネイチャーウイングで生み出された風が合わさると「だるさ感」や「手足の冷え過ぎ」を抑えられるそうです

このほか、ハイポジション・リビングファンは2機種とも操作部がタッチパネルに変更。1〜9時間の範囲を1時間単位で設定できる入/切タイマーや、表示部の明るさを抑え、風量を徐々に弱め自動に停止する「おやすみモード」といった便利な機能が用意されています。

上位モデル「PJ-J3DG」には室温に合わせて風量を自動調整するセンサー運転も搭載されています

上位モデル「PJ-J3DG」には室温に合わせて風量を自動調整するセンサー運転も搭載されています

【除湿機】コンパクトタイプの使い勝手が大きく向上

除湿機の2019年モデルは、先日紹介した冷風機能付きタイプ「コンパクトクール CM-J100」のほか、除湿能力18L/日の「CV-J180」と12L/日の「CV-J120」、7.1L/日の「CV-J71」がラインアップ。いずれもコンプレッサー式でプラズマクラスター7000を搭載しています。

左から除湿能力(60Hz)18L/日の「CV-J180」(市場想定価格65,000円前後)、12L/日の「CV-J120」(市場想定価格58,000円前後)、7.1L/日の「CV-J71」(市場想定価格38,000円前後)。2019年4月18日発売予定

この中でリニューアルされたのは、A4サイズのスペースに設置できるコンパクトサイズながらワンランク上の除湿能力を備えたCV-J71です。排水タンクの形状を手入れしやすい構造に改良するとともに、前モデルのユーザーからの希望で多かった連続排水にも対応。さらに、下向き約45°に送風できるようにすることで、プラズマクラスターイオンと除湿した風により、バスマットなどに付着した菌の増殖を抑えられるようになりました。

リニューアルされたCV-J71は、前モデルよりも高さが44mm、幅が1mm大きくなりましたが、設置面積はA4サイズに収まるほどコンパクトなまま。サイズは303(幅)×203(奥行)×524(高さ)mm

持ち運びしやすいようにハンドルを装備。重量は9.4kgなので、ちょっとした移動なら可能そう

持ち運びしやすいようにハンドルを装備。重量は9.4kgなので、ちょっとした移動なら可能そう

前モデルでは前面に配置されていた排水タンクがサイドに移動。容量は約2.5Lです

前モデルでは前面に配置されていた排水タンクがサイドに移動。容量は約2.5Lです

排水タンクにもハンドルが装備されており、水を捨てるのもラクに行えます

排水タンクにもハンドルが装備されており、水を捨てるのもラクに行えます

前モデル(左)と新モデル(右)の排水タンクの形状。新モデルのほうは手を入れられるくらい広くなったので、お手入れがしやすくなりました

要望の声が多かった連続排水にも対応

要望の声が多かった連続排水にも対応

もっとも大きな進化点は、このようにルーバーを閉じた状態でも除湿された風が出ること

もっとも大きな進化点は、このようにルーバーを閉じた状態でも除湿された風が出ること

下方向約45°に送風できるので、床に敷いたままのバスマットに風を当てて乾かすことができます。もちろん、ルーバーを開けば、上方向にも送風可能

下の動画は、下向き約45°に送風していることを可視化したもの。本体中央に装着した風車が勢いよく回っています。なお、後方にあるのは前モデルですが、もっとも下方向に吹き出せる角度にルーバーを調整しても風車はまったく回りません。

CV-J71から放出されるプラズマクラスターイオンが混ざった乾いた風をバスマットに直接当てると、付着菌の増殖が抑えられるそうです

約2kgの洗濯物を約3時間で乾かせる衣類乾燥モードも搭載。除湿モードを「強」で仕様した場合の電気代は約5.1円/h(60Hz)です

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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