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夏を快適に過ごすための扇風機や除湿機の新モデルがシャープから続々

業界初で実証! 風に長時間当たっていてもだるくなりにくいプラズマクラスター扇風機

梅雨時期や夏に活躍する扇風機と除湿機の新モデルが、シャープから発表された。ラインアップは、リビングファン3機種とサーキュレーターのようにも使える3Dファン2機種、除湿機が2機種。いずれもプラズマクラスターと独自の送風方法で“健康・快適”を向上させたという。どのような進化を遂げたのか、説明会で見た&聞いたことをお伝えする。

扇風機の風で感じる「だるさ」を抑えるリビングファン

電気代を抑えつつ快適に夏を過ごすために欠かせない扇風機は、DCモーターを搭載した高級モデルが人気。2010年にバルミューダから発売された従来とは異なる構造の羽根とDCモーターを採用した扇風機は、最小風量運転時の消費電力3Wという省エネ性の高さと、静かでムラの少ない風が話題となった。以降、各社が高級扇風機市場に参入。DCモーター搭載機は数千円で購入できるACモーターの扇風機に比べるとはるかに高価だが、快適さを求める人の支持を集めている。

今回発表されたシャープの扇風機も1製品を除く4機種がDCモーターを搭載。なかでも注目したいのが、リビングファンの最上位モデル「PJ-F3DG」だ。前モデルではアサギマダラ蝶の羽の形や動きを応用した「ネイチャーウイング」を採用していたが、PJ-F3DGにはアサギマダラ蝶とアゲハ蝶の両者を掛け合わせた「ハイブリッド・ネイチャーウイング」を装備。7枚羽根で14枚羽根相当だった風が、21枚羽根相当にまで向上し、風のなめらかさも増したという。また、運転中に温度や湿度にあわせて風量を自動調整してくれる「みはり機能」で安心も提供する。

右端にあるのが、リビングファンの最上位モデル「PJ-F3DG」(市場想定価格:31,000円)。その下のモデルとなる「PJ-F3DS」(市場想定価格:26,000円)には、従来同様のネイチャーウイングが搭載されている。左端はACモーター採用の「PJ-F3AS」(市場想定価格:13,000円)で、一般的な5枚羽根を装備。いずれも4月15日発売予定となっている(PJ-F3ASの限定色のみ5月20日発売予定)

ネイチャーウイングには、“くびれ”と“うねり”があるのが特徴。“くびれ”はなめらかな風を届け、“うねり”がムラのない風を作り出す

一般的な羽根と異なり、中央部からも風が放出されるためムラが少なくなる

一般的な羽根と異なり、中央部からも風が放出されるためムラが少なくなる

7枚羽根で14枚羽根相当の風を生み出すネイチャーウイングにアゲハ蝶の尾状突起を加えたのが、PJ-F3DGに採用されるハイブリッド・ネイチャーウイングだ。突起が追加されたことにより、最大風量が約16%アップした

視認しやすいように羽根の先端にテープを貼って回転させると、一般的な5枚羽根とハイブリッド・ネイチャーウイングには3重の軌跡が見える。ハイブリッド・ネイチャーウイングは7枚羽根であるが、7×3(くびれ2、突起1)により21枚羽根相当の送風ができるという

風量が増したことで、従来は32段階だった風量調整が33段階までできるようになった

風量が増したことで、従来は32段階だった風量調整が33段までできるようになった

なお、アサギマダラ蝶の羽を応用したネイチャーウイングと、送風と一緒に放出されるプラズマクラスターの相乗効果により扇風機の風を長時間浴びた際に感じる「だるさ」を抑えられることが研究機関において実証された。だるさ感は、風で体の熱が奪われるとともに肌表面の水分が低下することによって血流が悪くなるため起こると言われている(メーカー談)。なめらかな風とプラズマクラスターイオンを取り囲む水分子による保湿で、だるくならずに済むのだそう。

