レビュー
ドライヤーと頭皮マッサージャーのハイブリッド!

頭皮ケアができる「スカルプドライヤー」で薄毛リスクやいやなニオイを低減

汗ばむ季節になってくると、頭皮の状態やニオイが気になってきます。毛穴に老廃物が溜まるなどの頭皮環境の乱れは、ニオイやフケの原因になるだけでなく、「薄毛」につながる可能性も。シャンプーはもちろん、頭皮用のブラシやマッサージャーでケアできたらいいけれど、「めんどうだ」という理由でつい後回しになっているという方もいるのでは?

かく言う筆者もその1人。そこで目をつけたのが、そんなめんどうくさがり屋でも使いこなせそうな「スカルプドライヤー HC-6」(以下、スカルプドライヤー)です。スカルプドライヤーは、遠赤外線で髪をやさしく乾かせるだけでなく、付属のアタッチメントを付ければ頭皮マッサージャーにもなる多機能なドライヤー。さっそく、その使用感と効果をチェックしました。

頭皮のニオイは頭皮環境のバロメータ? ということで今回は、頭皮のニオイが染み込みがちな枕のニオイを低減できるかで、スカルプドライヤーの効果をチェックします

「ドライヤー」と「頭皮マッサージャー」の機能を1台に搭載

スカルプドライヤーの最大の特長は、髪を乾かす「ドライヤー」と、頭皮に刺激を与えて頭皮環境を整える「頭皮マッサージャー」の機能が1台になっていること。通常、ヘアドライと頭皮ケアをしようと思ったら、ドライヤーと頭皮マッサージャーの2台を使用しなければならず、それが意外とめんどう。つい、「ドライヤーだけでいいや」となってしまいがちですが、スカルプドライヤーならその2つを1台でこなせます。また、温風と同時に遠赤外線を放出する機構を搭載。約60℃の遠赤低温風で、髪や頭皮をいたわりながらヘアドライができます。

通常の熱が髪の表面を温めるのに対し、遠赤外線は髪の水分に吸収されて熱に変わるため、髪を内側からしっかりと乾かしてくれます

構造をチェック

まずは、ヘアドライと頭皮マッサージの2役をこなす本体の構造を見ていきましょう。ボディの部分にグリップが付いていたり、本体うしろの排気口部分も特徴的な形ですが、操作方法は一般的なドライヤーと同じ。めんどうな操作はありません。

サイズは、112(幅)×194(奥行)×97(高さ)mm。重量は約630gで、見た目ほど重くありません。電源コードの長さは 約1.8 mです

運転モードは、遠赤外線と約60℃の温風で髪を乾かす「遠赤外線ドライモード」、約42℃の遠赤微風と振動ブラシで頭皮を刺激する「スカルプHOTモード」、送風と振動ブラシで育毛剤などの有効成分を頭皮にもみこむ「スカルプCOOLモード」の3種類

グリップ

グリップ

グリップは「スカルプモード」を使用する際、指にかけてしっかりと本体をホールドするために使用します

グリップは「スカルプモード」を使用する際、指にかけてしっかりと本体をホールドするために使用します

排気口のまわりに花びらのように付いている枠は、コードを本体に巻き付けるためのもの

排気口のまわりに花びらのように付いている枠は、コードを本体に巻き付けるためのもの

本体を立てて収納するのに便利です

本体を立てて収納するのに便利です

2種類の頭皮マッサージ用ブラシ

「頭皮マッサージャー」として使用する際に必要となるアタッチメントが付属。「スカルプHOTモード」用の太めブラシと、「スカルプCOOLモード」用の細めブラシの2種類をモードに合わせて使用します。

頭皮をやわらかくもみ流す「スカルプヘッド (大) 」(左)、頭皮を刺激しながら育毛剤などの成分の浸透を助ける「スカルプヘッド (小) 」(右)

スカルプヘッドは大小ともやわらかいシリコンゴム製

スカルプヘッドは大小ともやわらかいシリコンゴム製

アタッチメントはすべて水洗い可能なので、アタッチメント単体で浴室に持ち込み、シャンプーブラシのように使っても気持ちよかったです

それぞれのアタッチメントは、吹き出し口にはめ込むだけで取り付けられます

それぞれのアタッチメントは、吹き出し口にはめ込むだけで取り付けられます

ヘアドライ→頭皮マッサージの流れがめんどうだと感じることはないでしょう

ヘアドライ→頭皮マッサージの流れがめんどうだと感じることはないでしょう

髪と頭皮のケアをしてみよう

実際に、3週間ほどスカルプドライヤーを使ってみました。メーカーが推奨する使用法は、“「スカルプHOTモード」で頭皮の汚れをもみ出した後にシャンプーをし、「遠赤外線ドライモード」で頭皮を乾かした後、育毛剤を塗布。最後に「スカルプCOOLモード」で育毛剤をしっかりもみ込む”という手順。今回は、枕のニオイが減ったかどうかを検証するために、育毛剤の塗布はせずに使用しました。

