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創業80年を超え、ブランドスローガンも一新

コロナ、独自技術によるオイルレスヒーター「ノイルヒート」を発表!

2019年8月28日、コロナは東京都内で発表会を開催。新製品となる暖房器具「ノイルヒート」を発表した。

コロナといえば、石油ファンヒーターをはじめ、エアコンや加湿器などの空調機器、そして、エコキュートなどの給湯機器のメーカーとして知られた存在だ。そんな「暖房のコロナ」であるが、発表会冒頭に登壇した小林一芳社長からは、このたびブランドの再構築を行うことが発表された。新スローガンは「つぎの快適をつくろう。」。時代の変遷とともに暖房器具を取り巻く環境も変わってきたが、これにあわせて同社も従来までの「暮らしを便利に・快適に」という製品作りから一歩踏み出し、「ワンランク上の価値提供を目指す」企業へと変化していくことを掲げたものだ。

発表会の冒頭、新ブランドスローガンを発表するコロナの小林一芳社長

発表会の冒頭、新ブランドスローガンを発表するコロナの小林一芳社長

そんな新ブランドのもと、初めて発表された製品が、今回登場した「ノイルヒート」である。「ノイルヒート」の「NOIL」とは「NO+OIL」。つまり、この「ノイルヒート」は、オイルヒーターの形状をしてはいるが、オイルを使わないという、全く新しい製品なのだ。技術的には、自社開発のシーズヒーターに、こちらも自社開発のアルミダイキャスト(フィン)を完全密着させることで、熱伝導性が高く効率のよい「FIXALヒーター」を開発。このヒーターを3つ内蔵させることで、「輻射」と「対流」というオイルヒーターと同様の暖房効果を実現しつつ、オイルヒーターのネガティブな要素であった、暖まりの遅さや、電力消費の大きさ、重さなどを大きく改善した製品となっている。

続いて登壇したコロナの渋木常務取締役より、新製品「ノイルヒート」が発表された

続いて登壇したコロナの渋木常務取締役より、新製品「ノイルヒート」が発表された

「ノイルヒート」の技術的なコアは、こちらのアルミダイキャスト(フィン)。コロナが得意とするアルミダイキャストの鋳造技術とシーズヒーターとを一体化させたことで、オイルヒーターよりも熱電動効率がよく、同様の暖房効果を生み出せたという

コロナの調査によれば、オイルヒーターが選ばれている理由としては、静か、風がなく乾燥しない、安全、空気が汚れないといったものがあげられるのに対し、ネガティブな要素としては、電気代が高い、暖まりが遅い、重いといったものがあったという。また、海外メーカーの製品がメインであるため、操作がしづらいといった意見も多かったという。ただし、オイルヒーター自体の国内市場は年々伸びており、これに注目しない手はない。そこで、コロナは、長年の同社の開発製造ノウハウによって、これらのオイルヒーターのネガティブ要素を払拭。「オイルを使わないオイルヒーター」こと「ノイルヒート」を生み出すことで、早く暖まり、操作が簡単で、移動も楽、さらに電気代も抑えることに成功したのだという。

「ノイルヒート」の内部構造(左)。上中下3つの「FIXALヒーター」のうち、一番下だけをオフセット配置することによって、効率的な放熱が可能になったという

ちなみに、操作系では、オイルヒーター製品には例を見ない、オンタイマーを搭載。タイマーの設定は3つまでプリセット保存でき、本体前面の液晶パネルに、わかりやすい円周表示で何時〜何時までタイマー設定しているかが表示されるようになっている。これによって、特に手動で電源をオン/オフしなくても、朝の起床時や夜の就寝時のみ自動的に寝室を暖めるなどの設定が可能となる。また、電力消費を抑えるエコモードで運転すれば、設定温度に達した後は、そこから-1.5℃の温度でキープ運転を行うことで、消費電力を約25%節約することが可能だという。

新搭載のプログラムタイマー。時計を模した円周状の表示で、1日のうちどの時間がタイマー稼働するのかひと目でわかるようになっている。プリセットは3つまで登録可能

液晶パネルは、稼働中は温度表示に変わる

液晶パネルは、稼働中は温度表示に変わる

発表会では、タレントの藤本美貴さんが本製品のアンバサダーとして登場。コロナの小林社長、渋木常務取締役とともにトークセッションを繰り広げた。夫の庄司智春さん(品川庄司)とは芸能界きってのおしどり夫婦として知られている藤本さんだが、現在2人のお子さんを育てており、第三子も妊娠中とのことで、お子さんとの暖房にまつわるトークが展開された。その中で、暖房に対する困りごととして、「さむい(すぐに暖まらない)!」「電気代(高い)!」という点をフリップで指摘。寒い冬の朝には、部屋が暖まらないと、お子さんがなかなか着替えをしてくれないこともあるという。これに対して、小林社長、渋木常務からは、「ノイルヒート」はそうした暖房の不便な点を解消した製品なので、期待していただきたいとの回答がなされ、これには藤本さんも興味津々の様子。トークセッションの最後には、できあがったばかりの「ノイルヒート」を藤本さんにプレゼントするという一幕も。このプレゼントには、藤本さんも思わずニッコリ。

発表会では、タレントの藤本美貴さんがアンバサダーとして登場。オイルヒーターに対する困ったことをフリップで紹介しつつ、トークセッションを行った

藤本さんいわく、暖房の困り後として、なかなか暖まらないのと、電気代が高くつくのが問題とのこと

そんな藤本さんの意見に対して、コロナの小林社長と渋木常務が「ノイルヒート」ならではのメリットを説明。トークセッション最後には、藤本さんに「ノイルヒート」を1台プレゼントするというサプライズも

なお、「ノイルヒート」のラインアップは2製品で、暖房出力1500〜300W(10〜13畳)の上位モデル「DHS-1519」(グレイスブラック)と、1200〜300W(8〜10畳)の下位モデル「DHS-1219」(ホワイトシルバー)が用意される。出力以外の基本機能はいずれも共通で、サイズは621(高さ)×270(幅)×469(奥行き)mmとなる。重量は「DHS-1519」が11.3kg、「DHS-1219」が9.7kg。9月下旬発売予定で、想定販売価格は、「DHS-1519」が約8万円、「DHS-1219」が約7万円とのことだ。

上位モデルの「DHS-1519」(暖房出力1500〜300W:10〜13畳)。カラーはグレイスブラック

上位モデルの「DHS-1519」(暖房出力1500〜300W:10〜13畳)。カラーはグレイスブラック

下位モデルの「DHS-1219」(暖房出力1200〜300W:8〜10畳)。カラーはホワイトシルバー

下位モデルの「DHS-1219」(暖房出力1200〜300W:8〜10畳)。カラーはホワイトシルバー

最後に3人で、コロナの新ブランドスローガン「つぎの快適をつくろう。」のボードを持って撮影

最後に3人で、コロナの新ブランドスローガン「つぎの快適をつくろう。」のボードを持って撮影

鎌田 剛(編集部)

鎌田 剛(編集部)

価格.comの編集統括を務める総編集長。パソコン、家電、業界動向など、全般に詳しい。人呼んで「価格.comのご意見番」。自称「イタリア人」。

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