今でこそ、多くの健康機器メーカーがこぞって販売している、もみメカを搭載したシートタイプのマッサージ器。そのシートタイプのマッサージ器を大ヒットさせたメーカーとして知られるドリームファクトリーが、2017年1月20日、人気のデザイン家電ブランド「amadana」とコラボしたフットマッサージャー「ドクターエア ×amadana 3Dフットマッサージャー MF-001 AM」(以下、MF-001 AM)を発売した。当日は、同社の代名詞とも言えるシートタイプのマッサージ器「3Dマッサージシート」の上位機種もお披露目されたので、合わせてチェックしてきた。
「MF-001 AM」と、今年3月に発表予定の「3Dマッサージシート」の上位モデル。寝室のインテリアにもマッチしたデザインだ
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シックな木目調のデザインで洗練された印象の「MF-001 AM」は、ふくらはぎと足裏をもみほぐすことができるフットマッサージャー。エアーバッグがやさしく脚を包み込み、つま先からふくらはぎまで、脚全体を絞り上げる。それと同時に、足裏に配置されたローラーがかかとと足裏を刺激し、ひざ下全体をしっかりもみほぐしてくれる。本製品のベースとなっているのは、2016年11月に発売された「ドクターエア 3Dフットマッサージャー MF-001」で、機能はまったく同じ。価格は48,300円(税込)となる。
木目柄はプリント。本体サイズは、430(幅)×430(奥行)×410(高さ)mm、重量は6kgとなる。エアー圧力は60kpa以下
横から見たところ。落ち着いたたたずまいに、なぜか花を生けたくなるのは筆者だけだろうか
マッサージのモードは、「全体(ALL)」「脚(LOWER)」「ふくらはぎ(UPPER)」から選択可能。エアーの締め付けの強さは「弱(LOW)」「中(MED)」「強(HIGH)」の3段階で、ローラーの動きも「自動(AUTO)」「連続(CONTINUOUS)」から選ぶことができる。運転は約20分で自動的に停止する。
操作部も、もちろんamadanaデザイン。デザイン性が高く、視認性も問題ない
足の挿入部分はファスナー式のゆったりした設計
足が直接触れる部分のカバーは、取り外して洗濯可能。清潔に使用できる
「MF-001 AM」は、ドクターエア ×amadanaのコラボプロジェクトの第1弾ということで、従来機を踏襲したものとなった。次回のプロジェクトでは、製品をゼロからamadanaと共同で開発していく予定だという。
発表会場では、今年の3月に正式発表予定だという「3D マッサージシート」の上位モデル「3D マッサージシート プレミアム」もお披露目された。従来機よりも大きなもみ玉を採用し、20〜30万円で販売されているマッサージチェア用(メーカー談)のもみユニットが内蔵され、もみ玉の上下施術範囲は業界最大の70cm(メーカー談)となっているのが特徴だ。従来モデルではできなかった、もみ幅などの調節機能が追加され、より体格に合ったマッサージが可能になる。また、たたき機能も追加。もみ、たたき、指圧、もみたたきの4つの運転モードで、本格的なマッサージチェアにも引けをとらない癒し効果が期待できるという。カラーはディープレッド、ブラウン、ブラックをラインアップ。価格は37,800円(税込)になる予定だという。
総重量は7.35kgと従来機より重くなるが、女性1人でも移動させられる重さだ
機能を高めつつ、「マッサージシート」としての薄さや軽さを保つために試行錯誤を重ねたという。もみユニットの重さや厚みが増す分、もみユニット以外の部分をできるだけ薄く、軽くした
リモコンひとつをとっても、従来モデルのもの(右)に比べて機能が充実したのがわかる。「3D マッサージシート プレミアム」のリモコン(左)は、本格的マッサージチェアのリモコンのようだ
フットマッサージャー「MF-001 AM」は手前に傾けて使うこともできるので、「3D マッサージシート プレミアム」と同時に使用も可能だ