サーキュレーターにもなる3Dファン

上下左右に首振り可能な3Dファンは、アホウドリの翼を応用したネイチャーウイングを採用することで直進性の高い風を生み出す。部屋の空気をかき回すように循環させることができるため、エアコンの冷房と併用すると節電効果や快適さが高まるサーキュレーターのようにも使える。この仕様はそのままに、上位モデル「PJ-F2DBG」にはアマツバメの翼と掛け合わせたハイブリッド・ネイチャーウイングを装備。これにより、最大風量が約50%増大したという。

右が上位モデル「PJ-F2DBG」(市場想定価格:35,000円)で、左が下位モデル「PJ-F2DS」(市場想定価格:23,000円)。4月15日発売予定

上位モデル「PJ-F2DBG」に採用されているハイブリッド・ネイチャーウイングは、アマツバメの翼のように付け根部分に丸みをもたせ、先端を尖らせることで風量増大を実現した

PJ-F2DBGは羽根が異なるたけでなく、コードレスでも使える仕様となっている。充電時間約6時間で、最大約14時間運転可能。また、リビングファンの上位モデル同様に「みはり機能」も搭載されている

2機種とも上下に約100°、左右に約90°で首振りできる(下の動画参照)。上下の首振りはフルターンするだけでなく、上約40°〜下約10°に設定することも可能。もちろん一方向に固定もできるので、季節や用途にあわせて調整しやすい。

プラズマクラスターでイヤなニオイが低減できる除湿機

リビングやサニタリールームの湿度を除去するだけでなく部屋干しにも役立つ除湿機は、除湿可能面積15〜30畳の大容量タイプ「CV-F120」と9〜18畳のコンパクトタイプ「CV-F71」の2機種を用意。両タイプともプラズマクラスターイオンを放出することで付着カビ菌の増殖を抑えるとともに、部屋干し衣類の生乾き臭、付着臭を消臭する。

左が除湿能力12L/日の大容量タイプ「CV-F120」(市場想定価格:58,000円)で、3月15日発売予定。右にある除湿能力7L/日のコンパクトタイプ「CV-F71」(市場想定価格:39,000円)は、4月15日発売予定となっている

まずは、ファミリー世帯を想定したCV-F120の特徴から見ていこう。CV-F120は上下に最大約180°送風できるのがポイント。床付近から天井方向まで風を届けることができるため、2段干しの衣類もしっかり乾かすことができる。

ツインコンプレッサー方式を採用しており、衣類乾燥(強運転)時の1時間あたりの電気代は約7.6円(60Hz)で、運転音は45dB

背面の吸気部分には、従来よりも約1.3倍のホコリが取れるように性能が向上したプレフィルターを装備

背面の吸気部分には、従来よりも約1.3倍のホコリが取れるように性能が向上したプレフィルターを装備

排水タンクの容量は約3.1Lで、満水になると運転が自動停止する。また、市販のホースを装着すれば連続排水も可能

続いて紹介するCV-F71は、単身者や共働き世帯がサニタリールームで夜間衣類乾燥できるように設置面積や運転音に配慮したモデル。304(幅)×203(奥行)mmというサイズで、ほぼA4サイズのスペースがあれば設置できる。このようなコンパクトタイプの場合、デシカント方式であることが多いが、CV-F71はコンプレッサー方式を採用しているのも魅力だ。衣類乾燥(強運転)時の1時間あたりの電気代は約4.9円(60Hz)で、運転音は43dBとなっている。

移動させて使えるように、ハンドルを装着

移動させて使えるように、ハンドルを装着

排水タンクの容量は約2.5L。ホースを用意すれば、連続排水も可能となる

排水タンクの容量は約2.5L

吹出口にルーバーを設けることで、プラズマクラスターの風を左右広範囲に届けられるようにしている

吹出口にルーバーを設けることで、プラズマクラスターの風を左右広範囲に届けられるようにしている

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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