「スカルプHOTモード」

「スカルプHOTモード」は、約42℃の遠赤微風と振動ブラシで頭皮を刺激するモード。遠赤外線ならではの“ぽかぽか”とした温かさと太めのブラシの振動が頭皮に伝わって、気持ちがよいです。使用した後は、頭皮が温まるだけでなく、頭皮の血流がよくなったのか、柔らかくかつ軽くなった気がしました。ただ、本体を支えつつ頭皮を刺激するので、3分ほど使用していると疲れてきます。「スカルプモード」の場合、1回の使用は3〜5分を推奨されているので、やり過ぎを防ぐにはちょうどいいのかも。腕を上げているのが辛い以外は、振動も激しくないので扱いやすかったです。アタッチメントが振動している様子は、下の動画をチェックしてください。

首の後ろや耳の裏、頭頂部など、下から上に持ち上げるようにブラシを当てると、振動と遠赤の心地よさをより実感できます

「スカルプHOTモード」の場合、吹出口から3cmの場所でも約42℃と、手を近づけても心地よい温度

「スカルプHOTモード」の場合、吹出口から3cmの場所でも約42℃と、手を近づけても心地よい温度

運転をスタートすると、すぐに遠赤外線が立ち上がります。ちなみに、振動の大きさは「スカルプモードHOTモード」「スカルプモードCOOLモード」とも同じ

「遠赤外線ドライモード」

「遠赤外線ドライモード」は遠赤外線と約60℃の温風で髪を乾かすモード。スカルプドライヤーの風量は1.0立方cm/分と多くはないですが、肩につく長さの髪を、6分ほどで乾かすことができました。筆者は普段からヘアケアに特化したドライヤーを使っているので、ハリツヤが向上した実感こそなかったものの、逆にスカルプドライヤーに変えてパサついたということはありません。潤いを守りながら乾かすことができているのではないでしょうか。

スタイリングの仕上げなどに使用する「セット用ノズル」も同梱されています

スタイリングの仕上げなどに使用する「セット用ノズル」も同梱されています

「スカルプCOOLモード」

「スカルプCOOLモード」は、送風と振動ブラシで有効成分を頭皮にもみこむモード。「遠赤外線ドライモード」であたたまった頭皮を落ち着かせてくれる感覚です。筆者は育毛剤を塗布せずに使用しましたが、細いブラシが繊細なタッチでやさしく毛穴を刺激してくれます。

「スカルプCOOLモード」は、「遠赤外線ドライモード」使用時の熱が下がりにくいのか、やや生暖かい風が出続けます。どうしても頭皮に残る熱が暑く感じる時は、本末転倒と思いながらも別のドライヤーで冷風を当てていました

まとめ

筆者はまめなタイプではありませんが、ドライヤーを使わない日は滅多にありません。筆者のような人には、スカルプドライヤーは無理なく頭皮ケアを継続できる便利な製品です。使用し始めて3週間ほどですが、枕のニオイは半分以上に低減されたように感じます。これだけニオイが低減したのだから、頭皮や毛穴への負担も少なくなっているはず。薄毛対策としても有効でしょう。

毎日シャンプーをしているのに、頭皮ケアのありなしでここまで違うとは。頭皮ケアの大切さを再認識しました

毎日シャンプーをしているのに、頭皮ケアのありなしでここまで違うとは。頭皮ケアの大切さを再認識しました

ただ、不満な点が2つあります。まず、「スカルプCOOLモード」は、「遠赤外線ドライモード」や「スカルプCOOLモード」の後に使うと、先に使用したモードの熱が残っているためか、しばらくの間生暖かい風が出てしまうこと。暑い季節に使用することを考えると、爽快感はいまひとつかも。もう1つは、「スカルプHOTモード」の使用タイミングがシャンプー前であること。あくまでメーカー推奨の手順なので、厳密に守らなければならないということもないのでしょうが、スカルプドライヤーを使用するタイミングが1回にまとめられたら、さらに使用しやすいと思いました。

というわけで、改良して欲しいなというポイントはあるものの、ドライヤーと一体化していることで手間がかからず継続しやすいのは確か。頭皮のケアをしたいけれど、「めんどう」という気持ちが先にたってしまう方でも、取り入れやすいのではないでしょうか。

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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