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ノンフライヤーと鍋を1台で担う“2WAY家電”は忙しい新生活の救世主だ!

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ノンフライヤーと鍋を1台で担う“2WAY家電”は忙しい新生活の救世主だ

春は新シーズンの始まりということで、実家を出てひとり暮らしが始まったり、異動にともなう転居があったりと、これまでと生活がガラッと変わったという方も多いのではないでしょうか。で、その新生活、特にひとり暮らしがスタートした人誰もが割と困るのが、食事問題です。

元々、料理が趣味だった方は大した負担もないでしょうが、日々のご飯を自炊で賄うのはかなり労力コストが大きい。オール外食はひとりだと意外と金銭コストはかからないけど、栄養面での不安がある。そのあたりのバランスをうまく取らないと、生活が回らなくなる可能性も出てきます。

そこで個人的におすすめなのが、冷凍食品やスーパーのお総菜の積極的活用。とりあえず米は自分で炊いて、後のおかずは外注するというプランです。おかずを1人分だけ作るのって、めちゃくちゃコスパが悪いし、味も安定しない。ただ、これら外注おかずをおいしく食べるにはちょっとコツがあって。とにかく「上手に温める」必要があるんです。

スーパー総菜&冷食をおいしく食べるには「エアフライヤー」が最適解!

おかずの温めというと、まず頭に浮かぶのは電子レンジでしょう。まぁ、新生活に必要な調理家電としてはトップクラスに必要なヤツと言えます。ですが、ここであえて試してほしいのが「エアフライヤー(ノンフライヤー)」。庫内に熱風を循環させて加熱調理をするための家電なんですが、これがおかずを温めるのにとても優秀なんです。

スーパーのお総菜の唐揚げ、意外と「上手に温める」のが難しいんですよね

スーパーのお総菜の唐揚げ、意外と「上手に温める」のが難しいんですよね

そもそも、電子レンジ=「ボタンをピッで何でも簡単に温められるマシン」ではありません。汁物の温めこそお手軽ですが、汁気のない総菜は加熱しすぎるとすぐカピカピに乾き、揚げ物は逆にベショベショに湿気ってしまう。微調整で対応するにもかなりテクニックが必要となります。

対してエアフライヤーは熱の回りが均等なので温めムラがおきにくいし、一瞬で食材がカピカピになるほどの出力もないので、割と安心。何より、揚げ物がカリッサクッと揚げたて食感に戻ってくれるのが最高です。

エアフライヤーは昨今かなり人気のジャンルで、各社からいろいろな製品が出ているんですが……ここではサンコー「フライ2 バディ」を推させてください。詳しい理由は後で説明しますんで! いったん聞いて!!

冷食・お総菜の温めに真価を発揮するエアフライヤー「フライ2 バディ」(サンコー)

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サンコー「フライ2 バディ」
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2025/03/12 04:03 新製品ニュース

本体は上下二段の構成で、総菜の温めなどの加熱は下段のガラス製ポットで行われます。なので、温めたいものはガラスポット内の金属メッシュプレートに並べてセットしてください。

このときのポイントは、食材がギュウギュウに密着しないよう適度にすき間を空けること。温めるための熱風は本体上段から吹き付けられて、メッシュを通ってポット底から上へ戻るという循環によってムラなく加熱するので、熱風の通り道を確保するのが大事なんです。

加熱するには、まず食品を下部のガラスポットに適度なすき間を空けて並べます

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続けてパネルで電源ボタンを押し、加熱温度と時間を設定しましょう。熱風調理は温度が下がると熱効率がガクッと落ちるので、温度は基本的には190度から最大の200度ぐらいでいいと思います。

時間は食材の大きさなどでまちまちなので一概には言えませんが、冷えた唐揚げなどで大体3〜5分。凍ったままの冷凍食品なら、パッケージに表記された電子レンジ500Wの調理時間+1〜2分が目安です。加熱の様子はガラスポット越しに見えるので、様子を確認しながら加熱するのが安心かも。

温度と加熱時間の設定はタッチパネルで。あまり細かく考えず、温度MAXで大体問題ありません

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上部のヒーターからの熱風がポット内を循環。全体をまんべんなく加熱してくれます

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エアフライヤーは、冷凍食品のチャーハンもおいしく解凍・温めができます

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電子レンジよりもパラッと仕上がり、さらに加熱時間によっては香ばしいお焦げも作れる!

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「アツアツの唐揚げ on 香ばしいチャーハン」、最高。自炊なんてこんなもんで十分なんすよ、マジで。後は野菜ジュースでも飲んでおきましょう

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冷凍やスーパーのお総菜では気分が満たされない場合は、「油を使わずに揚げ物調理ができる」というノンフライヤー本来の用途で使うのも楽しいです。

たとえば、居酒屋メニューのド定番「ナンコツ唐揚げ」も、やってみると超お手軽。精肉売場で100gあたり100円前後の鶏軟骨を買ってきて、塩・コショウ・ニンニク(チューブのやつでOK)・片栗粉を全体的にまぶしたら、オイルスプレーを使って食用油を吹きかけて200度で 7〜8分ぐらい。これでもう居酒屋を軽く超えてくる軟骨揚げが完成します。宅飲みのつまみに最高!

