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狭いところもおまかせ! 直径25cm以下の世界最小級「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」登場

電気のスイッチの横に貼り付けておけば、スマートフォンのアプリ上で電気のオン/オフができるようになる「SwitchBotボット」や、カーテンレールに取り付けるだけで普通のカーテンを電動化できる「SwitchBotカーテン」といったスマートデバイスを展開するSWITCHBOTが、世界最小級のロボット掃除機「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」を発表。2023年4月25日から「Makuake」で先行予約販売を開始する本製品を発表会で見てきました。

吸引力はパワフルなまま小型化を実現

「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」は、SwitchBotが初めて手掛けた「SwitchBot ロボット掃除機 S1/S1 Plus」(2022年発売)に続く第2弾モデル。精度が高く、検知速度が速いLDSレーザーセンサーを使って部屋をマッピングする機能や、加速度センサー、走行距離センサー、自動帰還充電センサーなど「SwitchBot ロボット掃除機 S1/S1 Plus」と同レベルの機能を搭載し、高性能を保持しながら本体サイズを「SwitchBot ロボット掃除機 S1/S1 Plus」の約50%小型化したのが特徴です。直径が25cmと小さい「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」は、標準的なサイズのロボット掃除機では入り込めなかった狭いところにも入ることができ、さらに小回りが効くので椅子の脚周りや部屋の隅などの細やかな掃除も得意。そのため、走行時の清掃カバー率は50%向上したといいます。

サイズは「SwitchBot ロボット掃除機 S1/S1 Plus」が340(幅)×340(奥行)×95(高さ)mmで、「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」が248(幅)×248(奥行)×92(高さ)mm。日本の家庭に合わせ、“日本人にとっての使いやすさ”を追求したそう

サイズは「SwitchBot ロボット掃除機 S1/S1 Plus」が340(幅)×340(奥行)×95(高さ)mmで、「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」が248(幅)×248(奥行)×92(高さ)mm。日本の家庭に合わせ、“日本人にとっての使いやすさ”を追求したそう

小型化するためにセンサーを省くなどはしていないとのこと。階段や玄関先での落下を防ぐセンサーは「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」のほうが高性能なものを採用しているそうです

小型化するためにセンサーを省くなどはしていないとのこと。階段や玄関先での落下を防ぐセンサーは「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」のほうが高性能なものを採用しているそうです

同じルートを通らず、直線的に進んで折り返す「弓字型走行」で清掃するスタイルは従来モデルと同じですが、「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」は小さくなったことで、より細やかに掃除できるようになりました

同じルートを通らず、直線的に進んで折り返す「弓字型走行」で清掃するスタイルは従来モデルと同じですが、「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」は小さくなったことで、より細やかに掃除できるようになりました

重量は約2.3kgで、本体サイズも小さいため持ち運びも楽々。マッピングは階ごとに管理できるので、1階と2階の掃除を1台でまかなうこともできます

重量は約2.3kgで、本体サイズも小さいため持ち運びも楽々。マッピングは階ごとに管理できるので、1階と2階の掃除を1台でまかなうこともできます

本体を小さくするため、モーターなど内部の部品は新たに設計しています。その際、小型化とともにこだわったのが静音性。SWITCHBOTによると、ロボット掃除機内部にはいくつも空気の渦が発生しており、これが走行中の運転音を大きくする原因だったそう。そこで、空気の流れを整える「SwitchBot SilenTech」技術を開発。さらに、真空ダストの設計や真空モーターのトルク速と速度を最適化することにより、45dBという運転音(静音モード時)を実現しました。また、この「SwitchBot SilenTech」技術は吸引力にも寄与。空気がスムーズに流れることで吸引力のロスを低減し、最大2,500Paの吸引力を発揮します。

サイドブラシは1つ装備。サイドブラシでゴミをかき集め、本体後方にある吸引口で吸い込みます

サイドブラシは1つ装備。サイドブラシでゴミをかき集め、本体後方にある吸引口で吸い込みます

下の動画は、「静音」モードで清掃している様子。吸引力を控えめにして運転音を抑えるモードながら、フローリングに撒いた紙くずや猫砂といった大きめのゴミが1走行で吸い取れました。掃除モードは「静音/標準/パワー/MAX」の4段階用意されており、静音モードの吸引力はMAXモードの1/4程度とのことですが、それでもこれだけ吸い取れれば、普段の清掃は問題なさそう。なお、連続運転時間は静音モードで140分、標準モードで110分、パワーモードで90分、MAXモードで70分です。

水拭き清掃は使い捨てシートを使用

「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」は床上のゴミを吸引するだけでなく、水拭きにも対応しています。ただし、吸引と水拭きが同時に行える「SwitchBot ロボット掃除機 S1/S1 Plus」とは異なり、「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」は吸引と水拭きのどちらか1つの清掃しか実行できません。また、本体に装備されたタンクに水を入れ、モップを付けて清掃する方法ではなく、使い捨てのお掃除シートを装着して水拭きするスタイルを採用。使い捨てシートを使用するためランニングコストは少々かかりますが、タンクに水を入れる手間がなく、使い終わったモップを洗って乾かす作業が発生しないのはメリットです。

