電球色から昼光色まで簡単に色温度が変えられるLED電球

より手軽に使える多機能LED照明「Philips Hue ホワイトグラデーション」登場

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スマートフォンのアプリで調光/調色できる次世代LED照明「Philips Hue」シリーズから、電球色から昼光色までの白色光に絞った低価格版が登場した。専用リモコンをオプションで用意することで、より手軽に操作できるようにもなっている。その概要をレポートしよう。

「Philips Hue ホワイトグラデーション」

「Philips Hue ホワイトグラデーション」

日常で使う白色光に絞ったLED照明

今回フィリップスから登場したのは、スマートフォンのアプリで明るさや色を変えられる多機能LED照明「Philips Hue」シリーズの新モデル「Philips Hue ホワイトグラデーション」。名前の通り、白色に特化したモデルで、電球色から昼光色まで色温度を変えられるLED電球だ。

そもそも「Hue」シリーズといえば、RGBのLEDモジュールを搭載しカラフルに光らせたり、それをスマートフォンからコントロールできるのが、大きな魅力。ともあれ、通常のLED電球に比べて割高で、ソケットに挿し込めればすぐ使えるというものでもなかった。それに対し、今回のモデルは白色光に絞ることでリーズナブルな価格を実現し、さらに専用のリモコン「Dimmerスイッチ」をオプションで用意することで操作も手軽にしているのが特徴だ。

直下方向のLED電球。口金はE26の一般的なタイプで、取り付けられる照明器具も多い

直下方向のLED電球。口金はE26の一般的なタイプで、取り付けられる照明器具も多い

本製品で表現できる色温度は主に、電球色(2200〜2700ケルビン)、昼白色(5000ケルビン)、昼光色(6500ケルビン)といった日常生活でよく使う白色光に限定されている。この色自体は電球を初めて量産化したフィリップスのノウハウを元にしたもので、朝起きた時は昼白色、日中活動している時は昼光色、就寝前にくつろいだり本を読んだりするときは電球色というように生活シーンや時間に応じて使い分けられるようになっている。

明るさは4200ケルビン時で800ルーメン(約60W型相当)。消費電力は最大10W。口金がE26。平均寿命は最大25,000時間となっている。

生活サイクルにあった色をすぐに選べる4つのライトレシピ

別売の専用リモコン「Dimmerスイッチ」

別売の専用リモコン「Dimmerスイッチ」

操作面でのトピックは、別売の専用リモコン「Dimmerスイッチ」を用意したこと。4つのボタンを搭載したリモコンによって、点灯や消灯をはじめ、色温度の調整も手元で行えるようになっている。夜間起きた時はなるべくまぶしい灯りはさけたいものだが、これまでのHueシリーズでは、操作にスマホの画面を見る必要があり、完全に目が覚めてしまうこともあった。リモコン操作によってそういうことがなくなるのも、ありがたいところだろう。

さらに、便利なのは「4つのライトレシピ」と呼ばれるプリセットを用意している点だ。プリセットには「くつろぐ」「本を読む」「集中する」「やる気を出す」という日常シーンによって適した色温度が設定されており、ボタンひとつで適した明るさに自動調節してくれる。たとえば、寝る前にプリセットを呼び出して消灯しておけば、次にオンにしたときはその明るさで点灯してくれる。トイレに行くために起きた時なども、瞬時にほのかな目にやさしい明るさで点灯することができるのだ。

生活スタイルに合わせて色温度を調整できる「Dimmerスイッチ」。日常シーンに合わせて4つの光を瞬時に呼び出せる

なお、LED電球本体と「Dimmerスイッチ」間の通信は赤外線通信ではなく、「ZigBee」という通信規格が使われている。はじめにペアリング操作(両方を近づけてボタンを押すだけ)が必要だが、済ませてしまえばひとつのリモコンで最大10台のLED電球を一括で操作することも可能だ(個別調整はスマートフォン用アプリのみ対応)。

また「Dimmerスイッチ」にはさまざまな場所に取り付けできる専用ホルダーが付属している。ホルダーはネジ止め用の穴、両面テープ、マグネットのいずれかで壁面などに固定可能。電球が取り付けられることの多い玄関などにおいても、このホルダーがあれば便利に使えそうだ。

専用リモコン「Dimmerスイッチ」(左)と、そのホルダー(右)

専用リモコン「Dimmerスイッチ」(左)と、そのホルダー(右)

そのほか、これまでのHueシリーズと同様、アップルのスマートホーム規格「Apple HomeKit」に対応し、iOSの「Siri」を通じて音声でコントロールすることも可能。またスマートフォンでコントロールするときに必要な「Hue ブリッジ」を加えることで、タイマー設定などの細かいカスタマイズも行える。

製品ラインアップは、LED電球単品の「フィリップス Hue ホワイトグラデーション」と、専用リモコン「Dimmerスイッチ」のほか、LED電球×2とリモコンに加えてHueブリッジも付けた「Philips Hue ホワイトグラデーション スターターセット」の3製品。

市場想定価格は、「Philips Hue ホワイトグラデーション」が3,480円(税別)、「Dimmerスイッチ」が2,800円(税別)、「Philips Hue ホワイトグラデーション スターターセット」が14,800円(税別)。12月6日よりECサイトで発売開始。順次販売を広げていく。

銭袋秀明(編集部)

銭袋秀明(編集部)

編集部の平均体重を底上げしている下っ端部員。アキバをフィールドワークにする30代。2015年4月、某編集部から異動して価格.comマガジン編集部へ。今年こそ、結果にコミット!

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2017.4.27 更新
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