ノンフライヤーを買うなら、油を霧状にできるオイルスプレーも買っておくと、調理の幅が広がって楽しいと思います。一応、ノンオイルでも調理は可能ですが、やはり多少の油っ気があったほうがおいしいし、食感もカリサクに仕上がります。

エアフライヤーと一緒にあると助かるのが、油を霧状に吹き付けられるオイルスプレー。この量なら2プッシュ(約2cc)で十分です

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揚げてないのに揚げたての「軟骨唐揚げ」完成!

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「揚げないフライドポテト」なんかも、ウマくて簡単で低カロリーと、いいこと尽くしでおすすめ。ジャガイモをクシ切りにして塩・コショウ・顆粒コンソメ・片栗粉をまぶしたら、その上からオイルスプレーして、200度で 15〜18分ほど加熱。外はカリッと、中は湯気が出るほどホックホクという最高のポテトに仕上がってくれます。

ジャガイモも、揚げてないのにカリッとイイ感じに

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宅飲みに最適な、揚げないカロリーオフおつまみセットの完成。しかもガチでうまい!

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サンコー「フライ2 バディ」

エアフライヤーから電気鍋に大変身

ひとまずエアフライヤーひとつあれば、総菜や冷凍食品がグッとおいしく食べられる! というのはご理解いただけたでしょう。コスパよくおいしい食事が手に入るんですが、栄養面として野菜不足は気になるところ。

そこで便利なのが、冬でも夏でも季節問わずの「お鍋」です。鍋なら野菜とタンパク質が大量に摂取できるし、味も多様だから飽きないし、市販の鍋つゆの素を使えば味付けも外れません。それと、洗い物が少なくて片付けが楽。

そこに加えて、ほったらかし加熱ができる「電気鍋」があると、調理の手間もほぼ野菜を切るのみ。本当に簡単なんです。

ひとり暮らしで野菜を摂取するなら、電気鍋を使っての鍋料理がベストと断言したい

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「でもノンフライヤー買っちゃったから、追加で電気鍋を買うお金なんかないよ」って……何言ってんすか? そこにありますよ、電気鍋!

ガラスポットを外した「フライ2 バディ」の側面ボタンを押し込みつつ、本体をクルリと180度回転させると、ノンフライヤーから変形完了。上に付属の鍋を載せることで、電気鍋として使えるんです。

クルリと一瞬で、エアフライヤーが電熱ヒーターに変形!

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あとは付属の鍋を載せれば、加熱の調整が簡単な電気鍋に早変わりです

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鍋の容量は最大1.5Lということで、お鍋としては大体1〜2人前用に対応しています。水の量は鍋つゆの素の指示にあるとおりに入れて、後は鍋からあふれない量の野菜とタンパク質を放り込んで加熱すればOKって寸法です。

パネル操作はノンフライヤーと同じように温度と加熱時間を設定してスタートするだけ。ただし電気鍋モードは最大温度が230度です。

台所のコンロ(ガス/IH)と違い、設定時間が来たら加熱が止まるので、調理中にほったらかせるのがとにかく楽。鍋につきっきりは面倒くさいですしね。鍋に飽きたら、冷凍ラーメンや袋麺の調理にも使えます。さらにカレーやシチューなど煮込み系まで簡単に食事のレパートリーが広げられて便利です。

鍋に最初からシメの麺を放り込んじゃう暴挙も、ひとり鍋なら許されます

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ただ、ちょっと残念なのが、電気鍋モードでの火力の弱さ。今回の撮影においては、2人前量の鍋が沸くまで最大火力(230度)で20分以上かかりました。これはさすがに火力が頼りないと言わざるを得ません。

一度沸いてしまえば、火力を調整して最適な温度を保ち続ける、といった使い方には向いているので、ガスコンロで調理した後の保温鍋として活用するのはありかも。

加熱温度を調整すれば、常に最適アツアツで保温可能

加熱温度を調整すれば、常に最適アツアツで保温可能

片付けに関しては、本体以外のガラスポット・金属メッシュプレート・鍋・ガラスフタといったものがすべて食洗機対応。いちばん大きなガラスポットも、2人世帯用のコンパクト食洗機にギリギリ入りました。本体はあまり汚れる場所もないので、汁はねなどをウェットティッシュで拭ってやれば問題なさそうです。

本体(ヒーター部)以外の鍋やポットは全部食洗機で洗えます。手洗いでもこれぐらいなら大した手間じゃないですけど

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【まとめ】ひとり暮らしの食生活を快適にする2 in 1調理家電

新生活の家電選びだと、調理家電の優先順1位はおそらく電子レンジになるはず。ですが、外注おかず中心の食生活を考えれば、ノンフライヤーはむしろ「電子レンジより便利」すらありえます。

外注おかず温めに威力を発揮するノンフライヤーと、野菜不足を解消するお鍋用の電気鍋があれば、ひとり暮らしの食生活はかなり安定して回せます。その2つが1台で賄えるなら、本モデルを推す理由としては不足ないでしょう。

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きだてたく
Writer
きだてたく
最新の機能派文房具から雑貨・ファンシー系のオモシロ文房具まで、何でも徹底的に使い込んでレビューする文房具ライター。雑誌・WEBで文房具の最新情報や使いこなし記事を執筆するほか、文房具の楽しさを伝えるトークライブやワークショップなども全国各地で精力的に行う。最近は掃除機業界にも進出中!
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金原望弥(編集部)
Editor
金原望弥(編集部)
大学卒業後、出版社にて月刊誌の編集に従事。その後、カカクコムに入社し、ファッションメディア「TASCLAP」を経て、「価格.comマガジン」へ。腕時計やアウトドアを担当するZ世代エディターです。
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