特別企画
大容量、防水、コンパクトなど便利な特徴を備えた製品をチョイス

夏の旅行やキャンプで活用できるモバイルバッテリーを選ぶ

旅行や外出の機会が増える夏本番。スマートフォンは旅先で周辺情報を調べたり、写真を撮ったり、旅やレジャーには欠かせないアイテムだ。ただし、ついつい使い過ぎて、大事なときにバッテリー切れで使えなかった、という経験をした人も少ないくないだろう。そんなときにあると便利なのがモバイルバッテリーだ。モバイルバッテリーがあれば、不慣れな土地や電源の乏しいキャンプでも存分にスマートフォンやタブレットを活用できる。大容量、防水、コンパクトなどの特徴を備え、夏の旅行やレジャーに適したモバイルバッテリー4機種を紹介しよう。

容量とともに、電流も無視できないモバイルバッテリー

モバイルバッテリー選びでは、まずバッテリー容量に目が行く。確かにバッテリー容量は重要だが、発熱などのロスが生じるためバッテリー容量の100%がそのまま充電できるわけではないので注意したい。フル充電したいのなら、スマートフォンのバッテリーより3〜5割程度容量が大きなものを選んだほうがよいだろう。

また、容量とともに重要なのが、電流の大きさだ。USB 2.0ポートは、規格上流すことのできる電流の上限が500mAと決まっているが、最近のスマートフォンやタブレットは、大容量化するバッテリーを急速充電するために、スマートフォンでは1A以上、さらに大きなバッテリーを備えるタブレットの場合は、2A以上の電流を利用していることが多い。モバイルバッテリーを選ぶ場合は、このアンペア数にも注目したい。

モバイルバッテリー選びで重要なアンペア数だが、実は取扱説明書やスペック表に記載されていない場合が多い。そんなときに手がかりになるのが、同梱される充電器に記載されている出力アンペア数だ。この数値を参考にモバイルバッテリーを選ぶといいだろう。

利用するスマートフォンやタブレットに同梱されるACアダプターに記載されている「OUTPUT」の項目にあるアンペア数をみて、スペックの近いものを選ぶのがよい

20000mAhという大容量で、数日の遠征でも心強い
ソニー「サイクルエナジー CP-B20」

20000mAhという大容量が特徴。サイズは約84.4(幅)×175.0(高さ)×23.5(厚さ)mmで、重量は約550gというかなりの大きさだが、複数のスマートフォンやタブレットを数回フル充電できるだけのキャパシティがあり、電源を確保しにくいキャンプなどで力を発揮しそうだ。

出力も高性能モデルらしいハイスペックぶりだ。4つのUSBポートを備えており、それらの合計で最大6.9Aという大出力に対応している。これだけ出力に余裕があれば、複数のタブレットを同時に充電してもまだ余裕がある。

このほか、モバイルバッテリーを充電しながら、同時に接続している機器の充電も可能なので、1つのACコンセントを効率的に活用できるのもポイントだ。

これ1台でスマートフォンやタブレットはもちろんだが、デジカメやモバイルルーターなどさまざまな電気製品のバッテリーをまかなうことができる。レジャー用としてももちろん、家庭用の非常電源にもなる心強い製品といえるだろう。

20000mAh という大容量で、最大4台の機器を同時に充電可能。非常用の電源としても活躍してくれそうだ。4ポートの合計で6.9Aという出力の高さもほかにはない魅力

充電用のACアダプターも同梱される。なお、パススルー機能を備えているので、モバイルバッテリーを充電しながら、平行して4台の機器を充電できる

防水・防塵に対応したアウトドア向けの大容量モバイルバッテリー
チーロ「cheero Tough CHE-051」

高いエネルギーを持つモバイルバッテリーは、安全性を確保するため、水気のない屋内で利用するのが原則だ。そもそも、注意書きに屋外で使用しないことを明記している場合もある。

だが、この「cheero Tough CHE-051」は、端子部分にキャップが備わっており、防塵・防滴に対応しているのが特徴。さらに、耐衝撃構造を採用しており落下にも強いというタフネス性能を前面に出した、アウトドア向けのモバイルバッテリーなのだ。

バッテリー容量は9000mAhで、2.1Aの出力に対応するUSBポートを1系統備えており、スマートフォンやモバイルルーターなど小型機器に限らず、タブレットなどの大型機器も充電できる。

防水・防塵仕様をクリアしているほか、耐衝撃構造に対応。アウトドアシーンで活用しやすい。完全防水ではないので水没などはカバーできないので気をつけたい

キャップで覆われたUSBポートを1系統装備。出力も2.1Aが確保されているので、タブレットやスマートフォンなど幅広い機器で利用できる

2台同時充電に対応した防水&多機能モバイルバッテリー
Goal Zero「Venture 30 Recharger」

こちらもIPX6等級に対応する防水仕様のモバイルバッテリーだが、出力用のUSBポートを2つ備えており、2台の機器を同時に充電できる。サイズは、約82.5(幅)×25(高さ)×114(厚さ)mmで、重量は約250g。内蔵バッテリーは容量7800mAhだが、2.4Aの高出力に対応しており、タブレットでも余裕を持って充電が可能である。また、パススルー機能を備えているため、本機を充電しながら接続した機器を同時に充電できる。

本機は、「スマートチャージ」というユニークな機能を備えている。これは、接続した機器がどれだけの電流に対応するかを調べて、過充電や過熱を抑えて最適の充電が行えるというものだ。充電がうまくいかない場合などに活用できるほか、バッテリーのダメージを抑えた充電が行える。

これに加えて、長期間使わない際の放電を防ぐ「輸送/ストレージモード」を備えている。このように、本機は防水にとどまらず使い勝手を高める機能が多く、なかなか機能的なモバイルバッテリーに仕上がっている。

LEDのインジケーターは、非常用の懐中電灯としても利用できる

LEDのインジケーターは、非常用の懐中電灯としても利用できる

7Wのソーラーパネル「Nomad 7 V2 Solar Panel」とセットの「Venture 30 Solar Recharging Kit」も用意されている

かさばらないACアダプター一体型、1600回の充放電に対応
パナソニック「QE-AL102」

約57(幅)×98(高さ)×19(厚さ)mmで、重量約112gという薄く軽いボディが特徴の小型モバイルバッテリー。容量は1880mAh。出力は1Aで、タブレットよりもスマートフォン向きのモバイルバッテリーだ。

本製品は、ACアダプターと一体型なので、なるべく荷物を減らしたい旅行の際の携帯品に適している。バッテリーそのものの性能が高く、一般的には数百回程度で寿命を迎えるところ、1600回まで繰り返し利用可能なのも見逃せない。
また、カラーバリエーションが6色も用意されており、選択の幅が広いのもほかにはない特徴となっている。

なお、同じくACアダプターを搭載するモバイルバッテリーのシリーズとして、2500mAhの「QE-AL101」、3760mAhの「QE-AL202」、5000mAhの「QE-AL201」というラインアップが用意されており、予算と用途によって選べる。

ACアダプターと兼用というコンパクトさが大きな特徴。旅行に重宝しそうだ

ACアダプターと兼用というコンパクトさが大きな特徴。旅行に重宝しそうだ

シリーズの最上位モデルQE-AL201は、5000mAhの容量を持ち2台同時の充電に対応する。寿命も長く、約2500回の充電・放電に対応する

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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