ゴルフのボールといえば圧倒的に白が多いのですが、中にはカラーボールを使われている方もいらっしゃいます。筆者のように長年ゴルフをやっている人間は、今を去ること30年ほど前にもカラーボールブームがあったなあ〜ということを思い出します。その後ブームは沈静化しますが、アメリカの人気女子プロゴルファー、ポーラ・クリーマーの活躍により再びカラーボールが脚光をあびることになったのが10〜12年ほど前のことでしょうか。さすがに男子プロで、カラーボールを使用している人は多くはいませんが、どこにボールが飛ぶかわからないアマチュアには、打球を目で追いやすい、見つけやすいといったメリットもあります。最近はカラーバリエーションも豊富なので、女性を中心にまた人気が高まっていますね。
ということで、筆者もカラーボールを購入してみました。もちろん、ちょっと変わっていることはいうまでもありませんぞ。
なんと桐(きり)箱に入っています。高級感がただよいますね
筆者が購入したのは、神々しく金色に輝くゴルフボール。というのもこのゴルフボール、箔(はく)の街として有名な石川県金沢市でていねいに作られた、光り輝く“金沢箔”を表面コートした逸品なのです。
筆者が購入したのはボール2個と大小のティー2本がセットになったもの。もちろんティーにも金箔(きんぱく)が施されています
ディンプル(ボール表面のくぼみ)があるにもかかわらず、非常にていねいにきれいに金箔がコートされています
金箔加工が施されたティーも豪華です
実際のゴルフ場でティーアップしてみました。今回は黄金ずくめなので、グリーンマーカーにも金貨を用意。ちなみにプレーしたのはシニア用の金色ティーではなくレギュラーのホワイトですよ♪
金箔ボールを打つドライバーは、同じく黄金色に輝く筆者愛用のマルマン「マジェスティ プレステジオ」。ちなみに、セットで100万円を超える超高級クラブです!!!
何回プレーしても、スタートホールの第1打は緊張しますねえ〜。しかも金の玉だし!?
残念ながら第1打はラフに。しかし、ラフに入ってもその輝きはまったく衰えません。なお、この後は金箔がはがれるのがイヤなのでいつものボールでプレーしました
なお、このボールは決してお安くありません。OBを連発される方やよく池に落とされる方は、もう少し練習してから使われるほうがいいかもしれませんね。決して上手とはいえない筆者は、とっとといつものボールに変更しました。ちなみに、ベースのボールは公認球ですが、金箔ゴルフボール自体は公認球ではありませんので競技などでは使えません、念のため。また、使用中に金箔が一部はがれてしまうことがあるのでお気をつけください。
コンペの景品としてはもちろんですが、ゴルフ好きの方へのプレゼントや記念品として贈っても喜ばれますよ。いつも以上に、スタートホールの1打目を緊張して打った筆者でした。