水拭きするときには、吸引部のブラシやパーツを取り外して水拭き用のシートを装着するため、吸引と水拭きは同時に行えません

水拭きするときには、吸引部のブラシやパーツを取り外して水拭き用のシートを装着するため、吸引と水拭きは同時に行えません

お掃除シートを水拭き用のパーツに装着。「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」専用の使い捨てお掃除シートが同梱され、交換用のアクセサリーセットも用意されていますが、市販のお掃除シートも使用できます

お掃除シートを水拭き用のパーツに装着。「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」専用の使い捨てお掃除シートが同梱され、交換用のアクセサリーセットも用意されていますが、市販のお掃除シートも使用できます

水拭きする際はこのような状態に。水拭き用のパーツを装着すると、吸引はしない水拭き清掃に自動で切り替わります

水拭きする際はこのような状態に。水拭き用のパーツを装着すると、吸引はしない水拭き清掃に自動で切り替わります

人気の「自動ゴミ収集機能」も搭載

近年のロボット掃除機は、本体のダストカップに溜めたゴミを充電ステーションに装備された紙パックに吸い上げる「自動ゴミ収集機能」がトレンド。もちろん、「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」もこの機能を搭載した「ゴミ収集ステーション」を備えています。ロボット掃除機の本体が小さくなると、集じんしたゴミを溜めるダストカップの容量も小さくなるため、「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」のような小型ロボット掃除機にはゴミ収集ステーションは必須なのだとか。ゴミ収集ステーションには最大70日間分ゴミを溜めておけるそうです。

ゴミ収集ステーションのサイズは220(幅)×160(奥行)×320(高さ)mm。消費電力は950Wです

ゴミ収集ステーションのサイズは220(幅)×160(奥行)×320(高さ)mm。消費電力は950Wです

設置したときの圧迫感を少なくするため、ゴミ収集ステーションは「SwitchBot ロボット掃除機 S1 Plus」より背が低い設計を採用

設置したときの圧迫感を少なくするため、ゴミ収集ステーションは「SwitchBot ロボット掃除機 S1 Plus」より背が低い設計を採用

ゴミ収集ステーションの高さは低くなりましたが、4Lの紙パックを備えているので約70日間ゴミ捨て不要。紙パックには持つ部分が付いているので、ゴミを捨てる際に手が汚れる心配はありません

ゴミ収集ステーションの高さは低くなりましたが、4Lの紙パックを備えているので約70日間ゴミ捨て不要。紙パックには持つ部分が付いているので、ゴミを捨てる際に手が汚れる心配はありません

自動ゴミ収集機能はゴミ捨ての手間を減らせる便利な機能ですが、ゴミ収集ステーションがゴミを吸い上げる際の吸引音が大きいのがネック。普通の掃除機と同じくらいの吸引音なので、夜間や子どもを寝かしつけているときなど、困るシーンもありました。そこで、「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」はゴミを移送する時間帯を設定できる機能を搭載。外出するタイミングやご近所の方が不在になる時間を指定しておけば、吸引音を気にせず使用できます。

ゴミ収集ステーションを稼働させない時間をスマホアプリ上で設定。この機能をオンにしなければ、ロボット掃除機が帰還したタイミングでゴミ収集ステーションの吸引が作動します(下の動画参照)

ゴミ収集ステーションを稼働させない時間をスマホアプリ上で設定。この機能をオンにしなければ、ロボット掃除機が帰還したタイミングでゴミ収集ステーションの吸引が作動します(下の動画参照)

販売は「Makuake」でスタート

「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」の販売はクラウドファンディングサービス「Makuake」でスタート。「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」1台に、交換用のメインブラシやサイドブラシ、紙パック、使い捨てお掃除シートなど1年分のアクセサリーが付いた「標準セット」と、「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」2台と同アクセサリーが2セット付いた「戸建てにおすすめ」の2ラインが用意されています。このプロジェクトは2023年6月9日18時まで実施されますが、早く予約するほど割引率が大きくなるので購入したい人はお早めに!

「Makuake」で購入すれば、通常、68,880円の「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」が1年分のアクセサリー付きで51,800円で買えます。早いタイミングで予約すれば、最大42%OFFで購入することも可能

「Makuake」で購入すれば、通常、68,880円の「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」が1年分のアクセサリー付きで51,800円で買えます。早いタイミングで予約すれば、最大42%OFFで購入することも可能

水拭き時に使用する使い捨てシートやゴミ収集ステーションに装備する紙パックなど10,980円相当の交換用アイテムが、プレゼントで付いてくるのもお得!

水拭き時に使用する使い捨てシートやゴミ収集ステーションに装備する紙パックなど10,980円相当の交換用アイテムが、プレゼントで付いてくるのもお得!

>>「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」のMakuakeプロジェクトページ(外部リンク)

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいます。

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