LGエレクトロニクス・ジャパンから、温風と送風機能付きの3in1空気清浄機「LG PuriCare AeroTower」と、ペット向けの空気清浄機「LG PuriCare Pet Hit」が発表されました。それぞれ気になる機能や使いやすさを新製品発表会で見てきたので、その魅力を紹介していきます。
「LG PuriCare AeroTower」の本体サイズは265(幅)×265(奥行)×1120(高さ)mm、重量は約11.1Kgで、予想実売価格は89,100円(税込)
「LG PuriCare Pet Hit」の本体サイズは315(幅)×315(奥行)×511(高さ)mm、重量は約6.8Kgで、価格は49,500円(税込)
まずは2024年1月11日に発売予定の空気清浄機「LG PuriCare AeroTower」を見ていきます。同社はペット向け機能に特化したモデルや、ライトや充電機能を備えたモデルなど、さまざまな空気清浄機を展開していますが、新モデルのいちばんの特徴は、送風と温風機能を備えていることでしょう。
本体はスリムなタワー型のデザインで、中央のスリット部分から風を送ります。送風機能に加えて、16〜30度の温度設定が可能な温風機能も搭載しており、暑い夏でも寒い冬でも、1年を通して使いやすいところがポイントです。
独特の形状ですが、スリット部分から風が出る際に本体のカーブに沿って流れることで、コアンダ効果を生み出し、風をより遠くまで届けることができるように設計されています
風量調節は10段階で設定でき、送風は「ワイドモード/自然風モード/ペットモード」の3種類から選択が可能です。また、本体正面のディスプレイで空調状況を確認できます
風量や温風と送風の切り替えなどは天面の操作ボタン、もしくはリモコン操作で変更可能。リモコンが本体側面にピタッとくっつくのはなかなかユニークです
ここからはメインとなる空気清浄機能の紹介です。やはりポイントとなるのは、360度全方位から空気を吸引して、部屋の空気を清浄することでしょう。適用床面積は14畳あり、リビングなどに置いてパワフルに使うことができます。気になるフィルターの構造ですが、まずは動画でチェックしてみましょう。
ご覧いただいたように、フィルターの構造は一般的な空気清浄機と同じで、ホコリやハウスダストなどの大きい粒子をキャッチする「洗えるプレフィルター」、花粉やPM2.5などの小さい粒子を除去する「HEPA抗菌フィルター」、タバコやペット臭などを吸引する「脱臭フィルター」を採用した3層構造となっています。
さらに空気清浄機内部にUV LEDライトを搭載し、UV LEDライトを本体内部のファンに照射することで、本体内部のファンに付着した細菌を除去してくれるのもポイント。また、運転音量が23dBと静音性にも配慮されています。
「洗えるプレフィルター」は取り外しが可能で、名前のとおり洗うことができるので、いつでも清潔に保てます
「HEPA抗菌フィルター」と「脱臭フィルター」は一体となっており、交換は20か月が目安です。交換フィルター「PFSCQC01」は別売りで7,700円(税込)となっており、LGカスタマーセンターなどで購入が可能
3層構造のフィルターを取り出した本体の底面にUV LEDを搭載し、本体上部へ空気を送るファンに付着した細菌を除菌します
続いては11月29日に発売されたペット向け機能に特化した空気清浄機「LG PuriCare Pet Hit」を見ていきます。2022年に発売された「LG PuriCare Pet」をコンパクトにデザインした新モデルになっています。その特徴は、ペットの抜け毛や臭い対策に特化したパワフルな空気清浄機能です。
360度全方位から吸引し、適用床面積も37畳と広く、気になるペットの臭いやアレル物質の除去はもちろん、「ペットモード」を使用することで、空気中に舞っているペットの抜け毛をしっかり集塵してくれます。フィルターの構造は前述の「LG PureCare AeroTower」と同じですが、交換目安は約3年と長めです
風量調節は「ターボ・強・中・弱・自動」で切り替えができ、運転モードは「標準モード/スマートモード/ペットモード」を搭載
「ペットモード」は「スマートモード」の約16倍もペットの抜け毛を集塵するパワフルさが魅力です